ニペソツ山 幌加温泉コース（プチ遭難体験）

2019年09月29日(日) [日帰り]

• GPS: --:--
• 距離: 22.2km
• 登り: 1,768m
• 下り: 1,768m

コースタイム

日帰り

• 山行: 12:30
• 休憩: 0:50
• 合計: 13:20

5:00 幌加温泉登山口
5:10 5:20 幌加コース登山道取付
6:10 6:10 三条沼
7:30 7:30 幌加コース6.5km地点
8:30 8:30 1662m峰
9:20 9:20 前天狗
9:30 9:30 天狗平
9:50 9:50 天狗岳
11:10 11:40 ニペソツ山
13:00 13:00 天狗岳
13:20 13:20 天狗平
13:40 13:40 前天狗
14:30 14:40 1662m峰
15:30 15:30 幌加コース6.5km地点
16:20 16:20 三条沼
18:00 18:00 幌加コース登山道取付
18:10 18:10 幌加温泉登山口
18:20 ゴール地点

幌加温泉コースがこんなに登りやすく整備されたのは上士幌地元の方の整備によるおかげだと思い感謝いたします。笹も狩られており再度ニペに会えて感動です。

天候

午前中　快晴、　午後　曇　一時雨　　

アクセス

利用交通機関：

自家用車

国道273号線三国峠側から来ると幌加温泉看板を右折しすぐ、右側にニペソツ登山口看板があります。帯広側からは逆で左折となります。道中、鹿、キツネがでますのでご注意！
ゲートのある登山届場所横に駐車場があります。（距離表示山頂まで12.5KM）
この場所より悪路、SUVであれば全く問題なし、奥へ走行します。
私はエクストレイル4WDにセットして問題なし時速15〜10程度で10分ぐらいで奥の駐車場につきます。山頂まで10.5KMとなります。(2キロ位短縮出来ます）

コース状況／危険箇所等

登山口より三条沼付近まで泥だらけです。
ゲイターは装着が良、靴の汚れは気にせず泥が靴中へ入らぬ程度に・・・
以前の16の沢コース合流地点となる前天狗手前の急登が3連続します。
ロープを使い慎重に登ります。
心拍数が上がるのはここと最後のニペ取り付きの急登です。

その他周辺情報

幌加温泉ー登山口より右に少し行くとあります。
　　　　　　

写真

9/29 5:21

5時に奥駐車場にて準備（カメラ時刻20分狂ってます）
5：20に登山開始　一応ヘッデン着（いらなかった）

9/29 5:41

渡渉は3箇所、ピンクテープをたどれば問題なし

9/29 6:15

表示は登山届けで箇所からの表示
実際は2キロ引いて1，5キロ

9/29 6:35

三条沼迄・・普通に50分〜1時間位

9/29 6:35

三条沼過ぎた辺りより急登がが数箇所

9/29 7:17

過ぎると平坦な気持ち良い用森の中を進みます。

9/29 7:17

1時間以上森を進みます。
1人だと少し不気味かも（熊が・・）

9/29 7:51

ニペソツの展望台からはこれから登るニペ様と天狗岳が見る。

9/29 8:28

前天狗為の急登前のニペソツ展望台前後の1662m峰近辺は、はい松と根っこで歩きにくいですね。（通称シャクナゲ尾根）

9/29 8:31

ここで気合入れ直し休憩
前天狗手前の急登、ロープを使う急登が3箇所あります。
中央左側の岩場でナキウサギが何匹か見れました。

9/29 8:48

荒らされてないのか東ヌプカよりかなり太チョでした。
エサが豊富なせいかな？

9/29 9:19

急登、登った看板　あと3キロ
ここから壮大な山々の絶景180度のパノラマです。

9/29 9:20

天気に恵まれ　十勝連峰、トムラウシ、化雲岳、大雪山すべて見渡せます。道中、ウペペ、オッパイ、雌阿寒。阿寒富士、雄阿寒、斜里？、石狩、音更山見渡せる絶景です。

9/29 9:38

そして、16の沢と同じニペドーーン、皿にのってます。
頂きます。

9/29 10:27

何度にてもカッコイイー
憧れの山ー

9/29 10:30

いよいよ最後の急登、ニペ取り付き1時間かなー

9/29 11:38

4年ぶりトウチャコ

9/29 11:39

振返りきた道、天狗岳も前天狗もかっこいい

9/29 13:43

登頂後より仲間より股間痛みが出始めたとの事
この時はまだ12時前に付き余裕で休みながらの下山とする。

9/29 13:47

テン泊場所前のトイレブース
かなり股関節の痛みが増したため登り前で多めに休憩とする。
追い討ちをかけるように雨が降りだす。

9/29 14:04

前天狗をすぎた。下山の急登箇所、励まし急登をなんとか下り、休む。

9/29 14:55

ニペソツ展望場所より森迄がすごく長く感じながら
三条沼までいけばなんとかなると励まし進む。
この時点でたぶん我々以外は下山してると思われる。

9/29 16:36

三条沼へ何とか到着、後は暗くなってもヘッデンでいけるからとホッとする。これが油断でした　詳細は以後の反省点へ

撮影機器：

α NEX-5T SONY

感想

hidetti0306

アクシデントによりメンバーが下山に歩行に股関節の痛みが発生、三条沼までいけばなんとなると思い励ましながら下山しました。
なので下山からの三条沼以降の写真はありません。

三条沼で16：30となりほっとしたのが油断でした。登りはペースも早く登りペースタイムで考えていたのが間違いでかなりの時間がかかり日暮れ・・・

渡渉を迎える頃はすっかり暗闇となり、3回のうちの最後の渡渉場所を間違えて古いピンクテープへ向かい、登山道を探すこと20、30分みあたらず頭は真っ白、ピパークと残りの食料とツェルトの用意、携帯は電波届かず状態・・・
走り回るとガケもありこうやって滑落・遭難が頭をよぎりました。
最悪「川に沿って下るか？」となった時に

冷静になれよーーと言い聞かせ
こんな時は間違った場所へ引き返せと「田中陽気がいってたな〜〜」？

渡渉前の地点へ戻りやっとの思いで別のピンクテープを発見
「おーーーい」こっちだよーー
と半信半疑で下山開始

早出、早下山と長距離登山は日の入りの遅い時期の選択、翌日が休日であるとこ、
なによりも同伴者の体調、休憩、体力をよく考える事と登山家でもないのだから
安全で楽しく余裕をもって登ることできる山の選択の大切さを身にしみた登山でした。

今回は代表写真は頂上より「無事下山」の登山口・下山口が大切なものだった。

ニペソツ山が辛い山になってしまった事を詫びたメンバーが冗談で返してくれた言葉が救いです。

ニペはまた思い出深い山となりました。

コメント

mikuri

お疲れ様でした
hidetti0306さん、初めまして、mikuriと申します。
同日、ニペソツ山へ登りました。車を隣へ駐車した者です。
ちょうどナッキーを一緒に見ていたのではと。
ヤマレコユーザーさんだったのですね。
私も下山時に暗闇の中、登山道をロストした経験があり、とても不安であったお気持ちよく分かります。
強風に雨にも当たったとあれば、不安は大きなものでしたよね。
そのような状況下で冷静に行動され、ご無事に下山されまして良かったです。お疲れ様でした。

hidetti0306

Re: お疲れ様でした
ナッキーゾーンで少しお話させてもらった３人組です。
お疲れ様でした。半べそで下山できました。
mikuriさんだったんですね。どうりで健脚で登りも、下りもはやかったーー
私は何度かmikuriさんのレコ拝見させてもらってます。
山スキーもやってるんですよねー　凄いなー
私も山スキー一式揃えたのですが、納戸に埋まってます。
今年こそ挑戦してみようかなー
今後も参考にさせて頂きます。よろしくお願いします。

mikuri

Re[2]: お疲れ様でした
同行者さんの脚の調子は大丈夫でしたでしょうか。
身体の不調等は、誰にでも起こり得る事ですからね…

そういえば、ヤマレコマップは起動されていましたか？
予めダウンロードしておいたログから外れると、物凄く警告してくれますよ。

hidetti0306さん、山スキー揃えられたのですね。
北海道の冬は山スキーが最高に楽しいですよ
埋めておくなんてもったいないのでぜひぜひ

hidetti0306

Re[3]: お疲れ様でした
もうすっかり治りよくなったようです。
プチ遭難も笑い話しにできるようになりました。
当時は気が動転してしまいましたが・・

スキーは今シーズンはゲレンデから練習し直してみます。
ありがとうーーー

ヤマレコマップ？やってみます。
（出張より戻り返信遅くなりました）