快晴の鳳凰三山(中道〜鳳凰三山〜青木鉱泉)


- GPS
- --:--
- 距離
- 14.7km
- 登り
- 1,982m
- 下り
- 1,985m
コースタイム
天候 | 晴れ時々曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
登山者が駐車していい場所かはわかりません。自己責任でお願いします。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
◆韮崎〜青木鉱泉(車でのアプローチ) 以前は小武川林道を使っていましたが、今回初めて桐沢橋からのルートで行きました。 舗装路が多い分、桐沢橋からのほうが断然良いと思います。ちょっと分かりづらいのが難点ですが。 舗装路とは言っても山道ですので、こぶし大の岩が落ちていたり、木の枝が落ちていたり、穴があったりするので、スピードの出し過ぎは禁物です。 ◆青木鉱泉〜中道 青木鉱泉から「薬師岳方面」の標識に従い、ドンドコ沢を渡って車道に出ます。 車道にも「薬師岳」の標識がありますので、これに従ってください。 廃小屋が出てきたところに登山道があります。 ◆中道〜薬師岳 ひたすら登りです。 踏み跡はしっかりあり、迷いやすい所はないように思えました。標識も点々とあります。 標高が上がると雪があります。よく締まっていて歩きやすかったですが、たまにズボッとはまりました。 頂上直下で念のためアイゼンを付けましたが、稜線に出ると雪はあまりなかったため、すぐに外しました。 ◆薬師岳〜地蔵岳 ペンキマークが多すぎるほどにありますので、迷う心配はないと思います。 緩やかな稜線で、危険個所も個人的にはないと思いました。 ◆地蔵岳〜青木鉱泉(ドンドコ沢コース) 雪は鳳凰小屋あたりまでありますが、アイゼンは使わなかったです。 五色滝から南精進滝まで急坂です。慎重に。 ドンドコ沢付近では大規模な河川工事が行われており、地図の情報と登山道が違うのかもしれませんが、標識と工事案内に従って歩けば問題ないです。 ◆温泉 韮崎市内の白山温泉に行きました。9時まで営業しています。 |
写真
感想
6月半ばから忙しくなるので、その前に、森林限界を越えた高い山に行きたい気分でした。
日帰りアルプスで、それほど雪のないところと考えた結果、南アルプスの鳳凰三山に決めました。
11年ぶりの鳳凰三山です。
久しぶりのアルプスということと、サッカー日本代表が勝ったということで、前夜からテンションが上がってしまい、2時間ほどしか眠れず、深夜1時半に自宅を出発しました。
途中で仮眠でもと思いながらのんびり運転するものの、睡魔に襲われることなく4時半に登山口に到着。
この日の睡眠不足に加え、ここ最近もやや不眠症気味でぐっすり眠ることができていなく、果たして大丈夫かと不安を抱えながらも、とりあえず歩いてみることに。
無理なようであれば途中で引き返せばいいのだし。
体調は意外に、それほど悪いということもなく、順調に登って行きます。
順調とは言っても、ひたすら延々と続く急登です。なかなかきつい。
前半部分はカラマツ林のみですので、疲労感はさらに高まります。
途中、オベリスクが見れたことは救いでした。
これでだいぶ気持ちが盛り上がりました。
カラマツ林を抜け、コメツガ主体の原生林に入ります。
大木はなく、同じような大きさの針葉樹がワサワサと密生している感じで、これもまた段々と飽きてきてしまいました。
シャクナゲが出てくるものの、花はまだですし。
中道の短所は変化が少ないことだと思います。
展望は効かなくても良いのですが、個人的には、花と森がもう少しバラエティーに富んで欲しかったなと感じました。
そんなことを感じながら見れた富士山は、今まで以上にありがたかく感じました。
長年の会っていない友達と、偶然街で出会ったかのような感覚でした。「おお〜!久しぶり〜!!」って。
まだ一度も富士山に登ったことはないのですが・・・
感謝の意味を込めて、今度登ろう。
富士山に背中を押されながら、薬師岳に到着です。
仙丈岳と白鋒三山が雪をかぶり、雲のない青空に冴えわたります。
もう言葉はいらないです。ただただ素晴らしい。ただただ美しい。
平日とあってか、誰もいないアルプスの稜線を、幸せを噛み締めながら歩きます。
観音岳に到着するも、誰もいない。
南アルプスの展望を一人占めしながらの昼食、天気は快晴、なんて贅沢なんだろう。
昼食後、いつもまにやらウトウトと昼寝も。
しかしこれが良くなかったのか、起きたら猛烈な頭痛に襲われました。
3000メートル級の山に行くと、軽い高山病になるのか、頭が痛くなることは時々あるのですが、今回はひどい。
歩くごとに痛むし、ちょっと呼吸が荒くなるとグングンと頭が割れるような痛みに襲われます。
フラフラで地蔵岳に着き、また休憩。
これから下るだけなので助かります。こうなってはもう一歩も登りたくない。
睡眠不足が原因だと思います。
脚の疲労も白糸滝あたりでピークを迎えます。
高度が下がって、落葉樹の新緑やツツジの花、山野草もポツポツ現れてきたのに、それを楽しむ余裕がないのが悔しいところ。
頭はグワングワンで脚はガクガクで、歩いては休み、歩いては休み、ヘトヘトで車に着き、韮崎の市街地まで下り、温泉に入れてやっと生き返りました。
温泉ってすごいなとつくづく思います。
森の雰囲気や山野草、大木なんかを愛でながら、のんびり山を歩くのが私は好きですが、たまにはガッツリ歩くのもいいものだなと思いました。
また今週末、植物を愛でにのんびり山歩きしたいなあ。行けるかな。。。
筋肉痛が翌日にきました。まだ若いってことかなと安心したりもします。
高いお山はどこかな〜?と思っていました。
南アルプスでしたか
お昼寝の後は
睡眠不足で鳳凰三山
しかし11年ぶりの鳳凰三山って
momomappuさん、若い頃から山やってらっしゃるんですね
大先輩です
週末は、去年のmomomappuさんのレコを参考に久々2000m
越え
konontanさん、コメントありがとうございます。
頭痛は参りました
軽い頭痛は幾度となく体験してましたが、こんなに痛くなるのは初めてでした。
高山病については、今までたして気にしていなかったですけど、これからはちゃんと対処しなくちゃ怖いですね
頭痛くらいで治まって良かったです。
登山歴は長いかもしれませんが、登らなかった時期もありますので、まだまだペーペーです
昔から好き勝手に気分のまま登っているので、登山レベルも当時のままですし
高山病についても無知でしたので、ぜんぜん大先輩ではないですよ
お恥ずかしい限りです
週末の2000メートル越え、どこだろう
楽しみにしてます〜
鳳凰三山に行かれたんですね。
僕にとって思い出の山です。
ここで鉄人noborundaさんに出会っていなかったら、
ヤマレコに入っていなかったでしょうから。
こうしてmomoさんとも知り合えていないでしょう。
ヤマレコに入ってほんとに良かった。そう思います。
御天気よくて風景、美しいです。
昼寝、したく、なりますよね。そりゃ。
でも、高山病、辛かったでしょうね。
温泉で癒されたようで良かったです。
次はオベリスク、どうでしょう?
でも、俺も一人きりだったら、
登っていなかった。正直、怖かったですよ
←でも、てっぺん、最高です。
makasioさん、こんばんは。
コメントありがとうございます。
makasioさんにとって特別な山、鳳凰三山に行ってまいりました
オベリスクを見上げ、makasioさんはよくあんなとこ登ったなあ、と感慨深く思ってました
オベリスク、当初は行けるとこまで行ってみる予定だったのですが、頭が痛くて登ってみようとも思えなくなっちゃいました
次回はせめて、行けるところまでチャレンジしてみたいですね
でも怖そう〜
人との出会いって大事ですよね。
自分の中に思いもしない風を吹き込んでくれたり、勇気をもらったり。
ヤマレコでも、色んな人がそれぞれのスタイルで山を楽しんでいることを知れるので、すごく刺激をもらったり、学ばさせてもらったりしています
ヤマレコ、楽しいです
今後ともよろしくお願いします〜
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