日本のテオティワカンから日本のチチェンイツァへ（蘇鉄山-大仙古墳-土塔）

2019年08月12日(月) [日帰り]

• GPS: 04:47
• 距離: 21.4km
• 登り: 67m
• 下り: 25m

コースタイム

日帰り

• 山行: 6:02
• 休憩: 0:04
• 合計: 6:06

7:50 スタート地点
8:00 8:04 蘇鉄山
8:51 8:51 反正天皇陵百舌鳥耳原北陵
13:03 13:03 近鉄奈良駅
13:51 13:51 興福寺
13:56 近鉄奈良駅

天候

晴

アクセス

利用交通機関：

電車

写真

8/12 7:50

南海堺駅下車。初めてです。

8/12 7:58

大浜公園へ。

8/12 8:00

8/12 8:01

取り付きをしばらく探しましたが、なんとか発見。

8/12 8:01

山頂を目指します。

8/12 8:01

登頂成功。

8/12 8:02

8/12 8:02

蘇鉄山は、「一等三角点がある山の中では最も低い山」です。

8/12 8:03

一等三角点タッチ。

8/12 8:04

ラジオ塔。

8/12 8:06

こっちの方が蘇鉄山より高いやんと思ったら。

8/12 8:08

盛り土ではなくて橋でした。しかし、この橋はなにをしたいんでしょうか？

8/12 8:17

住吉川。

8/12 8:19

利晶の利は利休の利なんだけど、と思ったら、晶は与謝野晶子のことでした。

8/12 8:23

千利休の屋敷跡。

8/12 8:23

門は閉ざされていますが、中はこんな感じ。

8/12 8:27

与謝野晶子生家跡。

8/12 8:31

阪堺電車の駅。

8/12 8:33

8/12 8:34

竹内街道はここから藤原京まで。大陸からの使節の度肝を古墳で抜いておいて、そこから大和に向かったのだとか。

8/12 8:34

8/12 8:35

堺は刃物も有名ですね。実は祖父が商売をやっていて、堺の刃物も取り扱っていました。

8/12 8:44

堺市役所。展望台は9時からだとのことで、先に反正天皇陵に回ります（実は入れたようです）。

8/12 8:47

南海高野線。

8/12 8:52

反正天皇陵。

8/12 8:56

実は、JTの社員だった時代があります。自社製品とか言って飲んでいました。

8/12 9:01

市役所の展望デッキに登りました。中央が大仙古墳。右側が履中天皇陵。

8/12 9:02

西側。神戸から淡路島が見えます。

8/12 9:24

8/12 9:25

8/12 9:35

8/12 9:36

8/12 9:37

8/12 9:37

拝所から。

8/12 9:39

かなり人がお越しでした。

8/12 9:43

博物館へ。市内のあちこちに世界遺産登録を祝う幟が立っていました。一般展示は100円。特別展示込みだと500円。いずれもJAF割引だと2割引。

8/12 9:55

展示はともかく、土塔の説明。

8/12 10:17

8/12 10:21

とにかく暑かったです。やけくそでヒマワリを。

8/12 10:37

履中天皇陵。

8/12 10:41

履中天皇陵。

8/12 11:22

40分ほど歩いて土塔に到着。

8/12 11:24

8/12 11:25

復元模型と。日本のテオティワカン！

5/24 0:26

歴史もんの写真で恐縮ですが。参考までに。

8/12 11:25

平日のみ、申請すると断面を見ることができるようです。テレビ番組では上に登っていたのですが、あくまで「特別な許可を得ています」なんでしょうね。

8/12 11:27

8/12 11:30

自撮り。

8/12 11:32

交差点も、住居表示も土塔。

8/12 13:05

1時間あまりかけて、奈良市に移動。行基像。

8/12 13:11

猿沢の池。

8/12 13:13

興福寺の五重塔。

8/12 13:17

荒池。風があるので映りこみは駄目でしたが、風がある方が嬉しい。

8/12 13:36

頭塔到着。

8/12 13:36

300円で中に入れます。裏にあるウェルネス飛鳥路に言えばいいそうなんですが、ここに書いてある仲村表具店でもいいようですね。

8/12 13:29

8/12 13:29

8/12 13:29

貰えたパンフレット。

8/12 13:30

石仏があります。

8/12 13:30

8/12 13:31

8/12 13:32

日本のチチェンイツァ！

5/22 22:03

こっちも歴史もんですが、参考までに。

8/12 13:34

8/12 13:42

浮御堂。何年も奈良に通いながら、ここには初めて来ました。

8/12 13:46

結局、ペットボトル1500mLは全て飲みきり、さらにコカコーラ350mLを消費。

撮影機器：

サイバーショット DSC-RX100M4 SONY

感想

pers

昨日に引き続いて電話圏内にいなくてはならず、しばらく温めていたネタ企画を発動しました。

以前、テレビ番組で堺市の文化財に、行基が建設した仏塔である土塔が紹介されていました。案内役が妻の同級生だったというのは置いといて、さらにひとつ仏塔が奈良にあるので、くっつけて回ってしまおう、ついでに百舌鳥古墳群も見ておこうというプランです。

南海エリアはどうも土地勘がないのですが、南海本線堺駅下車。ここから日本一低い一等三角点のある山、蘇鉄山を目指します。公園の入口から、取り付きがどこにあるのかしばらく探し、登り始めたらまもなく山頂に着きました。登頂証明書が貰えるそうですが、今日は先を急ぎます。

次は千利休旧居跡と与謝野晶子生家跡。とても近い所にあります。その次に反正天皇陵を挟んで、堺市役所。ここでは21階の展望デッキに無料で登れるので、百舌鳥古墳群を見下ろすことができます。

見晴らしを楽しんだあと、大仙古墳へ。世界遺産登録もあってか、たくさんの人がおいででした。大山古墳は確かにでかいのですが、でかすぎてもひとつぴんときません。次に大仙公園で特別展を見ます。500円（JAF割引400円）。それから履中天皇陵を半周。百舌鳥古墳群にはまだいくつも古墳がありますが、この辺で切り上げ。いよいよメインの土塔に向かいます。

歩くこと1時間。住宅街の中に土塔公園があります。土塔は行基が727年に建立したとされていて、2009年に修復作業がなされたそうです。4面ある中で、2面は本来そうであったであろう瓦葺きで修復され、残り2面は土のままです。で、この様子を見ると思い出すのが、メキシコにあるテオティワカンの太陽のピラミッド。規模は全然違いますが、立ち上がりの角度とか、彷彿とさせます。

で、今日の目標はとりあえず終わりなんですが、テオティワカンと言えば、ユカタン半島にあるマヤのチチェンイツァピラミッドも忘れてはなりません。そう思って資料画像を見ると、奈良の頭踏破チチェンのピラミッドとなんとなく似ているではないですか。それなら是非奈良まで行かなければ。で、南海線・近鉄線を乗り継いで奈良市まで。頭塔までは2km弱、ほぼ20分で到着。周囲は囲われていて、内部見学をするためには鍵を開けて貰う必要があります。オフィシャルサイトではウェルネス飛鳥路（近くにあるホテルですが、何故に奈良市内で飛鳥路？？）と書かれていますが、仲村表具店でも受け付けてくれるようです。この頭塔は3面が修復され、南面は草木が生えているままになっています。

というわけで、日本にもピラミッドがあった！というお昼の情報番組みたいなネタでした。