大河原峠から蓼科山周回
- GPS
- 06:00
- 距離
- 10.7km
- 登り
- 832m
- 下り
- 817m
コースタイム
天候 | 曇り後晴れ 無風・微風 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
雨後のため、将軍平と山頂の間と、将軍平から天祥寺原は岩石が滑り易く要注意だった。それ以外は危険箇所など特になし。登山道も明瞭。 |
写真
感想
折角の三連休だが天気が良くない予報が続き、山行は諦めモードだったが、中日の今日ならなんとか午前中は持ちそうだったので、蓼科山に出掛けてきた。結果的に行動中は雨に当たることはなく、むしろ晴れ間も見え望外に良い天気だった。以下に詳細。
5:04に大河原峠の駐車場に到着。途中の道中は野生の鹿を多数見た。駐車場はガラガラ。やはり天気があまり良くないことを知っていて、今日は山行を諦めたのかもしれない。食事と準備をして5:52に出発。気温が10℃台前半と低く、その上風もあって寒く、ジャケットを着て出発。登山道は昨日までの雨のためか湿っていて、岩や木の根が滑りやすい。注意して慎重に登る。出発後すぐ樹林帯に入り風を体に受けなくなるため、ジャケットを着ていると暑くなる。20分ほど歩いた後に脱いでザックにしまう。樹林帯歩きが続くため外界のようすはよく分からないが、ガスが濃くて景色は望めそうにない。これは本格的に大はずれの日かと思ったが、あらかじめ分かっていたことではあるので気にせずさらに進み、出発から1時間ほどで蓼科山荘に到着。朝食の準備中なのか、魚を焼くにおいが周囲に漂い、空腹を憶える。しかし山荘前のベンチで水分だけを補給して出発。この先は岩がゴロゴロしていて歩きにくい斜面。その上昨日までの雨で盛大に湿っている。慎重に進むしかない。標高を上げてもガスが濃くて、蓼科山頂ヒュッテ付近に到達しても状況は変わらず。それでも時折ガスが晴れるので期待しつつ山頂を目指す。するとガスが晴れてくるではないか。今日は終日ひょっとするとガスを予感していたが、そうではなかったようだ。南八方面や、南アルプスがよく見えるようになった。7:40頃に山頂に到着。広い山頂なので、どこが山頂なのかよく分からない。冬の訪問は定番となりつつあるが、無雪期の蓼科山は多分5年ぶり。少し前のガスがうそのように取れて眺望が得られるようになった。これは嬉しい。嬉しいついでに北アルプスが見えるところまで少し移動。先日登ったばかりの穂高などがよく見えた。こちらから穂高が見えるということは、穂高も少なくともガスはかかっていないようで、それほど悪い天気には見えなかった。見晴の良いところで座って休憩。風が通って少し寒いので、ジャケットを羽織って休み。ここまでほぼ水だけで登ってきたので、ここでようやくエネルギーを補給。あまり長く休むと先に進むのが億劫になるので、適当なところで切り上げて元に戻る。山頂付近はいつの間にか多くの人で賑わっていた。ヒュッテから降下を始めると続々と後続が登って来る。今から上がってくる人はガスを見ないで済んだ人だ。山荘まで降りてきて次は天祥寺原へ向かう。ここも下の方は岩がゴロゴロしていて歩きにくかった。下り切ったところで右手に向かわず左手に進む。天祥寺原から大河原峠まで比較的短時間で戻れるが、それではさすがに行動時間も歩く距離も短いので、右手に折れて池めぐりをすることに。この先は昼でも暗くてじめっとする土地を歩く。山荘から天祥寺原までは登山者をほぼ見なかったが、亀甲池に向かい始めてからは数パーティとすれ違った。それでも三連休の中日としては人出は少ないほうだと思った。やがて亀甲池を過ぎると双子池が見えてくる。池を囲うようにテント場が各所にあった。10:27双子池ヒュッテに到着。ここで座って休憩して水分と栄養を補給。ここで持参した食料はどちらもほぼ食べ尽くす。座っていると太陽が雲間から出てきてカンカン照りに近いような状態に成り、暑くて仕方なかった。双子池からは双児山までの緩い登り。標高差は200メートル以内程度なので楽勝だった。山頂に近付くと眺めが良くなる。この山の訪問は恐らく二度目だが、晴れていると大変気持ちよい。左手に蓼科山が見えるが、この時点で既に山頂付近はガスに覆われていて、全貌を眺めることはできなかった。天気が思った以上に良かったが、それでもやはりガスの移動は速かった。双児山での眺望を楽しんだ後は大河原峠まで降りるのみ。途中で駐車場が見えほぼ埋まっていることを理解する。山中で会った人は多くはなかったが、我々が出発した後に行動開始した人が多かったようだ。11:40に駐車場に戻る。10キロ程度の長さで半日程度のハイキングとしては適当だった。とにかく思った以上に天気が良くなったことが嬉しかった。
帰りの道路は佐久市内から内山峠まではコスモスが満開状態。走っても走ってもコスモスが見えた。山中の花はもう終わりだったが、車中からは延々コスモスが見られた。埼玉はまだ暑い日が多いが、信州は既に秋が来ているようだった。
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