【源流とシャクナゲ】毛木平から甲武信岳、十文字峠周回

2012年06月11日(月) [日帰り]

• GPS: --:--
• 距離: 14.9km
• 登り: 1,354m
• 下り: 1,340m

コースタイム

05:45毛木平駐車場
07:15ナメ滝
08:20千曲川源流
09:10甲武信岳山頂
10:15三宝山山頂
11:10尻岩(お昼ごはん）
12:00スタート
13:30大山
14:15十文字小屋(シャクナゲ撮影）
14:30スタート
16:00毛木平駐車場

天候

はれのちくもり

アクセス

利用交通機関：

自家用車

往路：首都高〜中央道〜須玉IC　野辺山を経て川上村へ
復路：須玉〜中央道〜首都高

駐車場は広くてきれい。
トイレ、登山ポスト、休憩用東屋あり。

コース状況／危険箇所等

甲武信岳から三宝山の間に残雪あり。
凍った部分はかなり滑るので、注意。

十文字峠までは木の根の入り組んだ尾根道。
雨に濡れていたので、気を抜くとこちらもかなり滑ります。

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お風呂は「川上村ヘルシーセンター」に行こうと思っていたのですが、まさかの月曜定休。地元民以外にお値段の優しくない「たかねの湯」に行きました。

川上村役場に隣接の施設にて、天然記念物の「川上犬」に会えます。興味のある方は、ぜひ。
http://www.vill.kawakami.nagano.jp/kawakamiken/

写真

6/12 11:13

須玉のセブンイレブンの上空に輝く半月。

6/12 11:12

駐車場、意外にも車がいっぱい。それでは、行きますか。

6/12 22:59

さっそくの分岐。

6/12 11:14

足元にこんな模様があった時は。

6/12 11:13

見上げてみると、ツツジの花が。

6/12 11:15

水量が調整出来る河口堰、かっこいい。

6/12 15:25

大山祇神社に、山行の無事をお祈り。

6/12 15:25

この道標、至る所にありました。

6/12 11:18

山の作業で亡くなった方々の慰霊碑。合掌。

6/12 11:19

身体が温まってきた所に、追い討ちをかけるように陽射しが。

6/12 11:19

上空は快晴。くもり予報は何処に？

6/12 15:21

沢沿い歩き、マイナスイオンのメガ盛り状態。

6/12 11:20

ナメ滝に到着。

6/12 11:21

水に手を突っ込むと、痛いくらいの冷たさ。ナメんなよ。

6/12 11:34

木漏れ日のなか、さらに進むと。

6/12 11:27

千曲川の源流に到着。

6/12 11:36

ここが日本で1番長い河川のスタート地点です。

6/12 11:37

やっと稜線に出る。

6/12 11:38

しかし、下界は全てガスに覆われていた。

6/12 11:39

甲武信の山頂も、今まさにガスが覆わんとしている！

6/12 11:46

何とか青空山頂に滑り込みセーフ。

6/12 11:39

そうそう、本当ならあの辺りに国師ヶ岳と金峰山が... 今回は心の目で見たって事で。

6/12 11:43

ずっと同じペースで歩いてきた父娘クライマーにシャッター押してもらう。一応「コブシ」のポーズ。

6/12 11:44

三宝山、あの岩山の方に向かいます。

6/12 11:47

下りは残雪がビッシリ。たまに凍ったところがあり、注意していないとズルッと行く。

6/12 12:02

登山道の脇、ちょっと道草。

6/12 11:49

三宝石に出るも、すでに辺り一面のガス。

6/12 12:01

白いねー。

6/12 12:02

薮をかき分け、登山道に戻ってきました。

6/12 12:04

三宝石からすぐ、三宝山山頂。

6/12 12:05

「三宝」のポーズ、とムチャブリしたらこれ。両手でやったら6になっちゃうじゃないか。

6/12 12:24

登山道に突如倒木。

6/12 12:08

乗り越えて、進む。

6/12 12:26

何となくスパイダーマンに...　見えません？

6/12 12:27

倒れた木の根の裏にも、新しい生命の息吹が。

6/12 12:30

コケキノコファンの皆様、お待たせしました。

6/12 12:30

団体様、発見です。

6/12 12:30

小さな花弁も、チラホラ。

6/12 12:32

幻想的な、霧に煙る森。

6/12 12:34

尻岩に到着。

6/12 13:57

尻を撮影する人々。

6/12 13:58

尻の前で、ランチの準備。

6/12 13:59

尻に乾杯！

6/12 14:01

動きを止めると、途端に寒さが身に染みる。温かいコーヒーで、至福のひと時。

6/12 14:02

それでは、出発します。

6/12 14:03

シャクナゲトンネル、開通予定地。完成はもう少し先かしら？

6/12 14:04

ハシゴとクサリ、どちらかでいいよね。

6/12 14:05

クサリは使わず、なるべく手で確保。

6/12 14:06

絶対に登ってはいけない岩峰。

6/12 14:07

大山を目指す。

6/12 14:08

まだまだ、開花せず。

6/12 14:10

莟の時の方が、情熱的なピンクね。

6/12 14:11

間もなく開花、カミングスーン。

6/12 14:11

この辺りの岩質、いろんな要素が混じっていそうで面白い。

6/12 14:12

開花状況のチェックに余念がない、シャクナゲ担当。

6/12 14:15

ようやく満開の花弁を発見。

6/12 14:15

大山から、霧の中へ下ります。

6/12 14:16

ここも手を使って。

6/12 14:17

白髭もじゃもじゃ。懐かしのZZトップのようなフォルム。

6/12 14:20

十文字小屋に到着。

6/12 14:21

小屋の周りは、さながらシャクナゲ祭り。

6/12 15:31

満開！

6/12 14:26

シャクナゲのトンネルを撮る人を、撮る。

6/12 14:24

シャクナゲに気を取られていたら、後方をシカがお散歩。さっさとどこかに行ってしまいました。

6/12 14:28

それでは、梓山方面へ下ります。

6/12 14:29

新緑の中に、突如現れるピンクのアクセント。

6/12 14:29

最後の水場でのどを潤して、ラストスパート。

6/12 14:30

清流のコケ、鮮やかな緑色。

6/12 14:32

一里塚代わりの観音様。ひっそりと見守ってくれている。

6/12 14:33

ずいぶん川幅の広がった千曲川を、渡る。

6/12 14:35

最初の分岐に合流。

6/12 14:35

駐車場に到着。

6/12 14:36

ゴーール、おつかれさま！

6/12 14:38

雲がかかってしまっていますが、レタス畑越しに甲武信。

6/12 14:40

川上村には、川上犬が居るのです。

6/12 14:49

スズちゃん、メスですがオオカミのような顔つき。

6/12 14:42

ムクムクとした毛並みは、ちょうど生え変わりの時期。

6/12 14:45

こちらオスのまっちゃん、優しい顔つき。

6/12 14:46

カメラ向けると伏し目がち、照れ屋さんなのかしら？

6/12 14:47

川上ヘルシーパーク定休日につき、たかねの湯に。

6/12 15:04

おみやげは、朝から買おうと決めていた八ヶ岳シュッポッポ牛乳サブレ。先着7名様にお裾分けします。

撮影機器：

iPhone 4S Apple

Optio WG-1 ペンタックス

感想

otkme

母方の実家が梓山にあったので、川上村には子供の頃から何度も遊びに行っていた。甲武信岳に登ろうという話になった時、毛木平からの周回にしようと思ったのは、久々に川上村に行きたかったのもあっての事だった。

梅雨入りも宣言され、辛うじて曇り予報を信じ出発したのだが、中央道は土砂降りの雨。まあこのパターン、山梨を抜けた途端に晴れた事が何度もあったしと車を走らせると、やはり韮崎辺りで雨あがる。中学、高校の頃夏場の農繁期に手伝いをした懐かしのレタス畑を抜け、毛木平の駐車場へ。平日だからガラガラかと思っていたのですが、予想に反して既に10台以上の車が停まっていた、みんなシャクナゲ目当てかしら？

直前までどちら周りか決めていなかったのですが、何となく千曲川沿いへ。歩き出すと、なだらかな登山道に沢の水音が相まって、とても気持ちのいいウォーミングアップ。途中から陽射しも降り注ぎ、木漏れ日の森の中をズンズンと進む。

ナメ滝、千曲川源流とスムーズ。源流の水をボトルに汲み、お昼のカップラーメンとコーヒー用に。稜線に出て崖の上に立つと、周囲は真っ白。山頂も、今まさにガスに包まれようとしている。慌てて山頂に行き、何とか青空の山頂で記念写真。父娘コンビで登って来たというお二人と、シャッター押し合い。

三宝山に向かう残雪と木の根の入り組んだ道で何度も転びそうになるも、何とかクリア。三宝石、山頂共に（というかこれ以降全て）眺望には恵まれず。帰ってきて、ヤマレコの皆さんの写真見ながらイメージを繋げることに。

十文字小屋手前で立ち止まっていた男性、何の気なしに挨拶して通り過ぎてきたのですが、小屋に着くと救助要請出していた方だったと。どの辺りに居て、どんな感じの様子だったのかと聞かれ、状況伝えると皆さんひと安心。無事下りられたのかしら？　小屋の周りはシャクナゲがちょうど見頃。小屋にピストンという方も多数、この日はそれが一番正解だったかもしれない。

峠からの急な下りをズンズン。もし下りが千曲川沿いからだったら、ちょっと飽きちゃってたかもねなんて話してるうちに駐車場到着。水場で一緒だったご夫婦、駐車場の土手で何か撮影してるなと思ったらコケモモが絨毯のように、どわーっと咲いていました。

母方の祖父祖母のお墓参りしようかとも思ったのですが、完全に場所を失念。あきらめて川上村役場へ、ここに隣接している森の交流館には、天然記念物の川上犬が飼われていて、一般に公開されていると。犬舎に入ると、いきなり「ワンワンワン！」と鳴き声。係員が出てくるかな？と思いきや、全くのノーリアクション。総勢5匹、思っていたよりもやる気の感じられない展示ですが、興味のある方はぜひ。

懐かしの川上ヘルシーパーク、なんと月曜定休。仕方なく地元民以外ちょっと高値のたかねの湯へ。帰りの高速も一切渋滞なく、スムーズに帰宅。

次はお墓の場所をきちんと確かめて、再び川上村から金峰山、瑞牆山辺りを歩いてみたい。