神様を迎えにー月山・湯殿山ー

2012年05月04日(金) [日帰り]

• GPS: --:--
• 距離: 14.8km
• 登り: 1,327m
• 下り: 1,071m

コースタイム

出羽三山神社社務所発3:25-4合目4:10-竜ヶ池4:46-5合目4:56-6合目(朝食)5:38〜6:20-7合目小屋跡7:10〜20-8合目中の宮7:52〜8:10-一の岳下8:52-一の岳9:16-9合目佛生池9:40〜9:55-行者返し上10:30-月山山頂11:16〜36ー牛首付近(昼食)12:09〜12:30-湯殿山大鳥居14:26

天候

小雨

アクセス

利用交通機関：

バス

特別許可を得て4合目までマイクロバス。

コース状況／危険箇所等

海道坂下の交差点でゲートが閉まっている。除雪は4合目まで進んでいる。しかし毎年7月1日の山開き(月山の場合は「御戸開き」という)1週間前までゲートは閉まっている。湯殿山に下山した場合参籠所で入浴できる。(400円)

写真

5/4 4:11

4合目出発手ぶれで雰囲気だけ

5/4 4:12

5/4 4:38

5合目下

5/4 4:45

竜ヶ池

5/4 5:13

5合目。杉の木の下に祠があり祈祷する。

5/4 5:29

6合目避難小屋

5/4 5:33

5/4 6:36

6合目上

5/4 6:38

5/4 6:54

5/4 6:54

5/4 7:13

7合目(駒止)小屋跡

5/4 7:40

5/4 7:55

8合目中の宮

5/4 7:56

後ろの建物は御田原参籠所

5/4 7:56

5/4 8:47

一の岳にて

5/4 9:17

竹製の金剛杖。代々から受け継がれて使用しているのか底光りしている。

5/4 9:26

畳石

5/4 9:26

畳石を行く。

5/4 9:41

9合目佛生池にて祈祷する

5/4 10:47

モックラ坂(昔,強力たちが長いこの坂を「もっくら,もっくら」と言いながら歩いたから名付けたという)

5/4 11:15

山頂の社殿。

5/4 11:19

神社職員の唱和で祈祷が始まる。雨具の中には白装束の正装をしている。

5/4 11:20

5/4 11:21

5/4 11:21

5/4 11:25

御行様のみなさん。

5/4 11:25

5/4 11:50

旧鍛冶小屋跡の下の急斜面「鍛冶月光」を下る。左側に行かなように。

5/4 12:03

御行様のみなさんは竹製の金剛杖でグリセード。

5/4 12:03

5/4 12:23

牛首付近で昼食

5/4 13:14

5/4 13:16

5/4 13:21

5/4 13:37

湯殿山直下の装束場。ここから左に仙人沢に下る旧道に入る。右側は夏道になっているが急斜面である。

5/4 13:57

仙人沢祈祷所が見えてきた。

5/4 14:03

仙人沢祈祷所上部の急斜面。

5/4 14:24

湯殿山大鳥居

撮影機器：

PowerShot A570 IS CANON

感想

katoken

　毎年恒例の「さか迎け」神事が行われた。月山開山以来なのか1000年以上も続いているのだろう。春山代参といって5月2日から11の各集落から2人選ばれてあるいは輪番制で集まって合計二十余人(尊敬を込めて「御行様」と呼称している)で羽黒山の社殿で月山・湯殿山へ入る神事が行われる。そのあと神様を迎えに行く。また今年の豊作・家内安全を祈る。下山後再び羽黒山合祭殿に行き神事を行い直会いをする。斎館に泊って翌日羽黒山石段を下り隋神門で信者の方々から迎えられる。各集落に戻った2人の御行様は酒で迎えられ無事下山の報告をする。
　ちなみに「さか」と書いたのは御行様を「隋神門の坂」で迎えるとか「酒で」迎えるなど諸説紛々があるためである。
　私たちは昨年から羽黒地区山岳遭難捜索救援隊として研修を兼ねて御行様と一緒に行動した。
　今冬は大雪だと言うが山は昨年より少ないのにはびっくりした。完全な里雪型である。例年も昨年も一の岳から稜線を歩いて9合目に行けたのにブッシュが出て畳石を迂回するほである。