飯豊山(御沢登山口) 〜咲き乱れる高山植物〜

2019年07月29日(月) [日帰り]

• GPS: 13:26
• 距離: 21.2km
• 登り: 2,060m
• 下り: 2,046m

コースタイム

日帰り

• 山行: 12:29
• 休憩: 0:57
• 合計: 13:26

4:18 御沢野営場
4:30 4:33 御沢登山口
5:02 5:03 下十五里
5:20 5:20 中十五里
5:46 5:46 上十五里
6:06 6:07 笹平
6:27 6:28 横峰
6:41 6:42 峰秀水
6:52 6:53 地蔵山西分岐
7:26 7:26 剣ヶ峰
7:39 7:42 剣ヶ峰の水場
7:46 7:56 三国岳避難小屋(三国小屋)
8:48 8:48 七森
9:07 9:08 種蒔山
9:20 9:20 切合・種蒔山分れ
9:29 9:29 切合避難小屋
10:05 10:06 草履塚
10:18 10:19 姥権現
10:26 10:26 御秘所
10:40 10:40 御前坂下
11:06 11:06 一ノ王子
11:14 11:22 本山小屋
11:33 11:37 飯豊山
12:01 12:07 本山小屋
12:16 12:16 一ノ王子
12:32 12:33 御前坂下
12:45 12:46 御秘所
12:49 12:49 姥権現
13:15 13:16 草履塚
13:36 13:36 切合避難小屋
13:42 13:42 切合・種蒔山分れ
13:54 13:55 種蒔山
14:13 14:13 七森
14:50 14:58 三国岳避難小屋(三国小屋)
15:05 15:06 剣ヶ峰の水場
15:14 15:14 剣ヶ峰
15:42 15:43 地蔵山西分岐
15:57 15:57 峰秀水
16:11 16:11 横峰
16:27 16:27 笹平
16:41 16:41 上十五里
16:59 17:00 中十五里
17:12 17:12 下十五里
17:35 17:35 御沢登山口
17:44 ゴール地点

天候

曇りー晴れー雨ー曇り
本山小屋への最後の登りの途中で登山道に水が流れるような大雨が降り、
一瞬でずぶ濡れになりました。
普通は午後に雷ならわかるのですが朝10時台で雷の音がしたのでびくびくしました。
（大雨のあとはなくなりました）
ほんと、山の天気は変わりやすいを始めて体験した気分でした。

アクセス

利用交通機関：

自家用車

御沢野営場（無料）　100台ぐらいは停められそうです。
登山ポスト、トイレ（水洗）あります。
川入から御沢野営場の間のおよそ1kmは車がすれ違うのが困難な細い道路です。

※弥平四郎登山口から登ろうと思っていましたが、県道383号が通行止めのため
迂回すると時間がかかりそうだったので急遽変更しました。

コース状況／危険箇所等

コース概略
アップダウンが多いです。

＜御沢登山口〜横峯＞
樹林帯で単調な登りです。標高も低く湿気があり、汗がとんでもなく出ます。
＜横峯〜三国小屋＞
横峯から先はやや緩やかな登りになりますが、剣ヶ峰の下から三国小屋までは岩場の左右が切れ落ちたスリリングな尾根のぼりです。ストックは仕舞ったほうがよいです。
＜三国小屋〜切合小屋＞
アップダウンを繰り返しながら標高を稼ぎます。
＜切合小屋〜本山小屋＞
最後の本山小屋への標高差300m登りはうんざりします。

その他周辺情報

山バッチは各小屋で売っているようです。

写真

7/29 4:18

御沢野営場から出発します。

7/29 4:31

10分ほどあるくと御沢登山口になります。

7/29 5:03

横峯までは単調な樹林帯の登りが続きます。
特に見どころもないので、標識でもということで「下十五里」

7/29 5:21

500mぐらい歩いたのち、「中十五里」
もう、湿度と気温が高くて汗が噴き出ます。

7/29 5:44

さらに500mぐらい歩くと「上十五里」

7/29 6:07

またまた500mぐらい歩くと「笹平」

7/29 6:20

さらに500mぐらい歩くと「横峯」
汗が噴き出るぐらい暑いので500mおきに休憩してました。

7/29 6:31

地蔵山が見えてきました。

7/29 6:42

峰秀水。もう、冷たくて暑くなった体には飲むにも掛けるにも最高って感じです。

7/29 6:47

三国岳も見えてきました。

7/29 6:54

7/29 6:59

種蒔山かな。

7/29 7:03

7/29 7:08

剣ヶ峰エリアに入る前に、ストックを仕舞うようにと書いてました。素直に言うことを聞いた方がよいでしょう。

7/29 7:11

7/29 7:27

剣ヶ峰

7/29 7:27

剣ヶ峰から三国岳までは200mぐらいだそうですが、なかなかスリリングな登山道です。

7/29 7:37

磐梯山のようです。

7/29 7:47

三国岳避難小屋です。

7/29 7:55

その小屋から、種蒔山と草履塚が見えますが、その奥にある飯豊山は雲の中・・・

7/29 8:08

センジュガンピ

7/29 8:09

7/29 8:20

ニッコウキスゲ

7/29 8:22

ニガナ

7/29 8:23

7/29 8:45

ミヤマキンポウゲ？

7/29 8:51

7/29 8:52

ヒメサユリ

7/29 8:54

クルマユリ

7/29 9:06

うーん、飯豊山が見えないなぁ。

7/29 9:07

7/29 9:08

ヒメサユリ

7/29 9:09

シャクナゲ

7/29 9:12

ゴゼンタチバナ

7/29 9:13

7/29 9:16

ショウジョウバカマ

7/29 9:17

7/29 9:19

7/29 9:22

ミヤマクルマバナ

7/29 9:24

7/29 9:31

マツムシソウ

7/29 9:32

マルバシモツケ

7/29 9:32

7/29 9:33

7/29 9:40

雪渓がちょっとだけあります。

7/29 9:44

7/29 9:44

去年、岩木山で見かけたような沢を登っていくと、そこ咲いていたのは・・・

7/29 9:55

オオサクラソウ。岩木山のときはミチノクコザクラだから似た感じですね。

7/29 9:55

アオノツガザクラ

7/29 9:55

イワカガミ

7/29 9:56

チングルマ

7/29 9:57

コバイケイソウ

7/29 10:04

アザミ

7/29 10:04

7/29 10:05

マルバダケブキ

7/29 10:06

草履塚

7/29 10:11

ここまでくれば飯豊山が・・・見えてるような見えてないような。

7/29 10:07

ハクサンフウロ

7/29 10:15

これが飯豊山か！？と登っているとき思いましたが、違うんですよね。

7/29 10:17

7/29 10:17

7/29 10:18

7/29 10:18

7/29 10:19

姥権現

7/29 10:23

7/29 10:28

なかなか楽しい鎖場です。

7/29 10:30

7/29 10:34

ヨツバシオガマ

7/29 10:36

ミヤマウスユキソウ

7/29 10:40

御前坂。このあと本山小屋までの登り300mの途中で、土砂降りに見舞われます。

7/29 10:45

キリンソウかな。

7/29 10:46

7/29 11:33

飯豊山の山頂・・・風強し、雨もあり、滞在時間は3分ほどでした。

7/29 11:57

戻っての本山小屋。ここで山バッチを購入。

7/29 12:14

7/29 12:16

テント場です。

7/29 12:17

7/29 12:21

徐々にガスが晴れてきました。

7/29 12:27

7/29 12:34

振り返ると飯豊山の山頂が見えました。

7/29 12:51

7/29 13:05

7/29 13:24

7/29 13:37

切合小屋

7/29 14:04

7/29 15:06

剣ヶ峰へ。あとは延々と長い下りで下山しました。

7/29 19:39

とりあえず、喜多方ラーメンですが、チャーシュー麺だと何ラーメンだかわからないかも。

撮影機器：

PowerShot SX620 HS CANON

TORQUE G03 au 京セラ

感想

purasan

台風6号（熱帯低気圧にかわりましたが）が通過したあとを狙って
飯豊山にいってみたのですが、思ったほど晴れてない。。なんだかなぁ。
その代わりたくさんの高山植物に慰めてもらった感じですね。

昨年、飯豊山以外の東北の百名山を同じ時期に巡りましたが、
飯豊山を登っていると、似通っているようなところがたくさんあったので
そのときのことを思い出しながら登りました。

以下にどんなところが似ていたか書いてみます。
〇岩木山
・序盤の単調な樹林帯の光景ともう湿気と暑さで汗が噴き出たところ。
　序盤でこれなら山頂までいけるのかと戦意喪失気味になります。
・沢沿いののぼりでミチノクコザクラにであう。
〇岩手山
・山頂にて暴風に見舞われる
〇朝日岳
・山頂までのアプローチの長さといくつかのピークを越えながら登るところ
・山頂でガスったが、下山中に山頂が晴れていたところ
・山の雰囲気（まぁ、お互いの山は近いですからね。）

今回はなんとか日帰りでいきましたが、さすがにアップダウンが
多くてきついし、余裕もなくなっちゃうので、
「飯豊山だけにええで！山」というわけにはなりませんでした。
※おやじぎゃぐですね。失礼しました。

やっぱり、余裕をもっての1泊2日がよかったかなぁ

コメント

ゲスト

おはようございます。
初めまして。

丁寧なレコがとても、参考になりました。
ありがとうございます。

私も飯豊山に行きたいと思っているのですが、登山口までの道はどんな感じでしょうか？
また、いつくかある登山口の中でここを選んだ理由があったら、教えていただきたいのですが。

お時間がある時で構いませんので、宜しくお願い致します。

purasan

Re: おはようございます。
ptwさん
コメントありがとうございます。
ご質問の件に解答します。

・御沢登山口までの道
川入から御沢野営場までは車で行くことができます。
道幅は狭く、対向車が来るとすれ違うのは困難かと思いますが、
1ｋｍぐらいしかないですし、行き止まりなのでほぼ対向車が来ることはないと思います。
御沢野営場から御沢登山口はかなり傾斜の緩い林道歩きとなります。

・御沢登山口の選択について
福島側から行くので、新潟側の登山口までの車でのアクセスは遠くなる。
過去のヤマレコの記録を見ると日帰りは弥平四郎or御沢が多い。
当初は御沢よりもや弥平四郎登山口のほうが標高が100ｍ高く、駐車場は狭いそうだが
平日なので停められないことはないとおもったら、県道383が通行止めだったので、
迂回して回るぐらいなら川入のほうが近いので御沢から登ることにしました。

飯豊山の登山のご参考になれば幸いです。

ゲスト

こんにちは
ありがとうございました。
こちらのルートで計画を決定させていただきます。
地図もダウンロードさせていただきました。

私にとっては今までの中で1番ハードかな？
という感じなので慎重に頑張りたいと思います。

本当にありがとうございました。

purasan

Re: こんにちは
ptwさん

ご参考になったようでなによりです。
ptwさんが飯豊山を訪れるときは天候に恵まれるとよいですね。