週末の雨続きでいい加減フラストレーションが溜まっていたことと、尾瀬のワタスゲを見たかった焦燥感から半ば衝動的に尾瀬ツアーを予約。週間予報を見るたびに雨マークが付いたり消えたりしていたが、いざ現地に赴くとガス気味のくもりからのスタート。
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7/6 5:14
週末の雨続きでいい加減フラストレーションが溜まっていたことと、尾瀬のワタスゲを見たかった焦燥感から半ば衝動的に尾瀬ツアーを予約。週間予報を見るたびに雨マークが付いたり消えたりしていたが、いざ現地に赴くとガス気味のくもりからのスタート。
鳩待峠から尾瀬ヶ原まではひたすら下っていく。出発直後のみ階段があるが、
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7/6 5:20
鳩待峠から尾瀬ヶ原まではひたすら下っていく。出発直後のみ階段があるが、
すぐに木道となる。
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7/6 5:25
すぐに木道となる。
きつさの一切ないゆるふわトレイル。
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7/6 5:29
きつさの一切ないゆるふわトレイル。
ごく短時間だが晴れ間も。
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7/6 5:35
ごく短時間だが晴れ間も。
途切れなく続く木道。
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7/6 5:48
途切れなく続く木道。
程なくして「山の鼻」の山小屋エリアに。
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7/6 5:53
程なくして「山の鼻」の山小屋エリアに。
そして初めての尾瀬到着。開放感。
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7/6 5:56
そして初めての尾瀬到着。開放感。
振り返って至仏山。頂上が見えていたのはこの時だけ。
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振り返って至仏山。頂上が見えていたのはこの時だけ。
水芭蕉はすっかり葉が大きくなっており、一般的にイメージする姿からかけ離れていた。しかしながら、「なるほど芭蕉だな」と別の意味で納得の葉の大きさ。
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7/6 6:03
水芭蕉はすっかり葉が大きくなっており、一般的にイメージする姿からかけ離れていた。しかしながら、「なるほど芭蕉だな」と別の意味で納得の葉の大きさ。
そんなわけで大半は穂と葉だけになっていたが、わずかに苞を残す株も!
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7/6 6:04
そんなわけで大半は穂と葉だけになっていたが、わずかに苞を残す株も!
おにぎりをパクつきつつ、妙に神秘的なシルエットを映す燧ヶ岳に向かって歩く。
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7/6 6:04
おにぎりをパクつきつつ、妙に神秘的なシルエットを映す燧ヶ岳に向かって歩く。
池塘に浮かぶヒツジグサ。よく見ると水中にも広がった葉があり奥行き感が。
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7/6 6:09
池塘に浮かぶヒツジグサ。よく見ると水中にも広がった葉があり奥行き感が。
コヨウラクツツジ。
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コヨウラクツツジ。
コバイケイソウ。株は多く見られたが開花株はまだ少ない。
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7/6 6:12
コバイケイソウ。株は多く見られたが開花株はまだ少ない。
逆さ燧の撮影ポイントから。さざなみが立っていたため、ややぼやけ気味。
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7/6 6:18
逆さ燧の撮影ポイントから。さざなみが立っていたため、ややぼやけ気味。
川の中はスギナモのじゅうたん。
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7/6 6:22
川の中はスギナモのじゅうたん。
バスから足早に移動してきたためか、前方に人影がなく快適。
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バスから足早に移動してきたためか、前方に人影がなく快適。
至仏山の上部に雲。ときどき振り返って見ていたが、この日はほぼこんな感じだったため、登っていたら残念なことになっていたかも。
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7/6 6:32
至仏山の上部に雲。ときどき振り返って見ていたが、この日はほぼこんな感じだったため、登っていたら残念なことになっていたかも。
池塘に小島。湿原のこういう雰囲気がたまらない。
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7/6 6:44
池塘に小島。湿原のこういう雰囲気がたまらない。
目当てのワタスゲは全体的にまばらで、雨のためモフモフ感はおあずけ。
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目当てのワタスゲは全体的にまばらで、雨のためモフモフ感はおあずけ。
ただ1箇所だけ、スポット的に密集していた。
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7/6 7:00
ただ1箇所だけ、スポット的に密集していた。
尾瀬ヶ原中央に位置する竜宮小屋。ここで一旦木立に入る。
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尾瀬ヶ原中央に位置する竜宮小屋。ここで一旦木立に入る。
調べたが種類が分からず。
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調べたが種類が分からず。
チングルマはヒゲモードに移行。
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7/6 7:11
チングルマはヒゲモードに移行。
ピンぼけになってしまったトキソウ。
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ピンぼけになってしまったトキソウ。
モウセンゴケもチラホラと目につくように。
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モウセンゴケもチラホラと目につくように。
見晴が見えてくる。さながらRPGの村のような佇まい。
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7/6 7:23
見晴が見えてくる。さながらRPGの村のような佇まい。
まずは燧小屋へ赴き、幕営を済ませて周囲を散策。かなり立派な山小屋が軒を連ね、売店の飲食スペースにはベンチやリクライニングチェアまで並び、尾瀬は違うねぇという印象。
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7/6 8:07
まずは燧小屋へ赴き、幕営を済ませて周囲を散策。かなり立派な山小屋が軒を連ね、売店の飲食スペースにはベンチやリクライニングチェアまで並び、尾瀬は違うねぇという印象。
時間がかなり余っているため、三条の滝を見てから尾瀬ヶ原をもう少し回ってみる。ハクサンチドリ。
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時間がかなり余っているため、三条の滝を見てから尾瀬ヶ原をもう少し回ってみる。ハクサンチドリ。
枯木の枝の下がり具合からも冬の厳しさが窺える。
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7/6 8:50
枯木の枝の下がり具合からも冬の厳しさが窺える。
温泉小屋にはシャレオツなカフェテラスが。
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温泉小屋にはシャレオツなカフェテラスが。
間もなく湿原が終わり森に入っていくが、ここで突如シャレオツモードは終わる。朽ちた木道。
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間もなく湿原が終わり森に入っていくが、ここで突如シャレオツモードは終わる。朽ちた木道。
脇を見れば沢の段々。
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7/6 9:15
脇を見れば沢の段々。
前を見ても沢…じゃなくて水の流れる登山道。三条の滝に向かう道は、ぬかるみが非常に激しい箇所が多く、またそれなりに勾配もある。道中で断念して引き返してきたという人にも出会った。
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7/6 9:31
前を見ても沢…じゃなくて水の流れる登山道。三条の滝に向かう道は、ぬかるみが非常に激しい箇所が多く、またそれなりに勾配もある。道中で断念して引き返してきたという人にも出会った。
分岐を過ぎると道は多少マシになり、やがて三条の滝が見えてくる。
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分岐を過ぎると道は多少マシになり、やがて三条の滝が見えてくる。
滝の正面脇には、ここまでの経路からはちょっと想像できないほどしっかり造られた展望台。
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7/6 9:46
滝の正面脇には、ここまでの経路からはちょっと想像できないほどしっかり造られた展望台。
来た甲斐があった。
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来た甲斐があった。
しっかり造られているとはいえ、年季は相当に入っている。
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7/6 9:48
しっかり造られているとはいえ、年季は相当に入っている。
展望台は冬季は立入禁止らしい。位置的に倒木のせいとは考えにくい、ひん曲がった手摺でいろいろ察する。
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7/6 9:50
展望台は冬季は立入禁止らしい。位置的に倒木のせいとは考えにくい、ひん曲がった手摺でいろいろ察する。
往路は基本的に下りとなるためスリップに気を遣う必要があったが、復路はその心配が多少は薄れて、登りの辛さより安心感が上回る。
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7/6 10:03
往路は基本的に下りとなるためスリップに気を遣う必要があったが、復路はその心配が多少は薄れて、登りの辛さより安心感が上回る。
ゴゼンタチバナ。
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7/6 10:23
ゴゼンタチバナ。
湿原まで戻ったあとは東電小屋方面に回る。乾いてきたのか、ワタスゲにモフみが。
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7/6 10:44
湿原まで戻ったあとは東電小屋方面に回る。乾いてきたのか、ワタスゲにモフみが。
体を暖めていたのか、木道脇でニホンカナヘビを3回ほど見た。至近距離まで近づいても逃げ出さない。
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7/6 10:47
体を暖めていたのか、木道脇でニホンカナヘビを3回ほど見た。至近距離まで近づいても逃げ出さない。
東電尾瀬橋から川を見下ろす。
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7/6 10:50
東電尾瀬橋から川を見下ろす。
東電小屋あたりの木道はやけにゴツい。
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7/6 10:59
東電小屋あたりの木道はやけにゴツい。
ヨッピ吊橋。がっしりした造りで、風情はともかく安心感はある。
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7/6 11:07
ヨッピ吊橋。がっしりした造りで、風情はともかく安心感はある。
湿原中央を横切りふたたび竜宮小屋へ。
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7/6 11:14
湿原中央を横切りふたたび竜宮小屋へ。
見晴キャンプ場に戻るとテントがちょっと増えていた。
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7/6 11:59
見晴キャンプ場に戻るとテントがちょっと増えていた。
夜行バスであまり寝られなかったこともあり、テントに潜り込んで午睡。その後ふたたび周囲を散策。
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7/6 13:54
夜行バスであまり寝られなかったこともあり、テントに潜り込んで午睡。その後ふたたび周囲を散策。
そんなことをしているうちにどんどん増えるテント。
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7/6 14:14
そんなことをしているうちにどんどん増えるテント。
夕食はレトルトおでんにしゃぶしゃぶ用の餅を追加したもの。あとお酒。至仏山と湿原を望める位置に自由に使えるベンチが多数あるため最高のロケーション。
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7/6 16:14
夕食はレトルトおでんにしゃぶしゃぶ用の餅を追加したもの。あとお酒。至仏山と湿原を望める位置に自由に使えるベンチが多数あるため最高のロケーション。
ふたたびテントに戻ってグダグダしたのち這い出ると…まさかの青空が!
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7/6 18:18
ふたたびテントに戻ってグダグダしたのち這い出ると…まさかの青空が!
いても立ってもいられず湿原へ。頭の中で「うおー」と嗚咽する。
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7/6 18:22
いても立ってもいられず湿原へ。頭の中で「うおー」と嗚咽する。
最高。
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7/6 18:22
最高。
至仏山は相変わらず雲の中。
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7/6 18:24
至仏山は相変わらず雲の中。
テント場に戻って見返すと更に増えている。人気の高さが伺える。夜間、それなりの強さで降雨があり気温も思ったより下がる。エスケープビヴィとダウンジャケットで寝るにはやや肌寒かった。
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7/6 18:50
テント場に戻って見返すと更に増えている。人気の高さが伺える。夜間、それなりの強さで降雨があり気温も思ったより下がる。エスケープビヴィとダウンジャケットで寝るにはやや肌寒かった。
翌朝、1合飯とレトルトの鶏炭火焼で朝食。周囲のほとんどが濡れていたため、やや奥まった場所の屋根付きベンチで。風景は望めないが乾いた場所のありがたさには代えられない。
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7/7 4:19
翌朝、1合飯とレトルトの鶏炭火焼で朝食。周囲のほとんどが濡れていたため、やや奥まった場所の屋根付きベンチで。風景は望めないが乾いた場所のありがたさには代えられない。
雲はそこまで厚くはないようだがほぼ曇天。
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7/7 5:29
雲はそこまで厚くはないようだがほぼ曇天。
見晴は雰囲気もあり、まったりするには本当にいい場所だった。
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7/7 5:32
見晴は雰囲気もあり、まったりするには本当にいい場所だった。
2日目は尾瀬沼方面へ。経路の序盤1/3程度は緩やかな登りの木道。日が差し込んだら最高に爽やかそう。
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7/7 5:33
2日目は尾瀬沼方面へ。経路の序盤1/3程度は緩やかな登りの木道。日が差し込んだら最高に爽やかそう。
やがて斜度が多少増し、画像のような道と木道が交互に現れるように。
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7/7 6:03
やがて斜度が多少増し、画像のような道と木道が交互に現れるように。
3/4ほど進むと、道の脇に水芭蕉が見られるようになり、開けた場所(白砂湿原)に出る。
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7/7 6:26
3/4ほど進むと、道の脇に水芭蕉が見られるようになり、開けた場所(白砂湿原)に出る。
何とこの場所ではまだ水芭蕉らしい水芭蕉が見られた。ここは水温でも低いのだろうか? まったく期待はしていなかっただけに驚き半分嬉しさ半分。
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7/7 6:26
何とこの場所ではまだ水芭蕉らしい水芭蕉が見られた。ここは水温でも低いのだろうか? まったく期待はしていなかっただけに驚き半分嬉しさ半分。
エンレイソウの実。
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7/7 6:32
エンレイソウの実。
ふたたび木立に入っていく。ここまで来るとしっかりした木道のみ に。
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7/7 6:37
ふたたび木立に入っていく。ここまで来るとしっかりした木道のみ に。
尾瀬沼到着。沼尻休憩所は営業していれば洒落たパラソルが開いていたのだろうが、時間が時間なのでまだ開店準備中だった。
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7/7 6:40
尾瀬沼到着。沼尻休憩所は営業していれば洒落たパラソルが開いていたのだろうが、時間が時間なのでまだ開店準備中だった。
吹き渡る風はやや強く、長袖シャツだけで立ち止まっていると肌寒い。
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7/7 6:41
吹き渡る風はやや強く、長袖シャツだけで立ち止まっていると肌寒い。
沼北側を時計回りに歩きつつ休憩所を振り返る。散策路から岸まではやや距離があり、沼を常に眺められるわけではない点に留意。
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7/7 6:55
沼北側を時計回りに歩きつつ休憩所を振り返る。散策路から岸まではやや距離があり、沼を常に眺められるわけではない点に留意。
次は快晴時に来たいと思わずにいられない。
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7/7 6:58
次は快晴時に来たいと思わずにいられない。
葉は大きいものの、苞の状態がよい水芭蕉がここにも。
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7/7 7:07
葉は大きいものの、苞の状態がよい水芭蕉がここにも。
ふたたびゴゼンタチバナ。
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7/7 7:27
ふたたびゴゼンタチバナ。
尾瀬沼北東岸から大江湿原へ。レンゲツツジが見頃。
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尾瀬沼北東岸から大江湿原へ。レンゲツツジが見頃。
種類不明。
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種類不明。
大江湿原は南北に細長い。
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大江湿原は南北に細長い。
イワカガミは終わりかけ。
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イワカガミは終わりかけ。
タテヤマリンドウ。
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7/7 8:07
タテヤマリンドウ。
イワカガミをアップで。
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イワカガミをアップで。
ハクサンチドリの白花?
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7/7 8:28
ハクサンチドリの白花?
尾瀬沼ビジターセンター。燧ヶ岳に向かうのか、しっかりした装備の人が多く見られた。
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尾瀬沼ビジターセンター。燧ヶ岳に向かうのか、しっかりした装備の人が多く見られた。
テン泊の候補地であった尾瀬沼キャンプ場を覗き見。水場はやや遠いがやはり空間に余裕があり、雨天時に泥撥ねしないのは良さそう。
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7/7 8:59
テン泊の候補地であった尾瀬沼キャンプ場を覗き見。水場はやや遠いがやはり空間に余裕があり、雨天時に泥撥ねしないのは良さそう。
尾瀬沼山荘で花豆ジェラート。なかなか豆っぽくて存在感のある味。
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7/7 9:25
尾瀬沼山荘で花豆ジェラート。なかなか豆っぽくて存在感のある味。
最終目的地、大清水方面に向かう。基本的には木道だが、若干アップダウンあり。
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7/7 9:32
最終目的地、大清水方面に向かう。基本的には木道だが、若干アップダウンあり。
こんな階段があったり。
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こんな階段があったり。
なおこの経路の木道や階段は、設置されたのが古いのか、ずっと湿っているためなのか、かなり腐敗している箇所が目立つ。ビジターセンターにも掲示されていたが、4メートルほどの木道1つで10万円以上するとのことで維持が大変なのだろう。
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7/7 9:56
なおこの経路の木道や階段は、設置されたのが古いのか、ずっと湿っているためなのか、かなり腐敗している箇所が目立つ。ビジターセンターにも掲示されていたが、4メートルほどの木道1つで10万円以上するとのことで維持が大変なのだろう。
ショウキランの群生発見。なるほど腐生植物らしく、絶えず水の滴るグズグズした場所に花を着けていた。
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7/7 10:03
ショウキランの群生発見。なるほど腐生植物らしく、絶えず水の滴るグズグズした場所に花を着けていた。
下山間際に来て、晴れてきたのかしばしば日が差しこむように。
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7/7 10:05
下山間際に来て、晴れてきたのかしばしば日が差しこむように。
ちょっとした沢と化した石段。
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7/7 10:14
ちょっとした沢と化した石段。
下り坂を振り返って。泥が洗い流される程度に水が流れ続けている模様。
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下り坂を振り返って。泥が洗い流される程度に水が流れ続けている模様。
林道に出る。出口はまだ先だが、実質的にはここで山行終了。
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林道に出る。出口はまだ先だが、実質的にはここで山行終了。
あとは大清水までひたすら林道歩き。それなりに距離があり、やけに道幅が広い。
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あとは大清水までひたすら林道歩き。それなりに距離があり、やけに道幅が広い。
というわけでゴール。
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というわけでゴール。
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