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Yamareco

記録ID: 1959711
全員に公開
ハイキング
富士・御坂

シキリ尾根〜御正体山〜プリンスルート

2019年08月04日(日) [日帰り]
 - 拍手
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
05:02
距離
14.2km
登り
1,428m
下り
1,416m
歩くペース
とても速い
0.50.6
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
4:47
休憩
0:20
合計
5:07
5:00
23
池の平駐車場
5:23
5:23
27
巡視路249入口
5:50
5:55
115
鉄塔249
7:50
7:50
8
尾根合流
7:58
8:10
20
御正体山
8:30
8:33
17
富士山展望
8:50
8:50
40
上人堂跡
9:30
9:30
37
林道終点
10:07
池の平駐車場
シキリ尾根の登りでは体力の無さを痛感。
途中、2〜5分程度の休憩を入れ休み休み登る。
踏み跡はしっかり(先行者はトレラン?)ありましたが、孤独な状況でした。
駐車場を出てダートを下り、もうすぐダートが終わると安心したところで左前輪のサイドウォールを切り裂くことに。。。

会員41年目のJAFさんにお世話になりました。
・地元のタイヤショップ情報なども提供していただき大変助かりました。
・(若いころは自分でやっていた)タイヤ交換のために呼ぶのは気後れしましたが、「下が平じゃないし、4駆だし。。。etc.呼んでいただいて正解ですよ」とアイスブレーク的に声を掛けていただき楽になりました。
・もちろん、無料。
・初めて電話では無く、アプリで呼びましたが、会員確認等の手間が全く無く大変便利でした。

それにしても、パンクしたのが、電波が通じるところで良かった〜
天候 晴れ(無風)
過去天気図(気象庁) 2019年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
首都高〜中央道〜都留IC〜池の平駐車場
 4:40 到着時 駐車場内2台、路肩1台
10:07 帰着時 駐車場内5台、路肩3台
※特に路肩(行き止まりになっているので邪魔にはならない)駐車組は釣り人と思われます。
コース状況/
危険箇所等
全行程景色は期待しないほうが良い(林間で見晴がありません)。
「富士山展望」となっている場所からはクッキリ・どっしりとした富士山が見れました。
シキリ尾根に入る入り口を見落として林道を戻りました。
シキリ尾根の土質は固まっていないところも多く中々先に進みませんでした(山と高原地図で15分のところ25分かかりました)。
途中笹の多い尾根ですが、身長173cmの私の頭が隠れるような場所は45歩で通過。雨が降って居たり明らかに水滴がついている状態では、足元の不安定さもありますし、利用したくない尾根です。
時期的にアブなどがまとわりついて、防虫ネット越しに沢山刺されました。
下山時に沢を何回か渡りますが、沢の中を降りたりすることは無いので、注意深く渡った先の道筋を見極める必要があります。
池の平に到着
駐車場の中に入りました。どうやら一番乗りです。
準備をしている間に2台目が入場。
駐車場の外の路肩駐車の方もいらっしゃいました(行き止まりですので邪魔にはなりません。常連さん?)
駐車場の中に入りました。どうやら一番乗りです。
準備をしている間に2台目が入場。
駐車場の外の路肩駐車の方もいらっしゃいました(行き止まりですので邪魔にはなりません。常連さん?)
2004年(15年前)に皇太子殿下(令和天皇)が登られたルートを示しています。当時44歳の秋のことです。
プリンスルートは駐車場から林道を歩いていきます。
2004年(15年前)に皇太子殿下(令和天皇)が登られたルートを示しています。当時44歳の秋のことです。
プリンスルートは駐車場から林道を歩いていきます。
本日のルートは「シキリ尾根」ですので、駐車場を出て左手に回り込み「木の橋」を渡ります。この林道は舗装されていますが、この先で崩落地があり通行止めになっているようです。
本日のルートは「シキリ尾根」ですので、駐車場を出て左手に回り込み「木の橋」を渡ります。この林道は舗装されていますが、この先で崩落地があり通行止めになっているようです。
本当に木材で作られた橋であることが良く分かります。
説明板には、林業における木材の有効利用として木製橋梁、ウッドブロック、ウッドガードレール等に活用されているとのことでした。
この橋は「虹の木橋」
本当に木材で作られた橋であることが良く分かります。
説明板には、林業における木材の有効利用として木製橋梁、ウッドブロック、ウッドガードレール等に活用されているとのことでした。
この橋は「虹の木橋」
虹の木橋から見下ろした渓谷がきれいです。
虹の木橋から見下ろした渓谷がきれいです。
林道を歩いていくと本日の最初の目標249番鉄塔が見えてきました。
林道を歩いていくと本日の最初の目標249番鉄塔が見えてきました。
落石にやられたのか、見るも無残なカーブミラー
落石にやられたのか、見るも無残なカーブミラー
この標柱を見落として先に進み、往復15分程度のロスをしましたが、ここが249鉄塔巡視路入口です。
この標柱を見落として先に進み、往復15分程度のロスをしましたが、ここが249鉄塔巡視路入口です。
249とはっきり書かれているだけでなく、ピンクテープもしっかりと自己主張していました。
249とはっきり書かれているだけでなく、ピンクテープもしっかりと自己主張していました。
沢沿いの斜面から始まります。足元の土は湿った大粒でグリップが効かずに歩きづらい。
沢沿いの斜面から始まります。足元の土は湿った大粒でグリップが効かずに歩きづらい。
人工のステップも各所で崩れ落ちています。
※まさか、15年前にステップを整備してから登らせた訳では無いだろうが。。。
人工のステップも各所で崩れ落ちています。
※まさか、15年前にステップを整備してから登らせた訳では無いだろうが。。。
249鉄塔に到着です。
ここで、小休止。
上った息を整えます。
1
249鉄塔に到着です。
ここで、小休止。
上った息を整えます。
鉄塔の枠の間から富士山が見えました。
すっかり白い冠が取れています。
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鉄塔の枠の間から富士山が見えました。
すっかり白い冠が取れています。
こんな広い尾根を登っていきます。
こんな広い尾根を登っていきます。
山と高原地図に書かれていた通り「笹薮」が出てきました。
山と高原地図に書かれていた通り「笹薮」が出てきました。
所々、かき分けるのが面倒な高さまで茂っています。
身長173cmの私がすっぽり隠れるトンネルは45歩程度でしたが、小さいお子さんなどは終始、笹に囲まれうっとおしいのではないかと。。。見える世界も異なるとは思いますが。
所々、かき分けるのが面倒な高さまで茂っています。
身長173cmの私がすっぽり隠れるトンネルは45歩程度でしたが、小さいお子さんなどは終始、笹に囲まれうっとおしいのではないかと。。。見える世界も異なるとは思いますが。
祠がありました。
祠がありました。
何と屋根は銅板のようです(ご立派!)
何と屋根は銅板のようです(ご立派!)
山頂に到着しました。
2
山頂に到着しました。
ここに「御登頂」されたのですね。
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ここに「御登頂」されたのですね。
三角点がありました。
三角点がありました。
山頂にも祠が
山梨百名山 & 日本二百名山 です。
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山梨百名山 & 日本二百名山 です。
自撮り失敗。目線がおかしなことになっています。
ここまでくる間に羽虫やアブにまとわりつかれ、防虫ネットをかぶりましたがネット越しに「両耳2か所づつ、両頬」をやられ腫れがひくのに4日、赤みが取れたり、かさぶたが取れるまでに更に2日かかりました。面倒でも虫よけスプレーしてからお出かけください。
自撮り失敗。目線がおかしなことになっています。
ここまでくる間に羽虫やアブにまとわりつかれ、防虫ネットをかぶりましたがネット越しに「両耳2か所づつ、両頬」をやられ腫れがひくのに4日、赤みが取れたり、かさぶたが取れるまでに更に2日かかりました。面倒でも虫よけスプレーしてからお出かけください。
プリンスルートで下山開始です。
プリンスルートで下山開始です。
地図には富士山展望となっているこの場所が、今回の行程の中で唯一富士山がはっきり見える場所です。
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地図には富士山展望となっているこの場所が、今回の行程の中で唯一富士山がはっきり見える場所です。
「ここから富士山が見られます」と公式スポット宣言もあります。
「ここから富士山が見られます」と公式スポット宣言もあります。
上人堂跡
登山道を遮るように大輪で咲いていました。
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登山道を遮るように大輪で咲いていました。
何回か沢を渡ります。
橋の無いところも多くあり、対岸の登山道が分かりにくいところもありますが、よーく目を凝らして見極めていきましょう。
※沢の中をそのまま下るような場所はありませんでした。
何回か沢を渡ります。
橋の無いところも多くあり、対岸の登山道が分かりにくいところもありますが、よーく目を凝らして見極めていきましょう。
※沢の中をそのまま下るような場所はありませんでした。
駐車場に到着しました。
車は5台に増えています。
そういえば、プリンスルートで何組かすれ違いました。
駐車場に到着しました。
車は5台に増えています。
そういえば、プリンスルートで何組かすれ違いました。
(おまけ)池の平までの林道の一部はダートになっていますが、ダート終わりで気を抜いてしまい。フロントタイヤのサイドウォールを切り裂いてしまいました。永年会員となっているJAFさんにお願いしてタイヤ交換をしていただきました。
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(おまけ)池の平までの林道の一部はダートになっていますが、ダート終わりで気を抜いてしまい。フロントタイヤのサイドウォールを切り裂いてしまいました。永年会員となっているJAFさんにお願いしてタイヤ交換をしていただきました。

装備

個人装備
長袖シャツ ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 日よけ帽子 ザック 昼ご飯 行動食 飲料 地図(地形図) コンパス 計画書 ヘッドランプ 予備電池 GPS 筆記用具 ファーストエイドキット 常備薬 携帯 時計 タオル ツェルト ストック カメラ

感想

 今回の山行計画は妻と二人で行く計画でしたが、翌日に妻の仕事が入ってしまったため、単独行となりました。暑いし、虫は多いし、所々急登だし。。。連れてこなくて良かった。。。
 シキリ尾根も笹薮があるとなっていましたが、踏み跡はしっかりしていますし、広い尾根は標高の高い方向に向かって進めば行きつかないことは無い(おかげで、250番鉄塔には出会いませんでした)といった感じです。登り切って尾根が合流するところは広場のようで踏み跡は薄いものでしたが、方向が分かっているので問題なく合流出来ました。
※先行者はトレラン?
 広い尾根を九十九折れで道が付いていますが、それを突っ切るような直登のはっきりとした踏み跡がありました。登山道をふさぐ倒木もありましたので、所々はその踏み跡を利用しましたが、紛らわしいというか迷わされる道筋となっていました(最終的に行きつく場所は同じですが。。。)。

 シキリ尾根を登っている大部分で飛虫がまとわりつき、途中で帽子の上から防虫ネットを被りましたが、防虫ネットに止まったアブ?に両耳タブの上下2か所づつと両頬を刺され(噛まれ?)てしまいました。痛さに鈍感なので、帰宅してから家族に指摘される始末・・・3日間は耳が腫れ上がって、痒くて・・・
※皆さん、横着せずに防虫スプレーなどしてから出かけましょう。

 山頂は、展望は望めませんが、テーブル・ベンチセットが一つと広場になっていました。防虫ネットを被ったままおにぎりを頬張りました。山梨百名山と書かれた立派な山頂標識と三角点、皇太子殿下ご登頂記念の案内のセットで癒されました。

 そして、プリンスルートを下山するのですが、地図に「富士山展望」と書かれた場所、ここは必ず立ち止まって富士山の雄大さを改めて実感してください。
(妻と一緒の計画では、ここを大休憩地点と考えていましたが、単独で山頂で大休憩したので、立ち止まって撮影のみとしました)

 途中から何度となく沢を渡ることになりますが、水量も多くなくどこでも渡れる感じでしたが、渡った先の登山道が分り難いところもありますので、視野を広く深く、よく目を凝らしていただくと必ず分かります。沢をそのまま下るところなど皆無でしたのでお間違えの無いように。

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コメント

お疲れさまでした!
guronnsannさん、まずは登頂おめでとうございます。200名山+山梨百名山をゲッツッ!(古いか)ですね。御正体山は地味ですが遠くから見るとでっかい山体でとても目立ちます。やはり登りたい山になりますね。プリンスも登ったことは知りませんでしたが、そういった魅力を感じての選定だったんでしょうかね。山の中では虫が多いのも閉口しますね。防虫ネットをかぶりながらのモグモグタイムでは思わずネットごしに食べようとして「いけねー」なんてありませんでしたか。ちょっとパンクは余計なイベントでしたね。でも身体に問題なく帰ってこられたのなら良かったというものです。タイヤは買い換えて新しくなった!と思えばいいんですから。
2019/8/10 6:48
Re: お疲れさまでした!
junjapaさん
コメントありがとうございます。
ネット越しに食べる。。。あるあるですね。
私は、食べられましたが・・・

買い換えたタイヤは燃費が良かった。リッター1〜2Kmは確実に違います。
と、少しでもポジティブに考えています。

追伸
 「身体に問題なく帰ってこられたのなら良かった」などと、気遣っていただき感謝です。
 長野営林署勤務の義弟に悲惨な話を聞いているので気を引きしめていきます。
2019/8/12 1:50
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

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