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Yamareco

記録ID: 1950814
全員に公開
ハイキング
飯豊山

飯豊山縦走〜花と草原と雪渓の雄大な稜線〜ジジイ30年の思いを込めて!

2019年07月31日(水) 〜 2019年08月02日(金)
 - 拍手
体力度
9
2〜3泊以上が適当
GPS
57:00
距離
35.9km
登り
3,083m
下り
3,018m
歩くペース
標準
1.11.2
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
8:15
休憩
0:52
合計
9:07
6:37
6:45
183
9:48
9:52
60
10:52
10:52
40
11:32
11:47
5
11:52
11:52
72
13:04
13:29
24
2日目
山行
7:48
休憩
1:34
合計
9:22
5:14
31
5:45
5:52
19
6:11
6:24
67
7:31
7:37
91
9:08
9:16
24
9:40
9:40
48
10:28
10:40
50
11:30
11:31
33
12:04
12:30
9
12:39
12:39
22
13:01
13:01
18
13:19
13:20
17
13:37
13:38
20
13:58
14:17
19
14:36
3日目
山行
7:17
休憩
1:20
合計
8:37
5:08
6
5:14
5:14
4
5:18
5:21
5
5:26
5:27
23
5:50
5:50
20
6:10
6:11
6
6:17
6:18
19
6:37
6:42
27
7:09
7:24
4
7:28
7:28
15
7:43
7:43
23
8:06
8:07
47
9:17
9:18
12
9:30
9:31
38
10:09
10:09
16
10:25
10:34
16
10:50
10:50
22
11:12
11:13
21
11:34
11:48
16
12:04
12:05
16
12:21
12:21
27
12:48
13:03
11
13:14
13:14
30
13:44
13:44
1
13:45
ゴール地点
天候 31日…稜線までは時折日が差す蒸し暑い天気。稜線はガスと強風。
1日…午前中は青空が見えたりガスったり。午後はすっきり青空。
2日…晴れ。麓は猛暑?
過去天気図(気象庁) 2019年07月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
米坂線小国駅でひたすら待って飯豊山荘まで小国町営バス
http://www.town.oguni.yamagata.jp/life/life/road/bus/07_bus_nanbu.pdf
小国町の宿泊施設は
http://www.town.oguni.yamagata.jp/tourist/tourist.html
飯豊朝日連峰の登山者情報は
https://www.ic-net.or.jp/home/iide/
飯豊山の山小屋の情報はおよび川入から山都駅までの飯豊登山アクセスバスは
https://www.city.kitakata.fukushima.jp/soshiki/sangyo-y/20363.html
コース状況/
危険箇所等
・梶川尾根…いきなり、とんでもない急坂。四つん這いになって登るようなところも多いです。飯豊山荘が見えるところあたりから緩やかになって湯沢峰。かなり下って比較的緩く(それまでと比べたらのハナシ)登り返します。滝見場の先から再び四つん這い登りです。途中の五郎清水(1分くらい急坂を下ったところ)、出ています。さらに上、崩れているところあります。ほんの短い距離ですが笹を掴んで通り過ぎました。梶川峰から上はお花畑の道です。

・扇の地神〜海花皮小屋…緩やかな尾根に道がついています。お花畑の道です。登りが続くようになると北股岳。下っていくと海花皮小屋です。水洗トイレのきれいな小屋です。水場は平らな道1分。豪快なかけ流しの露天風呂みたいな水場です。ご安心ください、冷たくってだれも露天風呂に入ったりしないでしょうから…。門内小屋の水場は出ているようですが、ちょっと遠いみたいです。

・海花皮小屋〜御西小屋…雪渓を渡るところが危険ということを聞いてビビっていたんですが、この時期、雪渓の上の平らになっているところを歩けるので、問題ありませんでした(5か所くらい)。アイゼン必要ありませんでした。

・大日岳往復…歩きやすい道で大日岳直下まで行って、急登になります。御西小屋から往復2時間半くらいです。御西小屋の水場は未確認です。

・御西小屋〜本山小屋…チングルマやニッコウキスゲ咲き乱れる緩やかな道です。ここを歩くために飯豊に来た!。そう言えるかもしれません。本山小屋の水場はテント場から2分くらい下りますが、ちょっと急坂です。でも、冷たくって美味しかったです。

・本山小屋〜切合小屋…御前坂を下っていくと御秘所の岩場です。クサリがついています。草履塚の登り返しがイヤですが、これは序の口です。そこからの下りは雪渓が一か所ありますが緩やかです。切合小屋では小屋の前に水がじゃかじゃか。ただし、時間帯によっては少しぬるい?。この日(1日)は団体が入って、切合小屋はかなり混雑したようです。

・切合小屋〜三国小屋…途中の種蒔山までは「ラクショー」って思ったのですが、甘かったです。真夏の日差しが照りつける地獄のアップダウン(ハシゴ付き)。三国小屋の少し下にも水場があるようです(未確認)。

・三国小屋〜御沢登山口…「ストックしまいましょう」の剣ヶ峰の下り。ここも含め、今回のコースの岩場は、ジジイが大きな荷物を背負って、フツーに歩けた(這って行けた?)くらいです。その先の巻き道の水場はサイコーに冷たくって美味しいです。あとは風の通らない樹林の中(日差しは遮られるのが救い!)の道。猛暑の会津盆地への修行の道です。
その他周辺情報 川入には民宿とかはあるけれど、人の気配が感じられない集落です。バスが着くまで人はおろか走っている車にもありません!
山都駅までの間に「いいでの湯」があるが、ここで降りたら最後、交通機関はありません。
山都駅前もなんだか自販機以外なんにも(民家はあるが)ない感じです。
ということで、会津若松まで行って、駅前の「富士の湯」(駅から3分で天然温泉¥450)で一浴びしました。
前日は飯豊山荘に泊まりました。ジジイですから無理はできません。
夕食。さすが山形、イモ煮が泣かせます。温泉も気持ちよかったです。
2019年07月30日 17:39撮影 by  Canon PowerShot SX710 HS, Canon
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7/30 17:39
前日は飯豊山荘に泊まりました。ジジイですから無理はできません。
夕食。さすが山形、イモ煮が泣かせます。温泉も気持ちよかったです。
泊まった人のほとんどが登山者でした。
2019年07月31日 04:41撮影 by  Canon PowerShot SX710 HS, Canon
7
7/31 4:41
泊まった人のほとんどが登山者でした。
林道を先に進んで、橋を渡ったところが登山口です。
2019年07月31日 04:49撮影 by  Canon PowerShot SX710 HS, Canon
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7/31 4:49
林道を先に進んで、橋を渡ったところが登山口です。
これ、道ですか?って登りです。
2019年07月31日 04:54撮影 by  Canon PowerShot SX710 HS, Canon
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7/31 4:54
これ、道ですか?って登りです。
見た目は舗装路、ジツは荷物が重いので、ロープにつかまってやっと登る感じです。
2019年07月31日 05:02撮影 by  Canon PowerShot SX710 HS, Canon
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7/31 5:02
見た目は舗装路、ジツは荷物が重いので、ロープにつかまってやっと登る感じです。
下に飯豊山荘が見える地点に出ました。
ホント、真下に見える!
2019年07月31日 05:35撮影 by  Canon PowerShot SX710 HS, Canon
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7/31 5:35
下に飯豊山荘が見える地点に出ました。
ホント、真下に見える!
これが湯沢峰。ここから少し下ります。そこからはしばらく、やや緩やかな登りになります。
2019年07月31日 06:38撮影 by  Canon PowerShot SX710 HS, Canon
4
7/31 6:38
これが湯沢峰。ここから少し下ります。そこからはしばらく、やや緩やかな登りになります。
滝見場です。カイラギ沢はよく見えます。滝って、どこにあるの?
2019年07月31日 07:31撮影 by  Canon PowerShot SX710 HS, Canon
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7/31 7:31
滝見場です。カイラギ沢はよく見えます。滝って、どこにあるの?
あそこまで登ります。再びキョーレツな登りです。ほんと、両手も使って這いつくばって登る感じ?
2019年07月31日 07:34撮影 by  Canon PowerShot SX710 HS, Canon
3
7/31 7:34
あそこまで登ります。再びキョーレツな登りです。ほんと、両手も使って這いつくばって登る感じ?
ここ、今回で一番コワかったところです。笹や草を掴んでトラバース。
ストックは、上の笹のところに置いて、体だけ移動、そして手を伸ばして回収しました。
2019年07月31日 09:35撮影 by  Canon PowerShot SX710 HS, Canon
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7/31 9:35
ここ、今回で一番コワかったところです。笹や草を掴んでトラバース。
ストックは、上の笹のところに置いて、体だけ移動、そして手を伸ばして回収しました。
梶川峰に着きました。ここからは楽園の始まりのハズでした。
2019年07月31日 09:56撮影 by  Canon PowerShot SX710 HS, Canon
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7/31 9:56
梶川峰に着きました。ここからは楽園の始まりのハズでした。
イイデリンドウ…じゃ〜ないんですよね。
2019年07月31日 10:03撮影 by  Canon PowerShot SX710 HS, Canon
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7/31 10:03
イイデリンドウ…じゃ〜ないんですよね。
たしかに楽園!かもしれません。
2019年07月31日 10:14撮影 by  Canon PowerShot SX710 HS, Canon
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7/31 10:14
たしかに楽園!かもしれません。
キンコンカン…じゃ〜なくって…?。すいません、キンコウカですね。
2019年07月31日 10:18撮影 by  Canon PowerShot SX710 HS, Canon
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7/31 10:18
キンコンカン…じゃ〜なくって…?。すいません、キンコウカですね。
はい、晴れれば楽園でしたね。
2019年07月31日 10:23撮影 by  Canon PowerShot SX710 HS, Canon
4
7/31 10:23
はい、晴れれば楽園でしたね。
ヨツバシオガマです。
2019年07月31日 10:44撮影 by  Canon PowerShot SX710 HS, Canon
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7/31 10:44
ヨツバシオガマです。
チングルマは終わりかけの感じです。
2019年07月31日 10:50撮影 by  Canon PowerShot SX710 HS, Canon
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7/31 10:50
チングルマは終わりかけの感じです。
ハクサンフウロ。
2019年07月31日 12:09撮影 by  Canon PowerShot SX710 HS, Canon
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7/31 12:09
ハクサンフウロ。
今年はニッコウキスゲのあたりドシだったらしくって、どこでもたくさん咲いていました。
2019年07月31日 12:17撮影 by  Canon PowerShot SX710 HS, Canon
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7/31 12:17
今年はニッコウキスゲのあたりドシだったらしくって、どこでもたくさん咲いていました。
タカネマツムシソウはこれからの感じです。
2019年07月31日 12:23撮影 by  Canon PowerShot SX710 HS, Canon
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7/31 12:23
タカネマツムシソウはこれからの感じです。
これこそイイデリンドウ。
2019年07月31日 12:33撮影 by  Canon PowerShot SX710 HS, Canon
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7/31 12:33
これこそイイデリンドウ。
ただし、このあたり、まだ咲き始めてばっかりのが多かったです。
2019年07月31日 12:35撮影 by  Canon PowerShot SX710 HS, Canon
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7/31 12:35
ただし、このあたり、まだ咲き始めてばっかりのが多かったです。
このハクサンフウロ、色が濃い感じです。
2019年07月31日 12:44撮影 by  Canon PowerShot SX710 HS, Canon
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7/31 12:44
このハクサンフウロ、色が濃い感じです。
こんな日は花だけが慰め?…の感じですね。
2019年07月31日 12:44撮影 by  Canon PowerShot SX710 HS, Canon
15
7/31 12:44
こんな日は花だけが慰め?…の感じですね。
北股岳の山頂。しばらく待ってましたが、ガスが切れる気配ありませんでした。
30年前の苦闘のガスガス3日間の再来なのか?
さっき、門内小屋であった人も、この3日間ずっとガスガスだったとか…。なんだか、くら〜い気持ちで海花皮小屋に向かいます。夜もごーごーと吹く風の音、時々起きて外に出てみます。
ガスは取れません。…あんまり眠れませんでした。
2019年07月31日 13:17撮影 by  Canon PowerShot SX710 HS, Canon
5
7/31 13:17
北股岳の山頂。しばらく待ってましたが、ガスが切れる気配ありませんでした。
30年前の苦闘のガスガス3日間の再来なのか?
さっき、門内小屋であった人も、この3日間ずっとガスガスだったとか…。なんだか、くら〜い気持ちで海花皮小屋に向かいます。夜もごーごーと吹く風の音、時々起きて外に出てみます。
ガスは取れません。…あんまり眠れませんでした。
翌朝。水場へ行く道から。なんだか晴れて来たぞ!
2019年08月01日 04:31撮影 by  Canon PowerShot SX710 HS, Canon
7
8/1 4:31
翌朝。水場へ行く道から。なんだか晴れて来たぞ!
ほらほら!
2019年08月01日 04:32撮影 by  Canon PowerShot SX710 HS, Canon
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8/1 4:32
ほらほら!
これから行く海花皮岳も見えてます。
2019年08月01日 04:53撮影 by  Canon PowerShot SX710 HS, Canon
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8/1 4:53
これから行く海花皮岳も見えてます。
かけ流しの露天風呂!、じゃーありません。とっても冷たいんです。
2019年08月01日 05:01撮影 by  Canon PowerShot SX710 HS, Canon
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8/1 5:01
かけ流しの露天風呂!、じゃーありません。とっても冷たいんです。
あれは、昨日ひーひー言って登ってきた梶川尾根ですね。
2019年08月01日 05:11撮影 by  Canon PowerShot SX710 HS, Canon
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8/1 5:11
あれは、昨日ひーひー言って登ってきた梶川尾根ですね。
北股岳も見えてきました。
2019年08月01日 05:12撮影 by  Canon PowerShot SX710 HS, Canon
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8/1 5:12
北股岳も見えてきました。
これから歩く道の周りは広大なお花畑です。遠く、見えてきたのは大日岳かな?
2019年08月01日 05:17撮影 by  Canon PowerShot SX710 HS, Canon
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8/1 5:17
これから歩く道の周りは広大なお花畑です。遠く、見えてきたのは大日岳かな?
ウスユキソウの仲間ですね。
2019年08月01日 05:20撮影 by  Canon PowerShot SX710 HS, Canon
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8/1 5:20
ウスユキソウの仲間ですね。
振り返ると、もう小屋があんなに。
2019年08月01日 05:25撮影 by  Canon PowerShot SX710 HS, Canon
13
8/1 5:25
振り返ると、もう小屋があんなに。
ニッコウキスゲとイブキトラノオの群落。こんなところを見ながら歩くのって、憧れてました。
2019年08月01日 05:28撮影 by  Canon PowerShot SX710 HS, Canon
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8/1 5:28
ニッコウキスゲとイブキトラノオの群落。こんなところを見ながら歩くのって、憧れてました。
あれは烏帽子岳ですかね。
2019年08月01日 05:52撮影 by  Canon PowerShot SX710 HS, Canon
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8/1 5:52
あれは烏帽子岳ですかね。
すっきりガス、取れませんけど、まあいい!
2019年08月01日 06:02撮影 by  Canon PowerShot SX710 HS, Canon
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8/1 6:02
すっきりガス、取れませんけど、まあいい!
海花皮岳を振り返ります。
2019年08月01日 06:02撮影 by  Canon PowerShot SX710 HS, Canon
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8/1 6:02
海花皮岳を振り返ります。
烏帽子岳からこれから歩く方向です。ここからかなり下るんですね。
2019年08月01日 06:12撮影 by  Canon PowerShot SX710 HS, Canon
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8/1 6:12
烏帽子岳からこれから歩く方向です。ここからかなり下るんですね。
烏帽子岳からの北の方向の眺め。
2019年08月01日 06:18撮影 by  Canon PowerShot SX710 HS, Canon
13
8/1 6:18
烏帽子岳からの北の方向の眺め。
南の方向はこれから歩く尾根と大日岳。
2019年08月01日 06:19撮影 by  Canon PowerShot SX710 HS, Canon
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8/1 6:19
南の方向はこれから歩く尾根と大日岳。
まあ、これだけ見られれば満足ですね。昨日の暗澹たる気持ちがスッキリ!
2019年08月01日 06:19撮影 by  Canon PowerShot SX710 HS, Canon
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8/1 6:19
まあ、これだけ見られれば満足ですね。昨日の暗澹たる気持ちがスッキリ!
ブロッケンは出放題って感じでした。
2019年08月01日 06:19撮影 by  Canon PowerShot SX710 HS, Canon
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8/1 6:19
ブロッケンは出放題って感じでした。
あちらは飯豊本山ですね。
2019年08月01日 06:38撮影 by  Canon PowerShot SX710 HS, Canon
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8/1 6:38
あちらは飯豊本山ですね。
アオノツガザクラがいっぱい。
2019年08月01日 06:39撮影 by  Canon PowerShot SX710 HS, Canon
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8/1 6:39
アオノツガザクラがいっぱい。
この斜面を下っていきます。
2019年08月01日 06:42撮影 by  Canon PowerShot SX710 HS, Canon
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この斜面を下っていきます。
イブキジャコウソウですね。
2019年08月01日 06:46撮影 by  Canon PowerShot SX710 HS, Canon
16
8/1 6:46
イブキジャコウソウですね。
烏帽子岳の南斜面も広大なお花畑でした。
2019年08月01日 06:47撮影 by  Canon PowerShot SX710 HS, Canon
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8/1 6:47
烏帽子岳の南斜面も広大なお花畑でした。
こんな湿原もありました。
2019年08月01日 07:05撮影 by  Canon PowerShot SX710 HS, Canon
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8/1 7:05
こんな湿原もありました。
小さな池のほとりにはハクサンコザクラが咲いています。
2019年08月01日 07:25撮影 by  Canon PowerShot SX710 HS, Canon
3
8/1 7:25
小さな池のほとりにはハクサンコザクラが咲いています。
これは御手洗の池(「おてあらい」じゃーありません)。
2019年08月01日 07:32撮影 by  Canon PowerShot SX710 HS, Canon
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8/1 7:32
これは御手洗の池(「おてあらい」じゃーありません)。
雪渓がいくつも出てきます。一番上の平らな部分を歩けるので、アイゼンなしでも不安はありませんでした。
2019年08月01日 07:43撮影 by  Canon PowerShot SX710 HS, Canon
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8/1 7:43
雪渓がいくつも出てきます。一番上の平らな部分を歩けるので、アイゼンなしでも不安はありませんでした。
ここも、土の出たところを歩いて行くことができました。
2019年08月01日 07:46撮影 by  Canon PowerShot SX710 HS, Canon
2
8/1 7:46
ここも、土の出たところを歩いて行くことができました。
ハクサンコザクラですね。池の近くや雪渓の消えたところに咲いていました。
2019年08月01日 07:58撮影 by  Canon PowerShot SX710 HS, Canon
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8/1 7:58
ハクサンコザクラですね。池の近くや雪渓の消えたところに咲いていました。
なんだか、またガスに包まれ始めています。
2019年08月01日 08:00撮影 by  Canon PowerShot SX710 HS, Canon
2
8/1 8:00
なんだか、またガスに包まれ始めています。
このあたりの雪渓はほとんど消えかかっています。
2019年08月01日 08:04撮影 by  Canon PowerShot SX710 HS, Canon
1
8/1 8:04
このあたりの雪渓はほとんど消えかかっています。
2019年08月01日 08:20撮影 by  Canon PowerShot SX710 HS, Canon
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2019年08月01日 10:01撮影 by  Canon PowerShot SX710 HS, Canon
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8/1 10:01
これはイイデリンドウじゃ〜ない。じゃーナニ?。えーと、ミヤマリンドウ?。てきとーですけど、意外にそうだったりして…。
2019年08月01日 10:16撮影 by  Canon PowerShot SX710 HS, Canon
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8/1 10:16
これはイイデリンドウじゃ〜ない。じゃーナニ?。えーと、ミヤマリンドウ?。てきとーですけど、意外にそうだったりして…。
大日岳への最後のところは急坂です。でも、山頂はあのトンガリよりちょっと先でした。
2019年08月01日 10:20撮影 by  Canon PowerShot SX710 HS, Canon
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8/1 10:20
大日岳への最後のところは急坂です。でも、山頂はあのトンガリよりちょっと先でした。
なんだか、山頂よりその手前の道の方が、高い所だったよーな気がするんですけど。
2019年08月01日 10:29撮影 by  Canon PowerShot SX710 HS, Canon
11
8/1 10:29
なんだか、山頂よりその手前の道の方が、高い所だったよーな気がするんですけど。
あっ、ガス、切れてきましたよ。
2019年08月01日 10:48撮影 by  Canon PowerShot SX710 HS, Canon
2
8/1 10:48
あっ、ガス、切れてきましたよ。
上の方も…。
2019年08月01日 10:54撮影 by  Canon PowerShot SX710 HS, Canon
5
8/1 10:54
上の方も…。
この、大日から御西小屋への道、いいカンジですね。
2019年08月01日 11:01撮影 by  Canon PowerShot SX710 HS, Canon
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8/1 11:01
この、大日から御西小屋への道、いいカンジですね。
タテヤマウツボグサ?
2019年08月01日 11:06撮影 by  Canon PowerShot SX710 HS, Canon
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8/1 11:06
タテヤマウツボグサ?
振り返ると、大日岳、姿を現しました。
2019年08月01日 11:11撮影 by  Canon PowerShot SX710 HS, Canon
5
8/1 11:11
振り返ると、大日岳、姿を現しました。
さっき、ずーっと歩いてきた尾根ですね。こーやって見えると嬉しいです。
2019年08月01日 11:25撮影 by  Canon PowerShot SX710 HS, Canon
3
8/1 11:25
さっき、ずーっと歩いてきた尾根ですね。こーやって見えると嬉しいです。
文平の池ですね。
2019年08月01日 11:30撮影 by  Canon PowerShot SX710 HS, Canon
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文平の池ですね。
このあたり、ずっーとカラフルなお花畑です。
2019年08月01日 11:36撮影 by  Canon PowerShot SX710 HS, Canon
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8/1 11:36
このあたり、ずっーとカラフルなお花畑です。
イイデリンドウも咲いてますよ。
2019年08月01日 11:41撮影 by  Canon PowerShot SX710 HS, Canon
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イイデリンドウも咲いてますよ。
ちょっとずつ、花の形が違う?
2019年08月01日 11:42撮影 by  Canon PowerShot SX710 HS, Canon
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8/1 11:42
ちょっとずつ、花の形が違う?
御西小屋に戻る手前、ハクサンイチゲ咲いていました。
2019年08月01日 11:55撮影 by  Canon PowerShot SX710 HS, Canon
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8/1 11:55
御西小屋に戻る手前、ハクサンイチゲ咲いていました。
コイワカガミはともかく、ハクサンイチゲはここだけ…!
2019年08月01日 11:56撮影 by  Canon PowerShot SX710 HS, Canon
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8/1 11:56
コイワカガミはともかく、ハクサンイチゲはここだけ…!
御西小屋からはひろーい草原の道です。
2019年08月01日 12:39撮影 by  Canon PowerShot SX710 HS, Canon
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8/1 12:39
御西小屋からはひろーい草原の道です。
だんだん、花も出てきました。
2019年08月01日 12:42撮影 by  Canon PowerShot SX710 HS, Canon
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8/1 12:42
だんだん、花も出てきました。
アオノツガザクラとチングルマの道です。
2019年08月01日 12:43撮影 by  Canon PowerShot SX710 HS, Canon
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8/1 12:43
アオノツガザクラとチングルマの道です。
そう、この道を歩くために飯豊にきた?
2019年08月01日 12:51撮影 by  Canon PowerShot SX710 HS, Canon
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8/1 12:51
そう、この道を歩くために飯豊にきた?
だから、もうちょっと晴れればなーと思っていたら…、なんだか見えてきたゾ!。
2019年08月01日 12:52撮影 by  Canon PowerShot SX710 HS, Canon
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8/1 12:52
だから、もうちょっと晴れればなーと思っていたら…、なんだか見えてきたゾ!。
周りはニッコウキスゲに変わりました。
2019年08月01日 12:55撮影 by  Canon PowerShot SX710 HS, Canon
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8/1 12:55
周りはニッコウキスゲに変わりました。
どこまでも続くニッコウキスゲの道!
2019年08月01日 12:57撮影 by  Canon PowerShot SX710 HS, Canon
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8/1 12:57
どこまでも続くニッコウキスゲの道!
足下はイイデリンドウ。
2019年08月01日 13:03撮影 by  Canon PowerShot SX710 HS, Canon
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8/1 13:03
足下はイイデリンドウ。
真ん中のピークが山頂ですね。
2019年08月01日 13:15撮影 by  Canon PowerShot SX710 HS, Canon
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8/1 13:15
真ん中のピークが山頂ですね。
それで、飯豊本山です。
2019年08月01日 14:07撮影 by  Canon PowerShot SX710 HS, Canon
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8/1 14:07
それで、飯豊本山です。
昨日はあの尾根を登って、今日はあのあたりからずーっと歩いてきたんですね。
2019年08月01日 14:09撮影 by  Canon PowerShot SX710 HS, Canon
6
8/1 14:09
昨日はあの尾根を登って、今日はあのあたりからずーっと歩いてきたんですね。
そう、あの尾根を歩いてきたんです。なんだかカンゲキです。30年来の思い、今ここに…って、なんだか実感わかないんですけど。
2019年08月01日 14:09撮影 by  Canon PowerShot SX710 HS, Canon
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8/1 14:09
そう、あの尾根を歩いてきたんです。なんだかカンゲキです。30年来の思い、今ここに…って、なんだか実感わかないんですけど。
本山小屋までの道、イイデリンドウの道でした。
2019年08月01日 14:22撮影 by  Canon PowerShot SX710 HS, Canon
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8/1 14:22
本山小屋までの道、イイデリンドウの道でした。
本山小屋からの夕景。
2019年08月01日 17:45撮影 by  Canon PowerShot SX710 HS, Canon
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8/1 17:45
本山小屋からの夕景。
大日岳とさっきまでいた、お花畑の道ですね。
2019年08月01日 17:46撮影 by  Canon PowerShot SX710 HS, Canon
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8/1 17:46
大日岳とさっきまでいた、お花畑の道ですね。
こっちは朝日連峰です。
2019年08月01日 17:51撮影 by  Canon PowerShot SX710 HS, Canon
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8/1 17:51
こっちは朝日連峰です。
磐梯山と安達太良山。それに吾妻連峰。
2019年08月01日 17:53撮影 by  Canon PowerShot SX710 HS, Canon
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8/1 17:53
磐梯山と安達太良山。それに吾妻連峰。
この夕暮れがまた素敵でした。
2019年08月01日 18:41撮影 by  Canon PowerShot SX710 HS, Canon
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8/1 18:41
この夕暮れがまた素敵でした。
ちょうど本山の向こう、北股岳のあたりに沈んでいきます。
2019年08月01日 18:49撮影 by  Canon PowerShot SX710 HS, Canon
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8/1 18:49
ちょうど本山の向こう、北股岳のあたりに沈んでいきます。
2019年08月01日 18:52撮影 by  Canon PowerShot SX710 HS, Canon
10
8/1 18:52
この夕焼けちょっとカンドーです。
2019年08月01日 18:52撮影 by  Canon PowerShot SX710 HS, Canon
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8/1 18:52
この夕焼けちょっとカンドーです。
でも、この日の宿泊者のうち、これ見てるの数人だけ。半分以上は寝息(あるいはイビキ)立てていました。もったいないです。
2019年08月01日 18:57撮影 by  Canon PowerShot SX710 HS, Canon
30
8/1 18:57
でも、この日の宿泊者のうち、これ見てるの数人だけ。半分以上は寝息(あるいはイビキ)立てていました。もったいないです。
それで、なんだか朝日、サエないなー!
2019年08月02日 04:40撮影 by  Canon PowerShot SX710 HS, Canon
5
8/2 4:40
それで、なんだか朝日、サエないなー!
なんかクリアじゃーありませんね。ちょっとガッカリ。
2019年08月02日 04:42撮影 by  Canon PowerShot SX710 HS, Canon
3
8/2 4:42
なんかクリアじゃーありませんね。ちょっとガッカリ。
それでも、この景色、目に焼き付けておきましょーね。もう見ることはないかな…って。
2019年08月02日 05:04撮影 by  Canon PowerShot SX710 HS, Canon
5
8/2 5:04
それでも、この景色、目に焼き付けておきましょーね。もう見ることはないかな…って。
さあ、帰ります。
2019年08月02日 05:04撮影 by  Canon PowerShot SX710 HS, Canon
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8/2 5:04
さあ、帰ります。
本山小屋を振り返って…。
2019年08月02日 05:10撮影 by  Canon PowerShot SX710 HS, Canon
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8/2 5:10
本山小屋を振り返って…。
下りと言えども、この尾根をずーっと歩くんですね。ほとんど縦走の続きじゃーないですか。
2019年08月02日 05:27撮影 by  Canon PowerShot SX710 HS, Canon
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8/2 5:27
下りと言えども、この尾根をずーっと歩くんですね。ほとんど縦走の続きじゃーないですか。
あの尾根道よかったなー。飯豊に登るんだったら、少なくとも、あの尾根歩かなくっちゃね。頂上から1時間先に行くだけで素晴らしい世界が広がってますよ。
2019年08月02日 05:35撮影 by  Canon PowerShot SX710 HS, Canon
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8/2 5:35
あの尾根道よかったなー。飯豊に登るんだったら、少なくとも、あの尾根歩かなくっちゃね。頂上から1時間先に行くだけで素晴らしい世界が広がってますよ。
御秘所の岩場。なんだか変なことそーぞーしちゃうような名前なんですけど…。
2019年08月02日 06:05撮影 by  Canon PowerShot SX710 HS, Canon
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8/2 6:05
御秘所の岩場。なんだか変なことそーぞーしちゃうような名前なんですけど…。
同じところ下から…。
2019年08月02日 06:06撮影 by  Canon PowerShot SX710 HS, Canon
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8/2 6:06
同じところ下から…。
本山から下、大して花は咲いてなかったですけれど、このタカネマツムシソウ?だけはたくさん咲いていました。
2019年08月02日 06:14撮影 by  Canon PowerShot SX710 HS, Canon
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8/2 6:14
本山から下、大して花は咲いてなかったですけれど、このタカネマツムシソウ?だけはたくさん咲いていました。
うば様ですね。ターバン巻いてるんですね。はい、無事に帰れますように…って…。決しておカネのことやイロ事はお願いしていません。
2019年08月02日 06:15撮影 by  Canon PowerShot SX710 HS, Canon
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8/2 6:15
うば様ですね。ターバン巻いてるんですね。はい、無事に帰れますように…って…。決しておカネのことやイロ事はお願いしていません。
何度も振り返っちゃいます。
2019年08月02日 06:31撮影 by  Canon PowerShot SX710 HS, Canon
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8/2 6:31
何度も振り返っちゃいます。
草履塚からもよーく見えました。
2019年08月02日 06:32撮影 by  Canon PowerShot SX710 HS, Canon
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8/2 6:32
草履塚からもよーく見えました。
もうあんなに遠くなっちゃいました。
2019年08月02日 06:39撮影 by  Canon PowerShot SX710 HS, Canon
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8/2 6:39
もうあんなに遠くなっちゃいました。
今度は切合小屋のウラから…。
2019年08月02日 07:17撮影 by  Canon PowerShot SX710 HS, Canon
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8/2 7:17
今度は切合小屋のウラから…。
あーっ、あんなに遠く…、こればっかり。
2019年08月02日 07:17撮影 by  Canon PowerShot SX710 HS, Canon
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8/2 7:17
あーっ、あんなに遠く…、こればっかり。
ほんと、後ろ髪惹かれる…って、後ろ髪なんかあるんかよ!。はい!、テッペンと前はほとんどありませんが、横と後ろは少し残ってます。
2019年08月02日 07:37撮影 by  Canon PowerShot SX710 HS, Canon
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8/2 7:37
ほんと、後ろ髪惹かれる…って、後ろ髪なんかあるんかよ!。はい!、テッペンと前はほとんどありませんが、横と後ろは少し残ってます。
切合小屋から種蒔ってあたりまでは緩やかだったんで、らくしょーって…、でも、これ見てガクゼンとしました。
2019年08月02日 07:45撮影 by  Canon PowerShot SX710 HS, Canon
3
8/2 7:45
切合小屋から種蒔ってあたりまでは緩やかだったんで、らくしょーって…、でも、これ見てガクゼンとしました。
う〜っ、暑い!。ジジイの「炙り」が出来そう。おまけにハシゴ付きです。
2019年08月02日 08:39撮影 by  Canon PowerShot SX710 HS, Canon
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8/2 8:39
う〜っ、暑い!。ジジイの「炙り」が出来そう。おまけにハシゴ付きです。
やっとのことでたどり着いた三国小屋。ホントにこれが見納めです。
2019年08月02日 08:57撮影 by  Canon PowerShot SX710 HS, Canon
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8/2 8:57
やっとのことでたどり着いた三国小屋。ホントにこれが見納めです。
でも、まだまだ剣ヶ峰とかイロイロあって、ラクさせてくれません。
2019年08月02日 09:16撮影 by  Canon PowerShot SX710 HS, Canon
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8/2 9:16
でも、まだまだ剣ヶ峰とかイロイロあって、ラクさせてくれません。
少しガスが出てきたのが救いか。この下の巻き道の水場で一瞬生き返ったんですが、その先もながい長〜い下りが続きました。
2019年08月02日 09:22撮影 by  Canon PowerShot SX710 HS, Canon
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8/2 9:22
少しガスが出てきたのが救いか。この下の巻き道の水場で一瞬生き返ったんですが、その先もながい長〜い下りが続きました。
おまけに、最後に転んで足をひねってしまいました。「ボキ」なんて音がしたんで、「骨折か…!」「でも、痛くない!、歩けるよ!」で、登山口へ(湿布だけで数日で治りましたが…)。さらに炎天下の車道歩きで災害的暑さの会津盆地へ…。
あはは…、行っちゃった!。飯豊縦走しちゃった!。まいったな!。これから先、何を目標に生きていこう?
おそまつさまでした。
2019年08月02日 12:53撮影 by  Canon PowerShot SX710 HS, Canon
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8/2 12:53
おまけに、最後に転んで足をひねってしまいました。「ボキ」なんて音がしたんで、「骨折か…!」「でも、痛くない!、歩けるよ!」で、登山口へ(湿布だけで数日で治りましたが…)。さらに炎天下の車道歩きで災害的暑さの会津盆地へ…。
あはは…、行っちゃった!。飯豊縦走しちゃった!。まいったな!。これから先、何を目標に生きていこう?
おそまつさまでした。
撮影機器:

感想

【どうしても行きたかった…】
 …憧れの飯豊縦走!。
 …ジツは飯豊山と大日岳は14年ほど前に登ったことあるんです。それ以前には、縦走したことも…。
 それは、今から30年以上も前。今回と反対のコース、しかし、それはそれは悲惨なことでした。2泊3日、完全にガスと雨の中…。覚えているのは、湿っぽい避難小屋と最後の梶川尾根の急降下だけ。間違いなく生涯最悪の山行でした。
 いつかは行かなくっちゃ…!。そう思って何年たつのか…。もう、いいトシなんだから…、今年が最後のチャンスですかね。

【試練の梶川尾根】
 前日は飯豊山荘に宿泊。もうトシですから、無理は禁物です。ジツはもうちょっとボロい(鄙びた?)温泉宿を想像していたんですが、公営の宿だったんですね。値段も手ゴロ。温泉もイイです。 
 それで、ウワサの梶川尾根。何がすごいかって、のっけから四つん這いでヨジ登るカンジなんです。何しろ標高差で1600m登る!。あの笠新道がそれくらいだけれど、急なことと、道の悪さはこっちの方が上?。途中でいくらか緩やかになるけれど、後半もまた四つん這い登り。おまけに暑い!。何しろ登り初めで標高400mちょっと…。

【それで、稜線に…】
 「ウソだよ!、こんなハズじゃ〜なかった!」
 ヤマテンでは、今日は晴れマークギラギラ。おまけに「熱中症に注意…」。(ジツはそれが一番の心配事だったんです。山形、福島、36度だの…って、干からびてしまう!)
 と・こ・ろ・が…、
 辿りついた稜線は、ガスと強風!。門内小屋で会った昨日から縦走してきている方の話によると、昨日からずっとガスガスとか…って…。30数年前の記憶がよみがえります。3日間、ガスで足下しか見えなかった飯豊縦走。
 またしても、あの再現かよ。リベンジどころじゃ〜ない。返り討ちじゃーないか!。
 海花皮小屋での一晩。ずっと強風吹き荒れていました。時折、外に出てみるんですが、ヘッドランプの明かりは霧に乱反射するだけ…。

【それでも、ジジイの最後のアガキは報われた…】
 ホントに日の出の数十分前。やっとガスが上がります。それでも、全部見えるってほどじゃ〜ありませんが…。「これでいいんだ〜」って…、満足です。霧が強風に吹き飛ばされて、時折青空が見える。たおやかな稜線と色とりどりの花々が霧の中から現れる。こんな飯豊縦走!。もう、思い残すことはありません。
 おまけに、午後はスッキリ晴れて最高の夕日を見ることができました。(その時、小屋泊まりの方の半分以上は寝息を立てていました。もったいない!)

【晴れ過ぎてしまった!】
 2日目の午後からはすっかり天気も回復。夏の太陽が照り付けます。
「こりゃ〜ちょっと晴れ過ぎだぜ!」
 って、ガスれば絶望的になって、晴れればまたそれで…って、また、ゼータクでワガママなジジイです。早朝はよかったんですが、切合から三国の間のアップダウンではほとんど干からびてしまいました。
 …って、なんだかんだいっても、マンゾクです。歩ききりました。たおやかな稜線と色とりどりの花々を見ながら…。
 30年前の思い。年とともにあきらめかけていた思い。でも、なんだか心の底にひっかるものを残していたことも事実です。
 でも、これで、飯豊山、もう満足です。登ることはないでしょう。そんな感じがします。(…って思っておかないと、また年甲斐もないことやりそうです。)

【最後の最後にやってしまったか…?】
 疲れと荷物の重さ、そして暑さで散漫になっていたんでしょうか。どうでもないところでスッテン。「ボキ」なんて音が…!「やってしまったか…骨折?」。「あれ、どこをやっちゃったんだろう、痛い所ないゾ?」「あれ、歩ける!」ってことで、軽い捻挫(湿布で2〜3日で治りました)みたいでした。
 でもねー、こんなことがあると今後、不安ですねー。もう、一人で山歩きなんてヤメロということなのかな…?。ゾロゾロと団体さんで…って、協調性のないジジイですから、そんなの無理なのはわかったいるんです。
 今までこんなことなかったんで、ちょっと考えさせられてしまいました。

 もうひとつ、今回身に染みて感じたこと…それは…。
【高野豆腐はカサが膨れます】
 軽いし、タンパク質豊富で手間がかからない。もしかして、山には高野豆腐、いいかもしれない…って…。粉末のウドンスープで煮りゃ〜いい、我ながらいいアイディアだ…って、実行したんですが。これがまた、思った以上にカサが増えるんです。4切れ煮たら、もうそれで腹いっぱい。あとは、何も食べられませんでした(酒以外は…)。
 教訓!。高野豆腐はとんでもなく腹が膨れます(分量を考えればいいだけのハナシですが…)。分量第一にお考えの方には、オススメです。○ガシマルウドンスープを水に溶いて煮りゃ〜いいんです。

 いつもはスライドショーでゴマかしたりしているんですが、今回はほとんど動画です。



ユッスーの最新のセネガル盤から、故ハビブ・フェイに捧げた曲。イイですねぇ!

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コメント

燃え尽き症候群?!
tsu-pm じぃじ様
飯豊山私も憧れです✨⤴️
しかしここのところの暑さ・・・
最近母が東北へ行っていて
東北のほうが暑い☀️😵💦と話していました。
稜線歩きは多少ガスっていたほうが楽ですよね✨
でも絶景みながら歩きたい。。。
(干からびるリスク)
この気象操作で熱せられたような危険な暑さの毎日😱
安全な山歩きは晴天の日はあまり長距離を歩かない事かもしれませんね!
『ボキッ!』は、その後大丈夫ですか?
お大事にm(._.)m
🍀飯豊山縦走🍀の山旅お疲れ山でした!!
2019/8/6 10:10
Re: 燃え尽き症候群?!
こんばんは!
燃え尽きというより、蒸されて干されて、煮干し状態?
それにしても、こんなにキツかった山って、いままであったかしら…?
単にトシのせいだけじゃ〜済まない…。
「飯豊山」今年こそは…で、もう5年くらいになってしまったんですが、
今のうち行けてよかったと思います。
小屋番さんが言ったのか?(それとも、それを聞いただれかが話していたのか?)
飯豊山のコースタイムは「秋」を基準にしているとか…。
温暖化のご時世、夏向きの山じゃーない?

「ボキッ」には、ワレながらびっくりしました。
あの音は何だったんでしょう?。空耳だったのか?、
それとも踏んずけた木の枝が折れた音?
ジジイは、フツーの老人よりも、軟体動物の血を引いているところがあるみたいで、
それでなんとか無事だったのかもしれません。
(下山4日後ですが、ほとんど回復しました)

コメントありがとうごさいました。
2019/8/6 18:23
飯豊山の絶景、いいでぇすねぇ ^o^。
tsu-pmさん こんばんは。

初日のガスと強風を凌いで、30年前の思いを晴らした飯豊山、素晴らしい絶景ですねぇ〜 (^^)。

それに色々な花達に迎えられて (^^)/。イイデリンドウ、自分もこの目で見てみた〜いです。

飯豊山、いいで〜って。よく見かけるフレーズで、最近やっと自分も登山口のアクセスを調べて、飯豊か大朝日か迷ってる最中でして、中々深夜バス使いには悩ましいです (^^;)。

飯豊連峰の山旅お疲れ様でした。
2019/8/6 21:22
Re: 飯豊山の絶景、いいでぇすねぇ ^o^。
コメントありがとうございます。
確かに絶景です。
こういうゆったりした、おおらなか山って大好きです。
おまけに、花がきれいだし…。

ただし、1、2日目はともかく、3日目は炎天下の中の厳しい道でした。
かえって、少しガスってた方がいいくらい…。
なんともゼータク?

やっぱり飯豊にしろ朝日にしろ交通がね〜。
車を使うか麓の宿泊施設を使う(短縮コースまで送迎してもらうサービスもあります)かしないとなかなか大変ですね。
夜行バスだとどうしても、登山口入るのが遅くなるので、
夏は猛暑の中登ることになります。
だから季節的には秋がオススメです。

もし天気に恵まれたら、完全に東北にハマること請け合いです。
2019/8/7 8:54
ジィだなんてまだ若いですよ。
tsu-pm いつもご訪問頂きありがとうございます。
私も何年超しか飯豊本山から朳差岳まで自分の足で繋ぎたく狙っていましたが毎年梅雨が明けなかったり、暑すぎるの言い訳で中止の連続で年月が流れました。私は若くは無いので何時までも伸ばせない焦りも有、暑いのは分かって居ましたが一大決心を晴れの日を狙って登りましたが、急登・重いリュック・暑さでバテバテでしたが…結果は全て大満足の山行でした。tsu-pmさんも梶川尾根コース難儀された事痛い程、伝わって来ました。でも飯豊山はそれをも帳消しにしてくれる山ですね。大変お疲れ様でした。
2019/8/7 11:42
Re: ジィだなんてまだ若いですよ。
Yamanamieさん、はじめまして…ですね?

まったく同感なのです。
「暑すぎるの言い訳…」昨年なんか、特にそうでした。秋になればなったで、「天気が悪い…」だのって…。そう。「いつまでも伸ばせない…」んです。
だから…、「今年はもうどうなっても構わない!。干物になっても行くんだ…!」って…。
(なんだか、東北は今年の方が暑かったりして…)

ちょうど、ガスで眺めのなかったあたり、yamanamieさんのレコの写真を拝見して、
「うん、こうなんだ!、こんな景色なんだ!」
って、まるで、自分が眺めたかのようにナットク…!。
気になっていた部分、スッキリしました。
これで、もう、あの梶川尾根、登らなくって済む…なんて、ヒキョーですね。

コメントありがとうございました。
2019/8/7 15:00
Re[2]: ジィだなんてまだ若いですよ。
まったく、飯豊連峰に行きたけど、土壇場になると暑さのせいや、天気のせいにしてずるずると年月ばかり流れてしまって今日まで来てしまい、さらに年々体力の衰えも考えると焦り、今しか無いと登山を決行したのは同じ気持ちからだったのだと…思わず笑ってしまいました。
梶川尾根コース2度程登りましたけど人間は忘れる動物、今の辛さを忘れてまた登ってしまいますよ、稜線のお花畑と絶景だけが記憶に残り憧れが大きくなります。
とは言っても今回は梶川尾根コースを下山に使いましたが下山も大変で湯沢峰の登り返しは泣きたくなりました。
2019/8/7 22:48
Re[3]: ジィだなんてまだ若いですよ。
今回の山行は、間違いなくこれまでで一番キツかったと言えるでしょうね。
下りが苦手なワタシ、
梶川尾根よりも、炎天下の登り下りの切合小屋から三国小屋の間がイヤでした。

もう、花はイヤ(いやじゃ〜ないけれど…)というほど見たし、
もう、飯豊は当分いいや。
それで、そのうち年老いて登れなくなるのでちょうどいいや…なんて…。
でも、もし、次があるとしたら秋なのかな。
なんて、思っています。

来年の夏は、鳥海山と月山!。
行きたいな〜!。東北、大好きです。
2019/8/8 8:19
Re[4]: ジィだなんてまだ若いですよ。
私のパソコン可笑しいのでしようか。
今朝tsu-pm様からのメールに気付きました、大変失礼いたしました。
飯豊山に行ってからは、この夏は汗かくのが嫌で車で行ける蔵王お釜近くの御田の神湿原や新潟の秘湯を守る会「嵐渓荘」でノンビリしたりしています。
飯豊山でのダメージは大きいですね。
何度か飯豊はチャレンジを試みていましたが当初は天候不良→酷暑→だんだんに体力、家族の了承、知力と飯豊登山も難しくなってきていました、でも悲願だった飯豊連峰の稜線を自分の足で繋ぎたいと言う気持ちだけは衰えず今回の運びとなり、下山したら脱力感からなのか次の目標が無くなってしまっている状況の昨今です。

東北では朝日連峰や(庄内)神室山も私的には好きです(飯豊より人が少ないです)
これからの手軽に紅葉は栗駒山、岩手山の奥座敷、三石山も紅葉は素晴らしいですが…が、人が多いです。その他に八甲田、奥入瀬周辺も紅葉のメッカです。

信州や関東周辺も素晴らしい紅葉の名勝は多いですよね、でも人の多さで素晴らしさが半減してしまうと感じるのは私だけでしょうか。涸沢カールは有名で写真に憧れ行って来ました、良かったですが人が多すぎました。

これからは紅葉の時期に入ります。
今年はカメラ担いで沼に映る逆さ紅葉狙いになるでしょうか、体力考えて…
2019/8/25 6:33
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