たくさんの花に会えた☆経ヶ岳。 展望は残念
- GPS
- 07:39
- 距離
- 14.9km
- 登り
- 1,709m
- 下り
- 1,701m
コースタイム
→9:50九合目→10:15経ヶ岳山頂10:50→11:10九合目→11:25八合目→11:50七合目
→12:20五合目→13:55駐車場
天候 | 晴れ(ガスで展望なし) |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
登山ポストは登山口手前の考古資料館入り口にあります。 特に危険箇所はありません。 岩や木の根などの段差もあまりなく歩きやすい道です。 ガイドブック(ヤマケイアルペンガイド)にある四・五・六合目の位置と現地の標識の位置がずれているようです。 ガスで周囲の山が全く見えなかったので、専ら花や昆虫の写真を撮りました。 |
写真
感想
朝起きた時点でイマイチすっきりしない天気でしたが、雨はなさそうだったので、以前から眺めるたびにいつか登りたいと思っていた経ヶ岳に行ってきました。
経ヶ岳は標高2296.3m、中央アルプス最北端の山です。
登山口手前にある羽広公民館の駐車場は5,60台は停められそうですが、到着時
には1台停まっているだけでした。
建物脇には水洗トイレもあり、使わせてもらいました。
仲仙寺本堂の右手から登山道に入ります。
この辺りはヤマツツジの花も終わり、新緑が登山の道連れです。
30分ほど登った所で道の脇にギンリョウソウが顔を覗かせていました。
薄暗い林の中には「ヘビに注意」の看板が…。
そう言えば、今年は2度ほど遭遇しただけです。
尾根道に出て明るい林間の道になると登山道脇に野草の花がチラホラ見えるようになりました。
この辺りまで登るとヤマツツジもまだ花をつけています。
花や虫たちを探しながらゆっくり登ります。
1時間20分程で4合目に到着、どうもガイドブックの位置よりも上にあるようです。
4合目を過ぎると花をつけている野草の種類も増えてきます。
名前が判らないものもあり、帰ってから調べる楽しみもあります。
調べても「これだっ」と判らないものもたくさんありますね。
同じ種類でも育つ環境によっては図鑑の写真とマッチングしなくて…。
更に30分ほどで5合目の標識に到着。やっぱりここもガイドブックの位置よりも上にあるようです。
ここから尾根の左側に入り更に25分で6合目の標識に到着。やっぱりここもガイドブックの位置よりも上にあるようです。
けっこうな急傾斜を登ると20分弱で7合目に到着。ここは四等三角点もありガイドブックの位置と同じです。
一息入れようと立ち止まった途端に羽虫の一斉攻撃を受けました。ほとんどは顔に群がるだけですが、たまに刺すヤツもいるし、目の中に飛び込んで来るヤツもいてタオルで顔を覆って凌ぎます。
明るく開けていて休憩には良い場所なのですが虫がうるさいので早々に出発しました。
7合目からは右手に少し下り登り返すと展望台の8合目に到着です。
が、あいにく周囲の山々はガスで見えません。
9合目の手前で下山してくる単独行の男性とすれ違いました。
今朝、駐車場に停まっていた車の主でしょうか。
9合目には女性2名が休憩されていました。いずれも山慣れた雰囲気の方です。
挨拶を交わして山頂へ向かいます。
9合目からはまた下って登り返し、なだらかな道を少し行くと経ヶ岳山頂(2296.3m)です。
山頂には山頂標識と二等三角点がありますが樹林に囲まれて展望はほとんどありません。
また、霊神碑や石仏が祀られていて名前のとおり信仰の山といった雰囲気です。
が、ここでも虫の攻撃に晒されます。
セルフで写真を撮ったりしていると9合目にいた二人が登って来ました。
ザックを下ろすとたちまち虫が群がって来ます。
お互いに写真を撮り合ってから腰を下ろしたいのですが、じっとしていると虫が群がるので、仕方なく三人とも動き回りながら立って食事をすませました。
いろいろお話をさせていただき、二人は百名山を踏破し終え二百名山の経ヶ岳に来られたとも言っておられました。
どおりで山慣れた感じでした。
それと、やはり4,5,6合目の位置がガイドブックより上にあって焦ったとおっしゃっていました。
30分ほど楽しくお話をさせていただき、二人は先に降りて行きました。
9合目で追いつき、声をかけて先に下山します。
8合目の展望台まで下りました。
今日はずっとガスガスで山が見えないので、一瞬でも晴れないかと思いましたが結局周囲の山を見ることはできませんでした。
無積雪期のピストンの時はいつもそうですが、登って来たときより下りが長く感じられます。展望が得られない時はなおさらです。
が、積雪時にはない緑や花々を見ることができるのもこの時期の楽しみです。
14時前に駐車場着。
しばらくして山頂で会ったお二人が下山して来ました。
山頂で「降りたらみはらしの湯まで送りますよ」と言ってあったので声をかけ、荷物を預けてあるホテルまで送りました。
おまけのダチョウと馬の牧場はそのホテルが運営しているそうです。
晴れの日を狙って登るのですが、今回は晴れてはいたものの遠くは展望がきかず残念でした。
しかし、山野草もたくさん見られて満足な山行でした。
これからの山は花、花、花ですね。楽しみです。
おしまい。
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する