ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 194786
全員に公開
ハイキング
京都・北摂

魅惑の樒原 紋次郎と鎧田が魅了する

2012年05月26日(土) [日帰り]
 - 拍手
GPS
--:--
距離
4.0km
登り
204m
下り
226m
天候 晴 適温
過去天気図(気象庁) 2012年05月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
コース状況/
危険箇所等
地蔵山や愛宕山はハイカーで賑わっているのに対し、樒原の魅力は知られていない。
この集落は木枯し紋次郎のロケ地であり、美しい鎧田の展望がある。
鎧田とは棚田のことであり、鳥瞰図のように真正面から眺望すると、棚田が鎧のように見える。
登山ルート情報などは殆ど無く、実踏で探索するしかない。
紋次郎ロケ地と40年後の現在とを見比べ、鎧田の展望地を探しに登山した。
♪なのにアナタは樒原へ行くの?
   ♪樒原の集落がそんなにいいの?
日本の原風景が好きな者にとっては、堪らない場所ですね。樒原は…。
その魅力を紹介させて頂きます。
2012年05月26日 10:41撮影 by  VG110,D700 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2
5/26 10:41
♪なのにアナタは樒原へ行くの?
   ♪樒原の集落がそんなにいいの?
日本の原風景が好きな者にとっては、堪らない場所ですね。樒原は…。
その魅力を紹介させて頂きます。
集落を西へ抜けた場所にあるロケ地。
間引き地蔵の前を通り抜ける紋次郎。
2012年03月28日 13:54撮影 by  VG110,D700 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2
3/28 13:54
集落を西へ抜けた場所にあるロケ地。
間引き地蔵の前を通り抜ける紋次郎。
これが現在の風景。
背後の山の形が映像と同じです。
間引き地蔵は、ロケ用だったようです。
2012年05月26日 10:50撮影 by  VG110,D700 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
5/26 10:50
これが現在の風景。
背後の山の形が映像と同じです。
間引き地蔵は、ロケ用だったようです。
少し西へ行って東方向を移した映像。
紋次郎が小さく写っています。
2012年03月10日 20:51撮影 by  VG110,D700 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
3/10 20:51
少し西へ行って東方向を移した映像。
紋次郎が小さく写っています。
現在の場所も、40年前の面影を残していました。
紋次郎の居た場所にバイクを駐輪。
2012年05月26日 10:55撮影 by  VG110,D700 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2
5/26 10:55
現在の場所も、40年前の面影を残していました。
紋次郎の居た場所にバイクを駐輪。
北西の稜線に鉄塔657が見える。
先ずは、あの場所へ登ろう。
2012年05月26日 10:59撮影 by  VG110,D700 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/26 10:59
北西の稜線に鉄塔657が見える。
先ずは、あの場所へ登ろう。
ここが登山口。
踏み固められた小径だったので、難なく登れる。
2012年05月26日 11:01撮影 by  VG110,D700 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
5/26 11:01
ここが登山口。
踏み固められた小径だったので、難なく登れる。
稜線まで登り、南方向に先ほど見上げた鉄塔657が見える。
この場所からは鎧田は全く見えなかった。
2012年05月26日 11:23撮影 by  VG110,D700 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
5/26 11:23
稜線まで登り、南方向に先ほど見上げた鉄塔657が見える。
この場所からは鎧田は全く見えなかった。
北方向の鉄塔656へ進む。
鉄塔左の山は万燈山である。
2012年05月26日 11:29撮影 by  VG110,D700 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
5/26 11:29
北方向の鉄塔656へ進む。
鉄塔左の山は万燈山である。
鉄塔656を過ぎた辺りから、少しずつ鎧田が垣間見えてくる。
2012年05月26日 11:46撮影 by  VG110,D700 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/26 11:46
鉄塔656を過ぎた辺りから、少しずつ鎧田が垣間見えてくる。
小径を辿って、更に高度を上げる。
2012年05月26日 11:49撮影 by  VG110,D700 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
5/26 11:49
小径を辿って、更に高度を上げる。
やがて鎧田の全景が見えてきた。
棚田の集合が鎧のようである。
2012年05月26日 11:59撮影 by  VG110,D700 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
5/26 11:59
やがて鎧田の全景が見えてきた。
棚田の集合が鎧のようである。
先ほどの鉄塔656を振り返って見る。
ここまでの小径は斜面に付けられた仮設状態なので、後数年で消滅するのだろうか?
2012年05月26日 11:58撮影 by  VG110,D700 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
5/26 11:58
先ほどの鉄塔656を振り返って見る。
ここまでの小径は斜面に付けられた仮設状態なので、後数年で消滅するのだろうか?
鉄塔655の背部に座るのに適した倒木があった。
この展望を楽しみながらの弁当にする。
2012年05月26日 12:25撮影 by  VG110,D700 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
5/26 12:25
鉄塔655の背部に座るのに適した倒木があった。
この展望を楽しみながらの弁当にする。
食後は万燈山へ登ってみる。
ここが山頂のようだ。
展望など全くできないのでガッカリ。
2012年05月26日 12:53撮影 by  VG110,D700 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
5/26 12:53
食後は万燈山へ登ってみる。
ここが山頂のようだ。
展望など全くできないのでガッカリ。
食事場所へ戻って北東方向の越畑を眺望。
この稜線道は、棚田の展覧会を楽しめる回廊のようだ。
2012年05月26日 12:20撮影 by  VG110,D700 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
5/26 12:20
食事場所へ戻って北東方向の越畑を眺望。
この稜線道は、棚田の展覧会を楽しめる回廊のようだ。
「万燈山」の道しるべ分岐点から、南東方向へ下山する。
2012年05月26日 13:05撮影 by  VG110,D700 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/26 13:05
「万燈山」の道しるべ分岐点から、南東方向へ下山する。
登山口にはお墓があり、その東隣が紋次郎の歩いた道である。
画面左が土手になっている。
2012年03月28日 13:52撮影 by  VG110,D700 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
3/28 13:52
登山口にはお墓があり、その東隣が紋次郎の歩いた道である。
画面左が土手になっている。
現在も同じ場所に土手があり、この土手上が墓地である。
2012年05月26日 13:29撮影 by  VG110,D700 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
5/26 13:29
現在も同じ場所に土手があり、この土手上が墓地である。
紋次郎の歩く場所から右に視点を移した所に見える棚田の映像。
2012年03月28日 13:50撮影 by  VG110,D700 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
3/28 13:50
紋次郎の歩く場所から右に視点を移した所に見える棚田の映像。
棚田の改良工事が行われたらしく、当時の棚田は大きく変貌していた。
基盤となる地形だけは昔のままだったので、その地形が証拠となり、ロケ地を確定できた。
2012年05月26日 13:35撮影 by  VG110,D700 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/26 13:35
棚田の改良工事が行われたらしく、当時の棚田は大きく変貌していた。
基盤となる地形だけは昔のままだったので、その地形が証拠となり、ロケ地を確定できた。
登山口の鉄柵から出て、西南方向を向いた場所が、林道を走る紋次郎の場面。
2012年03月02日 17:03撮影 by  FinePix Z3 , FUJIFILM
1
3/2 17:03
登山口の鉄柵から出て、西南方向を向いた場所が、林道を走る紋次郎の場面。
これが現在の場所なのだが、地元の人に聞かなければ分からなかった程の変貌振り。
これほど樹木が生い茂るとは、40年の長さを実感した。
棚田は合体して平になっているが、奥の土手面形状は昔の状態で残っていた。
写真右が墓地で、鉄柵内に登山口がある。
2012年05月26日 13:39撮影 by  VG110,D700 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
5/26 13:39
これが現在の場所なのだが、地元の人に聞かなければ分からなかった程の変貌振り。
これほど樹木が生い茂るとは、40年の長さを実感した。
棚田は合体して平になっているが、奥の土手面形状は昔の状態で残っていた。
写真右が墓地で、鉄柵内に登山口がある。
墓地へ戻り、南へ伸びる稜線を進む。
林道のような稜線も、現在では樹木が生い茂っている。
この稜線を紋次郎は南方向へ駆け抜けたのだろう。
40年後の現在、紋次郎と同じ方向へ歩いてみる。
2012年05月26日 13:51撮影 by  VG110,D700 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/26 13:51
墓地へ戻り、南へ伸びる稜線を進む。
林道のような稜線も、現在では樹木が生い茂っている。
この稜線を紋次郎は南方向へ駆け抜けたのだろう。
40年後の現在、紋次郎と同じ方向へ歩いてみる。
少しだけ小高い山頂には、組まれた幹が横たわっていた。
ベンチの代わりなのだろうか?
2012年05月26日 14:09撮影 by  VG110,D700 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/26 14:09
少しだけ小高い山頂には、組まれた幹が横たわっていた。
ベンチの代わりなのだろうか?
山頂の横には、カカシのような人形があった。
何するものだろうか?
2012年05月26日 14:10撮影 by  VG110,D700 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/26 14:10
山頂の横には、カカシのような人形があった。
何するものだろうか?
山頂から南支尾根は不明瞭路だけど、下草は少ないので下る事ができた。
バイクの駐輪場所へ戻る。
2012年05月26日 14:30撮影 by  VG110,D700 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
5/26 14:30
山頂から南支尾根は不明瞭路だけど、下草は少ないので下る事ができた。
バイクの駐輪場所へ戻る。
駐輪場所から北へ林道が伸びていたので探索。
そのルートの終点は、墓地の北西箇所であることを発見。
写真左が墓地への道。右が駐輪箇所への道。
2012年05月26日 14:57撮影 by  VG110,D700 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
5/26 14:57
駐輪場所から北へ林道が伸びていたので探索。
そのルートの終点は、墓地の北西箇所であることを発見。
写真左が墓地への道。右が駐輪箇所への道。
場所は大きく跳ぶが、右京区役所出張所前から少し西へ下った場所もロケ地である。
2012年05月15日 23:57撮影 by  VG110,D700 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/15 23:57
場所は大きく跳ぶが、右京区役所出張所前から少し西へ下った場所もロケ地である。
2本の樹木は引き抜かれたらしいが、道の曲がり方、背景の山並み、左の用水路などは、紋次郎の映像と同じである。
以上のような視点から、樒原に大きな魅力を感じています。
気軽な気持ちでコメントをして頂けますと、嬉しいです。
2012年04月01日 12:48撮影 by  VG110,D700 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2
4/1 12:48
2本の樹木は引き抜かれたらしいが、道の曲がり方、背景の山並み、左の用水路などは、紋次郎の映像と同じである。
以上のような視点から、樒原に大きな魅力を感じています。
気軽な気持ちでコメントをして頂けますと、嬉しいです。

感想

樒原の鎧田展望ルートの情報が無い状態で登りました。
目印となる箇所は高圧線の鉄塔しかなく、とりあえず、南端の鉄塔を目指して登りました。
地形図に破線で表示された小径とは少しズレていましたが、踏み固められた道だったので、難なく稜線へ辿り着けました。
高圧線の下にルートがあり、稜線近くの巻道ではありますが、崩れかかった箇所も数箇所ありました。
鉄塔655から北の小径は稜線上にありますので、楽に歩く事ができます。
又、稜線ルートは大展望地でもあり、樒原から越畑へ架けての棚田を楽しむ事ができます。
丸で棚田の展示会場のようです。
今回は南端の鉄塔から登りましたけど、墓地横からの登山がお勧めです。
墓参り者用の駐車スペースが鉄柵の中にあり、鉄柵の扉を開けて入ることができます。
ただし使用後は、扉を元の状態と同じように閉じるのがマナーだと思います。

樒原は通過地点のように思われますが、見どころを知れば魅力的な目的地でもあります。
こういう考えですが、簡単なコメントでもして頂ければ、ありがたいです。

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:3285人

コメント

時の移り変わりを感じます
はじめまして、hirameitaさん

昔の映画の撮影現場を探し出す。
時が過ぎてしまって、むずかしいでしょうね。
特に時代劇の場面など。
お疲れさまでした

木津川に架けられた上津屋橋(こうづやばし)は、川が増水すると橋桁が流される独特の木橋。
流れ橋ですね。
時代劇のロケ地として有名ですね。
2012/5/28 17:17
katatumuriさん
初めまして、コメントありがとうございます。

ヤマレコに入って一週間ですので、katatumuriさんのコメントが初めてになります。
ヤマレコの使い方も、何とか慣れた程度の新米者です。

木津川の流れ橋へは去年に行きました。
大水で橋が流された後で、復旧工事がされていた時です。
今年になって、その復旧工事も完了したらしいですね。

紋次郎のロケ地と鎧田の展望地は、友人からの情報で知りました。
以前は通過地点だった樒原ですが、見る場所を知ると、魅力のある場所になりました。
2012/5/28 18:03
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。

ルートを登録する

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら