市房山
- GPS
- 06:33
- 距離
- 9.3km
- 登り
- 1,309m
- 下り
- 1,301m
コースタイム
天候 | 雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
登山ポストは市房山登山口にあります。 市房山キャンプ場ー市房神社 市房山登山口より林道分岐間は落葉で踏に跡が少なく不明瞭。 市房神社ー市房山 市房神社より急登に加えて難路になります。 瘦せた登山道に梯子、樹の根が剥きが剥き出しの箇所あり。 ロープ場が連続するので通過に注意が必要です。 八合目付近より傾斜が緩み歩き易くなります。 市房山ー心見の橋 特に危険な箇所はありません。 |
その他周辺情報 | 湯山温泉 元湯 ¥410- https://mizukami-ichifusa.com/nature/onsen/ |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ソフトシェル
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
日よけ帽子
靴
ザック
行動食
飲料
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ガイド地図(ブック)
ファーストエイドキット
常備薬
日焼け止め
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ツェルト
カメラ
虫よけスプレー
|
---|---|
備考 | この時期でも稜線上や山頂では風の影響を受けるので, 防寒用にソフトシェルはあった方が良いでしょう。 手袋は急斜面で補助ロープを掴む場面が出てきますので、予備も含めてあった方が良いでしょう。 |
感想
昨日の阿蘇山に続いて九州山地の脊梁と云われる熊本県と宮崎県の県境に位置する市房山に行って来ました。
登山ルートは、市房山キャンプ場⇔市房山神宮⇔市房山を往復するコースとしました。
未明から雨が降っていました。終日雨という事も分っていました。僅かな時間でも雨が止んでくれる幸運を祈っていました。
雨の市房山キャンプ場に到着。
ここまで来てしまったからには引き返せません。いままでに辛い山行があった事を思い返して脚を踏みだしていました。
市房山キャンプ場から舗装路をわずかに進みと鳥居が見えて来ます。ここが市房神社参道の入口で、登山口になります。ここに登山ポストが備えられているので登山計画書を提出して行きます。
鳥居をくぐると薄暗い森の中を進みますが、踏み跡が少なくやや心細く感じます。
杉の大木が有名らしく登山道には列柱のように並んで聳えています。
樹の根が露出している箇所があるので躓かないように進みます。
しばらくすると、紅白に彩られた建物が目に飛び込んできます。ここが市房神社で四合目になります。安全登山を祈願をして出発します。
ここからが急登になります。丸太の梯子や瘦せた登山道で岩や樹の根が剥き出しになっている箇所が連続します。危険箇所には補助ロープや滑落防止用の柵が設置されているので助かります。
傾斜が緩やかになって歩き易くなったと思ったら八合目でした。
樹林帯を抜け稜線に出ると強く風雨が吹き付けてきます。視界不良で前が開けて山頂かなと思ったら「山頂まであと5分」の看板。
もう一踏ん張りして市房山山頂に到着。
山頂では、本来でしたら九州山地の山脈が望めるのですが、あいにくの天気で展望はありませんでした。せっかくなので、尾根を北に3分の所に岩場の亀裂に岩が挟まった心見の橋に寄ってみます。
心見の橋はよこしまな人が渡ると、橋が落ちると云われています。(注:現在は通行禁止)
北側の二つ石に繋がる鋸歯状の尾根はこの山の核心部なのでしょう。残念ながら現在は通行禁止となっています。
復路は来た道を戻りますが、八合目を過ぎたところから危険箇所が連続します。雨で濡れた難路で滑り易く、登りの時以上に慎重に脚の置き場に気を付けます。急坂のロープ場ではバックステップを多用して乗り切ります。
四合目の市房神社が見えた時には急坂の通過が終わりの合図になります。
登山口が近くなって来て祓川の清流に安堵を覚えました。
全体的な印象として、市房神社や古からの杉の大木に歴史の深さを感じました。
難路の瘦せ尾根に難義して所要時間を要しましたが、危険箇所には補助ロープや滑落防止柵が設置されていて助かりました。関係者の皆さんに感謝したいです。
九州山地の自然を堪能させてもらえたのでとても満足のいく山行になりました。
最後に湯山温泉で汗を流して帰路に着きました。
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