越前経ヶ岳 〜涼を求めたが暑かった〜 [福井県 大野市]


- GPS
- 07:02
- 距離
- 13.7km
- 登り
- 1,419m
- 下り
- 1,417m
コースタイム
- 山行
- 5:44
- 休憩
- 1:16
- 合計
- 7:00
天候 | 晴れて暑かった |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
経ヶ岳の下りは急なので気を付けたい。 |
その他周辺情報 | 六呂師に温泉施設がある。 |
写真
感想
GWの時に荒島岳から見た経ヶ岳の姿に惚れ込んでしまっていたので、今日は惚れ込んだ経ヶ岳に登ることにした。
夜中に車を走らせて、車中泊と奥越には随分通い慣れてしまったものだ。
夜中は寒いくらいだったが、朝に青少年自然の家に着いた時には既に暑かった。
ゆっくり準備をしてから出発は7時だ。
林道を歩いて直ぐに左に逸れる登山道を発見し、どうやら尾根まで続いている感じなので登ってみる。
すると少し歩いたら大きなオオスズメバチが何匹も彷徨いている。
女王バチで巣作りしているから危険ではないのは分かってはいても、親指くらいある大きさの蜂が近寄ってきたら怖いに決まっているので林道まで引き返して正規のルートを辿る。
正規のルートでもスズメバチはいたが、どうしようもないので素通りして進んだ。
尾根に出てひたすら登ると林道に着き、それを跨いで更に登っていく。
当然この林道から登る人はいるけど、どうせなら下から登ったほうが良いという考えは変わらないのだ。
長い樹林帯をただただひたすら登っていくとアダムとイブという胴体をクロスさせたブナが出てきた。
登山道の真ん中に偶然あったからその名が付けられたのだろう。
それを過ぎて更に登り詰めれば保月山だ。
保月山に登り詰めれば樹林帯での急坂の疲れは飛ぶものだ。
記念写真撮るときに目の前をウロウロするクロメマトイに邪魔された。
保月山で小休止したら杓子岳に進む。
杓子岳への登りは樹林帯の登りだった保月山とは明らかに違い、溶岩の尾根になり周りも少しずつ見渡せるようになる。
急な梯子を何個か登れば杓子岳に着く。
杓子岳に着けば森林限界と同じような草原になり、目的の経ヶ岳も圧倒的なスケールの姿で出迎えてくれた。
景色もよく、草原の尾根を気持ちよく進み、緩やかな登りを詰めれば中岳だ。
中岳からはかなりしんどくなるので十分に休憩してからアタックする。
中岳からいきなりのロープ付きの激下りが始まり、100m位は下るだろう。
下っている最中に見る経ヶ岳の直下は圧巻と言うよりは心折れそうになる。
そして暗部からはその経ヶ岳までの鬼のような直下が待っていた。
300mの直下はみるみる体力と気力を奪っていくが、ミヤマキンバイがかなり癒しになった。
やがて残り50m位まで登ると火口がハッキリと見てとれる。
噴火の凄まじさがハッキリと分かる。
いよいよ山頂に着けばそれなりに人がいて賑やかだった。
記念写真をさっさと済ませ、景色を見渡すとお約束の雄大な白山がお出迎えしてくれた。
三ノ峰の後ろから高い山が、そう御嶽山です。
荒島岳、能郷白山や銀杏峰など文句なしだ。
大休止の前に三角点を踏むために北へ向かうとカタクリが沢山咲いていて堪らなかった。
三角点からは白山が更に大きく見えた。
山頂で大休止を済ませたら下りに入るが、これもまたキツいものなのだ。
300mの直下下りは慎重に下らなければならず、下りきったら中岳までのキツい登りを強いられかなり堪えたが、そこから先に登り返しはないのでホッとする。
杓子岳まで登ってきた経ヶ岳を気持ちの良く見ながら歩き如何にキツかったかを実感した。
杓子岳から保月山も溶岩なので慎重に下り、保月山からはゆっくり気持ち良く下りきった。
両白山地は初めてだったが、美しい山々が白山まで連なる最高のエリアだ。
日差しが強かったので日焼けが凄かった。
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