ハードだった群馬百96座目:四郎岳〜燕巣山+尾瀬谷川赤線繋ぎ


- GPS
- 07:47
- 距離
- 19.8km
- 登り
- 1,629m
- 下り
- 1,503m
コースタイム
天候 | くもり |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
自転車
午後:湯ノ小屋近くの路肩に駐車〜宝川入口まで自転車〜昭和IC |
コース状況/ 危険箇所等 |
・丸沼高原〜四郎峠までの沢沿いルートは、荒れ気味で難し目の破線。 笹も伸びていて、一部背丈以上の藪状態。 ルートもわかりにくいですが、テープが豊富なのが救いです。 ・四郎峠〜四郎岳、燕巣山は急登ですが、ほぼ実線レベル。 |
写真
感想
今週末もまた冴えない天気。
先週に引き続き、眺望がメインではない山をセレクトするしかありません。
そこで、涼しい時期に登ろうと考えていた群馬100の四郎岳に前倒しで挑戦。
午後は天気を見ながら、尾瀬と谷川の赤線繋ぎの宿題を片付けます。
スタートの丸沼高原は賑わっていましたが、皆さん釣り人。
登山者同様、釣り人も朝が早いですね。
あまり調べてこなかった四郎岳ですが、笹が刈り払われていたのは数百m程で、
その先は笹藪が待ち構えていました。
いつもは横着して雨具を着ることなくズボンびしょ濡れにしてしまうのですが、
今回は、さすがに雨具を着ないとヤバいな、と珍しくズボンを着用。
笹は頭上からも覆ってくるので、ザックカバーも付けました。
このルートは渡渉が多く、十回以上渡渉ポイントを通過。
対岸にテープが付けられているので助かりますが、ルーファイにも気を使います。
沢沿いは概して荒れ気味で、破線としてはかなり厳しい目。
途中で、二度とこんな山来るか、と泣きが入ります。
四郎峠まではとても時間がかかりましたが、この先の稜線歩きは快適。
見た目通り四郎岳まで急登続きでしたが、
山頂からは日光白根山がどーんと見え、横には昨年登った錫ヶ岳の姿も。
ここから見るとすぐ登れそうな錫ヶ岳ですが、結構な道のりでした。
さらに錫ヶ岳の右に何と富士山が。
まさかこの日の予報で富士山まで見えるなんて考えもしなかったので、感動でした。
四郎峠へ下り、四郎岳とシンメトリーのような急登続きで栃木100の燕巣山へ。
標高2222mとゾロ目で、縁起が良さそうです。
燕巣山の下りで初めて登山者に遭遇しましたが、
この方は栃木100名山97座目とのこと。
四郎岳、燕巣山ともマイナーなので、終盤に訪れる方が多いのでしょうか。
下山後天気をチェックしましたが、午後も問題なさそうだったので、
湯ノ小屋温泉と宝川温泉入口間の赤線(尾瀬〜谷川連峰)を繋ぐことにします。
先ずは自転車で宝川温泉入口まで下りますが、
幹線道路は歩いても面白くなさそうなので、遠回りにはなりますが、
武尊トレランのルートの一部を通って湯ノ小屋温泉へ。
車はほとんど通らず、花あり、スキー場ありで、正解でした。
今週も何とかガスには巻かれずに歩くことができました。
四郎岳は思いの外厳しいルートで、再び日光エリアの藪の凄さを実感。
日差しがあるとさらに厳しいコンディションだったかと思いますが、
雲のお蔭で涼しく歩けて助かりました。
もう7月も下旬、今年はいまだに標高2500m以上の山に行けていませんが、
いい加減夏山を楽しみたいものです。
コメント
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hirokさん、こんばんは。
宝川〜湯ノ小屋の赤線接続、おめでとうございます!
群馬100も終盤になると、難易度が上がりますね。
栃木100の燕巣山も含め、シブいエリアです。
ヤブの深さも、さもありなん、という感じです。
群馬100も、いよいよですね。
富士山見えましたか?!
この日は、高尾からも見えなかったのに、驚きです。
satfourさん、こんばんは
車道での赤線繋ぎは本意ではないのですが、この区間はやむなしでした。
バス路線を歩かなかったのがせめてもの救いです。
ほとんど聞いたことがない2座でしたが、
久々に手強い破線ルートでした。
短い距離ながら、渡渉、藪、ルーファイと様々な要素が詰まっていて、
勉強になるルートです。
日光の藪は改めて手強さを感じました。
大変なルートでしたが、山頂からの景色に癒されました。
日光白根山の展望台でしたが、富士山が見えるとは全く思っていなかったので、
苦労が報われた感じでした。
hirokさん、こんにちは!
梅雨空なのに、毎週登山が続きますね。
群馬百も先が見え、モチベも高まるばかりでしょう!
それにしても、僅か4枚目からの笹藪登場
レコ全般を拝見しても、これは好き者の世界ですね〜。
そう!、藪オタクそのものですよ
百高山、列島横断までは同志と思っておりましたが、
そこから先は、凡人にはついて行けません
スキル、体力が向上すると、一般ルートがつまらなくと
言われますが、まさにその域!マタギか仙人ですよ。
珍しく、食べ物の写真がありませんね
ひょっとして、霞を喰らってましたか!?
tailwindさん、こんばんは
今年ほど山の選択に頭を悩まされる年は記憶にないです。
幸い、百名山等で何とかモチベーションを保っていますが。。。
今回は伏兵にやられた感じです
おっしゃる通り、この山は好き者の世界だと感じました。
私はやりませんが、ロッククライミングの魅力はわかるような気がしますが、
藪漕ぎの魅力はこれっぽっちも理解できません。
不快だし、体は痒くなってくるし、ルートは心配になってくるし。
できるだけ避ける方向でやってきましたが、今回は他にルートもなく
(最も事前の調査すらしていなかったのですが
いつもは
今回はダニが取り付いているのではと思い、
hirokさん、こんばんは。
今回のレコ、色々と興味深く拝見しました。
このあたりのお山、尾瀬沼へ行く途中の三平峠手前から
見えますよね。ここでいつもいつ登ろうかと思うのですが
いまだ置いたままです。。
四郎岳は数年前に計画だけはしたのですが、そのときに
沢靴も持参しようと考えて、計画にはそんなコメントも
書いていました。hirokさんの感想を見ると、ほんとに
そんな状況もありそうですね。また、残雪期に歩く計画も
別にあったりするのですが、こちらも実際はなかなか厳しい
かもしれませんね(とレコを拝見して思いました)。
う〜ん、四郎岳、いつかは登ろうと思うのですが、どうしようかな
赤線繋の部分、私も色々検討して、結局 照葉峡に沿って
上流を目指し、上州武尊山経由で遠回りしたのですが
自分も見たナメや滝の写真もあったりして、その時の記憶が
はっきりと蘇りました
梅雨時期でも果敢に攻めますね!お疲れ様です!
youtaroさん、こんばんは
四郎岳、検討されたことあるんですね
マイナーな山だけに、話をできるだけで感激です。
全てを見たわけではありませんが、沢の水量はさほど多くなく、
また滝のような障害物もなさそうなので、
沢靴があれば藪漕ぎせずに歩けるのになあ、と思いました。
7月だとそれなりに暑いので、なおさら沢は快適そうでした。
youtaroさんのように照葉峡沿いを延々と歩く気力はなかったので、
最短で宝川温泉と湯ノ小屋温泉を繋げてしまいました。
四郎岳&燕巣山も赤線繋ぎも半日行程だったので、
ちょうどよい組合せで梅雨の曇天を過ごすことができました。
毎週のように眺望の乏しい山を選択するのもつらいですね
hirokさん おはようございます
群馬百名山を目指す限り、避けて通れない四郎岳ですが、
特に完登を目指していないので…パスすることになりそう
です。藪漕ぎが…凄すぎです。お疲れ様でした。
埼玉のchii
chii1961さん、こんばんは
錫ヶ岳と違って、四郎岳は定期的に笹刈が行われていると思います。
(足元は空間ができていたので)
レコをチェックしていると、笹刈のタイミングがわかるので、
その直後に行くと快適な山行を楽しめると思います。
藪になりやすい山はタイミング次第で、明暗がわかれますね。
谷川連峰も大体9月に笹刈を行っているで、
夏に伸びきったタイミングで行う所が多いのではないでしょうか。
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