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Yamareco

記録ID: 200412
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
東北

【第500回記念山行パート2】白神岳〜十二湖

2012年06月18日(月) [日帰り]
 - 拍手
GPS
10:49
距離
19.5km
登り
1,587m
下り
1,378m

コースタイム

能代1634〓1734白神岳登山口(陸奥黒崎)1740―1745黒崎海岸1746―1831白神岳登山口休憩舎(前泊)355―403登山口(登山ポスト、山頂まで6.5km)405―429道標(山頂まで5.5km)―439沢コース分岐(山頂まで5.1km)444―521最後の水場527―548道標(山頂まで3.5km)―602マテ山分岐(山頂まで3.15km)607―624道標(山頂まで2.5km)―656道標(山頂まで1.5km)704―740分岐(稜線、山頂まで0.7km)742―756白神岳759―815分岐822―909Co935m―914道標(山頂まで2.7km)―922小コル932―940最低鞍部―1022大峰岳1032―1154崩山1206―1322崩山登山口(⇔青池)1344―1353奥十二湖バス停1415=1502不老ふ死温泉(入浴、¥400)1637=(無料送迎バス)=1642ウェスパ椿山1647〓(リゾートしらかみ4号)〓1852秋田1907〓(秋田新幹線:こまち42号)〓2308東京2312〓2340中野≒自宅
天候 雨(下山後曇り)
過去天気図(気象庁) 2012年06月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
コース状況/
危険箇所等
白神岳から十二湖までの縦走路は、(もっと藪っぽいところもあるのかと思っていましたが)想定以上にしっかり整備されたコースでした。なお、崩山から先は、一部、2万5千分の一地形図の道の位置よりも、やや北東側にずれている印象でした。
【前日】五能線の車窓から楽しむ日本海の眺望。
2012年06月17日 17:28撮影 by  FinePix AX300, FUJIFILM
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6/17 17:28
【前日】五能線の車窓から楽しむ日本海の眺望。
白神岳登山口駅に到着。旧駅名は「陸奥黒崎」です。
2012年06月17日 17:36撮影 by  FinePix AX300, FUJIFILM
6/17 17:36
白神岳登山口駅に到着。旧駅名は「陸奥黒崎」です。
せっかくなので、海抜0mから登ることに。黒崎の海岸で足裏を海水にちょっと浸しました。
2012年06月17日 17:46撮影 by  FinePix AX300, FUJIFILM
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6/17 17:46
せっかくなので、海抜0mから登ることに。黒崎の海岸で足裏を海水にちょっと浸しました。
登山者用駐車場(100台は楽に停められるでしょう)のすぐ先にある休憩舎。新しくて綺麗です。照明もばっちりですし、トイレは水洗でした。
2012年06月17日 18:31撮影 by  FinePix AX300, FUJIFILM
6/17 18:31
登山者用駐車場(100台は楽に停められるでしょう)のすぐ先にある休憩舎。新しくて綺麗です。照明もばっちりですし、トイレは水洗でした。
【ここから6月18日】登山口にある可愛らしい記帳小屋。
2012年06月18日 04:06撮影 by  FinePix AX300, FUJIFILM
6/18 4:06
【ここから6月18日】登山口にある可愛らしい記帳小屋。
マテ(虫へんに聖と書きます)山コースの最後の水場で水を補給。
2012年06月19日 12:44撮影 by  FinePix AX300, FUJIFILM
6/19 12:44
マテ(虫へんに聖と書きます)山コースの最後の水場で水を補給。
白神岳山頂標識。
2012年06月19日 12:44撮影 by  FinePix AX300, FUJIFILM
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6/19 12:44
白神岳山頂標識。
山頂全体の様子。
2012年06月18日 07:57撮影 by  FinePix AX300, FUJIFILM
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6/18 7:57
山頂全体の様子。
一等三角点。
2012年06月19日 12:44撮影 by  FinePix AX300, FUJIFILM
6/19 12:44
一等三角点。
山頂の手前にある白神岳避難小屋です。
2012年06月19日 12:45撮影 by  FinePix AX300, FUJIFILM
6/19 12:45
山頂の手前にある白神岳避難小屋です。
ちょっと中を覗いてみました。2段に分かれていて、15〜16人くらいは泊まれそうです。
2012年06月18日 08:01撮影 by  FinePix AX300, FUJIFILM
6/18 8:01
ちょっと中を覗いてみました。2段に分かれていて、15〜16人くらいは泊まれそうです。
小屋の看板。
2012年06月19日 12:45撮影 by  FinePix AX300, FUJIFILM
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小屋の看板。
2012年06月18日 08:01撮影 by  FinePix AX300, FUJIFILM
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こちらは、トイレ舎。
2012年06月19日 12:45撮影 by  FinePix AX300, FUJIFILM
6/19 12:45
こちらは、トイレ舎。
三角点峰(1231m)と最高峰(1235m)との間にあったちいさな石祠。
2012年06月18日 08:03撮影 by  FinePix AX300, FUJIFILM
6/18 8:03
三角点峰(1231m)と最高峰(1235m)との間にあったちいさな石祠。
2012年06月18日 08:03撮影 by  FinePix AX300, FUJIFILM
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三角点峰からの帰路にみた最高峰。
2012年06月18日 08:05撮影 by  FinePix AX300, FUJIFILM
6/18 8:05
三角点峰からの帰路にみた最高峰。
大峰山山頂標識。
by  E08T, KDDI-TS
大峰山山頂標識。
2012年06月19日 12:45撮影 by  E08T, KDDI-TS
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崩山山頂標識。そばに三角点があります。
by  E08T, KDDI-TS
崩山山頂標識。そばに三角点があります。
下山したところには、大きな崩山登山口の標識がありました。
2012年06月19日 12:45撮影 by  E08T, KDDI-TS
6/19 12:45
下山したところには、大きな崩山登山口の標識がありました。
そしてすぐ先に、青池。
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そしてすぐ先に、青池。
その名の通り、不思議な青色をしています。水中にある木が良く見えるので、透明度も高いようです。
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その名の通り、不思議な青色をしています。水中にある木が良く見えるので、透明度も高いようです。
こちらは、鶏頭場ノ池。
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こちらは、鶏頭場ノ池。
奥十二湖のバス停につきました。14:15発「不老ふ死温泉行」に余裕で間に合いました。ヤレヤレこれでずぶぬれになった身体を温泉で復活できそうです。
2012年06月19日 12:45撮影 by  E08T, KDDI-TS
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奥十二湖のバス停につきました。14:15発「不老ふ死温泉行」に余裕で間に合いました。ヤレヤレこれでずぶぬれになった身体を温泉で復活できそうです。
バス停のすぐ脇にあるお土産物屋さん。ここは観光客の世界です。
by  E08T, KDDI-TS
バス停のすぐ脇にあるお土産物屋さん。ここは観光客の世界です。
バスに乗り込みます。衣服が濡れているのとザックが大きいので、ちょっと遠慮がちに・・・
by  E08T, KDDI-TS
バスに乗り込みます。衣服が濡れているのとザックが大きいので、ちょっと遠慮がちに・・・
待望の不老ふ死温泉」
2012年06月19日 12:45撮影 by  E08T, KDDI-TS
6/19 12:45
待望の不老ふ死温泉」
露天風呂に入るには、料金を支払った目印に、こんなリストバンドをつけてもらいます。
2012年06月19日 12:45撮影 by  E08T, KDDI-TS
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6/19 12:45
露天風呂に入るには、料金を支払った目印に、こんなリストバンドをつけてもらいます。
海岸のすぐ脇にある露天風呂。これより先は撮影禁止とのこと。
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海岸のすぐ脇にある露天風呂。これより先は撮影禁止とのこと。
不老ふ死温泉からは無料送迎バスで「リゾートしらかみ号」が停車する「ウェスパ椿山」駅へ。
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不老ふ死温泉からは無料送迎バスで「リゾートしらかみ号」が停車する「ウェスパ椿山」駅へ。
リゾートしらかみ号が定刻通りにやってきました。ふたたび車窓を楽しむ列車の旅へ。
by  E08T, KDDI-TS
リゾートしらかみ号が定刻通りにやってきました。ふたたび車窓を楽しむ列車の旅へ。
先頭車両の車内の様子。右側が日本海側。
by  E08T, KDDI-TS
先頭車両の車内の様子。右側が日本海側。
十二湖にも停車。
by  E08T, KDDI-TS
十二湖にも停車。
夏至(今年は6月21日)が近い時期なので、夕陽はまだまだ沈みません。日本海に反射してギラギラしています。
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夏至(今年は6月21日)が近い時期なので、夕陽はまだまだ沈みません。日本海に反射してギラギラしています。
秋田駅につきました。今回乗車したのは、「橅」でしたが、車両は3セットあって、ほかに「くまげら」「青池」とのこと。
by  E08T, KDDI-TS
秋田駅につきました。今回乗車したのは、「橅」でしたが、車両は3セットあって、ほかに「くまげら」「青池」とのこと。

感想

第500回記念山行のパート2は、白神岳です。パート1の森吉山と同様、日本二百名山に選定されています。ちなみに、月曜日(6月18日)に有休を頂戴していて、3連休にしてありましたから、それほど混まずに静かな山が楽しめるかな、と期待していました。

前日に登山口まで入り、早朝4時前に出発。というのも、ガイドブックに寄れば、十二湖まで縦走するコースは所用タイムがかなりあるようだからです。しかも、温泉に入るためには、奥十二湖を14:15に発車するバスに乗ることが条件にいなっていました。コースタイムで10時間半ありましたので、ギリギリ。まっ、温泉がだめでも無事に十二湖まで縦走できればよしとしましょう、ってな感じで出発。
(ちなみに、登山口で前泊していたのは、他に2人連れの名古屋の方、単独行の方、私を入れても全部で4名でした)。

天気予報では、「曇り時々晴れ」だったのですが、山の中はほとんど雨でした。その分、喉は渇きませんし、休憩もそこそこになるので、ペースとしてははかどりましたが、なんといっても展望が全く得られず、期待していた山頂からの岩木山や日本海の眺望を楽しめなかったのは残念でした。

しかし、結局出発してから、下山するまで誰にも会わず、橅を含む大自然を満喫できたので、自分らしい山行になったと思っています。特に最後に下山したところに青池があるのは、素敵な演出でした。あのブルーはちょっとみたことないです。しかも、下山直後はまだ観光客が数名しかいないので、静寂の青池を楽しめました。(その後、団体さんの観光客がぞろぞろとやってきました)

不老ふ死温泉は、一度入りたいと思っていた温泉。温泉そのものが海岸から湧き出しているわけではありませんが、独特の茶色をした温泉と、なんといっても日本海の海岸にある露天風呂が売りです。私が露天風呂に入った時には先客が1人で、この方は(神奈川県藤沢市在住)、渓流釣りがご趣味で、30年も前から、五能線あたりにしょっちゅう来ているとのこと。このあたりについてとてもお詳しい感じの良い方でした。(帰りのリゾートしらかみ号の車内でもまたお会いしました。)

リゾートしらかみ4号の終着駅秋田からは「こまち42号」に乗換え、深夜に帰京しました。

今にして思えば、ちょっとだけ計画上で失敗がありました。6月17日に森吉山から下山し、白神岳登山口に移動する際、五能線の普通列車の本数が非常に少ないために時間が余ってしまいました。「東能代」駅と「能代」駅とで、1時間と2時間半をそれぞれつぶしました。「東能代」についたとき、五能線で「岩館」駅止まり(「白神岳登山口」駅はその先)の普通列車があったので、それに乗って、「岩館」の一つ手前の「あきた白神」で下車し、駅に隣接した「ハタハタ館」で八森いさりび温泉に入るべきでした。五能線についての事前の下調べ不足が原因でした…

こうして、おかげさまで、第500回記念山行も無事幕をとじました・・・
(次は、目指せ1000回かな!?)

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コメント

nomoshinさん、こんにちは
遠く秋田・青森の山旅、お疲れ様でした!

白神山頂からの展望を楽しむことがかなわなかったのは残念でしたね。でも十二湖や不老ふ死温泉、全国を歩いておられるnomoshinさんから見ても、印象的だったのではないでしょうか  

秋田の山は、鳥海山・秋田駒・太平山を除けば好天の週末でも人に会わないことが珍しくありません。会ってもせいぜい10人程度だったり。

お花畑の規模や深い原生林など、魅力たっぷりの山域が多いと思います。nomoshinさんの遠征記録、また楽しみにしています

500回登山、スゴイです おめでとうございます
2012/6/23 18:31
kamadamさん、お元気ですか?
ご無沙汰しています。お元気ですか?

kamadamさんらの地元の山地にまた無断で(!)侵入してしまい、失礼しました。

長い冬があってこその夏の輝きだと思います。

次の予定が確定しているわけではありませんが、東北の山とは長くつき合っていくつもりです。

500回、人様に自慢できるようなところには行っていませんが、自分のスタイルで気が付いたら、という感じでした。祝福頂き嬉しいです。ありがとうございます。
2012/6/25 8:47
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

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