黒滝山・大佐飛山
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- GPS
- 23:47
- 距離
- 17.2km
- 登り
- 1,518m
- 下り
- 1,520m
コースタイム
[休憩込み]
天候 | 曇り->霧・小雨->曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
巻川林道の新登山口には登山ポストなし。 黒滝山までは刈り払いあるが、シーズン前のため、場所によっては笹がかなり登山道に被さっていた。 黒滝山から西村山の間は地形が複雑で迷いやすいかもしれない。 |
写真
感想
大佐飛山など、登る一週間前まではどこにあるか聞いたこともなかった山だ。誘ってくれた同行者に感謝。
4月30日。
「ぶらぶら梯子」を見つけ損ね、新登山口から歩き始めるが、ここから尾根までは滑り易い植林の中をほぼ直登するという、かなり無理のあるルートだ。初っ端から汗をかかされた。尾根まで30分。
尾根に出てしまうと傾斜は一気になだらかになり、適度に刈り払われた中を快適に歩ける。道端に沢山花が咲いていたが、初めは何の花かまったく判らず、カタクリであることに漸く気付いたのは、花弁(?)がぐっと反り返った、写真でよく見る姿の花を見つけてからのことだった。我ながら無粋なことである。
そのカタクリ群生地を越え、P1257(展望台)あたりから残雪をチラホラ見るようになり、P1467(さる山)手前から、道もほぼ雪の上。薄く残るトレースを追ったら尾根を北に外れてしまい、ササヤブと残雪のミックス斜面を力任せに登る羽目になった。尾根に出てから、さる山まで約1時間。少々休んで、スパッツをつける。
ここからはごく順調に歩を進め、那須見台では展望がなかったものの、P1588(山藤山)では那須を見る(後から思い返せば貴重な遠望だった)。そして、もうひと登りで黒滝山。休憩込みで、さる山から2時間。
時刻は15時。山頂は土が出ているちょっとした平地だし、この後ひとが来ることもなかろうし、と一旦はここで幕営するかとも話したが、ここからP1775(西村山)の間の地形がちょっと嫌らしいことを考えると、翌朝出掛けに迷うよりは、今のうちに進んでおこうということになり、西村山で本日の行動を終える。黒滝・西村間は確かに判り難かった。
夕刻より天気が崩れ始め、ガスと強風に時折小雨が混じるようになった。
5月1日。
寒くはなかったが、風の音でしっかり寝られず、日付が変わった頃からは断続的にうとうとする程度。しかも雨粒がテントを叩く音までしてくればテンションは下がる一方だ。撤退した方が・・などとシュラフの中でウジウジ考えていたのだが、予定通り4時に起きると、同行者から、こともなげに「視界はそれなりにあるし、昨日と大して変わらないから準備して出よう」との発言が。一瞬ひるむが、確かに濃霧というわけでもなく、風も林の上を大きく鳴らしているものの、中にいればひどくもない。気を取り直し、空身で出発。
ここからP1866(大長山)の鞍部までは狭く、加えてヤブがきつい。とうとう踏み跡も途切れがちになったし、ヤブというより、石楠花などの潅木こぎで難渋した。が、同行者の姿を探すと、すいすいと進んでいる。さすが若かりし頃に上越のヤブ山を堪能してきただけのことはある・・・
大長山まで1時間。ここから尾根は広くなり、ヤブもなくなって歩き易い。変な支尾根に迷い込まないように気を付けつつ、天気の回復に儚い希望を抱きつつ歩くこともう1時間弱、7時丁度に大佐飛山に到着した。
北関東の秘峰登頂を喜んでは見たものの、この天気では写真を撮ってしまえば長居をする理由もなく、早々に山頂を辞す。
西村山まで1時間で戻り、濡れたテント撤収という楽しい作業を済ませ、まずは黒滝山へ。鞍部で迷いそうだと注意していたにも拘わらず、案の定すこし迷った。要反省である。黒滝からは2時間で登山口に降り立った。
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