和田―生藤山―日原峠―人里


- GPS
- 05:49
- 距離
- 13.0km
- 登り
- 1,133m
- 下り
- 1,009m
コースタイム
天候 | GW唯一?の五月晴れ。 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
復路:人里より西東京バスにてJR武蔵五日市駅へ。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
日原峠より人里への下山路。半バリエーションルートだがほぼ地図読みもいらないほどトレースは明瞭。刈り払いはいまいち。ただし!下り切って秋川を渡る橋はなし。2万5000図には表記あり。 |
写真
感想
久々に東京トレイル(以前某雑誌で紹介された高尾山〜雲取山のロングトレイル)の続きをやりました。
前回の下山口、和田から再開すべく藤野駅に降り立ちました。高尾からの中央線は満員さすがGW!
藤野で降りる人も結構います。トイレを済ませバス停に並ぶと定時の始発8時10分のはずが臨時が出たらしく8時丁度の発車。ラッキー!
15分程バスに揺られ和田に到着。装備を整え、靴紐を結びいざ出発!鯉のぼりも見送ってくれます。
しばらく車道を歩き、見覚えのある路地を左に入ります。しばらくコンクリート舗装の急坂を登り橋を渡り小さな神社の祠を右に見ると登山道の始まりです。
前回も不思議に思った山中の一軒家を過ぎると本格的な山道に。一軒家からこんなに長かったかなぁと思っていたらポンと尾根道に合流しました。樹間からは富士山。新緑がキレイです。
気分のいいなだらかなトレイルを進むと連行峰―茅丸(巻きました!)と標高1000mを前後する尾根が続き、やがて生藤山山頂へ到着。
上野原や藤野から直接登って来た方か、いままでほとんど登山者に出会わなかった(トレランの方は何人かいました)のに沢山のひとです。
ここで早めのお昼。今回はストーブを持って来なかったのでコンビニおにぎりです。20分ばかり休憩して後半スタート。
結構下ります。するとすぐに前方が今コースで初めて(そして最後)の大展望が!富士山と中央沿線の山々。そして鉄塔ですぐにそれとわかる三つ峠山の右には白い峰々が!南アルプスですね。(帰宅後調べるとやはり荒川・赤石辺りでした)
ここには生藤山にも増して沢山の登山者が休憩していました。
しかしここから先はまた静かな山道でした。いったん下り直登の斜面を登り切ると広い山頂の右手に立派な鳥居と祠が。
軍刀利神社とあります。・・・読めん(帰宅後調べると「ぐんだりじんじゃ」との事)。お参り(一拝二拍手一拝でよかったのか?)して先へ進みます。
ここから先は熊倉山や栗坂峠など4〜50mのアップダウンを数回こなして最後のピークの北面を巻くと緩やかに浅間峠に降り立ちます。
ここは東屋のある広々とした休憩にうってつけの峠です。
小休止後またもや日原峠までのアップダウンに挑みます。しかしここまでコースタイムと自己予想を大幅に上回るペースで進めました。
こうなると、密かに目論んでいたバリエーションルートの下山を実行しようか・・・。
エスケープで棡原へ下山も考えていてバス時間も調べてあったが、日原峠到着時点で時間と体調と相談。決行へ!
日原峠はかわいいお地蔵さんの鎮座する、雰囲気のあるちいさな峠。
道標に従い右の巻き道に入ります。
五分程行くと水場に到着。水量は豊富。と言うか昨日までの雨で登山道にまで溢れ前後は泥濘。
冷たい水で喉を潤し顔や首筋の汗を流しさっぱり!
するとすぐに「右・和田、左・事貫 笛吹」の道標が。今回は左に向かいます。右ルートは山と高原地図には表記ありますが左はなし!プチ冒険の始まりです!
しかし、地図・コンパスもスタンバってたのですが拍子抜け。トレイルは迷いようもない程明瞭です。かつてはかなり踏まれた道のようで、結構えぐれて風化を免れている様です。
ただ、刈り払いはさすがにあまりされていなく、何度も足に小枝を引っ掛けるしクモの巣を何度も顔に浴びました・・・。
途中、地図に無い林道に当たり(存在は知っていました)、登山道の続きがちょっとわかりづらかったが、最後のつづら折りを順調に下ります。杉林の向こうに秋川対岸であろう民家が見えて来ました。ぐんぐん高度を下げついに秋川の流れがすぐそこに!あとは川を渡ってフィニッシュ!!
・・・・・あれ?????
橋がなくね?
なんかコンクリートの橋の土台だけが秋川の激流のなかに見えます。下りきった場所がずれてしまったのかと思い、上流か下流にあるのかなぁ・・・?
上流方面は道は終わりその先は崖なので行けないし、下流は?藪漕いで河原にでられました。
・・・・・見える限りは橋なんぞありません・・・
地図を確認するとどう考えても橋の場所はさっきの土台跡の所です。さあどうしよう!戻るって言ってもさっきの林道との出合いまでは分岐なんてなかったし、そこまで戻るのも・・・。
渡渉しかないでしょ!
しかし昨日までの雨で水量は多く流れもかなり早い。見ると下流の方は淵もなく流れも緩やかですが、河原がそこまで続いていなくて、川に取りつけません。しかたなき覚悟を決め、濡れてはまずいものを防水袋に入れ、靴と靴下を脱ぎ、タイツは濡れるに任せる事にし、可能な限り流れの緩い所を狙って入水!!
・・・まぁ楽しい初バリエーションルートの山旅でした!
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