記録ID: 2011284
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ハイキング
奥多摩・高尾
登山のトレーニングと自転車( 高尾山 )
2019年09月09日(月) [日帰り]


- GPS
- --:--
- 距離
- 4.5km
- 登り
- 475m
- 下り
- 82m
コースタイム
甲州道中 - 高尾山口駅 - 清滝 - 1号路 - 薬王院 - 高尾山山頂
天候 | 晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自転車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
ハイカーとサイクリストの中間かのような存在に、古道のパスハンターという山行のスタイルが。 そもそも歴史散歩のサイクリング版で、道の歴史を詰めると山に入らざるを得ない。 近世の古道に例えても、山に埋もれ消滅しつつあるケースがほとんど、その探求は自ずと低山バリに。 その古道の峠道の多くは山城と相対で... 古城派に近いと言えば近いか? (1000m以下が主なフィールド。それは都内西部の山城の分布に起因。たとえば2000m超の山城ルートは稀。) まどろこしい説明ですが、山の史跡探訪が目的な、山の歴史派。スポーツ走行派ではない、山道走行が目的ではない。 低山バリに例えても、バリならなんでもではない。史実を基に失われつつある道を詰める、闇雲に踏み荒らすわけではない。 で登山系SNSを参考にすることも常々、そこでパスハンターとして有用な情報が提供できればなぁと思うのですが... 却って荒れることもあり得るんで、あえて曖昧なルート紹介に。それでまあ、たまにはこんな話も参考になれば、ちょっと公開してみます。 都内古道派パスハンターは冬季メインのカルチャー。この時期、夏季は休業。でも体力温存にサイクリングは持続。 8月に例えると、森林地帯との往復でおよそ2000km走行。エクササイズ+森林浴のようなもの? (平たく言うと、早朝、23区内から山の麓までサイクリング、そこでお茶して帰ってくるというような。) ちなみに自転車で月2000km走行は、たとえばロードレーサーでは平均的な値でしょうか。走り込む方は月3000kmは走るそうです。 では月に2000km乗ると、それが登山にどんな影響を及ぼす? その一例、以下、画像で説明。 (わりとシニア層向けの情報? 私がすでにシニアとか言われちゃうんで...。) |
写真
実用車とされる種類の自転車。この状態で約24kgな鉄の塊。オフシーズンは、たいていはこれで走ってます。ほぼシングルスピードで使用。そのギヤ比は、いわゆるママさん自転車と同等のスペック。すっ飛ばしたりしないんで、高速用ギヤは不要。
高尾山山頂より富士を望む。ここまで、高尾山口駅-1号路-飯縄大権現社-高尾山山頂、ほぼノンストップなあっけないもの。歩幅と呼吸ともに安定、集中力が途切れることもなく、スタスタと。月2000km走行の効果だと思います。
装備
個人装備 |
自転車
|
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感想
参考。この時、ザックは約6kg、自転車工具込み。ストックは1本、一本杖は日本古来の伝統的な山旅スタイル。
出発前に約1500カロリー摂取、高尾山口駅で約380カロリー摂取、山頂で約530カロリー摂取、下山後の麓で約180カロリー摂取、1日トータルでは約4000カロリー摂取。
この自転車そのものは、画像でも説明したように、ただの古くて重い実用車でタイヤサイズは650A。23区内-高尾駅区間も、ギヤ比2.23のみ使用なシングルスピード走行。
(このタイヤサイズとギヤ比は、一般的なママさん自転車と同等。これで23区内-高尾駅区間を100回以上往復してます。)
もちろん適正なセットが出ているのが必須条件。でないと身体を壊す可能性が。それにはある程度の専門的な知識が必要に。
でも機械いじりが好きな方には、そんな難しい話ではないはず。お手持ちの自転車を活用で、セッティングさえ出せれば、体調管理と登山のためにも有用かと。
(セットが出ない場合、そもそもフレームサイズが身体に合ってない可能性が。)
重い車体で月2000km+登山も可能なのは、セットが出ている故に無理がないからです。
登山のトレーニングに自転車が有効であることの参考になれば幸いです。
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