壮大な御嶽山（継子岳〜摩利支天山〜剣ケ峰）を周遊登山

2019年07月20日(土) 〜 2019年07月21日(日)

• GPS: 11:55
• 距離: 15.9km
• 登り: 1,504m
• 下り: 1,508m

コースタイム

1日目

• 山行: 3:15
• 休憩: 0:35
• 合計: 3:50

距離 5.5km 登り 927m 下り 260m

12:04 飯森高原駅
12:15 黒沢口七合目・行場山荘
13:03 13:09 黒沢口八合目・女人堂
14:03 14:30 石室山荘
14:37 覚明堂休泊所
14:46 二ノ池・頂上・黒沢口分岐
14:53 二ノ池山荘
15:10 賽ノ河原
15:21 15:22 白竜教会避難小屋
15:24 15:25 三ノ池乗越分岐
15:39 巻道の三ノ池分岐
15:54 飛騨頂上
15:54 五の池小屋

2日目

• 山行: 7:03
• 休憩: 0:45
• 合計: 7:48

距離 10.4km 登り 593m 下り 1,268m

6:32 五の池小屋
7:05 7:08 継子岳
7:23 継子岳２峰
7:46 7:47 四ノ池渡渉点
8:02 8:03 三・四・五ノ池分岐
8:18 8:19 飛騨頂上
8:23 8:25 五の池小屋
8:32 飛騨頂上
8:56 9:03 摩利支天乗越
9:05 摩利支天乗越展望台
9:18 9:26 摩利支天山
9:44 9:45 摩利支天乗越展望台
9:56 摩利支天乗越
10:03 三ノ池乗越分岐
10:13 10:14 賽ノ河原
10:29 10:43 二の池ヒュッテ
10:49 10:50 二ノ池山荘
11:01 黒沢十字路
11:20 11:21 御嶽頂上避難シェルター(御嶽頂上山荘跡)
11:32 御嶽山
11:46 11:47 御嶽頂上避難シェルター(御嶽頂上山荘跡)
12:00 12:01 黒沢十字路
12:03 12:04 二ノ池・頂上・黒沢口分岐
12:08 覚明堂休泊所
12:33 石室山荘
13:14 黒沢口八合目・女人堂
14:10 14:11 黒沢口七合目・行場山荘
14:20 飯森高原駅

1日目：石室山荘で15分の昼食休憩
2日目：継子岳下山後五の池小屋で15分トイレ休憩、二の池ヒュッテで15分休憩、剣ヶ峰で25分休憩、石室山荘で10分休憩、女人堂で10分休憩

天候

1日目：小雨〜曇り、2日目：ほどよい曇り

アクセス

利用交通機関：

自家用車 ケーブルカー（ロープウェイ／リフト）

中津川ICから約2時間の場所に御岳ロープウェイ乗場（無料駐車場あり）
往復2600円（片道1400円）
何故か最新ナビでもロープウェイ乗り場への道が出てこないので、ホテル木曽温泉にナビ設定してその後はロープウェイ乗場の標識に従って進む（8km）

コース状況／危険箇所等

登山ポストは御岳ロープウェイ乗場にあり
女人堂（八合目）ぐらいまで雨上がり足場悪く滑りやすい場所あり
登山道は比較的整備されているが立入禁止登山道があるので要注意

その他周辺情報

五の池小屋内に雲上の薪ストーブカフェ「ぱんだ屋」あり
ホテル木曽温泉は日帰り温泉あり600円

写真

7/20 11:48

御岳ロープウェイのゴンドラです。土曜日ですが天気が悪かったので乗客はほとんどいなく従業員は暇そうでした。

7/20 12:06

ここから登山道になります。計画では黒沢口六合目から登山開始でしたが、登山口到着が遅くなったのでロープウェイを利用して登山コース1時間短縮できました。

7/20 12:12

最初に現れた七合目行場山荘です。まだ歩き始めなのでそのまま素通りしました。

7/20 12:59

八合目女人堂で軽く休憩。標高三千メートルの山なので一合登るのに約1時間かかります。

7/20 13:00

八合目ぐらいから森林限界で木々が少なくなり展望が良くなります。左側、雲の上に見えるのは乗鞍岳、穂高連峰です。

7/20 13:03

杖洗いと書いていますが、ストック先を洗っても良いのかな〜

7/20 13:32

雲海と石仏をアングルに撮影

7/20 14:25

九合目の石室山荘です。登山道はこの中を通り抜けました。

7/20 15:38

ミヤマダイコンソウ。1日目は時間的に余裕がなく天気も悪かったので花の写真はほとんど撮影しませんでした。

7/20 15:49

本日宿泊の五の池小屋です。新しい建物になっていました。宿泊数100名で一泊二食付き9500円です。洗面場所、更衣場所、乾燥室ありました。

7/20 15:50

五の池小屋の展望デッキで、前には摩利支天山を望み眼下には五の池があります。生憎の天気なのでデッキには誰も居ませんでした。

7/20 17:26

小屋で休憩していると「展望デッキからライチョウが見えるよ」と教えてくれたので外に出て撮影。

7/20 17:29

夕方になると電気照明以外にランプにも灯がともりました。

7/20 17:30

小屋は薪ストーブで温かいです。ピザはこのストーブで焼き、1日10枚限定で予約すると食べることが出来ます。

7/20 17:34

小屋の中の一部に薪ストーブカフェ「ぱんだ屋」あり、ケーキも販売しています。

7/20 18:15

小屋の夕食で、今夜のおかずはてんぷらがメインでした。

7/21 5:54

小屋の朝食で、みそ汁が美味しいです。

7/21 6:43

チングルマはあまり見かけませんでした。

7/21 6:45

ハイマツの中に突然大きな岩が現れました！正面に回り込むと洞窟らしいです。

7/21 6:55

この辺は針の山で尖った石がたくさん乱立してました。

7/21 6:55

こんな岩もあったので、雲海とツーショット撮影

7/21 7:02

継子岳山頂から摩利支天山、剣ヶ峰を展望する。

7/21 7:02

継子岳山頂、標高2859mです。

7/21 7:09

継子岳から別ルートで下ります。

7/21 7:13

ミヤマキンバイ？

7/21 7:15

継子岳にはコマクサがいっぱい咲いていました！

7/21 7:16

さすが高山植物の女王ですね〜

7/21 7:20

四の池と摩利支天山と剣ヶ峰

7/21 7:24

乗鞍岳と穂高連峰

7/21 7:35

四の池は水がほとんどありません。

7/21 7:59

三の池が一番大きいです。

7/21 8:03

ナナカマドから継子岳を望む

7/21 8:11

ハクサンイチゲがいっぱい咲いています！

7/21 8:12

アオノツガザクラ

7/21 8:33

五の池、五の池小屋、継子岳を振り返って望む

7/21 8:43

五の池、五の池小屋、継子岳を振り返って望む

7/21 8:54

イワウメ

7/21 9:19

摩利支天山頂上2960m

7/21 9:38

コイワカガミ

7/21 9:39

ツガザクラ

7/21 9:40

イワヒゲ

7/21 9:40

キバナシャクナゲ

7/21 9:54

イワツメグサ

7/21 9:55

イワベンケイ

7/21 9:57

ミヤマキンバイ

7/21 10:10

賽の河原

7/21 10:47

二の池、噴火前までは奇麗なエメラルドグリーンだったそうです。

7/21 10:47

二の池の前の像

7/21 10:52

二の池は火山灰に覆われて白く、ハイマツは焼けて黒くなっていました。

7/21 11:22

剣ヶ峰山頂から見た一の池

7/21 11:22

剣ヶ峰山頂から見た、一の池、二の池、摩利支天山、継子岳

7/21 11:27

御嶽頂上山荘は噴火で無残な姿に

7/21 11:28

剣ヶ峰最後の石段は疲れた足には厳しいです。

7/21 11:30

今も噴煙が出ている剣ヶ峰周辺

7/21 11:33

剣ヶ峰から継母岳方面

7/21 11:33

剣ヶ峰から見た雲海

7/21 11:34

御嶽山最高峰、剣ヶ峰3067m

7/21 11:35

噴火で頭が飛んだ石仏

7/21 11:37

鐘と雲海

7/21 11:43

避難用シェルター。中で休憩している人が居ましたが避難用以外には使用禁止。

7/21 11:44

平成26年9月27日の噴火で58名の犠牲者、5名の行方不明者。安らかにと手を合わせました。

7/21 11:58

王滝口登山道、女人堂〜三の池道、剣ヶ峰周遊は立ち入り禁止

7/21 13:44

ツマトリソウ

7/21 13:49

モミジカラマツはたくさん咲いていました。

7/21 13:54

ゴゼンタチバナ

7/21 14:27

御岳ロープウエイ山頂乗場の看板、右端の継子岳から左端の剣ヶ峰まで歩きました。

撮影機器：

Canon PowerShot SX620 HS Canon

装備

個人装備

長袖シャツ Tシャツ ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 日よけ帽子 靴 ザック 行動食 非常食 飲料 レジャーシート コンパス 笛 計画書 ヘッドランプ GPS 筆記用具 常備薬 日焼け止め 保険証 携帯 時計 サングラス タオル ストック カメラ

共同装備

携帯ガス＆コッフェル

備考

凍らしたゼリーは美味しい、果物

感想

hanasakaoyaji

当初の予定では3泊4日で苗場山を予定していましたが、まだ梅雨も明けず天気予報が悪かったので宿をキャンセルして、一泊二日で近場の御嶽山を選びました。出発日も土曜日にするか日曜日にするかもかなり迷いましたが、土曜日出発にして正解でした（行き帰り高速代も3割安）。
宿泊所となった五の池小屋は、ヤマレコ報告を読むと泊まって見たい山小屋と書かれていたので当日朝早くに電話申し込みしました。後で知った話ですが二日前にテレビ番組「カンブリア宮殿」夏山スペシャルに放送されたそうで、今年の夏は宿泊者で混雑するかも。ここのPRは雲上の薪ストーブカフェと展望デッキです。
計画書では黒沢口六合目から登り始める予定が、中央道での交通事故渋滞で登山口到着が遅くなりそうなので急きょ御岳ロープウェイを利用する事に決めました。ただ不思議なことに最新カーナビなのにロープウェイ乗場までの道が載ってなくて半信半疑で車運転しました（ホテル木曽温泉をナビ設定して後はロープウェイ乗場標識に従うと良い）。
下界は雨でも御岳ロープウェイで標高2100mまで一気に登るとそこは雲の上で雨はほとんど降っていませんでした。
1日目は出来るだけ早く山小屋に到着したかったのでどの山頂にも立ち寄らずに翌日晴れることを期待して歩きました。名物の山小屋展望デッキも小雨と風で誰も休憩している登山者はいませんでした。
2日目は青空にはなりませんでしたが、ガスも無く暑くもない登山日和で継子岳をぐるっと周遊、摩利支天山では岩尾根歩きもして、剣ヶ峰では今なお平成26年9月27日噴火の災害跡が残る異様な雰囲気の場所を歩きました。
剣ヶ峰の登山では3割ぐらいの人がヘルメットをかぶっていました（私は持ってましたがリュックに入らなかったので車に置いていきました）。