安達太良山〜くろがね小屋
- GPS
- 05:00
- 距離
- 8.7km
- 登り
- 387m
- 下り
- 790m
コースタイム
0925ゴンドラ山頂駅
0930薬師岳
1035安達太良山1050
1105牛の背
1150くろがね小屋(入浴・ランチ)1245
1355あだたら渓谷自然遊歩道
1425あだたら高原駐車場
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
■アプローチ
東北道二本松インターチェンジから岳温泉を経由して20分。
あだたら高原(奥岳温泉)に到着。富士急ホテルは休業中。
冬はスキー場の施設なので、駐車場はとても広くて、レストハウスのトイレもきれいです。
■あだたらエクスプレス
ここからあだたらエクスプレスに乗ります。もちろんゴンドラに頼らないで自分の足で登ることもできるのですが、コースタイムを5時間程度に抑えたかったので、片道利用します。
乗り場のカウンターで片道800円(定価900円。ワンダーフォーゲル6月号付録の割引券利用)の切符を買って、すぐにゴンドラに乗り込みます。待ち時間はなし。
山麗駅から山頂駅までおよそ10分で到着します。全長1,506m、高低差391m。風で少し揺れました。
この手のゴンドラは、スキーでは何回も繰り返し乗るので長く感じますが、夏山なら片道1回だけの利用なので、景色を眺めているとすぐに到着するような印象です。
■安達太良山頂
まずは薬師岳へ。ゴンドラ山頂駅からよく整備された木道を5分ほど。
ここに「智恵子抄」の「この上の空がほんとの空です。」の碑があります。
山頂までのルートの途中で、横に長い雪渓を越えていきます。雪渓の中央に設置されたロープに沿って30メートルくらい歩きますが、溶け気味なので特に難しくはありません。
登っていくにつれて徐々に樹木の背丈が低くなっていき、ついには植生がなくなります。
山頂下の広場には、「安達太良山頂」の碑がありますが、目の前にそびえる本当の山頂までは岩に取り付きます。
あっけなく到着しますが、山頂にあるのは「八絋一宇」の碑だけ。山名入りの碑は下の広場にしかありません。
■牛の背
山頂から牛の背までは稜線歩き。やや雲が出てきますが、眺望は良好。登山道とそこを辿る登山者が遠くまでよく見えて、地図を眺めているようです。
牛の背では「←アタミ」との表示に導かれて覗き込むと、そこには素晴らしい景色が。火山口の鈍色と、残雪の白色とがボウル状の沼の平に広がっています。風が強いので長くはいられなかったのですが、写真で見るのとは違う美しさを見下ろすことができました。
■くろがね小屋
峰の辻から、途中で1箇所雪渓を越えて振子沢を下り、くろがね小屋。
太陽光発電パネルを備えた立派な小屋で、洗い場で靴の泥を落としてから中に入ります。
ここには温泉があって、日帰り入浴することができます。400円。
白濁のお湯で、湯船は木製。たまたま誰も入っていなかったので快適でした。
ランチは外のベンチで。よい気候で風呂上り。
山専ボトルのお湯で、とん汁と「クノール@スープDELIフランスパンのスイートコーンポタージュ」を作って、東北道上河内SAで買ったお稲荷さんの弁当500円。美味しくいただきました。
■あだたら渓谷自然遊歩道。
小屋から勢至平を越えると、馬車道と旧道の2つのコースに分かれて、これが複雑に絡み合います。基本的には旧道を歩いたのですが、少し泥寧がありました。
烏川橋を渡ると、登山道と「あだたら渓谷自然遊歩道」との分岐があります。
渓谷の中で滝を眺めながらの遊歩道。アップダウンがあるので、しっかりした運動になります。
遊歩道の終点があだたら高原駐車場です。富士急ホテルがお休みなので、温泉に入るには岳温泉まで出る必要があります。
■まとめ
くろがね小屋のお風呂は絶品でした。このお湯に入るためだけでも、またここに来たいと思います。
今日の行程は5時間15分。うち休憩55分。16,000歩でした。
安達太良、すっかり雪がなくなりましたね。
お花がいっぱいなんですね
楽しそう
アタミの文字、私も気になったんですよ。
いったい何なんでしょうねアタミって・・・
私はくろがね小屋泊まったんですが、本当にいい小屋でしたよ。
温泉があるって最高です
tekutekugoさん、こんにちは。
「←アタミ」とは、磐梯熱海かとも思えるのですが、方角が少し違ったので、火山口という意味かなと今のところ思ってます。
くろがね小屋にはぜひ泊まってみたいと思います。あのお湯に入れるのは贅沢ですね。
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