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Yamareco

記録ID: 1876098
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無雪期ピークハント/縦走
北陸

月ヶ原山

2019年06月01日(土) [日帰り]
 - 拍手
hondamasashi その他2人
GPS
--:--
距離
10.6km
登り
826m
下り
832m

コースタイム

日帰り
山行
5:31
休憩
2:39
合計
8:10
8:07
31
スタート地点
8:38
8:51
32
9:23
9:44
17
725m付近
10:01
10:17
87
腰掛の木 820m付近
11:44
12:00
31
月ヶ原(登山道)
12:31
13:40
21
14:01
14:01
56
月ヶ原(登山道)
14:57
15:11
38
腰掛の木 820m付近
15:49
15:59
18
16:17
ゴール地点
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2019年06月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
・中河内集落跡からさらに富山県道54号線を進んだ少し広い路肩(4台ほど停められるか)
・道路幅が狭いため、対向車に注意
・駐車地より下小屋集落跡は自転車で往復
コース状況/
危険箇所等
・840m付近からはトピット谷の沢を進む。
・沢の途中に大きな倒木の障害物がある。行きはそこから左岸の藪を高巻いて沢に降りたが、帰りは倒木の隙間を下った。
・沢は途中から涸れ沢となり、一つ目は右俣を進み、二つ目の偽二俣は左だが、一箇所高くて越えられないため、高巻く必要がある。
・沢の源頭部にはピンクリボンは全くなく、ルートも藪で判別つかない。ただし、登山道までは僅かなので、ブナ林を目指して藪を漕ぐ。
・月ヶ原山山頂手前は、登山道が一部分かりにくいところがある。
・熊に注意!上りにはなかった熊の糞が下山時にあり。
小矢部川上流部は倉谷と共通する雰囲気を感じる。
小矢部川上流部は倉谷と共通する雰囲気を感じる。
富山県道54号福光上平線を進む。
富山県道54号福光上平線を進む。
杉林の中の道になると下小屋集落跡はもうすぐだ。
杉林の中の道になると下小屋集落跡はもうすぐだ。
下小屋分校跡の碑の後が取付きの杉林
下小屋分校跡の碑の後が取付きの杉林
820m付近の仮称「腰掛の木」
820m付近の仮称「腰掛の木」
笹の花です。
エンレイソウの実
エンレイソウの実
先週はここで撤退しました。
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先週はここで撤退しました。
ここからトピット谷の沢ルートです。
ここからトピット谷の沢ルートです。
すぐに水は涸れます。
すぐに水は涸れます。
涸れ沢を忠実に進みます。
涸れ沢を忠実に進みます。
右手に岩の壁が現れると二俣となります。
右手に岩の壁が現れると二俣となります。
ピンクリボンのある右俣を進みます。
ピンクリボンのある右俣を進みます。
しばらく行くと沢を倒木が塞いでいます。でも直進してください。自分たちは高巻きましたが、酷い藪でした。
しばらく行くと沢を倒木が塞いでいます。でも直進してください。自分たちは高巻きましたが、酷い藪でした。
高巻きから残雪のある沢に復帰します。
高巻きから残雪のある沢に復帰します。
偽二俣です。左が正しい進路です。ただし、高巻きが必要です。
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偽二俣です。左が正しい進路です。ただし、高巻きが必要です。
右に進むとイノシシのぬた場がありました。
右に進むとイノシシのぬた場がありました。
偽二俣の右はすぐに平地となっていました。
偽二俣の右はすぐに平地となっていました。
左を進むとこんな感じです。
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左を進むとこんな感じです。
ここは高くて越えられません。高巻きが必要です。
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ここは高くて越えられません。高巻きが必要です。
高巻きから沢に復帰です。
高巻きから沢に復帰です。
沢の源頭部は小さな平地です。
沢の源頭部は小さな平地です。
サンカヨウが咲いていました。
1
サンカヨウが咲いていました。
さあ、ルートが分かりません。
さあ、ルートが分かりません。
藪を進みます。この寝床はイノシシでしょうか。熊でしょうか。
藪を進みます。この寝床はイノシシでしょうか。熊でしょうか。
月ヶ原の素晴らしいブナ林です。若葉がさわやか。
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月ヶ原の素晴らしいブナ林です。若葉がさわやか。
真ん中に赤堂山からの登山道があります。
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真ん中に赤堂山からの登山道があります。
月ヶ原山に向かいます。ここから30分程です。
月ヶ原山に向かいます。ここから30分程です。
偽ピークに切り開かれた展望地です。
偽ピークに切り開かれた展望地です。
猿ヶ山方面です。
猿ヶ山方面です。
月ヶ原山の三角点です。
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月ヶ原山の三角点です。
熊の大好きなネマガリタケを少し頂きました。
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熊の大好きなネマガリタケを少し頂きました。
山頂から多古津へ少しルートが延びています。
山頂から多古津へ少しルートが延びています。
三角点を覆っていた草や小枝を整理しました。
三角点を覆っていた草や小枝を整理しました。
山頂の表札は無くなっていました。
山頂の表札は無くなっていました。
頂上付近にはこんなブナもありました。
頂上付近にはこんなブナもありました。
月ヶ原に下ります。
月ヶ原に下ります。
ここが月ヶ原から沢に向かう下山のルートです。
ここが月ヶ原から沢に向かう下山のルートです。
ただし、笹の激藪です。
ただし、笹の激藪です。
沢を埋めた倒木です。沢を下山してきて上から見ました。
沢を埋めた倒木です。沢を下山してきて上から見ました。
倒木をなんとか抜けます。
倒木をなんとか抜けます。
上りにはなかった巨大な糞です。ネマガリタケを食べたのでしょう。黄緑色です。ほやほやです。またもニアミスでした。
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上りにはなかった巨大な糞です。ネマガリタケを食べたのでしょう。黄緑色です。ほやほやです。またもニアミスでした。
沢の左岸にも炭焼き窯の跡です。かなり下部にも1つあります。
沢の左岸にも炭焼き窯の跡です。かなり下部にも1つあります。
ここまで降りてきました。
ここまで降りてきました。
この糞も巨大でした。
この糞も巨大でした。
山わさびもたくさんありました。
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山わさびもたくさんありました。
無事、車に戻ってこれました。ありがとうございました。
無事、車に戻ってこれました。ありがとうございました。

感想



先週は820m辺りの腰掛の木(仮称)付近で姿の見えない熊に唸られ撤退しました。今日は熊対策のため、複数で登ります。前回の場所からすぐに沢の中(トピット谷)を進むルートになります。すぐに水は無くなり、涸れ沢を忠実に登っていきます。整備された登山道はありません。涸れ沢が二俣に分かれるところの右手に大きな岩の壁があり、右俣を進みます。しばらくすると大きな木が折れ曲がって複雑に沢を塞いでいました。仕方なく、左岸を登り、激藪を高巻きました。さらに進むと偽二俣となりますが、左を進みます。ただし、滝があったと思われるような急斜面があるため高巻きが必要です。この先は月ヶ原の登山道までは全くピンクリボンは付いていません。沢を詰め、平らな源頭部に達するとサンカヨウが群生していました。ここからは藪です。ルートも全く不明です。しかし、ブナ林と青空の関係から、月ヶ原の稜線鞍部の方向はつかめます。本来のルートは窪地状の藪の中にあることが下山時に分かりました。しかし、鎌の刃がこぼれてしまいそうな酷い藪です。行きはなんとかブナ林の藪の薄いところを進みました。月ヶ原はなかなか良いブナ林です。倉谷側下方に池も確認できます。さて、山頂を目指しますか。手前に偽ピークがあり、富山県側に展望地が切り開いてあり、そこから山頂までは高低差も少なく、僅かです。ただし、ルートが分かりにくいところもあります。山頂に着き、少し回りの笹や小枝などを整備しました。展望がない場所ですが、いろんな思いや苦労が込められているピークです。さらに先へ切り開きがありましたが、最終地点までは進みませんでした。下山時、涸れ沢に上りの時にはなかった大きな黄緑色の糞がありました。ほやほやです。今日も熊さんとニアミスでしたね。夏草がどんどん伸びるこれからの季節は、無理をしないほうがよいルートだと思いました。

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コメント

お疲れ様でした
hondamasashiさん、お疲れ様でした。
月ヶ原山も前から気になる山です。以前大倉山登山口とか寺津ゲートに有った月ヶ原山の遭難からも3年近くなったのも思い出されます。やはり単独では厳しいです。熊の存在の濃さも有ります。熊の唸り声は未体験です。熊に唸られた事が無いので熊対策が考えさせられます。
2019/6/3 22:58
Re: お疲れ様でした
いろいろと対策はしていますが、単独は心ぼそいです。熊は人を恐れて逃げて行くとは思いますが、自分はビビりです。(笑)
2019/6/3 23:14
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