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Yamareco

記録ID: 1981805
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ハイキング
東海

雨乞棚山

2019年08月18日(日) [日帰り]
 - 拍手
GPS
--:--
距離
7.9km
登り
430m
下り
427m

コースタイム

日帰り
山行
4:00
休憩
1:00
合計
5:00
8:50
60
スタート地点
9:50
10:10
80
登山道入り口
11:30
12:10
50
13:00
0:00
50
登山道入り口
13:50
ゴール地点
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2019年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
 中央高速道を中津川ICで降り、下呂に向かう国道257号を北上し、道の駅「花街道付知」の先2.3km、左角にコンビニのある尾ヶ平の信号を右折、100m進んでT字路を右折、南東に350mほど進んで、橋の手前を左折し、狭くて急な坂道を登る。
 約1.3kmほど進むとやや広い道路に出る。それを右へ50mほど走って左折する。この点は1/25,000地図に・665と書かれている。そこからさらに舗装された狭い林道を道なりに2kmほど走るとダート道に替る。路面が湿っていて滑る所もあるので、ダートを300mほど進んだやや広い所でターンして路肩に車を止め、そこから登山口まで約2.5kmほどの林道を歩いた。
コース状況/
危険箇所等
 やや踏み跡は薄いが、下部は尾根道をたどり、上部は荒れてはいるが林道を歩けば迷うようなことは無い。危険個所も無い。林道より上部の尾根道は踏み跡がほとんど無くなって笹薮化している。標高1370mの主尾根まで上がると、山頂までの150mほどの道ははっきりしている。
尾ヶ平集落の橋の手前で左折して標高665m地点まで登る道路は、約1.5kmの距離で200mほども登るので、すごく急こう配の道である。冬場の凍結時は恐ろしい。
2019年08月18日 08:06撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
8/18 8:06
尾ヶ平集落の橋の手前で左折して標高665m地点まで登る道路は、約1.5kmの距離で200mほども登るので、すごく急こう配の道である。冬場の凍結時は恐ろしい。
 標高660m付近でいったん広い道路に出るが、50mほど走った先の、看板が見えるところで左折して、再び狭くて急な林道へ入る。
2019年08月18日 08:13撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
8/18 8:13
 標高660m付近でいったん広い道路に出るが、50mほど走った先の、看板が見えるところで左折して、再び狭くて急な林道へ入る。
 標高665mより上部の道路の勾配も、相当な急こう配である。山歩きよりも、車の運転に気を付けたい。
2019年08月18日 08:17撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
8/18 8:17
 標高665mより上部の道路の勾配も、相当な急こう配である。山歩きよりも、車の運転に気を付けたい。
 林道の途中にある「林道開道記念」の大きな石碑。
2019年08月18日 08:22撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
8/18 8:22
 林道の途中にある「林道開道記念」の大きな石碑。
 ダートになると、路面が濡れた所では車がヌルヌルと滑る感触があってスタックするのが怖いので、予定より手前の路肩に止めて、ここから歩いた。
2019年08月18日 08:53撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
8/18 8:53
 ダートになると、路面が濡れた所では車がヌルヌルと滑る感触があってスタックするのが怖いので、予定より手前の路肩に止めて、ここから歩いた。
 駐車地点より奥の林道は勾配も緩く、路面も比較的平坦だったので、乾いてさえいれば自分の車でも走れそうな感じである。
2019年08月18日 08:54撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
8/18 8:54
 駐車地点より奥の林道は勾配も緩く、路面も比較的平坦だったので、乾いてさえいれば自分の車でも走れそうな感じである。
 ごく新しい二種類の轍があったので、先に車で入って登っている人がおられると思ったが、途中誰にも会わなかったので、昨日登られた人のようである。
2019年08月18日 08:59撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
8/18 8:59
 ごく新しい二種類の轍があったので、先に車で入って登っている人がおられると思ったが、途中誰にも会わなかったので、昨日登られた人のようである。
 道路面には水が流れている所が何箇所もあった。金曜日に通過した台風10号の雨が相当多かったようである。
2019年08月18日 09:44撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
8/18 9:44
 道路面には水が流れている所が何箇所もあった。金曜日に通過した台風10号の雨が相当多かったようである。
 登山口に近い林道T字路付近の様子。1/25,000地図を見ると、登山道は左の尾根を折り返し気味に登って行くようである。
2019年08月18日 09:55撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
8/18 9:55
 登山口に近い林道T字路付近の様子。1/25,000地図を見ると、登山道は左の尾根を折り返し気味に登って行くようである。
 T字路付近の左右には大きなブナの大木が並んでいる。キツツキの巣穴がいっぱいの枯れた大木もある。
2019年08月18日 09:56撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
8/18 9:56
 T字路付近の左右には大きなブナの大木が並んでいる。キツツキの巣穴がいっぱいの枯れた大木もある。
 T字路から10mほど手前の左側に尾根に登る踏み跡があり、大きな木に「山火事予防」と書いた掛札が取り付けられている。
2019年08月18日 10:09撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
8/18 10:09
 T字路から10mほど手前の左側に尾根に登る踏み跡があり、大きな木に「山火事予防」と書いた掛札が取り付けられている。
 どなたかのヤマレコに、これが見つけにくかった・・・と書いておられたので、周囲の笹を刈りとって道路から見やすくしておいた。
2019年08月18日 10:10撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
1
8/18 10:10
 どなたかのヤマレコに、これが見つけにくかった・・・と書いておられたので、周囲の笹を刈りとって道路から見やすくしておいた。
 登山道は「山火事予防」標識地点から折り返し気味に、膝丈ほどの笹の中を北東方向へ伸びている。
2019年08月18日 10:12撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
8/18 10:12
 登山道は「山火事予防」標識地点から折り返し気味に、膝丈ほどの笹の中を北東方向へ伸びている。
 ブナの大木が並ぶ笹薮の中の登山道。写真では判りにくいが、この辺りの踏み跡は比較的はっきりしている。
2019年08月18日 10:13撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
8/18 10:13
 ブナの大木が並ぶ笹薮の中の登山道。写真では判りにくいが、この辺りの踏み跡は比較的はっきりしている。
 旧い時代の山生活の痕跡。一升瓶や、茶碗や鍋などが転がっている。
2019年08月18日 10:18撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
8/18 10:18
 旧い時代の山生活の痕跡。一升瓶や、茶碗や鍋などが転がっている。
 同じく、ヤカンや湯飲み茶わんなど。子供の頃、爺さんに連れられて、台所用品や米、味噌などを持って、杉や桧の植林に出掛けたことが思い出される。
2019年08月18日 10:19撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
8/18 10:19
 同じく、ヤカンや湯飲み茶わんなど。子供の頃、爺さんに連れられて、台所用品や米、味噌などを持って、杉や桧の植林に出掛けたことが思い出される。
 樹齢20年前後の桧林の中を行く登山道。
2019年08月18日 10:23撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
8/18 10:23
 樹齢20年前後の桧林の中を行く登山道。
 ヒノキの実。
2019年08月18日 10:25撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
8/18 10:25
 ヒノキの実。
 踏み跡は明瞭でないが、赤符などに注意し、尾根を外さないように歩けば迷うことは無い・・・と思う。
2019年08月18日 10:40撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
8/18 10:40
 踏み跡は明瞭でないが、赤符などに注意し、尾根を外さないように歩けば迷うことは無い・・・と思う。
 尾根道が林道に出るところ。
2019年08月18日 10:50撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
8/18 10:50
 尾根道が林道に出るところ。
 林道には、ススキが主の雑草がはびこっている。
2019年08月18日 10:50撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
8/18 10:50
 林道には、ススキが主の雑草がはびこっている。
 登りは、僅かな踏み跡をたどり、道路を横切って尾根を直登する。しかし、ここより上は笹の背丈が高く、踏み跡も無くなって藪漕ぎとなった。
2019年08月18日 10:52撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
8/18 10:52
 登りは、僅かな踏み跡をたどり、道路を横切って尾根を直登する。しかし、ここより上は笹の背丈が高く、踏み跡も無くなって藪漕ぎとなった。
 何に使ったのか判らないが、上部の尾根は藪の中に有刺鉄線が張られていた。
2019年08月18日 11:10撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
8/18 11:10
 何に使ったのか判らないが、上部の尾根は藪の中に有刺鉄線が張られていた。
 金網を張った所もある。
2019年08月18日 11:15撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
8/18 11:15
 金網を張った所もある。
 藪漕ぎで大汗をかいて、標高1,370mの主尾根に到着。
2019年08月18日 11:23撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
8/18 11:23
 藪漕ぎで大汗をかいて、標高1,370mの主尾根に到着。
 主尾根の稜線はある程度切り開かれていて、道は歩き易くなる。
2019年08月18日 11:24撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
8/18 11:24
 主尾根の稜線はある程度切り開かれていて、道は歩き易くなる。
 山頂到着。国土地理院の三角点。
2019年08月18日 11:30撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
8/18 11:30
 山頂到着。国土地理院の三角点。
 山頂直下まで来ている旧い林道。
2019年08月18日 11:30撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
8/18 11:30
 山頂直下まで来ている旧い林道。
 山頂に背を向けて、笹薮に向かって立つ御影石の立派な山名票。付知の街の方に向けて立てたようである。
2019年08月18日 11:31撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
8/18 11:31
 山頂に背を向けて、笹薮に向かって立つ御影石の立派な山名票。付知の街の方に向けて立てたようである。
 裏書によれば、付知町森林組合によって平成20年3月に建立されたもののようである。周囲の笹を刈り払って少しばかりきれいにしておいた。
2019年08月18日 12:06撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
8/18 12:06
 裏書によれば、付知町森林組合によって平成20年3月に建立されたもののようである。周囲の笹を刈り払って少しばかりきれいにしておいた。
 山頂からの眺め。奥に高い山が見えるが何処だか判らない。
2019年08月18日 12:12撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
8/18 12:12
 山頂からの眺め。奥に高い山が見えるが何処だか判らない。
 こちらは、二ッ森山および笠置山と思うが?
2019年08月18日 12:12撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
8/18 12:12
 こちらは、二ッ森山および笠置山と思うが?
 頂上はこのような感じであまり広くは無い。開けているのは南西方向だけで、あまり見晴らしも良くないが、
今日も山頂は独り占めで、ゆったり過ごせた。
2019年08月18日 12:12撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
8/18 12:12
 頂上はこのような感じであまり広くは無い。開けているのは南西方向だけで、あまり見晴らしも良くないが、
今日も山頂は独り占めで、ゆったり過ごせた。
 林道に降りて振り返り見た山頂。林道を登ってくればこの位置に登って来る。
2019年08月18日 12:14撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
8/18 12:14
 林道に降りて振り返り見た山頂。林道を登ってくればこの位置に登って来る。
 雑草に覆われた林道。帰りはこの林道を降る。
2019年08月18日 12:19撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
8/18 12:19
 雑草に覆われた林道。帰りはこの林道を降る。
 法肩が崩れた所もあるが、歩きに支障はない。
2019年08月18日 12:23撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
8/18 12:23
 法肩が崩れた所もあるが、歩きに支障はない。
 今日見た唯一の花、アザミ。
2019年08月18日 12:25撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
8/18 12:25
 今日見た唯一の花、アザミ。
 林道の面にびっしりと生えたヒノキ。自然ではこれほどにはならないと思うし、植えたものでもなさそうである。種をまいたのかもしれない?
2019年08月18日 12:29撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
8/18 12:29
 林道の面にびっしりと生えたヒノキ。自然ではこれほどにはならないと思うし、植えたものでもなさそうである。種をまいたのかもしれない?
 尾根ルートと合流する目印の石まで降って来た。ここからは登って来た尾根を降る。
2019年08月18日 12:37撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
8/18 12:37
 尾根ルートと合流する目印の石まで降って来た。ここからは登って来た尾根を降る。
 ブナの大木が並ぶ登山口付近まで戻って来た。
2019年08月18日 13:01撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
8/18 13:01
 ブナの大木が並ぶ登山口付近まで戻って来た。
 ここから林道へ降りる。
2019年08月18日 13:02撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
8/18 13:02
 ここから林道へ降りる。
 地図を見ると、登山道はこの右上を通っているので、この辺りから昇り降りすれば、200mほどコース短縮できるかも知れない。
2019年08月18日 13:05撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
8/18 13:05
 地図を見ると、登山道はこの右上を通っているので、この辺りから昇り降りすれば、200mほどコース短縮できるかも知れない。
 倒れた雑草が沢から押し出した流れの方向を示している。しかし、道はそれほど傷んで荒れてはいない。
2019年08月18日 13:26撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
8/18 13:26
 倒れた雑草が沢から押し出した流れの方向を示している。しかし、道はそれほど傷んで荒れてはいない。
 今日も静かな独り旅であったが、無事戻って来た。車での降りの急な坂道は、スピードを出しすぎないよう気を付けよう。
2019年08月18日 13:58撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
8/18 13:58
 今日も静かな独り旅であったが、無事戻って来た。車での降りの急な坂道は、スピードを出しすぎないよう気を付けよう。
撮影機器:

感想

 先週の奥丸山の疲れが多少残っていたが、天気もよさそうなので、近くにある岐阜百山の一つであって、比較的楽に登れそうな中津川市付知の「雨乞棚山」に登った。
 今日は車のカーナビが壊れていて、地図を見ながら走ったが、林道などのポイントを探すのに苦労し、ナビの有難さを実感した一日であった。
 雨乞棚山は御影石の素晴らしく立派な山名碑があるが、岐阜百山を目指す人が歩く程度で、一般の登山者は少ないようであり、登山道は藪化しつつある。そのせいか、今日もだれ一人会うことのない、静かな良い山旅であった。

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