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Yamareco

記録ID: 1984028
全員に公開
ハイキング
尾瀬・奥利根

会津駒ヶ岳〜秋の気配と歩む 池塘と花の湿原

2019年08月19日(月) [日帰り]
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
07:34
距離
13.7km
登り
1,195m
下り
1,182m
歩くペース
速い
0.80.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
6:31
休憩
0:52
合計
7:23
5:20
5:21
35
5:56
5:56
77
7:13
7:14
18
7:32
7:47
38
8:25
8:39
114
10:33
10:52
47
11:39
11:39
24
12:03
12:05
15
花と景色を楽しみながら散策です。
天候 曇りのち晴れ 
過去天気図(気象庁) 2019年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
滝沢登山口駐車場。
コース状況/
危険箇所等
湿原地帯は立ち入ってはならない、木道を歩行。その木道が雨後で滑りやすかった。特に会津駒ケ岳から中門岳への西側の巻き道。
前橋を1時30分に出発。北関東道岩船JCへ向かうトンネル。曇る関東を脱出。
2019年08月19日 02:04撮影 by  NIKON D850, NIKON CORPORATION
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前橋を1時30分に出発。北関東道岩船JCへ向かうトンネル。曇る関東を脱出。
4時40分に駐車場に到着し、滝沢登山口から出発。気温19℃。
2019年08月19日 04:53撮影 by  NIKON D850, NIKON CORPORATION
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4時40分に駐車場に到着し、滝沢登山口から出発。気温19℃。
ブナの美しい林を歩んでいく。
2019年08月19日 05:22撮影 by  NIKON D850, NIKON CORPORATION
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ブナの美しい林を歩んでいく。
ノリウツギ。
2019年08月19日 06:06撮影 by  NIKON D850, NIKON CORPORATION
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ノリウツギ。
北東の空が朝焼け。
2019年08月19日 06:10撮影 by  NIKON D850, NIKON CORPORATION
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北東の空が朝焼け。
ウソがササに留まる。横乗り。
2019年08月19日 06:25撮影 by  NIKON D850, NIKON CORPORATION
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ウソがササに留まる。横乗り。
オトギリソウ。
2019年08月19日 06:31撮影 by  NIKON D850, NIKON CORPORATION
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オトギリソウ。
早朝の薄曇りの中に、会津駒ケ岳が見える。
2019年08月19日 06:48撮影 by  NIKON D850, NIKON CORPORATION
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早朝の薄曇りの中に、会津駒ケ岳が見える。
イワショウブ。初秋。
2019年08月19日 06:50撮影 by  NIKON D850, NIKON CORPORATION
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イワショウブ。初秋。
キンコウカ咲く木道を歩んでいく。
2019年08月19日 06:56撮影 by  NIKON D850, NIKON CORPORATION
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キンコウカ咲く木道を歩んでいく。
イワイチョウ。晩夏。
2019年08月19日 06:58撮影 by  NIKON D850, NIKON CORPORATION
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イワイチョウ。晩夏。
日光白根山、鬼怒沼山、燕巣山、特徴的な山容の四郎岳。
2019年08月19日 06:59撮影 by  NIKON D850, NIKON CORPORATION
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日光白根山、鬼怒沼山、燕巣山、特徴的な山容の四郎岳。
女峰山、太郎山、大真名子山、男体山。
2019年08月19日 06:59撮影 by  NIKON D850, NIKON CORPORATION
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女峰山、太郎山、大真名子山、男体山。
キンコウカの絨毯。
2019年08月19日 07:01撮影 by  NIKON D850, NIKON CORPORATION
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キンコウカの絨毯。
草原の小高い丘に駒の小屋が見える。
2019年08月19日 07:01撮影 by  NIKON D850, NIKON CORPORATION
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草原の小高い丘に駒の小屋が見える。
駒の小屋。7時なのでスルーして山頂へ。
2019年08月19日 07:12撮影 by  NIKON D850, NIKON CORPORATION
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駒の小屋。7時なのでスルーして山頂へ。
駒ノ大池ほとりにはワタスゲ。
2019年08月19日 07:14撮影 by  NIKON D850, NIKON CORPORATION
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駒ノ大池ほとりにはワタスゲ。
ハクサンコザクラ。
2019年08月19日 07:17撮影 by  NIKON D850, NIKON CORPORATION
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ハクサンコザクラ。
コバイケイソウ咲く湿原を歩んでいく。青空が少し見えてきた。
2019年08月19日 07:20撮影 by  NIKON D850, NIKON CORPORATION
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コバイケイソウ咲く湿原を歩んでいく。青空が少し見えてきた。
振り返ると、至仏山、燧ケ岳、日光連山、駒の小屋。
2019年08月19日 07:31撮影 by  NIKON D850, NIKON CORPORATION
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振り返ると、至仏山、燧ケ岳、日光連山、駒の小屋。
会津駒ケ岳山頂。shilokoさんの適当すぎる相槌に慣れてしまい、将来の認知症対応を刷り込まれた鬼軍曹。
2019年08月19日 07:34撮影 by  NIKON D850, NIKON CORPORATION
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会津駒ケ岳山頂。shilokoさんの適当すぎる相槌に慣れてしまい、将来の認知症対応を刷り込まれた鬼軍曹。
ニッコウキスゲ咲く道を中門岳へ向かう。
2019年08月19日 07:47撮影 by  NIKON D850, NIKON CORPORATION
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ニッコウキスゲ咲く道を中門岳へ向かう。
下りこむと、コバイケイソウの群生。予想通り晴れ間が見えてきた。
2019年08月19日 07:50撮影 by  NIKON D850, NIKON CORPORATION
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下りこむと、コバイケイソウの群生。予想通り晴れ間が見えてきた。
コバイケイソウの花が揺れる湿原。
2019年08月19日 07:50撮影 by  NIKON D850, NIKON CORPORATION
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コバイケイソウの花が揺れる湿原。
池塘の周辺にはモウセンゴケ。
2019年08月19日 08:02撮影 by  NIKON D850, NIKON CORPORATION
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池塘の周辺にはモウセンゴケ。
ハクサンフウロ。
2019年08月19日 08:03撮影 by  NIKON D850, NIKON CORPORATION
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ハクサンフウロ。
モミジカラマツ。
2019年08月19日 08:04撮影 by  NIKON D850, NIKON CORPORATION
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モミジカラマツ。
コバイケイソウに囲まれる。ちぎれた雲と爽やかな風が秋の予感。気温19℃。
2019年08月19日 08:05撮影 by  NIKON D850, NIKON CORPORATION
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コバイケイソウに囲まれる。ちぎれた雲と爽やかな風が秋の予感。気温19℃。
美しい草原状の湿地帯。池塘が点在し花々が咲く。
2019年08月19日 08:16撮影 by  NIKON D850, NIKON CORPORATION
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美しい草原状の湿地帯。池塘が点在し花々が咲く。
中門大池。山頂標(この一帯が山頂と記してある)が建っている。ワタスゲが縁取る水面は青空を映す。スルーして行き止りまで行く。
2019年08月19日 08:21撮影 by  NIKON D850, NIKON CORPORATION
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中門大池。山頂標(この一帯が山頂と記してある)が建っている。ワタスゲが縁取る水面は青空を映す。スルーして行き止りまで行く。
振り返ると燧ケ岳を望む。
2019年08月19日 08:24撮影 by  NIKON D850, NIKON CORPORATION
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振り返ると燧ケ岳を望む。
会津駒ケ岳と池塘。中門岳行き止まり地点は、木道がロータリーのようになっている。中門大池へ踵を返す。
2019年08月19日 08:25撮影 by  NIKON D850, NIKON CORPORATION
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会津駒ケ岳と池塘。中門岳行き止まり地点は、木道がロータリーのようになっている。中門大池へ踵を返す。
再び中門大池にて。ファミレスに行くと、注文してもいないのにライスが大盛りでくる鬼軍曹。おかわりは有料。
2019年08月19日 08:47撮影 by  NIKON D850, NIKON CORPORATION
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再び中門大池にて。ファミレスに行くと、注文してもいないのにライスが大盛りでくる鬼軍曹。おかわりは有料。
中門大池。景色と青空を映す水面。天空の楽園。しばらくほとりで景色を堪能する。
2019年08月19日 08:57撮影 by  NIKON D850, NIKON CORPORATION
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中門大池。景色と青空を映す水面。天空の楽園。しばらくほとりで景色を堪能する。
ここでブランチ。shilokoさんのご実家からミョウガを頂き、サツマイモとカボチャ天を端にし、豪快に盛り付けたとろろそば。朝の9時からガッツら食う。
2019年08月19日 09:10撮影 by  NIKON D850, NIKON CORPORATION
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ここでブランチ。shilokoさんのご実家からミョウガを頂き、サツマイモとカボチャ天を端にし、豪快に盛り付けたとろろそば。朝の9時からガッツら食う。
ワタスゲとアキアカネ。
2019年08月19日 09:25撮影 by  NIKON D850, NIKON CORPORATION
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ワタスゲとアキアカネ。
一輪のミヤマリンドウ。
2019年08月19日 09:29撮影 by  NIKON D850, NIKON CORPORATION
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一輪のミヤマリンドウ。
9時半、予想通りの青空に恵まれ、中門岳を後にする。
2019年08月19日 09:29撮影 by  NIKON D850, NIKON CORPORATION
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9時半、予想通りの青空に恵まれ、中門岳を後にする。
オヤマリンドウ。
2019年08月19日 09:31撮影 by  NIKON D850, NIKON CORPORATION
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オヤマリンドウ。
池塘の水面に映るウロコ雲。秋の気配。
2019年08月19日 09:32撮影 by  NIKON D850, NIKON CORPORATION
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池塘の水面に映るウロコ雲。秋の気配。
モウセンゴケの花。
2019年08月19日 09:33撮影 by  NIKON D850, NIKON CORPORATION
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モウセンゴケの花。
ミヤマリンドウの群生。
2019年08月19日 09:39撮影 by  NIKON D850, NIKON CORPORATION
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ミヤマリンドウの群生。
美しい草原状の湿地帯に木道。その彼方には何があるのか・・・。
2019年08月19日 09:42撮影 by  NIKON D850, NIKON CORPORATION
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美しい草原状の湿地帯に木道。その彼方には何があるのか・・・。
再びコバイケイソウに囲まれて会津駒ヶ岳へ向かう。
2019年08月19日 09:44撮影 by  NIKON D850, NIKON CORPORATION
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再びコバイケイソウに囲まれて会津駒ヶ岳へ向かう。
美しい景色に秋風が吹き抜ける。爽やかな高原の湿地帯。
2019年08月19日 09:50撮影 by  NIKON D850, NIKON CORPORATION
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美しい景色に秋風が吹き抜ける。爽やかな高原の湿地帯。
振り返る中門岳。北方は会津朝日岳方面。浅草岳、田子倉湖に思いを馳せる。
2019年08月19日 09:53撮影 by  NIKON D850, NIKON CORPORATION
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振り返る中門岳。北方は会津朝日岳方面。浅草岳、田子倉湖に思いを馳せる。
会津駒ヶ岳へと続く木道。
2019年08月19日 09:55撮影 by  NIKON D850, NIKON CORPORATION
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会津駒ヶ岳へと続く木道。
池塘と燧ケ岳。
2019年08月19日 09:56撮影 by  NIKON D850, NIKON CORPORATION
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池塘と燧ケ岳。
燧ケ岳、双耳峰。
2019年08月19日 09:56撮影 by  NIKON D850, NIKON CORPORATION
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燧ケ岳、双耳峰。
シラネニンジン、ミヤマセンキュウ、ハクサンボウフウ・・・。
2019年08月19日 09:59撮影 by  NIKON D850, NIKON CORPORATION
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シラネニンジン、ミヤマセンキュウ、ハクサンボウフウ・・・。
キベリタテハ。
2019年08月19日 10:04撮影 by  NIKON D850, NIKON CORPORATION
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キベリタテハ。
復路は山頂へは行かず巻き道へ。木道が湿って滑るので注意。
2019年08月19日 10:05撮影 by  NIKON D850, NIKON CORPORATION
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復路は山頂へは行かず巻き道へ。木道が湿って滑るので注意。
西側は奥利根山稜がひしめく。右端に大津岐ダム湖が見える。
2019年08月19日 10:12撮影 by  NIKON D850, NIKON CORPORATION
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西側は奥利根山稜がひしめく。右端に大津岐ダム湖が見える。
ツルリンドウに似ているが、テングノコヅチ。suro-ninさんいつもありがとうございます。
2019年08月19日 10:14撮影 by  NIKON D850, NIKON CORPORATION
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ツルリンドウに似ているが、テングノコヅチ。suro-ninさんいつもありがとうございます。
ヨツバヒヨドリにアサギマダラ。夏の定番ショット。
2019年08月19日 10:17撮影 by  NIKON D850, NIKON CORPORATION
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ヨツバヒヨドリにアサギマダラ。夏の定番ショット。
天空に浮かぶ湿原と駒の小屋。
2019年08月19日 10:23撮影 by  NIKON D850, NIKON CORPORATION
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8/19 10:23
天空に浮かぶ湿原と駒の小屋。
素晴らしい天気となり気分爽快。慌てない急がない、ゆったりと歩む休日の山旅。
2019年08月19日 10:24撮影 by  NIKON D850, NIKON CORPORATION
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素晴らしい天気となり気分爽快。慌てない急がない、ゆったりと歩む休日の山旅。
大池のほとりにはチングルマの群生。
2019年08月19日 10:26撮影 by  NIKON D850, NIKON CORPORATION
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大池のほとりにはチングルマの群生。
ハクサンコザクラの群生。
2019年08月19日 10:27撮影 by  NIKON D850, NIKON CORPORATION
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ハクサンコザクラの群生。
可愛らしいハクサンコザクラ。
2019年08月19日 10:28撮影 by  NIKON D850, NIKON CORPORATION
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可愛らしいハクサンコザクラ。
駒の小屋。
2019年08月19日 10:31撮影 by  NIKON D850, NIKON CORPORATION
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8/19 10:31
駒の小屋。
早速Tシャツを着て佇む。美しい景色に溶け込む鬼軍曹。カモフラージュ。山に登らなくても良いので、金はいくらあっても欲しいのが人間の本音。
2019年08月19日 10:49撮影 by  NIKON D850, NIKON CORPORATION
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早速Tシャツを着て佇む。美しい景色に溶け込む鬼軍曹。カモフラージュ。山に登らなくても良いので、金はいくらあっても欲しいのが人間の本音。
名残惜しいが下山。曇って来て13時過ぎは雨が降り出す予報。
2019年08月19日 10:55撮影 by  NIKON D850, NIKON CORPORATION
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8/19 10:55
名残惜しいが下山。曇って来て13時過ぎは雨が降り出す予報。
燧ケ岳上空もガスに覆われ始めた。
2019年08月19日 10:58撮影 by  NIKON D850, NIKON CORPORATION
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8/19 10:58
燧ケ岳上空もガスに覆われ始めた。
さらば、会津駒ケ岳、中門岳。また来る日まで。
2019年08月19日 11:02撮影 by  NIKON D850, NIKON CORPORATION
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8/19 11:02
さらば、会津駒ケ岳、中門岳。また来る日まで。
大笑いする池塘と会津駒ヶ岳。
2019年08月19日 11:03撮影 by  NIKON D850, NIKON CORPORATION
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8/19 11:03
大笑いする池塘と会津駒ヶ岳。
日差しがあったため開花したオヤマリンドウ。
2019年08月19日 11:29撮影 by  NIKON D850, NIKON CORPORATION
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8/19 11:29
日差しがあったため開花したオヤマリンドウ。
アサギマダラに見送られて下山。
2019年08月19日 12:01撮影 by  NIKON D850, NIKON CORPORATION
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8/19 12:01
アサギマダラに見送られて下山。
早々に下山し奥只見湖周りで帰ることにした。国道352号を西へ。乗った途端に雨が降ってきた。
2019年08月19日 12:25撮影 by  NIKON D850, NIKON CORPORATION
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8/19 12:25
早々に下山し奥只見湖周りで帰ることにした。国道352号を西へ。乗った途端に雨が降ってきた。
御池駐車場は空いていた。
2019年08月19日 13:02撮影 by  NIKON D850, NIKON CORPORATION
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御池駐車場は空いていた。
平ヶ岳登山口駐車場。トイレを拝借。
2019年08月19日 13:24撮影 by  NIKON D850, NIKON CORPORATION
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平ヶ岳登山口駐車場。トイレを拝借。
街道沿いにはソバの花畑。その先、奥只見湖沿いは土砂降りの雨だった。
2019年08月19日 13:26撮影 by  NIKON D850, NIKON CORPORATION
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8/19 13:26
街道沿いにはソバの花畑。その先、奥只見湖沿いは土砂降りの雨だった。
シルバーラインを東へ行き、奥只見ダムに到着。
2019年08月19日 14:31撮影 by  NIKON D850, NIKON CORPORATION
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シルバーラインを東へ行き、奥只見ダムに到着。
奥只見湖。平ヶ岳は豪雨だろう。
2019年08月19日 14:43撮影 by  NIKON D850, NIKON CORPORATION
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奥只見湖。平ヶ岳は豪雨だろう。
堤体から見下ろす。高い。
2019年08月19日 14:47撮影 by  NIKON D850, NIKON CORPORATION
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8/19 14:47
堤体から見下ろす。高い。
シルバーラインの中は14℃。エアコンなど要らない。登山時間6時間30分、移動時間9時間の虚しさ。
2019年08月19日 15:41撮影 by  NIKON D850, NIKON CORPORATION
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シルバーラインの中は14℃。エアコンなど要らない。登山時間6時間30分、移動時間9時間の虚しさ。
撮影機器:

感想

 日ごろの悪行が祟り、好天の週末から下り坂の休日月曜日。上信越山稜はガス若しくは雨模様。SCWと予想天気図を見る。尾瀬の北東に晴れの空間が午前中に出来ることを確認。重すぎる腰を上げて福島県遠征。福島栃木県境を跨ぐのは30年ぶり。それほど東北道方面は行かないのだ。

 なぜなら、前橋から檜枝岐までは直線距離なら約80kmだが、尾瀬と山稜に阻まれて遠回りし、約210kmの移動行程が必要となる。足が遠のく訳だ。北アルプスに行ける。

 前橋を1時30分に出発。北関東道から東北道へ。西那須野塩原ICから400〜121〜352と進む。夜間で景色も見られず運転に集中できた。寂れた飲み屋街の入り口のように電飾された桧枝岐の尾瀬入り口門。さすが伝統歌舞伎を継承している土地柄だけある。傾奇者。

 滝沢登山口前駐車場に4時40分に到着。ほぼ同時に一台到着。先行者は早々と出発して行った。私は余裕で準備し5時少し前に出発。晴れが望める8時に山頂へ着けば良いのだ。気温19℃。

 通行止めゲートの脇をすり抜け、カウンターのある登山口へ。山旅は階段から始まる。しばらく行くと木の根とザレたやや急な道となる。ブナの美しい林が見られる。巨木も多数あり壮大。

 その美しいブナの幹には、刻み込まれた落書きが多数見られる。さすがに新しいものは見当たらないが、情けなくなる多さで愕然とする。私は愚か者なので、旅でも恥をかいてばかりだが、幹に字を書くことはしない。名前やゴミを残したりせず、足跡と想い出しか残せない。非常識で背徳な行為は残念だ。

 寄らなかった水場を過ぎ、木片で養生された九十九折の階段を歩むと、会津駒ヶ岳が見渡せるベンチ。キンコウカ、イワショウブが咲いている。南側の樹林帯の隙間からは燧ケ岳、至仏山、日光連山が見渡せる。

 樹林帯を抜けると草原状の湿地帯となる。花が点在する緑の湿原が広がる。小高い丘の上には小ぢんまりした小屋。駒の小屋へ木道が続いている。宿泊客がおり話し声が聞こえる。

 7時なので小屋はスルーして、ワタスゲ咲く大池沿いに歩みを進める。緑の草原に白いコバイケイソウ目立つ。振り返ると尾瀬、燧ケ岳が良く見える。

 巻き道分岐を山頂方面へ登って行く。大きな山頂標が建つ会津駒ヶ岳山頂。夏季で樹木が覆い展望はあまりよくない。記念撮影し中門岳へ向かう。

 今回の山旅で、一番楽しみにしていた道と花々、そこからの風景。青空も見え始め期待が膨らむ。木階段を下り込むと黄色い花が目に飛び込んできた。ニッコウキスゲ。

 その先には緑色の尾根が、なだらかな曲線を描く。天空の草原には一本の道筋。湿原の池塘やお花畑へといざなう。景色を見ながらゆったりと下って行く。秋の気配を感じる爽やかな風が通り抜ける。気温19℃。

 池塘やほとりにある花々を観賞しつつ歩いていく。いつのまにか日差しが降り注ぎ青空となった。予想通り。コバイケイソウに囲まれた道を過ぎると中門大池。山頂標が建つ。ここ一帯は中門岳山頂とまで記してある。スルーして行き止まりまで進む。

 その先には眺めが良いベンチがあり、木道はロータリー状に据え付けられている。遥か北方には田子倉湖があり浅草岳がある。会津朝日岳もいつかは登頂してみたい。踵を返して再び中門大池へ。

 大池が見渡せるベンチに座り、深夜1時半に出発したのでブランチ。、サツマイモとカボチャ天を丼の端に置き、豪快に盛り付けたとろろそば。朝の9時からガッツら食う。

 時を忘れて中門大池のほとりに佇む。青空にはウロコ雲が漂い、水面はその空と景色を映している。緑の草原には爽やかな風が吹き抜け、ワタスゲを揺らす。アキアカネの大群が宙を舞い、本格的な秋を告げるため、体を橙から茜へと秋色に深めていく。何も考えず大自然に身を委ねるひと時。

 名残惜しく会津駒ケ岳方面へ。復路は越後駒ケ岳山頂へは行かず西側の巻き道へ。雨後で湿っており滑りやすかった。キベリタテハ、アサギマダラと美しい蝶を観賞し、西側の奥利根山稜を眺める。

 駒ノ大池ほとりのハクサンイチゲ、ハクサンコザクラの群生を観賞する。ギンヤンマが高速で水面を飛んでいた。肩の小屋で買い物。

 早速着て池のほとりで記念撮影。背中の文言は私の本意とはかけ離れているが、遊び気分にさせる雰囲気がこの小屋にはある。名残惜しいが下山する。正午から曇り始め13時過ぎには雨が降る予報。早朝は薄暗かったので、下る道は花をよく見ながら歩いていく。それでも1時間半で駐車場に到着。

 着替えて帰路へ。時間があるので、奥只見湖周りで帰ることにした。桧枝岐歌舞伎の上り旗が街道沿いに立つ。次はぜひ観覧したい。戸倉とは比較にならないほど空いている御池駐車場。バスの連隊が見える。

 樹海の中を走り、只見川を渡ると新潟県へ。トイレを拝借した平ヶ岳登山道口駐車場には車が5台ほど停まっていた。今頃稜線上は豪雨だろう。そばの花が揺れる白い絨毯を眺めつつ先へ進む。

 只見川沿いから奥只見湖周回路へ。ここから土砂降りの雨。景観を楽しみにしていたが無念。鋭いルンゼを有する悪沢岳東面がかろうじて見える。西側へ回り込むと雨もやみ美しい湖面と景色が見える。

 シルバーラインを奥只見ダム方面へ。ダムの堤体に上がり奥只見湖を鑑賞。周辺を散策して帰路へ。

 シルバーラインに入ると気温14℃。エアコン要らずで快適に走行。ただ長い、飽きる、結露する。小出ICから関越道へ。ガスガスの谷川主脈を眺めて群馬県へ。

 夏季休暇明け初日で混雑する前橋市。18時無事に帰宅。群馬〜栃木〜福島〜新潟〜群馬と大きく周遊した約460kmの旅も終わった。登山時間6時間だが移動時間に9時間を費やし虚しさが募る。しかし四県境をめぐる景色はどれも新鮮に映り楽しかった。

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コメント

まさに大移動の旅ですね!
growmonoさん
こんばんは
まさに大移動の旅ですね!
私も全く同じコースを一周しましたが我々は朝1時に出発し家に戻ったのは夜中でした。
まさに山登りより移動が大変なコースですね。
全く同感です。
2019/8/21 22:42
四国志
 こんばんは、iiyuさん。
晴れ間を探していたら尾瀬の向こう側となり、日曜に急遽計画を立てました。
群馬から尾瀬の北東辺りは、大周りするので長距離の移動を伴います。いっそのこと、会津磐梯山や一切経山へ行こうかと思いました。平日なのでETCの割引に制限があるのがネックです。ただ四県をめぐる旅は面白く楽しかったですね。
2019/8/22 21:35
会津駒
行きましたね!
当たり年でコバイケイソウの群落が凄かったでしょう。
車の移動の方が大変だったのでは?
2019/8/21 23:38
草原と花の湿原
 こんばんは、tomoさん。
会津駒ケ岳山頂から下ってニッコウキスゲの黄色、さらに下ってコバイケイソウの白色、目に飛び込んできましたね。その先もコバイケイソウに囲まれましたね。月初に訪れた爺ヶ岳手前の種池や新越乗越もコバイケイソウの大群生でした。毛渡乗越から万太郎山も多いですよね。

 前橋からですとやはり遠いですね。奥只見周りは距離は短いですが4時間30分です。北関東道東北道周りですと220kmで3時間半弱ですね。高速代が3300円です。白馬より遠いです。良い景色を見させてもらった寺銭代わりですよ。
2019/8/22 21:46
コバイケイソウ当たりましたね!
今年はどこに行ってもコバイケイソウは今ひとつでしたが、会津駒のコバイケイソウはしっかり当たり年ですね。しばらく訪れていない会津駒ですが、growmonoさんのレコを見てたまには行ってみたいと思いました。
hareharawaiより
2019/8/22 14:07
白いコバイケイソウ
 こんばんは、hareharawaiさん。
コバイケイソウに囲まれたのは、昨年の谷川主脈以来ですね。ちょうど満開であまり茶色になっていませんでした。池塘と草原状の湿原も美しく。ベンチからの眺めも良かったですね。

 晴れ待ち時間調整のため往路はゆっくりでしたが、急坂もない登山道ですんなり山頂に着きましたね。ここは美しいブナ林を越え、湿原地帯に行かないと花が咲いていません。キノコがたくさん見られましたね。

 前橋から遠かったですが、長距離移動を平然となさるhareharawaiさんなら、桧枝岐までひとっ飛びだろうと思います。半日あれば気楽に散策できますね。
2019/8/22 21:55
まだ咲いていたんですね
 昨年の会津駒山行を思い出しました。前日車中泊で、翌日燧ヶ岳も歩きました。私が行ったのは7月の末で、2日間ともアブの大襲撃に遭いました。8月も中盤になると姿を消すのでしょうか。池塘に青空が、何とも良い景色です。growさんのようにサクッと歩けないので、ビッショリ汗かきつつやっとこ山頂に立ったことを思い出しました。中門岳付近の風景には癒やされました。
 この山は、ミヤマリンドウが咲くと言うので計画したのですが、8月中旬でもまだハクサンコザクラが咲いていたんですね。私が行った時は、白花もありましたね。さて、ツルリンドウが紹介されてますが、画像を見ると茎の先に花がついているように思われます。その場合は、テングノコヅチと言うようです。検討してみて下さい。
 今回も、天候の読みはみごとでした。休みの少ないのが、気の毒のようです。
 移動時間9時間の苦労が少しも感じられない、若さ溢れる良いレポでした。
2019/8/25 10:33
花は遅くなかった
 こんばんは、suro-ninさん。
昨年行かれたのですね。燧ケ岳も行かれるなんて羨ましい。
アブブヨは少ししか見ませんでした。いずれにせよ森林香を焚いてますので、近寄っても逃げて行ったのでしょう。メマトイが多かったですね。

 登山口の階段から見上げて結構急かなと思いましたが、軽量の荷物のためスイスイと登りましたね。ただ天候回復待ちのため時間調整をしましたね。最初にベンチのあるところでまったりとキンコウカ、イワショウブの観賞です。草原状の湿地帯の美しさは、その先に何があるのか、想像を掻き立ててくれます。

 駒の大池でチングルマとハクサンコザクラは驚きましたね。こっちはまだ咲いているのかと。ギンヤンマが飛んでるそばをハクサンコザクラですからね。季節感が違います。

 テングノコヅチとは、初めて知りました。調べたらおっしゃる通りですね。また勉強になりました。早速修正しておきます。天気はまぐれが重なっただけです。連勝してますが、はずれる方が多いですよ。気象予報士の勉強を長年してますが、山行で忙しく(仕事はどうした?)一向に捗りません。受験するのはいつのことになるやら。
2019/8/25 19:36
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