Vルート / 駿河小山-世附峠-湯船山-三国山-ヅナ峠-FSW
- GPS
- 09:41
- 距離
- 21.6km
- 登り
- 1,585m
- 下り
- 1,268m
コースタイム
※不老山南峰で周辺を散策した時間の7:44-8:17(33分間、歩行1.9km分)はGPSデータをカットしています。
・バス移動
富士スピードウエイ西ゲート15:57-ふじみセンター16:18
天候 | 朝8時ぐらいまでは曇り 以降は雨 時折 強く降る 湿度は100%に近く、非常に不快 ■気温 小山公園駐車場22.3℃、不老山南峰19.8℃、世附峠19.5℃、湯船山19.1℃、明神峠18.8℃、三国山18.1℃、ヅナ峠19.6℃、富士スピードウエイ西ゲート21.6℃ |
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過去天気図(気象庁) | 2012年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
小山公園駐車場 いつでも駐車できます(早朝利用可能) マップコード:434 089 730*88 ※近隣のふじみセンターの駐車場は、早朝、夜間は駐車できませんので注意して下さい。 ■富士スピードウエイ西ゲート からはバスを利用しました。 冨士霊園 発 駿河小山駅 行きが利用できます。 上記の駐車場に車を置いた場合、ふじみセンターで下車します。 http://bus.fujikyu.co.jp/line/jikokuhyo/08.html/ ※基本的に土日祝のみの運行ですが、1-2月は日曜祝日のみの運行になりますので注意が必要です。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
■沿面距離 GPS元データの沿面距離は、22.4kmです。 ■小山公園駐車場-金時公園(遊歩道)-林道-不老山南峰 特に危険な所はありません。 ■不老山南峰-ヅナ峠(富士箱根トレイルの一部区間) 特に危険な所はありません。 ■ヅナ峠-林道-富士スピードウエイ西ゲート Vルート(バリエーションルート)だと思います。 2009年版「山と高原地図 28 丹沢」には、実線も破線も記載がありません。 2012年版では、破線も記載があるらしいのですが、我々の通ったルートと異なるようで、たぶん地図が間違っているのだと思います。 登山道は木で路が塞がれていたり、崩落、一部区間の道の欠落がいくつかあります。 我々は初めてのルートでしたが迷わず何とか通行できましたが、自分たちが初心者だった頃は道迷いした可能性が高いと思いました。十分注意して下さい。 ペイントや、ピンクのテープが木に巻きつけてありますが、踏み跡は少ないです。 富士スピードウエイ西ゲート-ヅナ峠の指道標はいくつかあります。 ヅナ峠からは、富士スピードウエイ西ゲート以外の目的地はでお勧めできません。 ※地形図で見ると、富士スピードウエイ西ゲート以外への目的地にルートがあるような記載なのですが、森林管理用と思われ、指道標はありませんのでお勧めしません。 このルートでは、不老山南峰-ヅナ峠の区間で富士箱根トレイルを利用しています。 富士箱根トレイルは、金時山から富士山須走口5合目までの登山道です。 http://www.fuji-oyama.jp/fujihakone/index.html ■重要 小山町内や付近の林道、登山道は台風などの影響で崩落していて通行止めになっていることがありますので、必ず事前に調べてから出かけてください。 丹沢湖ビジターセンター http://www.kanagawa-park.or.jp/tanzawakovc/climbing.html 富士箱根トレイル http://www.fuji-oyama.jp/fujihakone/index.html |
写真
感想
梅雨の最中、今週は土日とも雨の予報。
しかたなく遠出はやめて、比較的近場へ雨天訓練に出かけました。
夏に丹沢に来ることはまず無いので、例外の山行です。
※静岡県 駿東郡 小山町の御殿場線、駿河小山駅近くからの出発ですが、山域は丹沢です。
スタートの「金時(きんとき)神社」(←小山町は「坂田の金時=金太郎さん」ゆかりの地)では地元の方たちが集まってラジオ体操の準備中。
奥様に声をかけたら、「ハチや熊がいるから気をつけて。有線で熊が出るって言ってたから。」
との情報。
「鈴持ってる?」など、他の奥様からも「気をつけてね」と心配そうなお声がけが。
「なにもこんな日に山登らなくても…」って思われたんだと思います(笑)。
さすがに湿度が高く、気温も20℃前後で、出だしから辛いハイキングとなりました。
不老山へ登る途中の道は、昨年訪れた際はかなり崩落していたのですが、かなり修復が進んでいました。
不老山は「サンショウバラ」で有名な場所。
しかし花は6月下旬まで、すっかり終わり、わずかに花びらが落ちているのをみつけたくらいでした。
その代わり(?)山はそろそろキノコが目立ってきましたね。
有用な菌はまったく見なかったのですが、毒キノコや食べられないものはアレコレ見つけました。
たとえ毒キノコでも、発見するとなんだか嬉しくなってしまうのは私だけでしょうか(笑)?
今日は悪天候で眺望は期待できないし、花も終わっているだけに、すれ違いは皆無だろうと思っていたのですが、男性1人、女性3人の1パーティにお会いしました。
いやー物好きはいるもんですね(我々もですね)。
ビショビショになりながらも森林浴を楽しみました(カエルを何度も踏みそうになりながら 笑)。
不老山、湯船山は針葉樹がちで暗いところが多いのですが、三国山近辺はブナや広葉樹が多く、なかなか広々として気持ちがいいところでした。
下山後はバスで小山町に戻る予定なのですが、最終休憩地点でバスの時間を確かめてビックリ!
最終バスの時間にカツカツなことが判明。
それまで高温高湿でチンタラ歩いていたのに、いっきにパワー全快!
ものすごい勢いで下山しました。
「火事場の馬鹿力」を実感した次第です。
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
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ちょうど持っていたので見てみました。
ヅナ峠から南へのルートが「登山コースでない小道」として破線で載っています。
ただ、写真18の位置から南南東の方面にルートが延びています
(↑の地図だと東富士カントリークラブのマーク方面)。
写真18からのmikipomさんの通ったルートですと、送電線を現す線が記されていました。
あと、気になって1/25000地図をネットで見てみましたが、こちらも道が記されていました。
http://watchizu.gsi.go.jp/watchizu.html?longitude=138.911152776&latitude=35.398164831557
ご参考になれば。
empresarioさん、確認ありがとうございます。
私の持っていった地図のうち、2009年版「山と高原地図 28 丹沢」の写真を載せておきました。
2012年版では破線ルートの途中、980m付近から812mピークを経て東富士CCの東側に出るような破線の記載があるのですね。
最初はそういうルート計画だったのですが、指道標は見当らなかったですし、テープ、ペイントもありませんでした。
私達は、980m付近から送電線に沿って東富士CCの西側に出ています。
いずれにしても要注意なルートですね。
ありがとうございます。
mikipomさん、こんにちは!
このVルートは以前から気になっていました。
しかし、ヤマレコや他のサイトにあまり記録がなく、
バスの本数も少ないため歩く機会がなく…。
以前(多分2009年ごろ)、ヅナ峠には富士スピードウェイを
指し示す道標はなく、うっすらと踏み跡があるだけでしたが、
小山町が公式なハイキングコース(富士箱根トレイル)として
整備したのに伴ってエスケープルートになったようで、
ヅナ峠の道標に富士スピードウェイへの案内が加わりました。
地図で見ると標高980m付近から東側への破線ルートがあるので、
エスケープルートもきっとこの破線沿いにあるのだろうと
勝手に予想していましたが、東富士CC西側へ続いているのですね。
これを知っていると知らないとでは、エスケープルートとして
使うときに心構えが全然違うと思います。
貴重な情報をありがとうございます。
それから送電線についてですが、湯船山南陵で惑わされまくった
ことがあります。地図に載っているが正解とは限りませんね。
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-94473.html
こんな物好きなVルートの記事にコメント頂きまして嬉しいです。
しかも...このあたり良く歩いてらっしゃるのですね。
ええ、そうなんです。
ネット上に殆ど記事が無く、存在した記事も、実際のルート(GPS)がどうなのかは書いてありませんでした。
http://www.t-hi.jp/?p=31383
2012.05.26 【立山・大洞山・三国山・ヅナ峠・富士霊園】報告
「ヅナ峠から富士霊園・スピードウェイに降りるコースは、送電鉄柱から林道に降りる途中区間が、崩落等と伐採作業の影響を受け、普通に歩ける状態ではありません。4月末と1週間前に、下見しましたが、その都度、道の姿が変わり、今回は特にひどい状態でした。雨があると様相が変わるようです。」と書いてありますね。
最終バスの時刻には本当に焦りました...
バス停前では、富士霊園関係のお客さんを乗せた帰りでしょうか、タクシー空車も何台か通過しました。その日はたまたま、バスを逃したとしてもタクシーを拾えたと思いますが、駅までタクシーに乗ったら3500円ぐらいかかったと思います。
ヅナ峠から下るこのルート、火山灰の砂で、ズズっと滑って、なかなか面白いです。
登りだと蟻地獄なんですが。
melonpanさん御指摘のとおり、送電線の件もそうですが、地図が常に正解と考えてはいけませんね。
コメントありがとうございます。
この山行記録にコメントしてから11年が経ち、昨日、やっとヅナ峠〜富士スピードウェイのバリエーションコースを歩いてきました。
崩落地では工事が進行中で、対岸へ渡る適切な場所を見つけるのにちょっと苦労しました。出発前にこの山行記録を読み直しておいたお陰で、現地で送電線の位置に注意して、進むべき道を見つけることができました。
私の山行記録に、昔(2010年頃)小山町が発行していた富士箱根トレイルのパンフの画像を載せました。パンフには「c(写真18、1つ前の写真)から送電線に沿って東富士CCの西側に出た」道が載っていました。
また、写真18の指導標はなくなっていました。(少なくとも見つけられなかった)
参考にさせていただき、助かりました。ありがとうございます。
11年も温めていた山行、お疲れ様でした!
あまりにも遠い記憶で、あの頃は若かったなという思いしかないのですが
あのエリアは崩壊箇所が多いので、そのような感じになっていたんですね〜
長年の宿題が終わってよかったです。お疲れ様でした〜
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