岩手山〜美女二人の花巡り→なりゆき山頂〜


- GPS
- 10:58
- 距離
- 13.0km
- 登り
- 1,468m
- 下り
- 1,460m
コースタイム
9:05 第2噴出口跡
9:40 第1噴出口跡
11:10 ツルハシ
12:35 平笠不動避難小屋 昼食
13:15 平笠不動避難小屋 発
14:10 山頂着
14:30 山頂発
16:50 第2噴出口跡
17:55 焼走り登山口着
天候 | 快晴 山頂部時々ガス |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
火山性砂礫地帯で崩れやすい足元で滑りやすく、特に下りは尻もち注意。 (尻もち何回もついちゃったよ〜ん(@_@) by meiken) 登山口にポストとカード有り。 すぐ近くの国際交流村焼走りの湯は日帰り入浴500円。 湯船から岩手山を眺めながら入浴できる。 |
写真
すごく気になった割にたいして綺麗じゃなくて残念…。
サカネラン…葉緑素を持たなく光合成しない。菌根菌と共生して養分を得る腐生植物(7/7 by meiken)
感想
今年初の岩手山。
焼走りルートはまだ未踏だったのでコマクサ開花時期も合わせてSpringさんとご一緒しました。
朝晴天のとても素晴らしい眺めの岩手山!期待感大!\(^o^)/
Springさんが焼走りルートに詳しいので樹林帯から説明を聞きながらゆっくり歩きます。
ギンリョウソウ、コケイラン、ササバギンラン等端境期の花々を愛でながら
焼走り溶岩流から見る岩手山の勇姿、噴出口から眺める盛岡&姫神、早池峰、七時雨山等素晴らしい展望に大感動。
コマクサロードはなかなか先に進めません!(ずるずる滑りやすいのもある)
コマクサ、ハクサンチドリ、ミヤマハンショウヅルに迎えられながらひたすら撮影タイム。
ここで私たちと足並みをそろえたアマチュア写真家さんの男性とご一緒に歩みました。
盛岡地元の方でコマクサ撮影に来たとのこと。立派なレンズをお持ちです。
上を見れば平笠不動、下を見れば焼走りの駐車場。結構上まで来ています。
山頂は行けたらいいね〜といいう程度だったので時間を気にせずゆっくり(^^ゞ
そしてツルハシからは見事なシラネアオイロード。
延々と続くシラネアオイに圧倒されサンカヨウもツバメオモトもまだここでは健在でした。
おやつを食べながら水分補給しながら急坂の連続を登り登り
岩場の小さなイワウメ、イワヒゲを見つけては西方向に広がる裏岩手縦走路の山並みを展望。
ようやく平笠不動まで来ると目の前にどっしりお座りになっている岩手山頂上。
(この周辺もシラネアオイ、キバナノコマノツメ、ミヤマキンバイ、ツマトリソウ、ウコンウツギなどお花巡りは楽しいです。)
時間は遅いけれど日は長いし雨の心配もない、という事で急遽頂上アタックすることにしました。
私はあまり計画性の無い適当人間ですがSpringさんも私と似た部分がありまして(笑)
二人で行けば何とかなる〜地元の男性もご一緒なので心強い味方だ!と勝手に思い込み
山頂までのザレ場を足元のお花を愛でながら進みました。
振り返れば裏岩手の稜線&鬼ヶ城&御苗代湖&雲隠れしている秋田駒、そして乳頭山。
絶景に感動し、見えてきた山頂薬師岳とお鉢の中の妙高岳にガスが湧いてきては流れてゆく有様を見ながら
高度2000mの澄み切った空気の中を歩いてゆくのは爽快感抜群〜\(^o^)/
岩場のイワウメ、タカネスミレ、コマクサ、イワテハタザオにもつい足がとまってしまいます。
山頂で記念写真&絶景撮影タイム。絶景かな〜絶景かな〜!帰りたくないよ〜ん!
下山タイム:私の足はピークを越えて何度も滑って尻もちつきました…。
それにしてもSpringさんの反射神経はうらやましい。ずるっと滑りながらも決して尻もちはつかないところが素晴らしい。
汗かいて日焼けしてぐちゃぐちゃな顔の私に比べて
すっきりとした清涼感溢れる表情はさすがです!
年齢の差はすごく大きいのですが、若い方とごいっしょすると刺激されます。
ヘタレの私ですがまだへたばるわけにはゆかない〜と気力だけは湧いてきます。
太陽の光が変わり夕映えに輝くハクサンチドリ、コマクサ…素敵だ…。
樹林帯のグリーンサンクチュアリ…立ち止まって緑の空気を吸い込み
がくがくになった足で最後の下り〜やっと登山口に戻りました。
午後6時前。30000歩以上歩き、歩行時間11時間は超えました。素晴らしい記録です!
ごいっしょした地元の男性ともお疲れさま〜と労わりあってお別れし
私たちは焼走りの湯&炭酸飲み物に走り、汗を流して渇きを潤してさっぱりしました。
温泉でSpringさんとお別れしましたが
今度は、夕日の岩手山、朝日の岩手山を目指すべく山小屋泊まりをしたいなぁと
夢はまたまた広がるのでした…あはははは〜懲りない人ね〜\(^o^)/
岩手山山開きの前日でしたが入山して小屋泊まりの方たちもかなりいらっしゃいました。
こうして無事に登山を終えて山行記録を書けることに
ひたすら山の神様、同行していただいたSpringさん、盛岡の方、山ですれ違って挨拶交わしたたくさんの方々にも感謝感謝です。<(_ _)>
昨年岩手山登頂をご一緒させていただいたmeikenさんが、焼走りからコマクサを見たいとおっしゃっていたので、毎年恒例となりつつある私のコマクサ見学は、meikenさんとのコラボ登山となりました☆
天気予報は曇り。我が家を出た頃も曇りでしたが、盛岡に着く頃には見事な快晴!
すっきりと姿を現した、久し振りに見る夏の岩手山♪
しかし、もともとコマクサ目的の今日の山歩き。
曇りなら、コマクサに集中してゆっくり歩けると思っていたのですが…。
予想外の展開に、山頂への気持ちがすこ〜し出てきてしまいましたf(^_^;)
私の到着がちょっと遅く、予定より10分遅れのスタート。
木漏れ日の気持ちいい樹林帯を進んで行きます。
それにしても…
長いorz
毎年1週ずつ早い時期に来ているのですが、今までは咲き終わっていた花々もまだ咲いていて、お花に詳しいmeikenさんとご一緒ということも手伝って、ついつい写真を撮ってしまいますf(^_^;)
第2噴出口跡までに、既に100枚弱…。
ようやく辿り着いた第2噴出口跡からの、下界の眺め!
今までで一番素晴らしい!!
そして、今年も来たよ、コマクサロード♪
meikenさんには、前を見ると辛くなるので、横を見て歩くことをオススメしました(笑)
なんだか急に登りが辛くなるのが、このコマクサロード。
私、コマクサが咲いていなかったら、絶対に無理だわ。
梅雨とは名ばかりのお天気に、砂礫地帯は歩く度に砂埃を舞い上げます。
しばらく歩くと、靴が埃まみれで真っ白!
カメラの液晶も砂埃だらけ!
最近クリーニングに出して、昨日引き取ってきたばっかりだったのに〜。
風が強くて、マクロ撮影ではブレるブレる…。
更に、崩れやすい足元で踏ん張る体勢の私は、全身プルプル…(泣)
長い長いコマクサロードを抜け、ツルハシの手前でおやつタイム♪
meikenさんにいただいたおやつセット(ありがとうございました!)で、空腹を満たします。
ここから小屋までも、長いのです。
ツルハシを過ぎて、私達を待っていたのは、シラネアオイロード♪
昨年は咲き残りがちらほらあって、それだけでも感動したものですが、今年はひたすら続くアオイロードに感動でした〜!
咲き終わっているものもありましたが、ほとんどがまだ花盛り♪
若い子に可愛い子がいっぱ〜いなんです♪
柳沢コースよりも遅いんですね。
同じく盛りだったのが、ヒロハユキザサ。
目立たないんですが(笑)
アオイロードの誘惑は、コマクサ以上でした(笑)
ようやくようやく辿り着いた平笠不動避難小屋。
既に12時半(笑)
本来なら、ゆっくりと昼食を取り、ゆっくりと花を愛でながら下山するところです。
本来なら。
しかし、昨年は真っ白でどこにあるかすら分からなかった、岩手山の山頂が、目の前に、ドーーーーーンとそびえているのです!
「あれ、呼んでますよね。岩手山は私達を呼んでますよね…。」
つーことで、I LOVE IWATESAN!!
呼ばれたら行くしかない!!
お昼を食べたら山頂アタックすることになりました。
見上げると、とても遠くに感じるのですが、登り始めて後ろを振り向くと、小屋が遠くに見えました。
これは、山頂まで行けるかも知れない!(いや、行けるんだけど…)
樹林帯を抜けると、崩れやすい道です。
振り向くと、平笠不動の岩、お花畑コース、そして鬼ヶ城からの裏岩手縦走路がよく見えます。
頑張って登る甲斐があります。
本当に素晴らしい、絶景でした!
お鉢が近づくと、イワウメの大群が迎えてくれました!
鬼ヶ城でも感動したけれど、こんなにモリモリと咲いているのは初めて見たので、感動でした!
お鉢に出ると、山頂はすぐそこでした。
ということで、meikenさんと共に、2度目の登頂!
ここまで、一人だったら来なかったでしょう。
本当に感謝です!!
山頂に着く頃から、青空だったはずの山頂付近にガスが掛かり始め、強い風に吹かれて、お鉢の中は白くなったり晴れたり…忙しいお天気です。
ガスが取れて、宇宙基地みたいな(妙高山のトンガリ具合が)お鉢の中が見える度、岩手山が火山だということを実感します。
ここからの鬼ヶ城は、ガスが流れていると絵になりますね。
1日撮影していたい気分です。
もう、帰るのが面倒になってきます。
後ろ髪を引っ張られながら、重い足を引きずりながら、下山を始めました。
時間が時間なので、極力止まらないようにして歩きました。
あ、でも、極力です(笑)
平笠不動避難小屋を過ぎて少し行ったところで、カメラのSDカード残量が少なくなったので、歩きながら交換しました。
そのカードには、先々週のデータが残っていたのですが、まだ残量があるのでそのまま撮影。
しかし、コマクサロードに出る頃には残り少なくなったので、前のデータを消そうとしたのですが…。
今日のデータを消してしまいました(>_<)
そういう操作をしたつもりはないのに、今日の分が消えるということは、過去にもあったので、すごく不思議に思っているのですが、ここでもやっちまいました。
とはいえ、アオイロードからツルハシ過ぎまでの、70枚分ほどの消失で済んだのは、幸いですかね。
残り1000枚以上ありますから…。
帰りは枚数が少ないとはいえ、レンズを変えたのでまた違う写真が撮れたはずですが…。どんまい。
第2噴出口跡からは、カメラはただの荷物。
ひたすらゴールを目指し、meikenさんとおしゃべりしながら歩きました。
炭酸が飲みたいというmeikenさんに感化され、私も頭の中は炭酸でいっぱい…(笑)
風呂上がりに一杯?それとも、まずは一杯?
それにしても、長い…orz
日が長いから、18時前の到着でも明るかったのでいいのですが、今日は11時間近くも山歩きしていたことになります。
下山後は焼走りの湯に行って、まずは炭酸を一杯♪
ゆっくりと岩手山を眺めながらお風呂に浸かりました。
湯上がりに、食堂で夕食と思ったら、なんと営業終了〜!
熔岩流ラーメン食べたかったよ〜(ToT)
残念…。
岩手山のコマクサ見たいなぁなんて思いながら
ヤマレコ見てたらさすがmeikenさん、Springさん
行ってましたねw
先日蔵王のコマクサを見に行ったんですが
コマクサの数が比になりませんね〜
羨ましい
meikenさん、Springさん、おはようございます。
コマクサ大分大きくなりましたね、やっぱり今頃からが見ごろなんですね、もう一度見に行きたくなりました
お天気も良かったようで、平笠から山頂を見ちゃうと、やっぱり行くしかないかなと思っちゃいますね、無事登頂で何よりです
コマクサもシラネアオイも見事ですね。
特にコマクサは小さくても存在感があって、じ〜っと見とれてしまいます。写真とても綺麗ですね。
お二人は実は歩行時間よりもしゃがんでいる時間のほうが長かったのではないかと心配しています
成り行きで山頂へ、というのもまた凄いです。よくある話ではありますが
蔵王のコマクサも素敵ですが岩手山のコマクサはもっと素敵です
是非是非訪れて見てください。まだまだ蕾も多いので見頃です。
岩手山は花の山なのでコマクサ以外にも楽しめますよ。
快晴よりは曇った方が小雨の日の方が美しく撮れそうです
私はこんなに大株のコマクサ初めて見ました。
昨年から見たいと思っていたので実際目にして感動です。蕾がまだ多かったのでしばらく楽しめます。
何回も訪れて紹介してくださ〜い
山頂は成り行きであってもアタックして良かったです
はい、しゃがんで写真撮っている時間が多かったかな〜
Springさんは私から見ればプロのカメラマン級なので
フォーカスする視点が面白いです。
mokkedanoさんに、平笠不動のロッククライミングお薦めしたいな〜
こんばんは☆
岩手山のコマクサ訪問は3年目ですが、毎年可憐な花を楽しませてもらっています。
宮城県人のくせに、蔵王のコマクサを見たことがないのですが、足腰が弱ってきたら、手軽に楽しめる場所も大切ですよね
コマクサを見るまでに、今回は3時間掛かりましたもの
でも、本当に素晴らしい群落ですので、ぜひ登ってくださいな
こんばんは☆
先日の情報を頼りに、期待をもって行って参りました!
年々少しずつ早い時期に登っていますが、コマクサの様子も、その他の花々の様子も違っていて、季節の移ろいを感じます。(逆行ですが…。)
そして、毎年歩く距離が長くなっています
一人では山頂まで目指せませんけどね。
オオバタケシマランは、登山道よりも低い斜面に生えていたので、結構苦労して撮ったんです。
が、苦労する前に、ちょろっと手を伸ばして撮ったものが、ナイスショットだったようです
ちなみに苦労して撮ったのは、ブレ気味でした
こんばんは☆
そうなんです!
いつものことなんですが、私はしゃがんでいる方が長いような気がします〜
でも、しゃがんだり立ったりも、かなり足に負担掛かるんですよ。
時にはものすごいプルプルな姿勢だったりもしますし。
でも、それが目的で山を歩いていますからね
コメント遅くなりました。
別コースで美女コラボ。
長い時間、山に滞在されて羨ましい限りです。昨秋も陽が落ちるまで歩かれておりましたね。お疲れ様でした。
コマクサの見事な表情、Springさんの演技、meikenさんのインタビューはコラボならではの撮影ですね。
コメントありがとうございます☆
再び岩手山での美女コラボとなりました
私がヘタレな上にすぐ写真を撮ろうと止まってしまうものですから、なかなか進まないのです。
岩手山のコースは長いから、急いで歩かないといけないんですけどね
ちなみに、meikenさんはインタビューされていたのではなく、お写真を撮られていたのです〜!
でも何となく、インタビューしているように見えちゃったものですから、勝手にコメントを付けちゃいました
岩手山は大きくて広い。
毎度毎度岩手山の偉大さを感じていますが今回もさらに岩手山の奥深さを感じました。
美女コラボ…美女はSpringさんですが私はアンチ美女です。
でも“若さ”に吸収されてしまいました
今回も長時間の歩きで帰りは足がもつれて大変でした。
体は気持ちほど強くないですね
それなのに、岩手山を超える長時間歩きで大朝日岳に行ってきました。
(レコアップしましたのでご覧ください
yamaya7さんのご家族の岩手山、楽しみにしていますね。
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