梅雨の合間に瑞牆山（富士見平コース↑黒森コース↓）

2019年07月13日(土) [日帰り]

• GPS: 09:37
• 距離: 14.2km
• 登り: 1,122m
• 下り: 1,125m

コースタイム

日帰り

• 山行: 5:25
• 休憩: 4:11
• 合計: 9:36

7:01 県営無料駐車場
7:07 7:16 瑞牆山荘
7:31 7:37 富士見平林道交差
7:54 7:54 富士見平林道終点
7:57 8:02 富士見平湧水
8:05 8:09 富士見平小屋
8:29 8:35 小川山・瑞牆山分岐
8:36 8:42 天鳥川出合
8:43 8:47 桃太郎岩
9:43 10:14 大ヤスリ岩
10:17 10:23 瑞牆山
10:23 10:32 弘法岩黒森分岐
10:39 12:20 瑞牆山
12:23 12:25 弘法岩黒森分岐
13:35 13:51 不動滝
14:32 14:32 小川山林道終点
14:39 14:40 小川山林道芝生広場分岐
15:04 15:49 みずがき山自然公園
16:33 16:33 瑞牆山荘
16:37 ゴール地点

天候

曇り一時晴れ、その後雨
陽があまり照らず、風もそこそこあり非常に気持ちよく登れた。登山適

アクセス

利用交通機関：

自家用車

瑞牆山無料駐車場を利用。
朝7時段階で50台ほど駐車されていたがまだまだ空きはあった。
帰ってきた時は路駐の車多数

コース状況／危険箇所等

・富士見平まで
難所無し。途中瑞牆山が一望できる絶景ベンチアリ。
40分〜50分で富士見平小屋に着く

・富士見平コース
天鳥川を渉り瑞牆山山頂へ。
崩落した道なども整備され通行に支障無し。
岩を縫うように進むアスレチック感に溢れる登山道。
桃太郎岩や大ヤスリ岩など見所も多い。
結構急登。

・瑞牆山山頂
山頂手前の鎖やハシゴはGWなどに残雪が凍結していたりすると難易度が大幅に上がるので注意。
山頂は晴れていれば富士山や八ヶ岳、南アルプスの眺めが素晴らしい。

・黒森コース
山頂への登りの手前の標識を不動滝方面へ進む。
途中「富士見平への降りる場合はこの道ではないので引き返せ」の案内がしつこい位ある。
基本眺望の無い樹林帯を只管進むが、富士見平からの道に比べ木の根が多く湿り気味で滑りやすい。
幾つもの巨岩と手作りの看板を見ながら降りると1時間超で見所の不動滝へ着く。
不動滝以降は比較的なだらかで整備された道だが、みずがき山自然公園までは1時間以上かかり、まだまだ先は長い。
意外に登山者が多い。

その他周辺情報

増富の湯　大人820円
ぬる湯の日帰り温泉なので寒い時期より今頃から夏にかけての方が気持ち良いかも

写真

7/13 6:58

前日千葉から出て来たnameless7cと共に自家用車で7時前に県営無料駐車場到着。
既に50台以上停まっていた。
さすが三連休、天気は微妙な予報だが混んでるな

7/13 7:03

瑞牆山荘。
ここに来るのは2年ぶりか。
前回はGWに富士見平でテント泊し金峰山と瑞牆山登ったなぁ。懐かしい

7/13 7:16

トイレに時間がかかってしまい登山口に入ったのは7時15分。
nameless7cは初の瑞牆山。楽しんでもらいたい

7/13 7:27

登山者は多く、常に誰かを見かけていた。
予報では朝9時くらいまで晴れ間が見える筈だがドン曇り。
しかし涼しく登山日和だな。

7/13 7:43

瑞牆山が見えるベンチ。
今日は黒森コースと周回予定だが、これをnameless7cに見せたくてわざわざ瑞牆山荘側からスタートしたのだ。

7/13 7:43

曇りなのは残念だが、ここから見る瑞牆山はやっぱり格好良いな

7/13 8:03

程なく富士見平へ到着

7/13 8:03

2年ぶりの富士見平小屋。
テン場にはテントが5張りほど張ってあった

7/13 8:09

nameless7cはバッチをお土産に購入
小屋の外にかかっている温度計によると気温は…17℃くらい？
涼しいな

7/13 8:24

富士見平小屋の脇を抜けて瑞牆山への道を進む。
ここから先は足元がゴツゴツし出す

7/13 8:31

小川山への分岐に到着。

7/13 8:32

小川山へはこの奥へ進む。
バリエーションルートだがいつか行ってみたいな

7/13 8:33

出発から一時間半、空は青空になり木々の隙間から瑞牆山山頂が見えた！
山頂着くまで天気持つかな〜

7/13 8:36

今まで二回瑞牆山に行った事があるが、この付近はいつも酷く泥濘み恐る恐る降りたものだが、今日は泥濘みも無く歩き易いな

7/13 8:39

天鳥川出合に到着。
川を渉る

7/13 8:40

桃太郎岩だ！

7/13 8:41

天鳥川を渡った所にある広場

7/13 8:43

やっぱり桃太郎岩は大きいなあ

7/13 8:45

nameless7cを蹴掛けて桃太郎岩の割れ目に侵入してもらった

7/13 8:51

先に進むと道が酷く荒れている。
二年前はこんなに崩れて無かった筈だが…

7/13 8:45

kukaminに嗾けられなくても一人で来たら中に入る
誰だってそうする
岩壁は冷たく湿り苔むしていて変な蟲とご対面しそうなことを除けば涼しく快適だ
道中暑くてたまらない時にここを訪れたら、岩に挟まって涼むとよいだろう

7/13 8:47

意外と奥に進める
両壁を使って割れ目から上に出るのは難しい

7/13 8:58

鎖登場。
でも登りでは使わないかな。
凍結時や下り用かも

7/13 9:05

暫く鬱蒼とした樹林帯の道を進む

7/13 9:07

すっかり天気は晴れに。このまま晴れてくれないかな

7/13 9:10

次第に急になる登山道

7/13 9:12

この岩にもつっかえ棒が

7/13 9:17

木々の隙間から五丈石らしき岩が見えた

7/13 9:20

またまた鎖。
やはり登りでは使わず

7/13 9:37

更に進み続けると大ヤスリ岩らしき影が…しかし、曇ってる！？

7/13 9:38

大ヤスリ岩直下到着。
すっかり曇り空て太陽は消えていた。
結局晴れ間がのぞいたのは一時間程か…

7/13 9:45

大ヤスリ岩脇に入口があるカンマンボロンへのバリルート。
前に来た時少しだけ奥に進んだら良い眺めだったのでもう一度行って見たのだが…

7/13 9:47

下から見た大ヤスリ岩

7/13 9:52

見事にホワイトアウトで眺望無し！

2017年5月4日撮影の同じ場所。
確か八ヶ岳が見えた筈

7/13 10:03

これ以降更に岩が大きさを増し全身を使った登りを強いられる

7/13 10:08

7/13 10:09

面白いが大変な道だ

7/13 10:09

7/13 10:12

岩の隙間を進む。
結構大股開きしなければならない段差も

7/13 10:16

今日は涼しいせいかnameless7cの調子が非常に良いようでばてずに登り続けている

7/13 10:18

大ヤスリ岩にも雲がかかり出す

7/13 10:19

道は何処だ？

7/13 10:27

7/13 10:30

黒森分岐到着。
山頂はもう直ぐだ

7/13 10:32

濡れて滑り易い山頂への道。
鎖はあるがなかなか大変だ

7/13 10:35

7/13 10:35

今度はロープ

7/13 10:37

最後にハシゴ

7/13 10:39

山頂到着。
分かっていたが、雲に包まれ全く景色が見えないのはショックだ

7/13 10:40

山梨百名山標識

7/13 10:40

寒くは無いし風もないのが救いか。
2人とも腹ペコなのでまだ10時台だが昼飯としようか。
車の中におにぎりを忘れて来てしまったのでカップ麺しか無いが

7/13 10:51

壊れて（？）樹林帯に避難させられた山頂標識

2016年4月17日撮影。
この時は山梨百名山標識の隣にあったんだな。
というか山梨百名山標識も代替わりしてるな

7/13 11:13

7/13 11:13

時々下側の雲は切れる。
大ヤスリ岩も見えた

7/13 10:42

下を撮影
雲がかかって高度感がわからない

7/13 11:14

なんとも危険な撮影を行う女性

7/13 11:14

金峰山方面は雲の中

7/13 11:52

大ヤスリ岩もまたすぐに雲に覆われてしまった。

7/13 12:02

迫力の鋸岩

7/13 12:05

7/13 12:05

山頂は人が途切れず混みあう

7/13 11:49

雲が晴れたのでまた下を撮影したが高度感が出ない
もっと前に出ないとダメか

7/13 12:06

上空の分厚い雲が退かない

7/13 12:07

金峰山方面の雲が…

7/13 12:07

一瞬五丈岩も見えた（撮影はできず）が、すぐにまた雲の中に金峰山は姿を消してしまった

7/13 12:09

下山前に記念撮影

7/13 12:23

1時間40分も山頂でのんびりしてしまったので下山開始。
午後から雨予報なのを忘れていた

7/13 12:25

黒森コースより下山。
ここは自分も初めて歩くコースだ。

7/13 12:26

富士見平から来た登山者は引き返せという案内。
結構頻繁に登場する

7/13 12:28

うっすら見える小川山（？）

7/13 12:29

最初はこんな道をひたすら降る

7/13 12:34

クーラー岩？？

7/13 12:34

子の隙間から冷たい風が出ていた。
なるほど、クーラー岩ね

7/13 12:41

道は結構整備されている。

7/13 12:47

富士見平川と比べ人が少ないと思っていたのだが、どんどん人が登ってくるので驚いた。
下山までに30人くらいはすれ違ったかも

7/13 12:48

7/13 12:53

富士見平川に比べると全体的に湿っている黒森コース。
前日の雨の所為か登山道に水が流れている場所も多数

7/13 12:54

こういった岩の名前が書かれた看板が度々あるが、どの岩を指しているかわからないのも多かった

7/13 12:55

これが弁天岩なのかな

7/13 13:00

左小川山とあるが道は見当たらず

7/13 13:01

〇祖岩…？看板が破損していて分からず

7/13 13:02

小川を渡る

7/13 13:03

沢が近くなり水音が大きくなってきた。
王冠岩ってどれだ！？

7/13 13:06

画面に入りきらない巨岩。
次第に巨岩だらけになってきた黒森コース

7/13 13:08

この岩の下につっかえ棒してる枝は何の意味があるのだろうか

7/13 13:08

どでかい岩の間を進む

7/13 13:11

特に名前標識は無いが面白い形の岩だ

7/13 13:17

ここら辺は急坂で登ってくる人たちは辛そうだった

7/13 13:18

ロープあり

7/13 13:18

7/13 13:19

濡れた岩だと足元が不安だ

7/13 13:25

夫婦岩

7/13 13:25

7/13 13:26

正面から見ると高炉みたいな形してる

7/13 13:29

またも渡渉

7/13 13:30

不動滝に中々着かない

7/13 13:30

7/13 13:31

7/13 13:32

7/13 13:37

やっと不動滝に着いた。
黒森分岐から1時間15分

7/13 13:38

見ごたえのある滝だ

7/13 13:38

冷たくて済んだ水だ

7/13 13:39

7/13 13:40

このコースの一番の見所だという

7/13 13:40

次はみずがき山自然公園を目指す

7/13 13:40

不動滝の休憩広場

7/13 13:40

7/13 14:01

滝を堪能し小休止した後出発。
これ以降の道は比較的整備されていた

7/13 14:09

7/13 14:10

しかし気軽に滝を見に来るには遠すぎる様な気がする…

7/13 14:11

7/13 14:11

濡れた足元が滑らないように気を付けながら歩く

7/13 14:13

ちょっと千葉県の鋸山っぽい

7/13 14:14

ロッククライミングをしている人がいるのか、ロープが垂れさがっていた。
岩に金具を打ち付けるような音も

7/13 14:26

視界が開けいよいよ林道が近い

7/13 14:32

小川山林道終点

7/13 14:47

舗装路へ出た。
これ以降県営無料駐車場までの長いロードが待っている。
林道に出るころから遂に雨が降り始めた…

7/13 14:52

途中クワガタを発見！

7/13 15:02

みずがき自然公園が見えてきた

7/13 15:04

あまりにも腹が減ったのでここで食事をしていく事に

7/13 15:30

二人して山菜そばを食す

7/13 15:49

自然公園には幾つかテントが張られていた。
食事を終えても雨は止まずますます雨脚は強くなる

7/13 15:57

富士見平への道の案内標識が何か所かあった

7/13 16:13

瑞牆山荘への林道に出た。

7/13 16:32

更に歩くこと20分。やっとゴールが見えてきた…
車道歩きが長すぎ。
車を停める場所失敗したかなぁ

7/13 18:08

増富の湯で汗を流す

撮影機器：

iPhone 7 Apple

iPhone 8 64GB SIMフリー Apple

装備

個人装備

長袖シャツ Tシャツ ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 日よけ帽子 靴 ザック 昼ご飯 行動食 飲料 レジャーシート 地図（地形図） ヘッドランプ 予備電池 ファーストエイドキット 常備薬 保険証 携帯 時計 サングラス タオル ストック

感想

kukaminn

中々梅雨が明けず、折角の三連休も曇りや雨マークしかない天気予報の中、わずかな晴れ間を狙って訪れた瑞牆山。
自分は3度目の瑞牆山、前回は2017年のGWだったので久しぶりだ。
今回誘った山友のnameless7cは初瑞牆山登山なので、彼に存分に岩場を楽しんでもらおうと王道の富士見平から登り、3度目の自分は目新しさが欲しかったので下山は黒森コースからと計画を立てた。

当日は予報通り曇り空。20℃を着る涼しさと適度な風に非常に快適な登山日和。
暑さにとにかく弱いnameless7cも今日は調子が良さそうだ。

彼とは登山漫画「ヤマノススメ」を読んでおっさんになってから登山を始めた仲なので、漫画内で主人公たちが登ったのと同じコースである富士見平小屋からの登りにしてみたのだが（所謂聖地巡礼登山）、結構喜んでもらえたようだ。
このコースは桃太郎岩や大ヤスリ岩といった奇岩巨岩の見どころも多い上、山頂が近づくにつれ大きな岩がゴロゴロした中を進むアスレチック的楽しさもあり、特に岩場が苦手とかでもない限り誰でも楽しめる良コースだと思う。

更に山頂からは大展望が広がる…！！筈だったのだが残念ながらこの日青空が見えたのは8時半位から約1時間半の間だけであり、我々が大ヤスリ岩に到達した10時には山頂を雲が覆い始めていた。
あと1時間早く出発していれば山頂で晴れ間が見えたかな…とも思ったが、金曜に仕事を終えた後移動したnameless7cが神奈川の私の家に到着したのは0時を過ぎていたし、これでも朝4時半に出発していて寝不足なので、これは仕様が無かったかな。

山頂では時々雲が切れるものの上空の雲は晴れることなく、富士山や南アルプス、八ヶ岳などの展望は得られなかった。
早朝出発のため時間的に余裕があったので、昼食を取りゴロゴロ寝たりしてのんびりと1時間40分程過ごした後下山開始。

下山は初めて歩く黒森コース。
不動滝を経由してみずがき山自然公園へと降りていくルートだ。
初めて歩いてみたが結構整備されており道迷いなどの心配も低く、利用者も多かった。
様々な巨岩が現れ、一番の見所の不動滝以外にも面白い場所は沢山ある。
終始樹林下で展望はないが飽きずに登れる道だと感じた。

しかし今回車を瑞牆山荘側に置いてきてしまったので、車道に出てから駐車場に戻るまでが長すぎたのが失敗だったかな。
途中腹が減り過ぎてみずがき山自然公園で食事したりと、とにかく休憩時間が多い山行になってしまった（休憩時間合計4時間以上）

流石にこれは休憩しすぎだわな…