記録ID: 192511
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ハイキング
丹沢
丹沢・不老山
2012年05月20日(日) [日帰り]


体力度
3
日帰りが可能
- GPS
- 06:25
- 距離
- 17.8km
- 登り
- 803m
- 下り
- 785m
コースタイム
8:40 駿河小山
11:00 不老山(昼食)
12:00 世附峠
15:10 駿河小山駅
11:00 不老山(昼食)
12:00 世附峠
15:10 駿河小山駅
過去天気図(気象庁) | 2012年05月の天気図 |
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アクセス |
利用交通機関:
電車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
初めは緩い林道歩きが1時間ぐらい続き、山道に入ってしばらくすると急登となるが、足場は悪くない。見晴らしのいい「南峰」を過ぎれば、5分程度で不老山頂上。そこからから世附峠と、高村光太郎夫妻にあやかった「樹下の二人」へは急な下りを経てたどりつく。 ふもとの掲示板には世附峠から駿河小山に下る林道は通行止めの表示があり、現地にもロープが張ってあった。「車で通るのは無理だろうが、歩いてなら通れるだろう」という考えで林道に入ったところ、10ヵ所以上で倒木や崩落による通行困難な個所があり「ザイルがあれば確保できるのに」などとぼやきながらの下山になる。難所通行の訓練と考えれば意義もあったが、原則論で言えばルート選択を誤った。 崩落や倒木は2010年秋の台風による被害が今も復旧されていないせいのようだ。下山後に歩いた山麓の集落には我々が降りてきた方向を指して「不老山ハイキングコース」という表示があったが「アスレティックコース」とでも表示すべきだろう。ハイキングコースと表示するなら、倒木や崩落個所の修繕処理を行って一般ハイカーにも安心して通れるように整備すべきだと思った。 自らの事前リサーチ不足を棚に上げて言えば、関係者各位の努力で初心者でも安心して歩けるよう登山道を修復してほしい。不老山は南峰や「樹下の二人」などからの眺望が素晴らしく、地元の方の手作りの指導標など魅力にあふれる山域だけにその点が残念に感じられた。 なお、今回の目的だったサンショウバラは今年の低温気味の気候のせいか全く開花しておらず、それも残念だった。つぼみもまだ小さく、本格的な開花は2週間ぐらい先かと思われた。 小山町健康福祉会館の入浴施設「ゆったり湯」は昨年秋に営業を停止し、同町内には銭湯なども含め入浴可能な施設はないとのこと(駅前の観光案内所職員の弁)。我々は御殿場線で山北まで行き、山北町営の「さくらの湯」で汗を流した。反省会は新松田の居酒屋で挙行。 |
写真
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頂上までは急登が続き、けっこう歯ごたえありました。前夜、2足の山靴を並べ「明日は日帰りハイクだし、標高低いし、軽いファブリックにすっか」と決心しようとしましたら、重たい靴(ゴロー製)が「悪いこといわんから、おれを履いて行け!」と言ってるような気が何となくしたんです。片足1・3キロぐらい。急登が続くもんで「軽い方にしておけばよかったかな」と思いながら登りましたけど、結果的にこれが正解でした。頑丈な靴のおかげで、「災害現場」を難なく降れたからです。
帰りの林道が惨憺たる状況だったことは、SNOWMAN先輩の報告の通り。山歩きが好きな方でも、あのコースを無事クリアできるかどうかは別問題でしょう。結果的に、SNOWMAN先輩と小生は無事下山し、アドベンチュラスな山行を楽しむことができました。
でも、川と化した「元林道」の水量がもっと多かったら、崩落した林道が垂直に切り立っていたら、気温が下がって大雨になったら、とマイナス要因を加えて想像してみると、気持ちよく山行後の酒を飲めていたかどうか。
前週に講習を受けていたこと、SNOWMAN先輩と小生ともに田舎もん(先輩すいません)で、かつ「災害現場」みたいなところで子どものころから遊んでいたことが役に立ったのかもしれません。
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