黒富士(八丁峠登山口から往復)


- GPS
- 03:44
- 距離
- 5.1km
- 登り
- 472m
- 下り
- 472m
コースタイム
天候 | はれ https://tenki.jp/past/2019/08/25/satellite/japan-near/ |
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過去天気図(気象庁) | 2019年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
県道101号を「金桜神社」方面へ直進し、昇仙峡ラインに道が右へ分かれる分岐とかに気をとられることなく、ひたすら沢沿いに北進します。太刀岡山駐車場(行儀良ければ、10台駐車できそう)を見遣り、さらに直進。いつの間にか道は、「観音峠大野山林道」になります。 観音峠からさらに右へ、落石あったり、路面に穴あったり、上から蔓が垂れ下がったり、脇から枝が張り出たりしてる林道を、車を宥めながら(「ごめんね、でも、ほら、先週と違って、一応、舗装だし;」)2.8km進むと、「黒富士登山道入口」の道標が路肩に見えますので、その奥の草地か路肩にテキトーに駐車します。朝は、私一人。戻ったら、5台駐車してました。 なお、観音峠の手前にも先にも林道ゲートがあるので、閉鎖の有無を事前に確認すべし、です(基本、12月から4月下旬が冬期通行止ですが、路肩補強その他道路工事がそれなりにあるようです) |
コース状況/ 危険箇所等 |
●黒富士登山口〜八丁峠 堰堤の左に沢沿いに道が上がっていくので、それを辿ります。一箇所左から右への渡渉あり(写真30を参照)。10minで分岐道標が立つ八丁峠に到着します。黒富士へは、左に登ります ●八丁峠〜黒富士峠 峠から5minで八丁平という草地に着きます。目立ちませんが、一応、「←升形山・ 黒富士→」の道標がありますので、左へ、草地を九十九に登ると、やがて岩が出て、それに登ると、地図上の1,650m峰(「升形山」と呼ばれてるらしい)に到着です。眺めのよい岩峰です。 そこから、急下りして、地図上で緩く孤を描く尾根を境界見出標(写真4参照)やら恩賜林石標(写真5参照)やら、ぶなの木肌の赤ペンキやら、残置テープやらを見遣りつつ、黒富士峠までとぼとぼ歩きます。山と高原地図上、どういう扱いになってるのか知りませんが、基本、道はありません(ほとんど歩かれてません。)なお、黒富士峠は、目印として枯れ木に残置テープがそよぐ鞍部の草原で、座って休める所ではありません。なお、「升形山」から先、道中、花はありません。蝶もいません。鳥も蝉も鳴いてません。歩いても、少しも楽しくありませんw ●黒富士峠〜八丁平〜黒富士〜八丁平〜八丁峠〜黒富士登山口 八丁平・黒富士間は、道型明瞭な実線登山路です。70m登り返すと、こじまりした頂に到着、山梨百の山頂標が迎えてくれます。たぶん初夏は躑躅がきれいなのでは^^ |
その他周辺情報 | 帰路、県道101号「敷島北小学校西」交差点を右折して、すぐ二つ目の狭い四つ角を左へ。道なりにうねうね(左に小公園あり)走って、突き当たりを右折すると、すぐ左に「たまご村敷島店」:http://www.kurofuji.com/shop/shikishima/ バームクーヘン、放牧鶏スライスハーフ、放牧卵6個入りを買って、かみさんへのみやげにしました^^ |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
ゲイター
日よけ帽子
靴
ザック
ザックカバー
昼ご飯
行動食
地図(地形図)
コンパス
ヘッドランプ
GPS
筆記用具
日焼け止め
保険証
携帯
タオル
ストック
ナイフ
カメラ
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感想
かつてある山行(プチバリ、です^^)で、尾根上の小高い瘤で一休みして、五丈石に発し、延々と下って甲府盆地へと没していく八幡尾根を驚嘆して眺めたことがありました。で、その没していく途中に、何やら見えるんですね、つんつん小山が集う一画が。
金ヶ岳との位置関係から、すぐに黒富士一党とわかりましたが、ふーん、そうなんだ、こんな風に見えるんだ、あのつんつん、絶対、溶岩円頂丘だよね、真ん中に火口原湖とかあったら、「甲州のはるな」とか銘打ってw売り出せたかも、惜しいのう。。などとアホな妄想したことがあったんですが、このところ、山に行かずに(ってか、行けずに)地質など勉強してるうち、「御岳昇仙峡地域の地質」:https://www.gsj.jp/data/50KGM/PDF/GSJ_MAP_G050_08047_1984_D.pdf
に行き当たりました。
で、表題は、「御岳昇仙峡地域」ですが、三村センセ、黒富士に思い入れがあること明白です。34頁から「黒富士火山」の地質学的解説が始まりますので、興味ある方は、ぱら読みすると面白いかも(冒頭の定義中の一文、「けっ、茅ヶ岳なんぞ、黒富士に巣食った寄生火山にすぎぬ、控えい、控えい」と読めるんですが、曲解でしょうか^^)
となると、歩いてみて火山っぽさとかわかるかしら、と試してみたくてたまりません。早速、今日の山行となった次第。これって、デイサイトだよね、とか、あれは燕岩脈が貫入して山肌に現れたのかしら(写真23参照)、とか、花を追うのとは違った興味で楽しい山行となりました^^でも、やっぱり、はるなって、奇跡のような山なんですね、と改めて感じました
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