冬山シーズン終了!百名山 大菩薩嶺へ行こう♪


- GPS
- 06:20
- 距離
- 12.8km
- 登り
- 1,200m
- 下り
- 1,184m
コースタイム
6:36 丸川荘
8:04 山頂
8:43 展望場所〜昼食〜9:19
9:30 介山荘〜9:38
10:03 富士見山荘
10:27 ロッヂ長兵衛
11:14 林道
11:19 千石茶屋
11:30 駐車場着
天候 | 前日にまさかの大雪! 当日のピーカンとどハマリして最高の天候でした! |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
丸川峠分岐駐車場を利用。砂利、トイレなし。 20台前後駐車可能。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
今回は完全なる雪山だったため、ある程度の標高以上はアイゼン必須でした。 丸川荘〜山頂は人の通りも少ないような細い登山道、 山頂〜介山荘〜ロッヂ長兵衛はなんとも歩きやすい道。 ロッヂ長兵衛〜駐車場もまた細い、人通りの少ない道でした。 |
写真
感想
「今シーズンの冬山はこれにて終了!」
前回の大鳥屋山を歩き終えた時の気持ちの切り替えです。
ここで言う「冬山」とは何か。それは、
"冬の時期は雪や、道路の凍結がないエリアに行こう"
という一つの決心。
スタッドレスタイヤも持っていなければ、ハードな雪山登山の経験もないヒヨッコ。
安全を考えて、当然の選択です。
しかし季節はもう春。
道路凍結の心配はもうほとんどありません!
となると、残雪があっても果敢に挑む!というモードにチェンジです♪
「冬山終了で雪山に行く」という、ちょっとわかりにくい文章ですが、
まあそういうことです(^_^;)
そこで選んだのが大菩薩嶺。
久しぶりに百名山も登りたいし、バッジも買いた〜い♪
かなりの残雪に、アイゼン必須との情報をしっかり読み出発!
思ったよりも早く到着し、必然的に起床も早まります。
5:13には既に歩き始めていました。
最初の30分くらいはなんの変哲もない、もちろん残雪もない道でした。
ここから想像外の出来事が!
明らかに「昨日降った」新雪で道が埋め尽くされているのです!!
確かに昨日は各地で雨が降っていました。
やはり高い山となると雪が降っていたんですね〜(>_<)
最初はかなり不安でした。
しかし次第に雪の量が増し、同時にワクワク感が勝ってきたのです。
誰も歩いていない新雪の上に、ずーーーーーーっと鹿かなにかの足跡がリード。
孤独なはずなのに孤独を感じない、暖かい道のり。
ふと気がつくとその足跡もなくなってしまいました。
特に気にせず歩いていくと…
道がわからない!
本当に雪で全てが覆われ、全くどこを歩いていいのかわからなくなってしまいました。
とても不安になってしまい、安全のためには引き返すしかないかな?と考えました。
ほんの少し先に「あそこからはなんとなく道がわかるんだけどな〜」という場所が見えます。
新雪を払いのけ、下に隠れている残雪を探します。
そこについた足跡を発見!少しずつ払いのけ、無事にコースを探り当てることが出来ましたo(^▽^)o
そこから山頂までの間、全くの貸しきり状態。
時間も時間だし、前日の雨も重なり足跡一つありません♪
展望のない山頂で三脚を立て写真撮影タイムを存分に楽しみました。
さてここから南に進み大菩薩峠に向います。
「山頂は展望がない」と書きました。
どのガイドブックにもそう書いてありました。
そんなのどうでもいいです!
だって!山頂からちょっと南下したら突然両サイドが開け!
正面にどどどーーーん!と富士山が!
左にはどこまでもどこまでも続く雲海が!これでもかーー!と待ち構えていたのです!!
いままでたくさんの絶景を目にしてきましたが、
今回のロケーションは素敵過ぎました。
山歩きを続けてきてよかったなと心底思いました。
富士山も雲海もよーく見える展望台(?)にて早目の昼食。
心が綺麗になっていくのが実感できました。
挨拶する人たちもニッコニコの笑顔。さぞかし自分もそうだった事でしょう(*^_^*)
介山荘にてバッジを購入。
そこからのルートは、また雪がなくなり、人気のコースで歩きやすく、
人がたくさん歩いていました。
「こんなところまで車で来れちゃうんだ?」というロッヂを通り越し、
更に下へ下へ。
駐車場に到着したのはまだ午前中。
大菩薩の湯により、のんびりと帰りましたとさ(*^_^*)
介山荘にて山の案内図を見ながら、一人の登山者との会話。
男性「本当はここに車停めてこうまわりたかったんですけど、
ずるしちゃって、ここに停めてこう来てこうで終わりなんです(^_^;)」
自分「ずるだなんてありませんよ♪どんなコースを選んだって、
それはひとつのコースであって、決してずるいコースだなんて思いませんよ。
また足を運ぶいいきっかけにもなるじゃないですか♪」
そういうと、男性は心のもやもやが取れたのかとっても嬉しそうにお礼をいい歩いて行きました(^-^)
短いルートでクリアしても「ずる」って言わないでくださいね(^皿^)
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する