燕岳

2019年09月02日(月) 〜 2019年09月03日(火)

• GPS: 11:45
• 距離: 21.0km
• 登り: 2,665m
• 下り: 2,681m

コースタイム

1日目

• 山行: 4:44
• 休憩: 1:42
• 合計: 6:26

9:30 有明山裏参道登山口
9:47 9:58 中房温泉登山口
10:48 11:08 第１ベンチ
11:40 11:40 第２ベンチ
12:12 12:23 第３ベンチ
12:56 13:00 富士見ベンチ
13:42 14:33 合戦小屋
14:55 14:56 合戦山(合戦沢ノ頭)
15:38 15:42 ベンチ
15:56 燕山荘

2日目

• 山行: 4:15
• 休憩: 2:01
• 合計: 6:16

7:15 燕山荘
7:22 7:22 いるか岩
7:39 7:40 めがね岩
7:48 7:55 燕岳
8:04 8:04 めがね岩
8:20 8:20 いるか岩
8:26 8:43 燕山荘
8:50 8:50 ベンチ
9:23 9:29 合戦山(合戦沢ノ頭)
9:38 10:43 合戦小屋
11:10 11:19 富士見ベンチ
11:54 11:54 第３ベンチ
12:17 12:19 第２ベンチ
12:45 12:59 第１ベンチ
13:24 13:24 中房温泉登山口
13:31 有明山裏参道登山口

天候

初日雨、二日目曇りのち晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

平日であるが、9:30の時点で、安曇野市営第一駐車場は満車。第二駐車場に駐車できた。

コース状況／危険箇所等

中房温泉登山口〜合戦小屋：北アルプス三大急登とのことだったが、意外にたいしたことはない。むしろ奥多摩の鷹ノ巣山に登る稲村岩尾根などの方がキツイのではないだろうかと思う。とはいえ、合戦小屋まではけっこうな距離を登るという印象。とりあえず第一ベンチまでが、急登という印象だが、そこを過ぎると、適度に平坦な箇所もあったりするので、登り一辺倒という印象ではない。山道は花崗岩の岩の上、岩が細かく砂状に砕かれた道を歩く。ときどき、大きな段差を乗り越える箇所があり、それなりにはたいへん。
合戦小屋〜燕山荘：基本的に今までと同じような道ではあるが、合戦小屋を過ぎ、森林限界が近づくに従い、生えているダケカンバの丈が、目に見えて低くなっていく。途中で、鎖場などもあり、それなりに慎重に歩くのがよい。また、燕山荘のあるピークの東側の斜面をトラバースするように道が登って行くが、右側に切れ落ちた箇所もあり、注意が必要。そんな道を登って行くと、燕山荘の幕営地に到着し、その上がもう稜線であり、燕山荘へ登る階段の前に出る。
燕山荘〜燕岳：白い花崗岩の稜線上の登山道。ガスっていて展望はほとんどなしだったが、奇岩を眺めながら歩く面白いルート。

その他周辺情報

中房温泉登山口に、日帰り温泉「湯原の湯」あり、700円。

写真

9/2 9:32

第二駐車場に駐車。

9/2 9:32

あいにく、朝から雨。

9/2 9:43

登山口

9/2 10:39

アキノキリンソウかな？

9/2 10:51

第一ベンチ。この下に水場がある。

9/2 11:39

第二ベンチ

9/2 13:02

石を積んでいます。

9/2 13:49

合戦小屋では、カレーうどんを食べた。

9/2 14:14

合戦小屋、雨が降り寒かったので名物のスイカは食べる気になりません。

9/2 14:50

ナナカマドは、そろそろ色付き始めるものもあり。

9/2 14:54

合戦沢ノ頭

9/2 14:56

ウラジロナナカマドかな。ちょっと小さ目。

9/2 15:15

有明山

9/2 15:29

雨でも、それなりに楽しく登山。

9/2 15:30

ちょっとした鎖場。

9/2 15:52

トリカブト

9/2 15:52

キイチゴ、けっこう粒がでかい！

9/2 15:54

9/2 15:58

燕山荘の幕営地

9/2 16:00

9/2 16:01

燕山荘の前の階段

9/2 16:01

燕山荘

9/2 16:40

今夜は、この「ななかまど」という部屋に宿泊。

9/2 16:52

9/2 17:36

豪華な夕ご飯！

9/2 18:39

夕ご飯の後は、お酒の時間。

9/2 18:39

とりあえずビールの後に、ワイン。

9/2 20:57

燕山荘のおしゃれな照明。

9/3 5:37

二日目の朝食。

9/3 7:18

コマクサが辛うじて咲いていた。

9/3 7:22

イルカ岩、この右手に槍ヶ岳が写っている写真はよく見るが、今日は見えないです。

9/3 7:31

これは、タカネナナカマドかな。

9/3 7:38

ここは、地球なのか？みたいな世界になってます。

9/3 7:39

メガネ岩

9/3 7:43

もうすぐ頂上といった雰囲気。

9/3 7:45

あの岩の向こう辺り。

9/3 7:53

9/3 8:04

稜線西側は、ときどきガスが晴れる時もあります。

9/3 8:05

9/3 8:07

タカネナナカマド

9/3 8:13

ウラジロナナカマド

9/3 8:13

9/3 8:27

9/3 8:32

9/3 8:33

9/3 8:40

トウヤクリンドウ

9/3 8:40

9/3 9:27

ブルーベリー

二日目、合戦小屋に着いて、山メシは、トマトソースのリゾット。

うむ、これは、なかなか美味い！

9/3 10:26

合戦小屋に着くころには、晴れてきた。スイカを食べるには、ちょうど良い。

撮影機器：

TORQUE G03 au 京セラ

COOLPIX W150 ニコン

装備

個人装備

長袖シャツ Tシャツ ズボン 靴下 雨具 日よけ帽子 靴 手袋 ザック 昼ご飯 行動食 非常食 飲料 地図（地形図） ヘッドランプ 予備電池 筆記用具 保険証 携帯 時計 タオル ストック カメラ ナイフ ツェルト コッヘル ガスバーナー バーナー用燃料 熊鈴

感想

Ichibay

時々、一緒に山登りする、山ガールのKさんには、長野の大町に友達がいる。Kさんとその友達のTさんとで、北アルプスに行きたいということになり、いちべーさんもどうですかと、お誘いがあった。断る理由は一つもないので、二つ返事でOK。
北アルプスと言ってもいろいろあるが、比較的容易く登れて、アルペン気分も満喫でき、燕山荘という女子受けしそうな山小屋に泊まれるということで、燕岳に行くことになった。
9月2日の天気は、予報では曇り、まあ、雨が降らないならいいではないか？ということで、登山口近くの駐車場までやって来たら、もう雨がポツポツ降っている。しかたないので、レインウェアを着て歩き出す。
ほんの少し林道を歩いて、中房温泉登山口に到着した。この時点で、なんだか、レインウェアが暑苦しい。上から下りてくる人たちは、レインウェアも着ずに傘を片手に持って歩いていた。樹林帯の中なら、それほど濡れないだろうと思い、レインウェアのパンツを脱いで歩きだした。
ところが、雨は次第に強くなってきた。レインパンツ穿くのが面倒くさいので、そのまま構わずに歩いていたら、登山パンツがずぶ濡れになってしまった。合戦小屋で、濡れた登山パンツを脱ぎ、代えの短パンも無かったので（車の中に置きっぱなし）、何も穿かずに、レインパンツ直に穿く。おかげで、燕山荘でもレインパンツで過ごし、レインパンツで布団にもぐって寝た。
ちなみに、濡れた登山パンツは、山小屋の乾燥室で乾かすも、乾ききらない。翌日合戦小屋まで、レインパンツのまま下ってきたが、天気も良くなったので、濡れたままの登山パンツに履き替えた。すると、20分も履いていたら、たちまち乾いた。体温で乾いてしまうのだな〜。
ところで、合戦尾根の登りは、北アルプス三大急登とか言われているが、実際登ってみると、え、これが急登なのか？っていう感じ。なんだか、奥多摩の稲村岩尾根の方が急登なんじゃないかって気がする。もしかすると、奥多摩の山を歩いている人は、けっこう急登に強いのかも知れない。
とは言いつつも、3000メートルに近い山というのは、どうしても酸欠気味で脚がふらふらしたり、眩暈がしたり、頭痛がしたりする。2200メートルくらいまでくると、いつも元気なKさんの様子がおかしい。頭痛がして、手足の先が痺れるとか言っている。私も、少し足元がふらつき始めた。ところが、大町に住んでいるTさんは、ぜんぜん問題なし。そうか、大町市の標高は、市街地でも700メートルある。生活しているだけで、高地トレーニングになってしまうのか？！