石鎚山〜ひさしぶりの単独登山〜
- GPS
- --:--
- 距離
- 8.1km
- 登り
- 885m
- 下り
- 866m
コースタイム
13:20下山開始〜14:00夜明峠〜14:20試し鎖の休憩小屋〜15:35成就社〜16:00ロープウェイ山頂成就駅
天候 | 曇り時々小雨(平地の予報は曇り時々晴れでした) |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
【5/3】22:50発 大阪〜愛媛県伊予西条駅(いしづちライナー\4700) 【5/4】5:45 伊予西条駅着 往路 7:43 伊予西条発(路線バス\970) 8:30 ロープウェイ前着 復路 17:22 ロープウェイ前発 18:10 伊予西条着 23:00発高速バスにて帰阪(翌朝5:30着) ※ロープウエイは臨時便あり。(往復\1900) |
コース状況/ 危険箇所等 |
◆鎖場 雨で濡れていたせいか、想像よりも怖かったです。 三点支持を守り、手は鎖があるので、足場をじっくり探して登るのがよいかと思います。 ◆その他登山道 木材で舗装してある箇所が多く、下山時は濡れているとよく滑ります。 (この日もヘリが飛んでいて、どなたか怪我をされたようです。鎖道ではないらしいので、滑ったのかもしれません) ◆日帰り温泉 伊予西条駅より徒歩10分「武丈の湯」は500円で露天もあるいいお風呂。 23時まで開いているので、高速バス待ちにちょうどよかった。 |
写真
感想
当初、同じ愛媛でも笹ヶ峰周辺を縦走する予定でしたが、
諸事情により急遽このコースに変更しました。
といっても石鎚山は数年前から行きたいと思っていた場所。
そうとなれば段取りは早いです。
行きのバスチケットはすでに購入済みのため、帰りのバスを手配。
焦って下山するのも嫌だなと、帰りも夜行バスにしました。
久しぶりの一人山旅のはじまりです。
早朝、伊予西条にバスで到着。人生初の四国上陸。
駅の周辺には時間を潰せそうなところもなく、トイレで身支度したり、
駅のベンチでパンを食べたりしてバスの出発時間まで待ちます。
ふとロープウェイ行きのバス停を見ると、数名の登山者(遠めに見てもごっつい荷物の若者たち)がすでに座っていたので、私も並んでおこうとバス停に移動。
この若者たちや、お遍路をされている方々の会話に耳を傾けてバスを待ちます。
(本を読んでるよりずっと面白いお話が聞けます)
時々会話に加わったりもして、これが一人旅の楽しみでもあります。
お遍路さんはみな、とてもよい表情をされているなと感じました。
あっという間に時間が過ぎ、満員のバスに乗り込みます。
1時間でロープウェイ前に到着。ここからロープウェイで成就社駅まで向かいます。
お参りをして、いよいよ山歩きです。
もっと舗装ばかりで、人工的な感じの山かと思っていたのですが、
想像していたよりもずっと緑が気持ちよく、霧がかかると幻想的でさえあります。
今日は17:22のバスに乗ると決めているので、ゆっくりのんびりです。
雨だけが心配。
さて、まずは試しの鎖に到着。
ここはちょっと渋滞気味でしたので、後ろの方にも気を使います。
(性格的に、こういうときに焦りやすい)
なんとか下りも無事に終わり、休憩小屋はスルーして先へ進みます。
少しずつ、風が強くなってきました。
雨はまだありませんが、晴れる気配はまったくなし。
うーん、一人だとやっぱり雨女なのだろうか。
晴れ男を自称するいつものパートナーOmaeさんの顔が、憎らしげに思い浮かびます。
二ノ鎖に到着。あれれ、誰もいません。が、ともかくのぼります。
先ほどよりも一層長く、登りにくい箇所が増えました。
65メートルあるそうです。
岩場もぬれていて、いかにも滑りそうですが、靴のグリップとしっかりした鎖でなんとかクリアします。
そういえば靴も今期買いなおして、今回二度目の使用です。
この鎖場で、靴への信頼は格段に高まりました。
二ノ鎖では、登りきるまでずっと一人でした。
手袋は泥水まみれだし、景色は見えないしで、なんとなく気持ちが沈みかけ、
三ノ鎖はもういいか、、と思い始めます。
三ノ鎖への分岐点で、一度は通り過ぎましたが、取り合えずどんなものか見てみることに。
ガスで先が見えなくなった天へと向かうような長い鎖を見ると、、
最後まで登りきりたいと思いました。
68メートルあるという鎖は、これまでで一番垂直に近く、長くて正直しんどかったです。
ここは観光の延長で来ている方も多いようですが、
雨の日は岩が滑りやすいので、慣れない方は無理しないほうがいいでしょう。
クライミングをしていなかったら、私も登れたかどうか・・・。
ともかく、鎖を全て登りきり、山頂に着いたときは達成感と安堵感でいっぱいに。
お参りを済ませると、待っていたようにおなかがグ〜。
小屋でカレーをいただきました。
外は風が出てきて寒いし、かといって早く下山しても時間が余るなぁと、意味もなく小屋の中や山頂広場をうろうろします。
途中で、天狗岳ってのがあるんだと思い出し、見に行きますが
ガスで全く見えません。
行ったこともないのでどんな道かも分からず、風も強いので今回は見送ることとしました。
このとき既に、いつか晴れた日に再訪しようと心に決めていました。
まだまだ時間は余りそうですが、ゆっくり歩いて下ることに。
鎖で登った場所は、下山時には巻き道を使うので新鮮です。
途中、ヘリの音がずっとしていましたが、お土産もの屋さんのお話では、
どなたか怪我をされたとのことでした。
のんびり下っても16時過ぎにはバス停に到着してしまいました。
あとはバスを待つだけです。
バス停で、行きのバスでも一緒だった方が何人かいらっしゃって、
その方たちとお話をしていると、時間もあっという間に過ぎました。
お土産物屋のおじさん、おばさんも親切で、中で座って待つといいよと、
椅子を出してくれました。
お話してくれたみなさま、楽しい時間をありがとうございました!!
この後は、西条駅から徒歩10分の日帰り温泉にて汗を流し、チューハイ飲んでほろ酔い気分で高速バスに乗って帰りました。
短い一人旅、これにて終了。
これが、独身最後の単独山行かも??
今回、おひとりで、はるばる四国の石鎚山目指して登られたのですね〜
石鎚山は、険しいお山だというイメージです。
登りがいのありそうなお山、、、。
いくつもの鎖場、よく登られましたね、
鎖の長いものは68mって!? 驚きました〜
独身最後の単独登山、旅を満喫できたようでよかったです〜。
ご結婚されてからも、またたくさん山を楽しんでくださいね
padmaさん、こんにちは
予定通り四国に行かれて石鎚山を歩かれたのですね!
自分もいつかいってみたいと思っている山なので、興味深く拝見させていただきました
鎖場もそれほど長いものがあるとは知りませんでした。
あいにくの天気だったようですが、それはそれで幻想的ですよね。
自分も石鎚山へ行ってみますね。
※記録を拝見しているとカレーの登場が多いようですね かなりのカレー好きさんですか??
うんうん・・・ 確かに同じ様な天気でした・・・( ̄0 ̄;
私は昨年 石鎚山へ行きましたが西之川から登ったんで成就社へ着いた頃には
体力が1/3になってました。
鎖場は最初の試しの鎖が一番危なかったと言う記憶が残ってます。
ん? 独身最後の単独???
おめでとうございます♪\(^ω^\)( /^ω^)/♪
やまちゃん&連れさんにメールしよっ!
そうなんです、久しぶりの「おひとりさま」の遠出でした。
時々、誰にも頼らずにちゃんと山にいけるかどうか、自分を確かめたくなります
独身最後と言うには少々早まってしまったのですが、
ありがとうございます
slowlifeさんのように、家族で楽しく、時にはハードに山歩きができたらいいなぁと思っています!!
予定通りではなかったのですが、なんとか四国に行けました〜。
お天気運、今年はちょっと調子悪いですよ
石鎚は秋がおすすめだとお土産物屋のおばちゃんが、会話の中で3回は言ってました!(天候が安定して展望がよいから)
次は秋に行こうと思います
カレー、何かにつけて食べてしまいますがカレー好きという自覚はまだありません。
M-kichiさんの石鎚の記録は覚えがありますよ〜。
なので、鎖の途中でおばちゃんが休憩してて邪魔だったというのを思いだしていました。
こんな場所のどこで休憩できるんだろう??って。
4日の天候は本当に読みが甘かったです
ですが、なんとか登れたのでよしとします。
M-kichiさんみたいに車があれば、、、
好天の5日も満喫したかったなぁ
padmaさん、こんばんは
私にとって多分人生初登山は石鎚でないかと
両親とも愛媛出身なので非常に馴染みのある山なのです
でも最近山歩きをするようになってからはまだ未登でして…
是非今年こそ登ってみたいと思ってます
麓からみえる石鎚は荘厳な雰囲気です
あっ、それとバスも良いですがフェリーもイイですよ
港からみる石鎚はホントにカッコいいっす
時間も料金も同じくらいと思います
utaotoさん、こんにちは。
なるほど、utaotoさんは愛媛にゆかりのある方だったのですね
初登山とは思い出深いですね
今回は残念ながら石鎚を遠くから眺めることもできなかったのです
次はフェリーで行ってみようと思います!
いい情報をありがとうございます!
一人旅、満喫されましたか?
一人で動くときはいつも自分の持つ全ての窓が外界に向いていて、それらの窓を残らず開け放して立っている自分をイメージしています。
(そこから妄想がスタートするのです )
石鎚山の険しさはよく聞きますが、レコで拝見したのは初めてです。
無心で登って山頂で何を思うのか、想像が膨らみます
さて、いつ行こうかな
「独身最後の」・・・
ごめんなさい
結婚している方だとばかり思っていました。
ご夫婦だと・・・
先走りますが、おめでとうございます
ひとつの区切りになる山行でしたか
コメントありがとうございます!
一人の時は、monsieurさんのように外界に開け放っているようでいて、
一方では全部の意識が自分自身に向かっているようでもあります。
気がつくと取りとめの無いことをずぅっと考えていたりとか・・・。
(先走りの)お祝いのお言葉ありがとうございます
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する