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Yamareco

記録ID: 1982614
全員に公開
沢登り
東北

名取川系・大行沢

2019年08月17日(土) 〜 2019年08月18日(日)
 - 拍手
GPS
--:--
距離
15.7km
登り
1,171m
下り
1,164m

コースタイム

1日目
山行
5:20
休憩
0:20
合計
5:40
10:05
10:05
40
10:45
10:45
175
入渓点
13:40
14:00
100
本流梯子滝
2日目
山行
6:55
休憩
0:35
合計
7:30
7:15
7:20
110
9:10
9:20
20
登山道
9:40
9:40
120
11:40
12:00
110
13:50
13:50
10
14:00
ゴール地点
沢はなるべく堪能しつつのソロの時間。
天候 1日目:曇りのち晴れ
2日目:快晴 (猛暑日)
過去天気図(気象庁) 2019年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 自家用車
鶴見(05:01) => 上野(06:06) =>仙台(07:32) : 新幹線
仙台駅=>二口(ふたくち): レンタカー

[アクセス手段の候補]
新幹線で仙台 => レンタカー : 楽だけど高価
新幹線で仙台 => 電車で愛子駅 =>バスで二口(ふたくち) : 乗り換え多く、時刻と移動制約が大
横浜からレンタカーで二口 : 片道6時間はつらい

[新幹線で仙台 => レンタカー]
一番楽な移動手段だったが往復31000円。
沢遠征の価値は高いので、ここは投資しておいて良いだろう。
ここは頑張らなくて良い部分。
コース状況/
危険箇所等
[沢の中]
序盤の巨岩帯: 面白いけど体力使う。
本流梯子滝(2段): 高度感あるので慎重に。
上2つをスキップする為に、本流梯子滝(2段)の先から入渓すれば、
困難箇所が無く、グッと楽になる。

[大東岳の北側からの上り]
地図上では登山道だがほぼ沢歩き。
沢靴の方が楽。トレランシューズでは滑って疲れる。
踏み跡程度の道があるが、茂みに隠れて見つけづらい。
沢から外れないので、道がなくとも沢を忠実に遡行すれば良し。
危険箇所は無い。

[戻り]
大東岳経由で戻る周回コースは、登り下りが大きく大変。
桶の沢遡行後は、そのままUターンして、避難小屋に行った方が楽。
その他周辺情報 秋保温泉選び放題
秋保ビジターセンター。
バス停「二口」もあるので、バスでもここまで来れる。
2019年08月17日 10:01撮影 by  ILCE-5100, SONY
8/17 10:01
秋保ビジターセンター。
バス停「二口」もあるので、バスでもここまで来れる。
宮城-山形を結ぶ林道。
ここは県境だけど、仙台市内なのだよねー。仙台市広い。
2019年08月17日 10:02撮影 by  ILCE-5100, SONY
8/17 10:02
宮城-山形を結ぶ林道。
ここは県境だけど、仙台市内なのだよねー。仙台市広い。
古い道。近年はあまり重用されていないようである。
2019年08月17日 10:02撮影 by  ILCE-5100, SONY
8/17 10:02
古い道。近年はあまり重用されていないようである。
林道を少し進むと登山口あり。
表と裏があるが、裏コースへ入る。
2019年08月17日 10:06撮影 by  ILCE-5100, SONY
8/17 10:06
林道を少し進むと登山口あり。
表と裏があるが、裏コースへ入る。
登山道は茂っていて、ズボンが濡れる。
でもこの後濡れるので気にしない。
2019年08月17日 10:22撮影 by  ILCE-5100, SONY
8/17 10:22
登山道は茂っていて、ズボンが濡れる。
でもこの後濡れるので気にしない。
橋の残骸を越えて
2019年08月17日 10:41撮影 by  ILCE-5100, SONY
8/17 10:41
橋の残骸を越えて
この看板の少し先
2019年08月17日 10:47撮影 by  ILCE-5100, SONY
8/17 10:47
この看板の少し先
左に入る踏み跡あり。
ここを見逃さないように。
ここまで50分。(踏み跡知ってれば、もうちょい早い)
2019年08月17日 10:51撮影 by  ILCE-5100, SONY
8/17 10:51
左に入る踏み跡あり。
ここを見逃さないように。
ここまで50分。(踏み跡知ってれば、もうちょい早い)
振り返ると大岩がある
2019年08月17日 10:51撮影 by  ILCE-5100, SONY
8/17 10:51
振り返ると大岩がある
振り返るとピンクペイントもあり
これらが目印
2019年08月17日 10:51撮影 by  ILCE-5100, SONY
8/17 10:51
振り返るとピンクペイントもあり
これらが目印
踏み跡を下った入渓点
最序盤にゴルジュ帯があるらしいが、それを過ぎた地点
2019年08月17日 10:53撮影 by  ILCE-5100, SONY
8/17 10:53
踏み跡を下った入渓点
最序盤にゴルジュ帯があるらしいが、それを過ぎた地点
中に入って進むが、水温高めなので余裕
2019年08月17日 11:23撮影 by  ILCE-5100, SONY
8/17 11:23
中に入って進むが、水温高めなので余裕
巨岩帯を進む
2019年08月17日 12:23撮影 by  ILCE-5100, SONY
8/17 12:23
巨岩帯を進む
岩の間をぬったり、くぐったり、乗り越えたり、巻いたり
2019年08月17日 12:45撮影 by  ILCE-5100, SONY
8/17 12:45
岩の間をぬったり、くぐったり、乗り越えたり、巻いたり
京淵沢の梯子滝が見えたので、少しだけ見に行ってから、
また本流に戻った
2019年08月17日 13:04撮影 by  ILCE-5100, SONY
8/17 13:04
京淵沢の梯子滝が見えたので、少しだけ見に行ってから、
また本流に戻った
本流を少し進むと、本流の梯子滝 (13:40)
1段目は水流より左側を登る
2段目は右の小さな流れの中を進む
集中して慎重に登った
2019年08月17日 13:39撮影 by  ILCE-5100, SONY
8/17 13:39
本流を少し進むと、本流の梯子滝 (13:40)
1段目は水流より左側を登る
2段目は右の小さな流れの中を進む
集中して慎重に登った
本流・梯子滝を越えると、待望のナメの始まり (575m)
2019年08月17日 14:37撮影 by  ILCE-5100, SONY
8/17 14:37
本流・梯子滝を越えると、待望のナメの始まり (575m)
ひたすら
2019年08月17日 14:46撮影 by  ILCE-5100, SONY
8/17 14:46
ひたすら
道のような
2019年08月17日 15:26撮影 by  ILCE-5100, SONY
8/17 15:26
道のような
ナメが
2019年08月17日 15:27撮影 by  ILCE-5100, SONY
8/17 15:27
ナメが
続きます
2019年08月17日 15:36撮影 by  ILCE-5100, SONY
8/17 15:36
続きます
焚き火跡があったので、この辺で良いかと思い、幕営地決定
640m, 15:50
(結果的に北石橋コースのすぐ隣だったので、エスケープもしやすい地点。しかしトロ場なので、蚊がめちゃ多かった)
2019年08月17日 15:52撮影 by  ILCE-5100, SONY
8/17 15:52
焚き火跡があったので、この辺で良いかと思い、幕営地決定
640m, 15:50
(結果的に北石橋コースのすぐ隣だったので、エスケープもしやすい地点。しかしトロ場なので、蚊がめちゃ多かった)
2日目
日がだいぶ出て、気分が高まったのを待ってから出発 (06:30)
2019年08月18日 06:31撮影 by  ILCE-5100, SONY
8/18 6:31
2日目
日がだいぶ出て、気分が高まったのを待ってから出発 (06:30)
名前に違わぬ、とてつもなく長いナメ
2019年08月18日 06:32撮影 by  ILCE-5100, SONY
8/18 6:32
名前に違わぬ、とてつもなく長いナメ
このくらいの滝もみんなナメナメしている
2019年08月18日 06:38撮影 by  ILCE-5100, SONY
8/18 6:38
このくらいの滝もみんなナメナメしている
美しい
2019年08月18日 06:41撮影 by  ILCE-5100, SONY
8/18 6:41
美しい
壁がかっこいい
2019年08月18日 06:59撮影 by  ILCE-5100, SONY
8/18 6:59
壁がかっこいい
左右に滝あり。両門の滝のよう。
2019年08月18日 07:01撮影 by  ILCE-5100, SONY
8/18 7:01
左右に滝あり。両門の滝のよう。
右手の釜を持った滝を登る。
ここは容易。
2019年08月18日 07:03撮影 by  ILCE-5100, SONY
8/18 7:03
右手の釜を持った滝を登る。
ここは容易。
登って振り返った画
2019年08月18日 07:10撮影 by  ILCE-5100, SONY
8/18 7:10
登って振り返った画
綺麗な釜〜。
だが登れなそうだ。うーんと見渡すと、
2019年08月18日 07:13撮影 by  ILCE-5100, SONY
8/18 7:13
綺麗な釜〜。
だが登れなそうだ。うーんと見渡すと、
樋ノ沢避難小屋があった
650m
小屋の外観を見に上がりつつ、先ほどの釜を巻く
2019年08月18日 07:14撮影 by  ILCE-5100, SONY
8/18 7:14
樋ノ沢避難小屋があった
650m
小屋の外観を見に上がりつつ、先ほどの釜を巻く
むした苔とナメのコラボが美しい
2019年08月18日 07:19撮影 by  ILCE-5100, SONY
8/18 7:19
むした苔とナメのコラボが美しい
小屋以降も綺麗な
2019年08月18日 07:23撮影 by  ILCE-5100, SONY
8/18 7:23
小屋以降も綺麗な
ナメが続きます
2019年08月18日 07:28撮影 by  ILCE-5100, SONY
8/18 7:28
ナメが続きます
最後の難滝。
と思ったが、ここまで長く歩いてきた分、細かいスタンスが見える。
2019年08月18日 08:35撮影 by  ILCE-5100, SONY
8/18 8:35
最後の難滝。
と思ったが、ここまで長く歩いてきた分、細かいスタンスが見える。
フリクションも使いつつ、難なく突破
(振り返った画)
2019年08月18日 08:42撮影 by  ILCE-5100, SONY
8/18 8:42
フリクションも使いつつ、難なく突破
(振り返った画)
結構迷って薮の中をウロウロしたのだが、
なんとか登山道に出られた!
ここからは一般道だ!と思って若干余裕を持ったのだが・・
2019年08月18日 09:11撮影 by  ILCE-5100, SONY
8/18 9:11
結構迷って薮の中をウロウロしたのだが、
なんとか登山道に出られた!
ここからは一般道だ!と思って若干余裕を持ったのだが・・
権現様峠
ここから長い枯れ沢登りが始まるのであった・・・(想定外)
夏で茂っているし、登山道(ピンクテープ)を見つけるのも大変。
2019年08月18日 09:40撮影 by  ILCE-5100, SONY
8/18 9:40
権現様峠
ここから長い枯れ沢登りが始まるのであった・・・(想定外)
夏で茂っているし、登山道(ピンクテープ)を見つけるのも大変。
大東岳peak! (1366m)
この辺りの最高峰なので、眺望は抜群。
遠くの山がだいぶ見渡せた。
2019年08月18日 11:43撮影 by  ILCE-5100, SONY
8/18 11:43
大東岳peak! (1366m)
この辺りの最高峰なので、眺望は抜群。
遠くの山がだいぶ見渡せた。
だいぶ満足した(疲れた!)ので、一番楽な表コース(5.3km)で下る。
2019年08月18日 11:46撮影 by  ILCE-5100, SONY
8/18 11:46
だいぶ満足した(疲れた!)ので、一番楽な表コース(5.3km)で下る。
2時間弱で本小屋(登山口)に。
375m。山頂から1000mを下った。
2019年08月18日 13:54撮影 by  ILCE-5100, SONY
8/18 13:54
2時間弱で本小屋(登山口)に。
375m。山頂から1000mを下った。
帰着
2019年08月18日 13:55撮影 by  ILCE-5100, SONY
8/18 13:55
帰着
ビジターセンターの自販で買って一気飲み。
糖分水分を充電して、生き返った。
2019年08月18日 14:03撮影 by  ILCE-5100, SONY
8/18 14:03
ビジターセンターの自販で買って一気飲み。
糖分水分を充電して、生き返った。
秋保温泉で疲れを癒し、どこぞの駐車場で仮眠したのち帰路へ。
2019年08月17日 09:47撮影 by  ASUS_X00QD, asus
8/17 9:47
秋保温泉で疲れを癒し、どこぞの駐車場で仮眠したのち帰路へ。

感想

沢歩きを始めた時から「行きたいな〜」と思っていた大行沢に遠征に来れた。
この沢の特徴はやはりナメ区間が相当長いこと。名前負けしていない。
こんな長いナメは見たことなかった。
周回コースで、巨岩帯、一転してナメナメ、沢での一泊、大東岳の涸れ沢登り、とだいぶ堪能できた。

[歩き方の考察メモ]
- 2日間沢歩いてると、さすがに歩き方の勘所が分かって(思い出して)くる。
- 左右どちらの足から出すかによって、難易度がだいぶ変わる。右左右なのか左右左なのか。
- 平行なスタンスをいかに見つけるかにかかっている。それは信頼できるスタンス。だんだん何が平行なのかが分からなくてなってくるから。平行をリセットしながら進む。
- クロスステップはダメ。滑ると耐えられない。左前に進むときは左足、右前に進むときは右足で。
- クライミングはスタンスとホールド探し。逆算で探す。あそこに行きたいから、その前にどこに足置けるか。信頼したスタンスにしっかり体重を乗せる。ガラ場歩きとは違う。

[中〜上流域の雰囲気]


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