ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 1989996
全員に公開
ハイキング
甲信越

黒富士(八丁峠登山口から往復)

2019年08月25日(日) [日帰り]
 - 拍手
体力度
2
日帰りが可能
GPS
03:44
距離
5.1km
登り
472m
下り
472m
歩くペース
とても速い
0.60.7
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
2:16
休憩
1:18
合計
3:34
距離 5.1km 登り 473m 下り 475m
8:00
8:01
7
8:08
6
8:14
8:18
31
8:49
9:01
23
9:24
9:45
5
9:50
4
10:10
10:50
15
11:09
7
11:16
9
天候 はれ
https://tenki.jp/past/2019/08/25/satellite/japan-near/
過去天気図(気象庁) 2019年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
中央道の甲府昭和ICを下りてゲートを左の「諏訪・昇仙峡」方面へ出ると、国道20号に乗ります。少し走って、「昇仙峡」方面右折の青看板がある交差点(「竜王駅入口」交差点ですが、車からは交差点名が見えません)を右折して、二つ目の信号交差点を右折して次の信号を左折、JR中央本線の高架下を潜って、道なりに走ります。コンビニは左右にいくつかありますが、「上町」交差点角の7/11を利用。
県道101号を「金桜神社」方面へ直進し、昇仙峡ラインに道が右へ分かれる分岐とかに気をとられることなく、ひたすら沢沿いに北進します。太刀岡山駐車場(行儀良ければ、10台駐車できそう)を見遣り、さらに直進。いつの間にか道は、「観音峠大野山林道」になります。
観音峠からさらに右へ、落石あったり、路面に穴あったり、上から蔓が垂れ下がったり、脇から枝が張り出たりしてる林道を、車を宥めながら(「ごめんね、でも、ほら、先週と違って、一応、舗装だし;」)2.8km進むと、「黒富士登山道入口」の道標が路肩に見えますので、その奥の草地か路肩にテキトーに駐車します。朝は、私一人。戻ったら、5台駐車してました。
なお、観音峠の手前にも先にも林道ゲートがあるので、閉鎖の有無を事前に確認すべし、です(基本、12月から4月下旬が冬期通行止ですが、路肩補強その他道路工事がそれなりにあるようです)
コース状況/
危険箇所等
●黒富士登山口〜八丁峠
堰堤の左に沢沿いに道が上がっていくので、それを辿ります。一箇所左から右への渡渉あり(写真30を参照)。10minで分岐道標が立つ八丁峠に到着します。黒富士へは、左に登ります

●八丁峠〜黒富士峠
峠から5minで八丁平という草地に着きます。目立ちませんが、一応、「←升形山・
黒富士→」の道標がありますので、左へ、草地を九十九に登ると、やがて岩が出て、それに登ると、地図上の1,650m峰(「升形山」と呼ばれてるらしい)に到着です。眺めのよい岩峰です。
そこから、急下りして、地図上で緩く孤を描く尾根を境界見出標(写真4参照)やら恩賜林石標(写真5参照)やら、ぶなの木肌の赤ペンキやら、残置テープやらを見遣りつつ、黒富士峠までとぼとぼ歩きます。山と高原地図上、どういう扱いになってるのか知りませんが、基本、道はありません(ほとんど歩かれてません。)なお、黒富士峠は、目印として枯れ木に残置テープがそよぐ鞍部の草原で、座って休める所ではありません。なお、「升形山」から先、道中、花はありません。蝶もいません。鳥も蝉も鳴いてません。歩いても、少しも楽しくありませんw

●黒富士峠〜八丁平〜黒富士〜八丁平〜八丁峠〜黒富士登山口
八丁平・黒富士間は、道型明瞭な実線登山路です。70m登り返すと、こじまりした頂に到着、山梨百の山頂標が迎えてくれます。たぶん初夏は躑躅がきれいなのでは^^
その他周辺情報 帰路、県道101号「敷島北小学校西」交差点を右折して、すぐ二つ目の狭い四つ角を左へ。道なりにうねうね(左に小公園あり)走って、突き当たりを右折すると、すぐ左に「たまご村敷島店」:http://www.kurofuji.com/shop/shikishima/
バームクーヘン、放牧鶏スライスハーフ、放牧卵6個入りを買って、かみさんへのみやげにしました^^
おはようございまーす、今朝は、黒富士に登ります。久しぶりの日本一と一緒にパチリ
28
おはようございまーす、今朝は、黒富士に登ります。久しぶりの日本一と一緒にパチリ
黒富士が最もイケメンに見えるという黒富士峠wまで、プチバリ敢行、八ヶ岳に目が釘付けに^^
13
黒富士が最もイケメンに見えるという黒富士峠wまで、プチバリ敢行、八ヶ岳に目が釘付けに^^
で、こちらがイケメン黒富士です。落葉松の背が伸びて、日本一と一緒に写すのは無理みたいです(左の枝先に薄く日本一いるんですが、わからんよね、これでは。。)
15
で、こちらがイケメン黒富士です。落葉松の背が伸びて、日本一と一緒に写すのは無理みたいです(左の枝先に薄く日本一いるんですが、わからんよね、これでは。。)
プチバリの頼もしい道案内
3
プチバリの頼もしい道案内
山梨ですので、恩賜石も、ね
2
山梨ですので、恩賜石も、ね
基本、道型はありません。1,650m峰(「升形山」)直下は、ぶなも出て、気持ちよいところです
2
基本、道型はありません。1,650m峰(「升形山」)直下は、ぶなも出て、気持ちよいところです
森の主の風格、ですな
8
森の主の風格、ですな
で、この岩を登ると、升形山の最高点です
2
で、この岩を登ると、升形山の最高点です
北側の展望よし、です。奥に男山、天狗山、かっけえなー
10
北側の展望よし、です。奥に男山、天狗山、かっけえなー
瑞牆山〜小川山〜金峰山も今朝はくっきり、ハイカーの歓声が聞こえてきそう
13
瑞牆山〜小川山〜金峰山も今朝はくっきり、ハイカーの歓声が聞こえてきそう
さて、では、黒富士くんに登りますか。右奥に日本一が辛うじて浮かんでます
8
さて、では、黒富士くんに登りますか。右奥に日本一が辛うじて浮かんでます
花は少ないです。八丁平にて、節黒仙翁
15
花は少ないです。八丁平にて、節黒仙翁
下野草、たくさんありますが、矮小です
15
下野草、たくさんありますが、矮小です
釣舟草も咲いてましたが、株数は少ないかも
13
釣舟草も咲いてましたが、株数は少ないかも
黒富士への登り返しは、70mにすぎませんが、急です。溶岩円頂丘だし♪
2
黒富士への登り返しは、70mにすぎませんが、急です。溶岩円頂丘だし♪
この岩登れ、という直截な指示。そこそこ岩もありますが、鎖場とかはありません
3
この岩登れ、という直截な指示。そこそこ岩もありますが、鎖場とかはありません
躑躅帯をくぐるようになると、山頂近いかも
1
躑躅帯をくぐるようになると、山頂近いかも
ほいっ、とうちゃこ。山梨百山頂標が迎えてくれます
23
ほいっ、とうちゃこ。山梨百山頂標が迎えてくれます
この花が咲き始めでした。赤紫より白が目立ちます。木萩かしら?
6
この花が咲き始めでした。赤紫より白が目立ちます。木萩かしら?
これは、野紺菊、ってことで、手を打とう
11
これは、野紺菊、ってことで、手を打とう
秋色を添えて、金峰山をパチリ
7
秋色を添えて、金峰山をパチリ
穂躑躅初めて見たのは、かつてこの山でだったかも
9
穂躑躅初めて見たのは、かつてこの山でだったかも
目を奪われるのは、1,624m峰東隣の円頂丘の山肌からにょきにょき生えた岩峰です。瑞牆の花崗岩とは違うように見えますが、マグマの岩脈が上昇したものとか??
10
目を奪われるのは、1,624m峰東隣の円頂丘の山肌からにょきにょき生えた岩峰です。瑞牆の花崗岩とは違うように見えますが、マグマの岩脈が上昇したものとか??
茅ヶ岳の奥に甲斐駒が姿を現しました。あちらも賑わってるんだろうな
16
茅ヶ岳の奥に甲斐駒が姿を現しました。あちらも賑わってるんだろうな
手前の鞍部が黒富士峠です。奥には、横尾山から飯盛山の稜線がくっきり。槍が目立ちます
3
手前の鞍部が黒富士峠です。奥には、横尾山から飯盛山の稜線がくっきり。槍が目立ちます
升形山を正面に、歩いて来た尾根を眺めながらのランチは最高^^こちらを「代表写真」にします
12
升形山を正面に、歩いて来た尾根を眺めながらのランチは最高^^こちらを「代表写真」にします
樹林のない草地が、釣舟草ほかを撮影した「八丁平」です。奥は、編笠山〜横岳の八ヶ岳主稜線
7
樹林のない草地が、釣舟草ほかを撮影した「八丁平」です。奥は、編笠山〜横岳の八ヶ岳主稜線
山頂の岩場にたくさん咲いてた高嶺飯子菜、ピント合ったつもりだったんですが。。
9
山頂の岩場にたくさん咲いてた高嶺飯子菜、ピント合ったつもりだったんですが。。
金水引は、あちこちで目にしました。こちらは、八丁峠にてパチリ
16
金水引は、あちこちで目にしました。こちらは、八丁峠にてパチリ
八丁峠から黒富士登山口に下る登山路の唯一の渡渉点を振り返って撮影。お疲れ様でした
4
八丁峠から黒富士登山口に下る登山路の唯一の渡渉点を振り返って撮影。お疲れ様でした

装備

個人装備
長袖シャツ ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 ゲイター 日よけ帽子 ザック ザックカバー 昼ご飯 行動食 地図(地形図) コンパス ヘッドランプ GPS 筆記用具 日焼け止め 保険証 携帯 タオル ストック ナイフ カメラ

感想

かつてある山行(プチバリ、です^^)で、尾根上の小高い瘤で一休みして、五丈石に発し、延々と下って甲府盆地へと没していく八幡尾根を驚嘆して眺めたことがありました。で、その没していく途中に、何やら見えるんですね、つんつん小山が集う一画が。
金ヶ岳との位置関係から、すぐに黒富士一党とわかりましたが、ふーん、そうなんだ、こんな風に見えるんだ、あのつんつん、絶対、溶岩円頂丘だよね、真ん中に火口原湖とかあったら、「甲州のはるな」とか銘打ってw売り出せたかも、惜しいのう。。などとアホな妄想したことがあったんですが、このところ、山に行かずに(ってか、行けずに)地質など勉強してるうち、「御岳昇仙峡地域の地質」:https://www.gsj.jp/data/50KGM/PDF/GSJ_MAP_G050_08047_1984_D.pdf
に行き当たりました。
で、表題は、「御岳昇仙峡地域」ですが、三村センセ、黒富士に思い入れがあること明白です。34頁から「黒富士火山」の地質学的解説が始まりますので、興味ある方は、ぱら読みすると面白いかも(冒頭の定義中の一文、「けっ、茅ヶ岳なんぞ、黒富士に巣食った寄生火山にすぎぬ、控えい、控えい」と読めるんですが、曲解でしょうか^^)

となると、歩いてみて火山っぽさとかわかるかしら、と試してみたくてたまりません。早速、今日の山行となった次第。これって、デイサイトだよね、とか、あれは燕岩脈が貫入して山肌に現れたのかしら(写真23参照)、とか、花を追うのとは違った興味で楽しい山行となりました^^でも、やっぱり、はるなって、奇跡のような山なんですね、と改めて感じました

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:1034人

コメント

まだコメントはありません
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

この記録に関連する登山ルート

この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。

ルートを登録する

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら