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記録ID: 1895357
全員に公開
ハイキング
十和田湖・八甲田

東北遠征、まさかの暴風地帯の八甲田山

2019年06月15日(土) [日帰り]
 - 拍手
secondimpact その他1人
体力度
2
日帰りが可能
GPS
04:01
距離
7.8km
登り
692m
下り
682m
歩くペース
速い
0.80.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
3:49
休憩
0:11
合計
4:00
11:59
12:00
13
12:13
12:14
3
12:17
12:17
5
12:22
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17
12:50
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13:27
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9
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13:51
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4
14:38
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14:42
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9
14:51
14:52
27
15:19
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0
15:19
ゴール地点
天候 雨そして暴風
過去天気図(気象庁) 2019年06月の天気図
アクセス
利用交通機関:
バス 自家用車
深夜運転の高速バスで青森駅へ、市内でレンタカーを借り
酸が湯温泉までナビ通りに走行
コース状況/
危険箇所等
酸ヶ湯温泉から仙人仙人岱ヒュッテ分岐付近までは、何か所か雪渓を横切る箇所があるが、危険個所はなし、またアイゼン等の滑り止めは不要と思える

ここを超えると斜度がある雪渓がでてくる、この日はガスあるで視界悪し、また風も強くなってきたので、我々はここでストック、チェーンアイゼンを装着
登りはノーアイゼンでも何とかなったかもしれないが、下りでは何かしらの滑り止めを付けた方がベターと思える(ピッケルまでは必要ないが)

雪渓を超えると樹林帯の中を歩くことになったのだが、ここには雪や風は全くなし
当然危険地帯はなし

樹林帯を超え山頂までは、登山道そのものに危険個所は特になし
だが風を遮る物がなくなり、いきなる暴風圏となる(雪は当然ないが)
風速は完全に20m/sは完全に超えており、バランスを取るのに一苦労でした
その他周辺情報 酸ヶ湯温泉に浸かれるはずだが、我々はここには入浴せず
ここで山バッジを購入
酸ヶ湯登山口
当初はロープウェイ経由で、ここへ降り立つ予定でした
酸ヶ湯登山口
当初はロープウェイ経由で、ここへ降り立つ予定でした
火山性ガス注意の看板
火山性ガス注意の看板
桜っぽいお花、ミネザクラ?
まだ高度の低い地点でも、きれいなお花があっちにもこっちにもあります
桜っぽいお花、ミネザクラ?
まだ高度の低い地点でも、きれいなお花があっちにもこっちにもあります
ちょっと雪渓がありますが、まだ問題なく通過できます
ちょっと雪渓がありますが、まだ問題なく通過できます
登山口付近で見た火山性ガス注意の看板はじじつでした
この辺りにきますと硫黄臭がします
登山口付近で見た火山性ガス注意の看板はじじつでした
この辺りにきますと硫黄臭がします
この辺りは、落石注意地帯
見るからに落石跡と思える石が沢山あります
今日のような雨混じりの日には、特に危ないかも?
この辺りは、落石注意地帯
見るからに落石跡と思える石が沢山あります
今日のような雨混じりの日には、特に危ないかも?
水場
休憩をいれる時間ですが、今日は入山時間遅し、天気もあまり良くない
先を急ぎます、帰路にはお休みさせて頂きましたが。。。
水場
休憩をいれる時間ですが、今日は入山時間遅し、天気もあまり良くない
先を急ぎます、帰路にはお休みさせて頂きましたが。。。
ミヤマオダマキ
樹林帯を抜けますとお花畑でした
が、カメラのレンズには水滴が付いて、もはやボケボケの写真しか撮れません
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ミヤマオダマキ
樹林帯を抜けますとお花畑でした
が、カメラのレンズには水滴が付いて、もはやボケボケの写真しか撮れません
チングルマ
鏡池
天気が良ければ、きっと絶景だったのだろう
鏡池
天気が良ければ、きっと絶景だったのだろう
イワカガミ
花の百名山の八甲田山
チングルマの群生が、あっちにもこっにもあります
花の百名山の八甲田山
チングルマの群生が、あっちにもこっにもあります
この先が頂上なのですが、強風で体がもっていかれそうになります
ストックを持参したのは雪渓を意識したのですが、今日は耐風姿勢を取るのに役立っています
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この先が頂上なのですが、強風で体がもっていかれそうになります
ストックを持参したのは雪渓を意識したのですが、今日は耐風姿勢を取るのに役立っています
八甲田山山頂(1584m)
台風でも経験したことない、暴風地帯
登り切った喜びよりも、早くここを脱したいの気持ちの方が大きかったです
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八甲田山山頂(1584m)
台風でも経験したことない、暴風地帯
登り切った喜びよりも、早くここを脱したいの気持ちの方が大きかったです
記念撮影をしたのですが、もはや人間が写っていることしか分かりません
シャッター、ありがとうございました
記念撮影をしたのですが、もはや人間が写っていることしか分かりません
シャッター、ありがとうございました
いつもの儀式、三角点タッチ
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いつもの儀式、三角点タッチ
キンバイ
この斜面ではガスっており、このガイドロープで大変助かりました
作業されていた方、ありがとうございました
この斜面ではガスっており、このガイドロープで大変助かりました
作業されていた方、ありがとうございました
酸が湯温泉登山口まで戻ってきました
つい先ほど前まで体験したことがない暴風地帯とは大違いです
雨は相変わらずでしたが、全行程を通して殆ど問題にはなりませんでした
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酸が湯温泉登山口まで戻ってきました
つい先ほど前まで体験したことがない暴風地帯とは大違いです
雨は相変わらずでしたが、全行程を通して殆ど問題にはなりませんでした

感想

昨年から計画していた東北遠征、花の百名山である八甲田山と岩木山を巡るこの山行
初夏の花の綺麗な時期を狙っていたのですが、全国的に大荒れの天気に当たってしまいいました

深夜便の高速バスを予約していたのですが、青森駅まで来たのは失敗でした
初日に八甲田山を狙うのなら、弘前下車とした方がベターでした
既に青森駅でレンタカーを予約していたので、この点は時間の無駄遣いでした

当初の計画ではロープウェイ経由で酸ヶ湯温泉に下山するよていだったが、下駅まで来るとまさかの「運行中止」
この時は気にはしていなかったが、強風による運航中止だったことを後で知ることになる
#また酸ヶ湯温泉からはタクシーを使ってロープウェイ下駅まで戻るつもりでいたが、酸ヶ湯温泉には常駐のタクシーは無しです

急遽コースを変更し酸ヶ湯温泉からの入山とする
小雨交じりの中を歩きますが、仙人岱付近までは何もストレスなく歩いていけます
ですが、下山者とすれ違った際に「風がすごかったので、下山してきた」の声があったので、この点がちょい気にはしていましたが。。。

仙人岱を超えると大きな雪渓が出現、ここでコース整備されていた方(ガイドロープを張られていたとのこと)とお話しできコースの確認をすると、とにかく上は風が凄いとのこと、引き返すことも念頭に入れられます
また毛無岱方面に回るのは、止めた方がいいとのアドバイスも頂きます
また自分らよりちょい早めに入山した(大学生グループ?)はここで引き返されていました(装備不足?)

ここの雪渓はちょい斜度あり、ちょい風も強くなってきた、ガスであまり視界もよくないので、我々も安全策としてチェーンアイゼンを装着、またここからストックも使い始めます
目印となる竹竿も見えないこの状況下で、このガイドロープには大変助けれました
コース整備、感謝申し上げます

ここを抜けると樹林帯に入ると、雪は全くなし、木々で風が遮られ、周りには綺麗なお花が沢山生えており、ここは天国にしか思えませんでした

が、樹林帯を超えると状況は一転し、風を遮る物がなくなり、いきなり暴風地帯となります
風速は完全に20m/sは超えている、ストックを使って耐風姿勢をとらないと体がもっていかれる、風に向かって立つと砂ぼころで目を開けていらない位
雨は小降りになって砂埃を洗い流すことはなく、全身埃だらけ
カメラにも水滴、砂埃がめっちゃ付いて、回るにはお花畑なのですが、写真を撮る気にもなりませんでした
牛歩状態で何とか山頂を目指します

予想はしていましたが、山頂はモロ風の通り道
体に力を入れていないと、すぐ持っていかれます
記念撮影とヤマスタにチェックインさせると、早々と下山します
山頂滞在時間は5分程でした
あとで山頂に立った人の言葉を借りますと、地面に置いたストックがもっていかれる、眼鏡も飛ばされるほどとのこと

取りあえず樹林帯に入ればの思いで、バランスを崩さないよう注意しながら下ります
樹林帯を超え、仙人岱辺りまでくるとホッとしたのが分かりました
下山しても山頂クリアした喜びよりも、無事下山できた安堵感の方が大きかったかも

下山後は酸ヶ湯温泉に浸かり、夜は車中泊予定でしたが、装備を濡らしたことも踏まえて青森駅周辺でホテルを急遽取った(ツインで@7000)ので温泉はパス
ホテルではある程度装備の汚れを落とし乾燥できたこと、夜は地産料理とお酒を楽しめ、かつ、ゆっくりと熟睡できたので大正解でした

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