芳ヶ平・本白根山★満天の星空と初夏の花々に癒される山小屋
- GPS
- 29:25
- 距離
- 26.0km
- 登り
- 1,279m
- 下り
- 1,258m
コースタイム
6/23(土) 8:00芳ヶ平ヒュッテ発〜9:00白根山駐車場〜9:45湯釜〜10:35逢ノ峰〜11:45本白根山〜12:05同発〜12:25鏡池〜13:15富貴原ノ池〜14:10殺生河原〜14:40山麓駅発〜15:30天狗山スキー場着
天候 | ずっと晴れ! 昼間は20度近かったけど、夜は10度なかったかも。 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
(往路:天狗山スキー場から芳ヶ平ヒュッテまで) ・駐車場から登山口までは10分ほど、谷沢川を渡ってすぐです ・蟻の塔渡りは文字通り両側が切り立った崖になっていますが問題なく歩けます ・観光協会のホームページに書いてある通り、常布の滝へのルートは通行止めとなっており、入口にはロープが張ってありました ・横笹から大平湿原への間にある沢は前日までの大雨で増水していたため渡るのは諦めました ・芳ヶ平ヒュッテの手前で沢を渡る際に残雪の斜面を登るところがありました(写真参照) (復路:芳ヶ平ヒュッテより本白根山を経由し天狗山スキー場へ) ・ヒュッテから白根火山を経由し、本白根山までの間には特に危険を感じる場所はありませんでした ・本白根山から鏡池を過ぎて富貴原ノ池までは歩きやすいものの下りがきついため、逆ルートで登る場合は少々しんどいかも知れません ・看板にもありましたが富貴原ノ池から殺生河原の間は道が狭くてわかりづらかったり、かなりの急勾配のところもあるため、悪天候時はロープウェーやバスのルートを考えたほうが良いと思います ・殺生河原から天狗山ゲレンデまでは初心者向けゲレンデを歩くため、広々していて歩きやすいルートでした(逆にここがハイキングコースなの?と思いましたが) ・下山後は西の河原露天風呂に行きました(500円、第1駐車場が最寄りです) |
写真
感想
★6/22(金)
天狗山駐車場から登山口へは谷沢川を渡ってすぐです。
看板も出ているのでわかりやすいと思います。
そこからしばらくは樹上で鳴く蛙の声を聞きながらゴルフ場の脇を通り、蟻の塔渡りへ。
いったん幅の広い砂利敷の車道らしき道に出、常布の滝が見える場所に寄り道、森の中をなだらかに登っていきます。
観光協会のHPにも注意がありましたが、常布の滝への道は落石の危険があり通行止めとのこと。
初心者の私たちはもちろんパスしました。
名前も恐ろしい毒水沢を通り過ぎ、横笹で小休止&昼食。
お昼は大平湿原で…と思っていたのですが、沢が増水していたために渡れず断念。
少し登ると展望が開け、芳ヶ平ヒュッテが見えてきました。
ヒュッテまでもう少しか?というところで難関が。(写真を参照)
残雪の斜面をおっかなぴっくり登りきると、ようやくヒュッテに到着。
荷物を預けて、芳ヶ平湿原をぐるっとひと回り。
途中のベンチでゴロリお昼寝、キャンプ場でコーヒー、3時半ごろヒュッテに戻り、シャワーを浴びて生ビール。
「気圧が低いから倍まわるわよ」というヒュッテのおかあさんが仰ったとおり、ほろ酔い気分になったところで6時から夕食。
ニンニクがガッツリ入ったスタミナスープにハンバーグ。おいしい!
この日の宿泊は私たち夫婦に加えて、もう一組の夫婦が。
このダンナはお酒が大好きで、水や食料よりも酒をたくさん担いで登るらしい。
そのオコボレにあずかりなりながら、楽しい会話とジャズの流れる心地良い空間に酔いが回ります。
そして、山小屋デビューの締めくくりは満点の星空。
「狙ってくるとダメなのよ。無欲な人の方がいいの」というヒュッテのおかあさんの言葉に得心。
雨でもいいや!と思っていたからね。
★6/23(土)
5時起床、この日も朝から快晴。
ヒュッテのワンコに導かれ芳ヶ平湿原の散策を。
ほんとに癒される。
朝食後、すばらしい思い出とワンコたちの「帰らないで!コール(想像)」に後ろ髪を引かれながらも8時に出発。
白根レストハウスの手前で、後から出発した同宿の夫婦に追いつかれました。
湯釜の手前では素晴らしい眺望に思わず足が止まりました。
ここからアルプスを一望できるとは!
貸してくれた小さな望遠鏡を覗きながら、あのトンガリは槍?だとすると燕は?…想像が膨らみます。
湯釜から逢ノ峰に向かうところで、その夫婦とはお別れとなりました。
山頂駅でトイレを借りて(100円)、本白根山へ向かいます。
ちなみにコース中にトイレは、白根レストハウス・山頂駅・山麓駅の3箇所ありました。
本白根山ではほころび始めたコマクサを前に写真に収める夫婦が。
ちょっと前まで口喧嘩していたのを目撃していたのですが、キレイな花の前で仲直りしたご様子。
展望台を出る直前にはカモシカの親子が歩いているのも見えました。
富貴原ノ池でお昼と思っていたので鏡池はパス、しかし富貴原ノ池には座って休めるような場所がなかったので断念。
立ったまま、白根レストハウスで買ったカレーパンをいただきました。
でも、そこから殺生河原に着くまでが激しい下りだったので、ここで休憩しといて良かったかも。
山麓駅からの下りのルートを探すのにはちょっと時間がかかりました。
まさかゲレンデをそのまま歩いて行くとは!
でもまぁ、これも含めてバラエティーに富んだ楽しいコースでした。
森に湿原に高山に危険地帯(笑)、そして最後はゲレンデ歩き。
下山後には草津温泉で疲労回復できるし、自分のなかでは「ゴールデン・プラン」に決定!
梅雨の合間の気まぐれな天気に感謝の週末でした。
《追記》
★スマホのアプリ「My Tracks」での記録
6/22
合計距離 8.18km
移動時間 3:07:32
最小標高 1274m
最大標高 1884m
平均移動速度 2.62km/h
6/23
合計距離 19.71km
移動時間 5:40:09
最小標高 1273m
最大標高 2191m
平均移動速度 3.48km/h
コメント
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はじめまして!
翌日の24日に草津白根山に行きました。
当初、今年の1月に撤退した常布の滝コースから入って、takechoさんと
同じように、富貴原の池を経由して万代鉱の源泉に下る予定でした。
前日の草津のホームページで、常布の滝コースが閉鎖中となっていたので、
あきらめて逆回りをしましたが、芳ヶ平ヒュッテまで行けたのですネ。
残念なことをした、、、
それと、山麓駅からゲレンデに入るところが進入禁止となっていたので、
車道を歩いて来ましたが、ゲレンデを歩きたかったなぁ、、、
コメントありがとうございます!
閉鎖中となっていたのは、私が歩いたコースからさらに常布の滝の間近へ入っていくコースでしたよ。
万代鉱の源泉へ行くコースの分岐、見逃しちゃったようで気が付きませんでした。
富貴原ノ池を通過したあと、気がつくと殺生河原に行くコースへ入っていました。
もし行くのであれば、地図をよく確認しながら行ったほうがいいと思いますよ。
山麓駅からゲレンデに入るところは、確かにわかりづらかったです。
でも進入禁止というのは気が付きませんでした。
もしかして無視して行ってしまった・・・のかな?
講習の後は、もう山小屋ですか?!
バラエティーに富んだコースにおいしい食事、さらに満天の星空とは・・・羨まし過ぎます。
星空写真も見たかったですね。
私も近いうちにこの「ゴールデン・プラン」を試してみたいと思います♪
コメントありがとうございます!
星空はキレイだったけど、寒くて長居はできませんでした・・・。
それにたぶんうまく撮れないし(笑)
このルート、そんなにキツくないし天気に恵まれれば景色もいいし、ほんとにオススメです。
ヒュッテのおかあさんによると、女子ひとりで来ることもあるそうですよ!
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