記録ID: 204028
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無雪期ピークハント/縦走
奥秩父
両神山(納宮―楢尾沢峠―日向大谷―清滝小屋―両神山―八丁峠―納宮)
1994年05月02日(月) 〜
1994年05月03日(火)


- GPS
- 32:00
- 距離
- 20.6km
- 登り
- 2,219m
- 下り
- 2,218m
コースタイム
5/2 納宮―楢尾沢峠―日向大谷―七滝沢コース―産泰尾根―清滝小屋―両神山(往復)
5/3 清滝小屋―両神山―八丁尾根―八丁峠―坂本―納宮
5/3 清滝小屋―両神山―八丁尾根―八丁峠―坂本―納宮
天候 | 晴れ |
---|---|
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
納宮から楢尾沢峠への登りは標高差にして400mほどで、一時間ちょっとで登ったと思う。古い峠道だったが、最近どれだけ歩かれているのかは知らない。楢尾沢峠から日向大谷への下りは20分程度だが、一部道が崩れかかっている場所があったように思う。 日向大谷からは七滝沢コースを通った。沢をからみ、滝を見ながら行くコースだが、コースは比較的よく整備されていて不安はなかった。産泰尾根から清滝小屋までは下ってすぐだった。体力的に余裕があったので小屋についてから一人で両神山頂を往復したが、夕刻の頂上からはあちこちの岩峰が水墨画のように見え、なかなか風情があった。下りの途中、稜線にはヤシオツツジが鮮やかだった。 清滝小屋は新しく改装されていた。夜にはブッポウソウが鳴くのが聞こえた。小屋の主人が宿泊客に、「ブッポウソウ」と鳴くのは見て「ブッポウソウ」と思われていた鳥ではなく、「声のブッポウソウ」「姿のブッポウソウ」と分けて呼んでいると教えてくれた。 翌日は両神山頂から八丁尾根経由で八丁峠まで歩き、坂本を経由して納宮まで歩いた。八丁尾根は岩尾根で、鎖場の上下が大変だと聞いていたが、どうということはない道だった。坂本から納宮までは40分ほどで歩いたと思う。 |
感想
随分前に父親と両神山に登った折の記録です。
下から登ることにこだわって、納宮から楢尾沢峠を越えて一旦日向大谷に降り、七滝沢コースから登りました。
5月の連休中で、晴天でしたが人はそれほど多くなく、清滝小屋では小屋番の方から色々なお話を伺いました。
両神山は奥秩父に分類されることが多いですが、タケノコのように伸びた岩山の様子はむしろ西上州の山々の盟主と考えたほうがふさわしいのかもしれません。夕方、頂上に登って薄い靄の中に林立する岩峰群を見て、なるほどこれは名山だと思ったのを記憶しています。
翌日は日向大谷経由で下る父と別れて八丁峠経由で下りました。確かに鎖・梯子とありますが、恐ろしいような箇所は一切なく、拍子抜けしたのを覚えています。八丁峠からは上州二子山の登山口として知られる坂本に降り、納宮まで歩いて戻りました。地図で見ると途中に両神神社があるようですが、その時は降りてきた父親が待たなくてもよいようにと先を急ぎ、神社があることも気づきませんでした。
両神山には金山沢など、比較的容易な沢登りコースもあるので、新緑の時期か紅葉の時期にまた登ってみたいと思っています。
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