群馬百95座目：御飯岳+信州百78座目：笠ヶ岳

2019年07月06日(土) [日帰り]

• GPS: 07:14
• 距離: 20.0km
• 登り: 1,177m
• 下り: 1,163m

コースタイム

日帰り

• 山行: 7:42
• 休憩: 0:41
• 合計: 8:23

6:29 毛無峠
6:46 6:46 毛無山
7:27 7:27 前御飯
7:35 7:49 御飯岳
7:55 7:56 前御飯
8:22 8:22 毛無山
8:35 8:35 毛無峠
9:21 9:21 笠岳峠
9:40 9:51 笠ヶ岳
10:01 10:01 笠岳峠
10:20 10:20 田の原湿原入口
11:50 11:50 志賀山登山道入口
12:16 12:29 四十八池
12:41 12:41 四十八池分岐
12:52 12:53 鉢山
13:04 13:05 横手山方面分岐
13:47 13:47 池めぐり登山口入口
14:52 ゴール地点

天候

くもり/霧

アクセス

利用交通機関：

自家用車

御飯岳：渋川伊香保IC〜毛無峠
笠ヶ岳：峠の茶屋駐車場
志賀高原：田の原湿原入口駐車スペース〜信州中野IC

国道292号の殺生河原〜万座三叉路は火山活動の影響で17〜8時は通行止め。
さらに、この日は視界不良で終日通行止め。
南側からのアクセスは万座ハイウェイを利用するしかありません。

写真

7/6 6:01

（車移動中）
万座温泉に寄りますが、白根探勝歩道は今も通行止めでした

7/6 6:34

御飯岳のスタートはガスガスの毛無峠

7/6 6:46

コイワカガミ

7/6 6:48

コケモモはたくさん咲いてます

7/6 6:49

ショウジョウバカマは花が終わると黄緑色に

7/6 6:50

ゴゼンタチバナ

7/6 7:08

ギンリョウソウ

7/6 7:08

マイヅルソウ、満開のせいか目につきました

7/6 7:20

ツマトリソウ

7/6 7:39

群馬百95座目の御飯岳（信州百77座目）、想像より地味な山頂

7/6 8:28

鉱山跡地の痕跡がガスで不気味

7/6 8:37

（車移動中）
北アルプスはまずまずの天気、鹿島槍ヶ岳（左）と五竜岳（右）

7/6 8:38

（車移動中）
槍ヶ岳〜穂高連峰

7/6 8:41

（車移動中）
笠ヶ岳に雲がまとわりつき早朝より天気が悪化、下から登るのを断念してピストンに切り替え

7/6 9:24

峠の茶屋から笠ヶ岳を目指します

7/6 9:26

園芸種のような花が咲いていました

7/6 9:26

中はこんな感じですが、名前がわからず

7/6 9:45

ヒカリゴケ発見、こんな天気なので見つけることができました

7/6 9:46

急な階段の後も急登続き

7/6 9:49

コメツガの実でしょうか、普段はほとんど気にしないのですが

7/6 9:49

信州百78座目の笠ヶ岳、展望良さそうですが今日は残念

7/6 10:14

（車移動中）
ガスではなくてほたる温泉の源泉、奥に笠ヶ岳

7/6 10:31

田の原湿原に向かいます、レンゲツツジは終盤

7/6 10:38

ヒオウギアヤメは見頃

7/6 10:42

田の原湿原と坊寺山

7/6 10:43

ニッコウキスゲが咲き始めました

7/6 10:50

木戸池とヒオウギアヤメ

7/6 10:51

レンゲツツジも

7/6 11:17

北の方は晴れてます、妙高？（ちょっと近すぎ？）

7/6 11:21

ひょうたん池とコバイケイソウ

7/6 11:21

赤茶色に見える池です

7/6 11:33

渋池は前山リフトが動いているので人が結構います

7/6 11:33

田の原湿原はワタスゲ終了でしたが、ここはまだ見頃

7/6 11:34

島にはモウセンゴケがびっしり

7/6 11:58

四十八池に向かう途中にもヒカリゴケ

7/6 12:16

四十八池は標高が高いのでガスに包まれてました

7/6 12:15

水芭蕉残ってました

7/6 12:19

湿原はピンクの花が主役、イワカガミ

7/6 12:21

四十八池最大のお目当てのヒメシャクナゲ

7/6 12:22

水滴がついて宝石のよう

7/6 12:27

小さい花ですが、一面に咲いてました

7/6 12:23

池塘がたくさんあります

7/6 12:32

ハクサンチドリ

7/6 12:52

帰りは鉢山経由

7/6 13:23

アカモノ、去年は見てなかったかも

7/6 13:34

横手山スキー場のゲレンデに出ました

7/6 13:40

ゲレンデから端正な笠ヶ岳が姿を現しました

7/6 13:55

ベニバナイチヤクソウ

7/6 13:56

コミヤマカタバミ、筋が際立っている個体

7/6 13:58

ダケカンバが美しい森

7/6 14:19

木戸池に戻ってくると黄色のアヤメ

7/6 14:42

田の原湿原から見た笠ヶ岳はぼってり

7/6 15:28

草津への国道が通行できないので信州中野経由で帰宅、道の駅「北信州やまのうち」の蕎麦は道の駅にしてはクオリティ高かった

撮影機器：

Nikon 1 J1 ニコン

感想

hirok

今週末は関東南沖に梅雨前線が停滞。
できるだけ北上した方が天気が良さそうなので、志賀高原を目指します。
志賀は尾瀬同様湿原があるので、多少天気が悪くても楽しめる場所。
最大の目的は残り6座となった群馬100の御飯岳。
以前、万座温泉〜四阿山を歩いた時にすぐ近くを通っていますが、
往復する時間がなくて素通りしてしまいました。

朝起きてSCWを見ると、前夜の予報よりも梅雨前線が北上している様子。
嫌な予感がしますが、東京は雨の中、予定通り御飯岳を目指します。
群馬県側の万座温泉へのルートは終始ガスの中でしたが、
長野県との県境の稜線に出ると、北アルプスや志賀高原は視界クリア。
ちょうど上信国境が天気の境目になっているのがよくわかります。
期待を込めて毛無峠から登山スタートしますが、
群馬県側からのガスの吹き出しが強く、長野県側の眺望は得られません。
高山植物がたくさん咲いているのが救いで、花を見ているうちに御飯岳到着。
さほど眺望が良さそうな山頂には見えませんでしたが、
15分ほど待機するものの、ガスで眺望の確認はできませんでした。

次は田の原湿原から正面に笠ヶ岳を見つつ、下から笠ヶ岳に登る予定でしたが、
標高の高い山はガスがかかり続けそうな感じ。
予定を変更して、さっさと笠ヶ岳をピストンし、湿原歩きをメインとします。
笠ヶ岳に車で向かう途中、万座三叉路で草津方面が通行止めとのこと。
理由は視界不良とのことですが、
同じような条件である有料の万座ハイウェイが通行可能なのは何か納得いきません。

笠ヶ岳は峠の茶屋から登ると、恐ろしいほどの急な階段を登り終えるとすぐ山頂。
残念ながらガスは切れずとっとと下山しますが、
いかにも展望が良さそうだったので、もう一度登りたい山です。

ラストは志賀高原の池と湿原巡り。
田の原湿原からスタートし、渋池や四十八池を巡ります。
ここでも標高が比較的低い所は視界がクリアでしたが、
四十八池など標高が高い所はガスに包まれました。
ヒオウギアヤメ、ニッコウキスゲ、ヒメシャクナゲなどの花を愛でつつ、
のんびりとハイキング。
終盤には笠ヶ岳が雄姿を見せたので、当初プランだと山頂から眺望が見れたかも。
この山も見る角度によって印象が全然違う山ですね。

山自体はガスに包まれて残念な結果となりましたが、
湿原歩きには問題ない天候で、高山植物を堪能できました。
梅雨も中盤に差し掛かったので、
雨に降られずに歩けただけでもラッキーと思うしかないですね。

コメント

chii1961

とても目立つ笠ヶ岳
hirokさん　こんばんは

横手山から見える笠ヶ岳は、とても目立つ印象深い山の１つです。
山歩きをする前、渋峠から山田牧場に抜ける道をドライブしたこと
があります。その時、峠の茶屋から笠ヶ岳の山頂に向かうハイカー
のグループを見かけて、この山は登れるんだ…と思った記憶があり
ます。志賀高原に行く時は、自分もチャレンジしたいと思います。
白根山噴火の影響が早く収束すると良いのですが…。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　埼玉のchii

hirok

志賀のシンボル
chii1961さん、こんばんは

標高こそ横手山に及びませんが、
インパクトという点では笠ヶ岳の方に軍配が上がりますね。
独立峰的に聳えている感があります。
峠の茶屋からの往復だと1時間もかからず物足りないですが、
湿原散策と組み合わせると楽しめます。

本白根山は噴火レベル1になりましたが、まだ白根探勝歩道は通行止めでした。
万座温泉から草津白根山は一度歩きたいと思っているのですが、いつになるのでしょうか。

satfour

湿原はなざかり
hirokさん、こんばんは。
北ア方面は晴れてたのですね。
志賀高原はこの時期がいちばん花が多いのでしょうか？
水芭蕉〜ニッコウキスゲと、かなり季節の幅の広いです。

chiiさんも書いていますが、笠は目立ちますよね。
北信の山からみることが多いのですが、とても端正な形です。
ほたる温泉（熊ノ湯）入りました？

hirok

難しい天気
satfourさん、こんばんは

どこまで北上すればよいのか悩ましい天気でしたが、
志賀高原はちょうど境目ぐらいでした。
北の方は晴れ間が見えてましたし、早朝から昼前にかけて北アは好天でした。
一方の群馬県側は終日ガスっぽく、見事に明暗が分かれました。
湿原歩きには問題ない天気でしたが、四十八池のように標高2000ｍ付近になると、
ガスに覆われている時間が長かったです。

尾瀬同様、志賀高原も標高1500〜2000ｍ超まで分布しているので、
幅広い季節の花が鑑賞できるのだと思います。
ニッコウキスゲはこれからですが、かなり群生しますよ。

草津経由では帰れないことが判明したので、
温泉にも入らず、中野経由の長時間ドライブとなりました。

youtaro

御飯山と笠ヶ岳
hirokさん、こんばんは。

hirokさんのレコがきっかけで歩いた四阿山から草津白根山、
途中で後ろ髪を引かれつつ素通りした御飯山だったので、
hirokさんのコメントに共感します。とても登りたい気持ちに
なる山容だったので、いつかこの山目的で毛無峠へと考えて
います。笠ヶ岳も同じく残してしまっているお山、志賀高原
付近にいるととても目立つ山容ですし、是非晴れの日にと
思います

田の原湿原は昨年歩きましたが、植生が尾瀬と似ている印象が
ありました。hirokさんのレコを拝見しても、咲いている花の
種類がやはり尾瀬と似ていますね。
お互い、雨に降られなくてよかったです

hirok

短時間で登れる山
youtaroさん、こんばんは

御飯岳も笠ヶ岳も短時間で登れる山なので、
天気予報も中途半端だったし、行ってきてしまいました
でも笠ヶ岳は晴天の日に登った方がよさそうです。

御飯岳は積雪期は北側に下りている方もいますが、
この季節は藪藪で全然無理、という感じでした。
毛無峠からのピストンが無難ですね。

田の原湿原は南下すると、正面に笠ヶ岳が見られるのがいいですね。
そのまま気分を盛り上げて笠ヶ岳に向かう予定でしたが、
標高高い山はガスの通り道になっていたので、予定変更してしまいました
この季節なので、雨に降られなかっただけも良しとしなければなりませんね。

tailwind

毎週登山途切れず
hirokさん、こんばんは！

天候がすぐれない週末でしたが、行かれてましたか
実際にお目にかかり、人となりを知らずにいれば、
なんてキリギリス的な人だろうと思っていたことでしょう

着々と、ご当地百名山をゲットされていますね。
そのバイタリティーに、脱毛ならぬ脱帽であります
最近は、山梨遠征さえも億劫で、近場で間に合わせる始末
hirokさんを、見習いたいと思ってはいるのですが...。

水滴のヒメシャクナゲ！イイですね〜
まだ に収めたことの無い被写体。
水滴にペンライトの光を入れ、撮ってみたいものです

hirok

梅雨の洗礼
tailwindさん、こんばんは

今年の梅雨はなかなか厳しいですね
何とか楽しめる山を毎週探してますが、そろそろネタ切れか
同じような思いの方が多いのか、志賀高原はそれなりに賑わっていました。
湿原散策には全く問題ない天気、信州は湿原の宝庫で羨ましい限りです。

ご当地百名山はモチベーションになってますね。
山の多い山梨、群馬、信州は是非コレクションしたいアイテムです
今後はアクセスの遠い南信が課題となりそうです。

水滴にペンライトとはまた斬新なアイディアですね。
今回志賀を選んだ理由の一つはヒメシャクナゲとの出会い。
四十八池にはこれでもか、というぐらい咲いていますよ。
小さい花なので湿原がピンクに染まる、とはいきませんが、
この花を見ると何故かほっこりします