戸隠方面から黒姫山へ!


- GPS
- 06:41
- 距離
- 17.6km
- 登り
- 1,306m
- 下り
- 1,306m
コースタイム
10:31 種池入口
10:40 古池
11:33 新道分岐
11:52 しなの木
12:23 しらたま平
12:41 山頂手前分岐
12:50 山頂
13:39 山頂 発
14:02 8合目(ひかりごけ)
14:18 表登山道分岐
14:41 黒姫乗越
15:00 七つ池
15:05 峰ノ大池
15:35 天狗岩
15:50 西登山口
16:25 新道分岐
17:03 大橋林道入口
往路:2:28
復路:3:24
計:5:52
天候 | はれ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
端正な三角をした黒姫山を右手に眺めながら、道は次第に黒姫山へと近づいていき ます。暫くして、右手に駐車場が見えて・・・と私は気づかずというか、本当にこ こなのか?と一旦スルーしてしまいました(汗)戸隠キャンプ場でUターンし、目的の 登山口へ。駐車場(林道入口)は15台ほどでしょうか。寝坊した私に停められる余地 はありませんでした・・・。100mほど離れた場所に登山口の看板とポスト(ポストと いうよりロッカーのような)がございます。ここも既に5台ほど先客が。停める余地 がございません(汗)中にはキャンプ場方面からザックかんて来ている方も見受けら れました。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
■新道に登山ポストございます。簡易的な登山カードが置いてありますので、記入 してから入山しました。お手洗いは無かったですね。事前にどこかに寄って済ませ ておきたいですね。 ■終始ぬかるんでおりました。頸城山塊も然り、北信五岳も然り、ここら一帯はぬ かるむものなんかもしれません。 ■危険箇所は特に無かったと記憶しております。ただ、山頂前後は急勾配で、私含 めみなバテバテのようでした。 ■下山後は道の駅しなのに立ち寄り。山のゴミを置いてこうかと失礼なことを考え ていたら、ゴミ箱がありませんでした。もしかすると、私のような方が多く、撤去 されたのかもしれませんね。 |
写真
感想
■前日に持病?の体調不良で「日曜は大人しくしてよう・・・」と考えていたんで
すが、日曜日の朝、目を覚ますと外はいい天気!昨日の体調不良は何だったんだと
思うほどに体調も回復。これは行くしかない!と、時計を見ると時間はただ今7:3
0。登山するにはちと遅すぎました・・・。無念。
・・・いや、斑尾山程度なら標高もさほどないし行けるのでは?と、慌てて支度を
し、高速に乗って信濃へと向かったのです。
■かっ飛ばして信濃へと向かう私。思いのほかスムーズに進み、意外と早く着きそ
う。あわよくば・・・と考えながら、ICを下りて斑尾方面でなく戸隠方面へと進
む。その道中、信濃富士こと黒姫山を見てしまった私はもう!誘われるがごとく、1
0:00ころ黒姫山登山口に着いたのです。
■いっぱいの登山口になんとか1台ぶんのスペースを見つけ、駐車する。こんな時
間に登り始めるかたもおらず・・・と思いきや、戸隠キャンプ場方面から1人。き
っと、車が停められなかったのでしょう。今から登るのが1人でないことに安堵す
るとともに、「山頂に辿り着けるのだろうか・・・」の不安。雑談をすると、やは
りこのオジサンも「途中まで。山頂には行かないよ」という。やはり。ま、行ける
とこまで行こう!と出発・・・
出発しようとしたら、少し下にある古池経由の道をオススメされました。「この道
は林道を歩くだけだから面白くないよ。」とのこと。5分ほど舗装路を歩いたら、登
山ポストと案内板がありました。
出発して暫くは急勾配もなく、種池や古池を眺めながらノンビリ登ることができま
す。森が深く、山々の見晴らしはNGなのですが、古池では戸隠連峰や、黒姫山が見
えました。
■古池から暫くすると、ササ林から「ガサゴソ・・・」と物音が!ふと目をやる
と、軽装のオバチャン方。どうやら、タケノコ採りのようでした。黒姫山って、終
始ササ林が広がっているんですよね。結局この日はこのオバチャン方の他にも何人
かのタケノコ採りの方を見ました。中には、挨拶をすると「えっ、山頂に行く
の?」と聞かれたり。山登りしに来た私にとっては「えっ、むしろ山頂に行かない
の!?」と思いますけどね(笑)
因みに、今回の登山道脇にはたくさんの「タケノコ採取禁止」の看板がありまし
た。ここら一帯のササは竹細工に使われるんだとか。ま、採取されている方は看板
のないとこで採取していたようなのでギリギリOKなんでしょうか(汗)むやみやたら
に採るのは控えたいものですね。生活がかかっているでしょうし。
■打って変わり今度はしらたま平まで急勾配が続きます。結構ヘロヘロなりまし
た。ダケカンバが出てくるようになると視界も開けるようになり、戸隠連峰や飯縄
山が木々の隙間から見えるようになってきます。
しらたま平までくれば、ほぼ急勾配はなくなり、外輪山のゆるい傾斜を登るように
なります。見晴らしもよくなり、ようやく頸城山塊や、戸隠連峰の奥には北アルプ
スでさえ見えるようになります。
■山頂手前で分岐があり、ここを過ぎればもう山頂です。辿り着けるか不安がって
いた私も、思いのほか早く着くことができ、大満足。山頂は残念ながら半分しか展
望は開けず、頸城山塊方面は木々が生い茂っていましたが。それでも木々の隙間か
らちらっと見えたんですがね。写真を撮影するならしらたま平のがいいかなと感じ
ました。
この日山頂には、10人ちょっとほどの登山者がいらっしゃいました。山頂では他人
関係なく、和気藹々とした雰囲気でした。途中で挨拶してきた方々も次第に山頂へ
と到着し、「お疲れ様でした♪」と声を掛け合います。
地図とにらめっこした私は、「行ける!」と確信し、皆と反対方面へと進みます。
ぼーっと歩いていたせいか、途中で道を間違ってしまい、8合目まで下ってしまいま
した(汗)たまたま休憩されていた登山者がいて、聞いたからいいものの、危うかっ
たですね。
で、戻っていったら分岐を発見。黄色い矢印があるだけで、これでは誰もが右へ行
ってしまうわ!と思いつつ、標識にばかり頼りがちな自分の山登りを反省しまし
た。気をつけなければ。
■黒姫乗越まではマツの根が露出した登山道を歩きます。途中で老夫婦に出会いま
したが「この道は本当に険しい!我々がくるようなところではない」ともおっしゃ
っていました。何度も躓きそうになりました。
■七つ池では、火山らしい火口原が広がります。どうやらこの七つ池を過ぎたあた
りに山頂へと行く分岐があるそうなのですが、私は気づきませんでした(汗)さっき
も間違って登山道を下るし、この日は注意力が散漫だったのかもしれません。ま
た、ここら一帯の林が道が不明瞭で、どこが登山道か分からないような感じでし
た。雪解けしたばかりだからでしょうか。ピンクのテープを見逃さないよう、注意
して歩きました。
■暫くすると、天狗岩という、大きな岩が連なるところを歩きます。私の身長以上
はあるかという大岩。渡るのには少々勇気がいるかもしれません。ここを過ぎれば
難所はなく、緩やかな登山道を歩いたと記憶しています。
■大橋林道には、車のタイヤ跡がありました。林道ですし、珍しくはないのかもし
れませんが。それほど道幅もあり、歩きやすいということでしょうか。また、馬の
蹄跡もありました。戸隠牧場が近いからでしょうか。たまに出会えたりもするんで
すかね。
■大橋林道入口に到着したころには既に駐車場も空いていて、5台ほどしかいません
でした。帰り支度している方がいたんですが、よく見ると、山頂でお話した方々
で、気さくにも「お疲れさまー!」と、声をかけていただきました。有難いです
ね。
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