尾瀬沼〜燧ヶ岳(失敗)
- GPS
- 11:26
- 距離
- 25.2km
- 登り
- 1,311m
- 下り
- 1,299m
コースタイム
- 山行
- 10:50
- 休憩
- 0:37
- 合計
- 11:27
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
尾瀬ヶ原、尾瀬沼の散策だけのつもりが、折角だから燧ヶ岳に登ってみようかな、という軽い気持ちが地獄のハイキングに…
入りは大清水から。
この時はまだ燧ヶ岳に登ろうとは考えてなかったこともあり、シャトルバスは使わずに、徒歩で一ノ瀬休憩所へ。1時間程掛かりましたが早朝の気持ちの良い林道歩き。そこから三平下までは、それなりに歩きごたえのある山道で、尾瀬沼山荘に着く頃には、高尾山の登下山くらいの疲労感。
ここからいよいよ尾瀬散策。
尾瀬沼を左回りに大自然を満喫しつつ、尾瀬沼ヒュッテを経由して尾瀬ヶ原方面に向かうつもりで歩いてたところに長英新道への分岐の標識、ここが地獄の入口です…燧ヶ岳の文字に惹かれ、行ってみるか!と軽いノリで入ってしまいました。。
序盤はそれ程苦にならず、結構行けるじゃん!と思って休憩なしでグイグイ行ってましたが、徐々に傾斜がキツくなり、いつしか少し登っては立ち止まりの繰り返し。それでも只管登り続け、ミノブチ岳まで来た所で燧ヶ岳を見上げて愕然としました。めちゃくちゃ急斜面じゃん!登っている人の姿を目の当たりにして、高所恐怖症の俺は足がすくみ、疲労とタイムリミットもあって、登頂を断念…
この時は情けないと思いましたが、この後の展開を考えるとこの判断は正解でした。。
下山を決めたもののピストン嫌いなので、他の下山ルートを探すと、尾瀬沼に向かう別ルートがあることがわかり、良く調べもせずに下山を開始…これが最悪な選択のナデッ窪ルート。急斜面に加え、岩だらけのガレ場に、疲労の溜まった脚が悲鳴をあげてしまいました。難所だからか誰ともすれ違うこともなく、下りるしかないので、膝を痛めない、脚を挫かない事だけを念頭に、ゆっくりとただ只管に下り、4回くらい転びましたが、何とか無事に沼尻平まで辿り着きました。
疲労困憊で到着した沼尻平の休憩所も既に閉店で飲み物も買えず、ベンチで暫く横になって体力を回復し、帰路に着くのですが、ここでまた選択ミス。ピストン嫌いが仇となり、尾瀬沼周りは比較的平坦な道だろうと選んだ大清水平経由での尾瀬沼周遊ルートが結構な難路、疲労困憊の人が歩くとこじゃなかった…それでも三平下まで行けば売店があるからと、只管歩き続けようやく三平下まで到着…売店閉店…何となくわかってはいましたが…
絶望しながらも、大清水まで戻るミッションが残されているので、暫く休憩して体力を回復し、一ノ瀬休憩所へ。休憩所まで行けば、シャトルバスがまだあるだろうと、痛む脚を引きずりながら到着…30分前に終わってました…
もう歩きたくないのに大清水まで林道歩き。
もう何回絶望したかわかりませんが、行きではあんなに希望に満ちていた林道が、絶望の林道に。。行きよりも長く感じながらもただ只管歩き続け、ようやく大清水へ無事到着。
もうお店も閉店してお土産を買うことも出来ず、日光に取っていた宿のチェックイン時限が迫っていたので、ゆっくり休むことも出来ず…早々に大清水を後にしました。
まだ体中バキバキですが、無事に帰って来れただけ儲けものだったと思うくらい、しんどい尾瀬ハイキングでした。。
教訓: 登山は事前にちゃんと調べ、身の丈に合った計画を立てましょう!
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