久しぶりの高山の紫外線が気持ちよかった月山(姥ヶ岳〜八合目)


- GPS
- 04:20
- 距離
- 8.5km
- 登り
- 541m
- 下り
- 652m
コースタイム
天候 | 快晴のち曇 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
大宮10:14(山形新幹線「つばさ177号」) 山形12:30 山形駅13:08(山交バス・庄内バス)¥1190 ※高速バスだが予約必要なし 西川バスストップ13:47/14:15(西川町営バス)¥200 志津14:47 ※志津温泉前泊 (当日) 往路: 志津温泉宿泊宿のバス ※西川町営バスの始発だと 志津09:31(西川町営バス)¥500 姥沢09:49 月山ペアリフト下駅08:00 片道¥580 復路: 月山八合目13:10(庄内交通)¥2060 鶴岡駅15:10 鶴岡16:15(JR羽越本線「いなほ12号」) 新潟18:01/18:12発(上越新幹線「とき342号」) 大宮19:46/19:52(JR東北線・武蔵野線・中央線直通「むさしの号」) 八王子20:42 |
写真
感想
8月は週末の天気が悪く2回続けて登山を中止してしまったので、1ヶ月も空いてしまった。
山形新幹線は、3年前に蔵王に行った時以来だ。
山形新幹線は福島駅から奥羽本線に入るが、吾妻山がよく見える。
3年前は曇っていたので吾妻山は見えなかったのだろう。
吾妻山を見ていたら、18年前先輩の卒論調査で吾妻山へ行った時のことを思い出した。
その時帰りは奮発して東北新幹線で帰ったのだが、大きなザックを網棚に乗せようとした時に「兄ちゃん、ここに置きなよ」と言われたこともありありと思い出す。
あれから倍以上生きた今、「兄ちゃん」なんて呼ばれることはないのだろうなと思う。
山形駅から月山の麓の志津温泉に向かうには、まず鶴岡駅行きの高速バスに乗り、途中西川バスストップで降り、西川町営バスに乗換えるのだが、案内も多く簡単に乗換えることができた。
西川町営バスはかなりの長距離を走るのだが、料金は200円で親切だが維持できるのか心配でもある。
志津温泉は五色沼の畔にある静かな温泉街で、同宿だった2つの団体さんも月山登山のようだった。
翌日はここ志津温泉から西川町営バスで登山口となる姥沢へ行くバスは始発が9:30と遅いのだが、友人が先に宿に連絡して聞いてくれたところ朝食後に送っていただけるとのこと。
なので、登山口の姥沢へは月山リフトの運行が始まる8時には到着できた。
天気も快晴で入山料を払うところの係の人が、今シーズンで一番の天気だよとのこと。
月山リフトは意外と距離が長く20分は乗っただろうか。
下りるとそこはもう日本海側の雪の多い山に多い、気持ちのよい草原状の稜線だった。
リフト駅前には「平和の鐘」かなと思ったのだが、よく見ると「令和の鐘」と書かれた鐘があった。
月山、仕事が早いなと思う。
1ヶ月も山に来ていなかったので、高山特有の紫外線が懐かしく気持ちよく感じる。
ここ1ヶ月でたまった日常の鬱憤が、紫外線に照射されて蒸発していくようだった。
姥ヶ岳までひと登りすると、目の前には庄内平野がもう金色に染まっていて、そして紫雲の中には鳥海山が霞んでいた。
振り返ると、吾妻連峰から飯豊連峰らしき山並みが連なっている。
月山に向かう稜線もイワイチョウなどが黄色くなってきていてもう秋山だ。
山頂までまたひと登りすると、草原の向こうに立派な御社が建っている。
さすがは出羽三山の信仰の山のひとつである。
撮影禁止の境内でゆっくりと参拝を済ませる。
境内にはなるほど月山だけあって、ある動物の像がたくさんあったのだが、撮影禁止の境内のことなので、ここでは書かないことにする。
山頂では、まだお昼には早いものの、ゆっくりとお茶の時間を楽しみ、Ycが最近習っているというヨガのポーズを教えてもらい撮影したりする。
それを遠くから見ていた人に、面白いことをしていますねなんて声をかけられた。
山頂からは弥陀ヶ原に向かって歩き、月山八合目のバス停から鶴岡駅に向かうのだが、このバスの本数が少ない。
予定していた16時発のバスの前が13:10発なのだが、姥沢まで町営バスでなく宿に送ってもらえたし、コースタイムよりもかなり早く山頂に着けたのでこれを目指して歩くことにする。
関東にはコンパクトだが強い台風15号が接近していて、今晩から交通機関が乱れそうなので早めに帰った方がいいだろう。
山頂では1時間ほどゆっくりとしたのだが、その間にどんどん雲が湧いてきた。
弥陀ヶ原へ向かって、草原状の山を何も考えずに歩いて行く。
目の前には草原とその向こうにつづく雲しか見えない。
友人2人は90年代アイドルの話などで盛り上がっていたがだんだんその声も遠く聞こえ、心が解放されていった。
こういう何も考えずに自然に抱かれる時間がもっと必要だ。
月山八合目の13:10発のバスの20分前には余裕をもって到着できた。
このバス、月山からの乗客は少なかったのだが、途中羽黒山からはたくさん人が乗ってきた。
鶴岡駅からは特急いなほに乗ってのんびりと電車の旅を楽しむ。
金色に色付いた庄内平野の向こうに見えるなだらかな月山には雲がかかりつつある。
新潟駅で上越新幹線に乗り20時前には大宮へ到着。
台風15号の影響は思ったよりも大きいようで、私鉄等は22時で運休するところもあるとのこと。
最初の計画だと大宮駅到着は22時過ぎだったので早めに帰ってきてよかったなと思った。
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