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Yamareco

記録ID: 2040553
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
奥秩父

清里〜飯盛山〜槍〜横尾山〜信州峠〜瑞牆山荘

2019年09月28日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
5
1泊以上が適当
GPS
07:44
距離
26.1km
登り
1,434m
下り
1,468m
歩くペース
とても速い
0.60.7
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
6:48
休憩
0:56
合計
7:44
6:05
10
スタート地点
6:15
6:16
5
6:21
6:21
29
6:50
6:56
62
7:58
7:58
20
8:18
8:22
5
8:27
8:31
20
8:51
8:51
25
9:16
9:22
15
9:57
9:58
15
10:13
10:13
18
10:31
10:37
2
10:39
10:45
29
11:14
11:33
20
11:53
11:53
24
12:17
12:17
82
13:39
13:42
3
13:45
13:45
4
13:49
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2019年09月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス 自家用車
<行き>
●クルマ:たかね荘 登山者用無料駐車場(30台程度)

<帰り>
●バス(山梨峡北交通):瑞牆山荘14:20発〜韮崎駅15:35着(2,060円)
●電車(JR中央線・小海線):韮崎15:58発〜清里16:51着(840円)
※バス時刻表
http://kyohoku.jp/路線バス/茅ヶ岳みずがき田園バス/運行時間(韮崎瑞牆線)-2/
 
コース状況/
危険箇所等
●たかね荘〜清里
たかね荘の登山者用無料駐車場から美し森までは遊歩道を進みます。
美し森駐車場から清里駅までは2.6kmほどの車道歩き。

●清里〜飯盛山
清里駅から平沢の先の登山口前は引き続き2.4kmほどの車道歩き。
1280m付近から登山道に入り樹林帯の中を緩やかに東屋まで登っていきます。
東屋の先に鹿柵ゲートがあり、ここから飯盛山までは樹林帯から抜けだし、
展望の良い道になります。

●飯盛山〜三ツ沢ノ頭
飯盛山から十文字峠まではしっかり整備されています。
十文字峠からしっかりした踏み跡は稜線の北を巻いていますが、
稜線を笹の藪漕ぎしながら辿っていきます。
踏み跡はうっすらあるところとないところがありますが、
三ツ沢ノ頭までは稜線に牧場の柵が立っていてそれに沿って進んでいきます。
足元は朝露でビシャビシャになりました。
三ツ沢ノ頭の手前で牧場の柵を越えて反対側に出るところがあります。
ここは柵に細工がしてありますので見逃さないように注意。
また、これ以外にも十文字峠のすぐ先と三ツ沢ノ頭の手前で、
有刺鉄線の柵を2箇所ほどくぐるところがありました。

●三ツ沢ノ頭〜信州峠
三ツ沢ノ頭から横尾山までの区間も笹薮のルートが続きます。
要所要所にはピンクテープがついていますが、
木賊ノ頭手前の分岐と豆腐岩の先が間違いやすいポイントです(どちらも間違えました)。
木賊ノ頭方面に進む方にしっかりした踏み跡とテープがついているため、
手前に分岐の分岐を見落としてしまいました。
豆腐岩も意識していないと北に延びる尾根に自然と引き込まれてしまいます。
稜線は豆腐岩を直角に曲がるように延びています。
また、この区間は笹薮に隠れた倒木が多くて足を引っかけないよう注意が必要です。
(思いっきり大きく前向きにダイブしてしてスネの傷が痛い…)。
ルート的には槍まで大きめにアップダウンした後は、緩やかな起伏を進んでいきます。
横尾山から先は一般登山道となり、良く踏まれた歩きやすい道が信州峠まで続きます。

●信州峠〜瑞牆山荘
信州峠から瑞牆山荘までは、およそ7.2kmの車道歩き。
信州峠から黒森上までは山梨県道610号原浅尾韮崎線を高低差270mほど下り、
黒森上から瑞牆山荘まではクリスタルラインを高低差300mほど登ります。
 
その他周辺情報 【温泉】
甲斐大泉温泉パノラマの湯(820円)

たかね荘の登山者用無料駐車場よりスタート
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たかね荘の登山者用無料駐車場よりスタート
美し森の遊歩道を進みます
美し森の遊歩道を進みます
周囲がひらけてくると美し森展望台です
周囲がひらけてくると美し森展望台です
森展望台より八ヶ岳
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森展望台より八ヶ岳
これから進む奥秩父方面に滝雲が見られました
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これから進む奥秩父方面に滝雲が見られました
駐車場まで下ります。八ヶ岳の裾野はほんとのびやか
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駐車場まで下ります。八ヶ岳の裾野はほんとのびやか
美し森駐車場から清里駅まで車道歩き
美し森駐車場から清里駅まで車道歩き
小海線の線路
清里駅に到着
天気いいじゃん
清里から平沢までは引き続き車道歩き
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清里から平沢までは引き続き車道歩き
路傍にはコスモスの花
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路傍にはコスモスの花
高原野菜。なんだろ?
高原野菜。なんだろ?
高原野菜と八ヶ岳
高原野菜と八ヶ岳
ようやく登山道へ
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ようやく登山道へ
整備された緩やかな登山道を登っていきます
整備された緩やかな登山道を登っていきます
東屋があるところで樹林帯から抜けだします
東屋があるところで樹林帯から抜けだします
鹿柵ゲートを通過します
鹿柵ゲートを通過します
鹿柵から先も緩やかに登っていきます
鹿柵から先も緩やかに登っていきます
飯盛山の山頂が見えました
飯盛山の山頂が見えました
気持ちいいね
飯盛山が見えました
飯盛山が見えました
この付近、こんな良いところだとは思いもよらずテンション上がりました
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この付近、こんな良いところだとは思いもよらずテンション上がりました
雲海に浮かぶ南アルプスが丸見え
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雲海に浮かぶ南アルプスが丸見え
山頂まであと少し!
山頂まであと少し!
遊歩道のような登山道
遊歩道のような登山道
山頂手前の踊り場的な三叉路
山頂手前の踊り場的な三叉路
飯盛山の形通り、三叉路からは少し斜度を上げます
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飯盛山の形通り、三叉路からは少し斜度を上げます
マツムシソウ
絶景を眺めながら
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絶景を眺めながら
飯盛山山頂に到着
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飯盛山山頂に到着
山頂より。八ヶ岳全部見え。左から三ツ頭〜権現〜赤岳〜横岳〜硫黄
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山頂より。八ヶ岳全部見え。左から三ツ頭〜権現〜赤岳〜横岳〜硫黄
山頂より。南アルプス。右から鋸〜甲斐駒〜アサヨ峰〜北岳〜鳳凰三山。左奥はうっすら笊か
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山頂より。南アルプス。右から鋸〜甲斐駒〜アサヨ峰〜北岳〜鳳凰三山。左奥はうっすら笊か
山頂より。富士山と右に金ヶ岳
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山頂より。富士山と右に金ヶ岳
山頂より。金峰山と瑞牆山と小川山。手前はこれから進む中央分水嶺
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山頂より。金峰山と瑞牆山と小川山。手前はこれから進む中央分水嶺
山頂より。北側の眺望。手前は飯盛山展望台(平盛山)と奥に浅間山
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山頂より。北側の眺望。手前は飯盛山展望台(平盛山)と奥に浅間山
山頂より。最奥が御座山。手前の鋭鋒の左が男山、右が天狗山かな
山頂より。最奥が御座山。手前の鋭鋒の左が男山、右が天狗山かな
飯盛山は標高は低いのに360度遮るものがない驚きの大展望。空も広い
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飯盛山は標高は低いのに360度遮るものがない驚きの大展望。空も広い
さて、先に進みます(photo komemame)
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さて、先に進みます(photo komemame)
牧場の柵。開けたら閉める
牧場の柵。開けたら閉める
1643の飯盛山展望台(平盛山)より。八ヶ岳
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1643の飯盛山展望台(平盛山)より。八ヶ岳
浅間山と眼下に野辺山宇宙電波観測所
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浅間山と眼下に野辺山宇宙電波観測所
飯盛山はこちらから見るとまさに大盛りのゴハン!
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飯盛山はこちらから見るとまさに大盛りのゴハン!
(photo komemame)
南ア(ptoto komemame)
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南ア(ptoto komemame)
中央分水嶺を信州峠に向かいます
中央分水嶺を信州峠に向かいます
良い眺めです
右から金峰山〜瑞牆山〜小川山。手前左が槍から横尾山
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右から金峰山〜瑞牆山〜小川山。手前左が槍から横尾山
思ったよりも天気がよくてよかった
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思ったよりも天気がよくてよかった
十文字峠まで緩やかに下ります
十文字峠まで緩やかに下ります
十文字峠まではしっかりした道でした
十文字峠まではしっかりした道でした
十文字峠からは笹薮の中を進みます
十文字峠からは笹薮の中を進みます
トリカブト
三ツ沢ノ頭まで笹薮の中を登り返します
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三ツ沢ノ頭まで笹薮の中を登り返します
笹に覆われていますが、道型はなんとなくあります
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笹に覆われていますが、道型はなんとなくあります
ノコンギク
牧場の柵に沿って進みます
牧場の柵に沿って進みます
途中の1656に到着
1656より。振り返って飯盛山と八ヶ岳
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1656より。振り返って飯盛山と八ヶ岳
1656から先は笹とススキの大海原
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1656から先は笹とススキの大海原
この辺り道型はほとんど消えてますが、柵に沿って進めば問題ありません
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この辺り道型はほとんど消えてますが、柵に沿って進めば問題ありません
笹の海に先に雲海と南アルプス
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笹の海に先に雲海と南アルプス
笹とススキの藪漕ぎ。足元はビシャビシャ
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笹とススキの藪漕ぎ。足元はビシャビシャ
八ヶ岳と手前に飯盛山
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八ヶ岳と手前に飯盛山
(photo komemame)
三ツ沢ノ頭の手前で牧場の柵を越えて反対側に出ます。隠し扉のようになってます
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三ツ沢ノ頭の手前で牧場の柵を越えて反対側に出ます。隠し扉のようになってます
そして次は有刺鉄線を越えます
そして次は有刺鉄線を越えます
この辺りが三ツ沢ノ頭。標識などはありません
この辺りが三ツ沢ノ頭。標識などはありません
三ツ沢ノ頭は東西に長くのっぺりした山頂
三ツ沢ノ頭は東西に長くのっぺりした山頂
三ツ沢ノ大ダル(二ツ山峠)への下り
三ツ沢ノ大ダル(二ツ山峠)への下り
この区間は笹薮に隠れた倒木が多く、足を引っ掛けて思いっきり大きく前にダイブ
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この区間は笹薮に隠れた倒木が多く、足を引っ掛けて思いっきり大きく前にダイブ
三ツ沢ノ大ダル(二ツ山峠)から槍への登りは、一部薮が濃いところもありましたが…
三ツ沢ノ大ダル(二ツ山峠)から槍への登りは、一部薮が濃いところもありましたが…
赤リボンがしっかりついているので迷う心配はないかな
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赤リボンがしっかりついているので迷う心配はないかな
槍に到着
小さな標識もありました
2
小さな標識もありました
槍より。瑞牆山と金峰山
2
槍より。瑞牆山と金峰山
槍より。富士山
槍から豆腐岩に向かいます
槍から豆腐岩に向かいます
引き続き足元は笹
引き続き足元は笹
この日の富士山は終始霞み気味
2
この日の富士山は終始霞み気味
まんまと間違えて木賊ノ頭方面に進んでしまいました
まんまと間違えて木賊ノ頭方面に進んでしまいました
木賊ノ頭より。金峰〜瑞牆〜小川山。手前が横尾山かな
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木賊ノ頭より。金峰〜瑞牆〜小川山。手前が横尾山かな
四角い岩が見えてきました
四角い岩が見えてきました
ここが豆腐岩。このあと再び道を間違えます
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ここが豆腐岩。このあと再び道を間違えます
正しいルートに復帰しましたが、この付近もルートは薮に覆われてました
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正しいルートに復帰しましたが、この付近もルートは薮に覆われてました
豆腐岩から横尾山までは小さいピークをいくつか越えていきます
豆腐岩から横尾山までは小さいピークをいくつか越えていきます
正面に横尾山(見えているのは肩)
正面に横尾山(見えているのは肩)
山頂まであと少し!
山頂まであと少し!
横尾山に到着
山頂より。金ヶ岳。左奥に富士山
山頂より。金ヶ岳。左奥に富士山
横尾山からひと下りするとススキの海
横尾山からひと下りするとススキの海
瑞牆山が近づいたな
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瑞牆山が近づいたな
ススキの海の先に金峰〜瑞牆〜小川山
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ススキの海の先に金峰〜瑞牆〜小川山
ススキの海からさらにひと下りすると…
ススキの海からさらにひと下りすると…
やがてルートは平坦になります
やがてルートは平坦になります
鈴なりのトリカブト
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鈴なりのトリカブト
快適なハイキングコース
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快適なハイキングコース
信州峠に到着
信州峠の北側は長野県川上村
信州峠の北側は長野県川上村
南は山梨県北杜市です
南は山梨県北杜市です
さて、ここから瑞牆山荘までは再びの車道歩き
さて、ここから瑞牆山荘までは再びの車道歩き
いちおね
瑞牆山と金峰山
黒森上からの登り返しがツライのね
黒森上からの登り返しがツライのね
瑞牆山荘に到着
ご褒美のソフトクリーム
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ご褒美のソフトクリーム
バスで韮崎駅へ
韮崎から小渕沢まで中央本線で、小渕沢から清里までは小海線で戻ります
韮崎から小渕沢まで中央本線で、小渕沢から清里までは小海線で戻ります
清里駅で電車を見送ります
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清里駅で電車を見送ります

感想

いつかは歩かないとな、と思ってた奥秩父と八ヶ岳を繋ぐ中央分水嶺。
実はこの区間、車道歩きも長いしあまり期待しておらず、
天気がビミョーな時の候補の一つとして考えていたところに
天気が難しい週末がやってきました。

行ってみると予想のはるか斜め上を行く素晴らしさ。
天気が思ったよりもよかったこともあると思いますが、
飯盛山付近の開放感に驚き、
十文字峠から横尾山までの藪漕ぎと適度なルーファイを楽しみ、
横尾山まで出会った人も飯盛山付近でひと組のみと静けさの中で秋を感じました。

信州峠から小川山まではホントは忠実に稜線を辿りたかったのですが、
バスと電車を使ってのクルマを回収で時間的に厳しく、
信州峠から瑞牆山荘は車道歩きになりました。
この区間はまたの機会に行きたいな。

これで高尾から美ヶ原までがつながりました。パチパチ。
 

すっかり秋めいた空気の1日。
歩けば汗はかくけど、冷たすぎない風が気持ちが良い。
天気も良くなさそうだし車道歩き多いし、ひたすら歩く感じかなぁと思いきや、
思っていた以上の青空が見られました。
飯森山から先はあんまり歩かれていないようで、やぶやぶがすごい。
でも背の丈ほどの藪漕ぎも、カラッとしているから歩きにくさも半減、歩きやすい。
この季節に来たのもよかったのかな。でも冬も良さそうです。

車道歩きのあとのソフトクリーム、懐かしのバニラ味美味しかったなぁー。

おしまい。

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