"うつろ谷"から赤坂山
- GPS
- 04:29
- 距離
- 6.3km
- 登り
- 530m
- 下り
- 524m
コースタイム
天候 | 小雨8割、曇り2割 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
最後2kmほどはダート道となる。小さめな落石が転がり、車高の低い車は注意 |
その他周辺情報 | 温泉:きららの湯 昼食には遅い時間帯だったため、朽木の杣の道まで行くことになった。 |
写真
感想
なかなか週末が山行日和とならなかった6月。
今週も雨で山行中止か、、と週初めには思ったものの、今一つではあるものの意外な好転を見せ、山行決行となった。
梅雨前線は南にあるのに、北へ行くほどなんだか天気が悪くなっていく。
朽木を過ぎるころには雨がパラついてきたものの、雨雲レーダーにも雨の表示は出ていないのですぐに止むだろう、と言っていたら、結局山行中はほとんど小雨が降っていた。
雨だけど沢の増水具合を見て判断しよう、ということで入渓点へ。
名古屋のパーティも準備中。
あとでわかったけれど、昨年何度か同じ沢を遡行した名古屋の某山岳会の関係者だった。世間は狭い。
山行を中止するほどの増水は無いと判断して、いざ入渓。
堰堤を3つ越えて最初の10m滝。
記録にあるとおり、右岸側を登る。釜に腰まで浸かってから取りつくことになる。
中段のテラスで支点を取りたいけれど、ちょうどいいところがないので滝の上で支点を取る。
続く9m滝には蔓でブランコができると記録にはあったけれど、切れてしまったのか、空中から垂れた蔓があるのみだった。ちょっと楽しみにしていたんだけど。。
9m滝は登らずに左岸を巻く。
その先の草付き斜面脇の15m斜瀑ではロープを出す。
ハーケンで2か所支点を作っていく。
このあたりの滝はどんどん登っていけて楽しい。
全体的にぬめるものの意外にフリクションは効き、ホールドもしっかりしている。
残置支点が残っている滝(シャワー直登8m滝?)は過去の写真と比べると格段に水量が多い。
飛沫を受けながらの登りとなり、足場を見つけるのに苦労したり、コンタクトレンズがずれたりして各人ちょっと難儀する。
そこを越えるとあとはゆるいナメ滝があったりするだけ。沢もどんどん枝分かれしていく。
沢中にピンクテープがあるので、それを辿っていく。その結果最終的にどこへ出るのかはわからなかったけれど、稜線まで出れれば十分なので、そのままテープを追って沢を進む。
下部は植林が目立ったけれど、上部は雪降る地域の植生。
源頭域の様相で周囲も緩い傾斜、明るいブナの森を快調に進み、人の声が聞こえてきたあたりで沢から離れて歩くとすぐに登山道へ行きついた。
赤坂山で装備解除、名古屋のパーティと談笑したあとはささっと下山。
あまり歩かれてはいない様子で、ぬるぬるで滑るところもあるけれど、かつての官道らしく歩きやすい道だった。
途中、10頭近いウリ坊を連れたイノシシが横切っていって驚いた。
聞いていたとおり登れる滝ばかりで、行動時間のわりに充実感のある沢だった。
秋の時期もいいようなので、近いこともあり重宝しそうだ。
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