霧ヶ峰。秋の高原でゆるハイク

2019年10月05日(土) [日帰り]

• GPS: 05:26
• 距離: 12.7km
• 登り: 444m
• 下り: 446m

コースタイム

日帰り

• 山行: 4:00
• 休憩: 1:23
• 合計: 5:23

10:32 車山肩駐車場
10:34 11:03 車山肩分岐
11:40 11:40 車山山頂
11:41 11:48 霧ヶ峰
11:56 11:57 車山高原リフト山頂駅
12:09 12:10 スヌーピー岩
12:45 12:54 南の耳
13:06 13:06 北の耳
13:25 13:27 男女倉山（ゼブラ山）
13:45 13:45 ゼブラ山・蝶々深山分岐
13:49 13:49 鎌ヶ池キャンプ場跡
13:57 13:57 鎌ヶ池
14:10 14:10 八島湿原
14:34 15:06 ヒュッテみさやま
15:22 15:22 沢渡
15:47 15:49 車山肩分岐
15:55 ゴール地点

コースタイムには、コロボックルヒュッテの昼食時間とヒュッテみさやまでのお茶タイム1時間程度を含んでいます。

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

車山肩の駐車場に車を駐め、コロボックルヒュッテで早めの昼食後、車山から反時計回りに八島湿原を周り、ヒュッテみさやまでお茶ののち車山肩に戻りました。車山高原スキー場の駐車場は外車イベントがあったようで満車でしたが、ニッコウキスゲの時期には混雑する車山肩の駐車場はオフシーズンで、比較的空きがありました。

コース状況／危険箇所等

危険箇所はありませんが、浮き石や模擬樹木の滑りやすい階段には注意しましょう。山彦谷南の耳から北の耳に下る斜面は、短時間ですが急で滑りやすいです。ゼブラ山から八島湿原は笹で道が分かりにくくなっていますのでピンクテープや踏み跡に注意しましょう。

花はリンドウやマツムシソウ、トリカブト、ワレモコウはかなり残っていますが、ヤマラッキョは僅か、ナデシコやコウリンカ、ウメバチソウ、イブキジャコウソウは撮影するに忍びない状態、あったら嬉しかったアサマフウロやハナイカリ、コゴメグサは終了していました。

写真

10/5 10:40

台風一過のピーカン予報なのにゆるハイク、まずは色付く湿原見下ろすコロボックルヒュッテ

10/5 10:41

念願のボルシチ、サイフォン珈琲もまいうー♪

10/5 11:05

早めの昼食で満腹になりながらも、まずはあちこちで咲くリンドウのブーケに迎えられます

10/5 11:06

あちこちで咲いていたヤマハハコ

10/5 11:08

マツムシソウも草原ではまだまだたくさん咲いていました

10/5 11:09

ちょっと上がっただけで北アルプスの険しい峰々、槍穂が見えると簡単に感動してしまうグンマー県民

10/5 11:09

乗鞍はスカイラインがきれいですね

10/5 11:13

色付く草原のうえに鎮座する槍穂、晴れててよかった！

10/5 11:13

先ほどまでいたコロボックルヒュッテは森のなか、お泊まりもしてみたいなぁ

10/5 11:19

中央アルプス、左手に空木岳、右手に木曽駒ヶ岳

10/5 11:19

ボリューミーな御嶽山、神々しいなぁ

10/5 11:26

青空に浮かぶススキ

10/5 11:33

左手から編笠山、富士山、毛無山

10/5 11:34

堂々とした南アルプス、左手から鳳凰三山、きれいな三角錐は甲斐駒ヶ岳、右の親指立てたみたいなのが北岳、ちょっと離れてボリュームのある仙丈ヶ岳

10/5 11:34

八ヶ岳全貌、こんなにはっきりくっきり見たのは初めてかも

10/5 11:34

八ヶ岳アップ、赤岳と阿弥陀岳はとんがってますね

10/5 11:36

振り返ると色付く八島湿原、これから歩きますよ

10/5 11:40

車山のドームが近く付きます

10/5 11:42

山頂には二等三角点

10/5 11:44

四方に御柱が建つ車山神社、奥には蓼科山と横岳

10/5 11:45

八ヶ岳と南アルプスに挟まれた富士山、神々しいです

10/5 11:46

御柱の建つ天空の社にお参りしました

10/5 11:47

北の方には浅間山、左手から篭ノ塔、黒斑、前掛山のある本峰

10/5 11:52

左手には四阿山から志賀高原あたりの山並みが見渡せます

10/5 11:47

リフトで上り下りできるので、普段着の人たちが大勢上がってきます

10/5 11:49

先ほどは見えなかった北アルプス中央部、大天井岳から餓鬼岳、立山大汝山、鉢木岳あたりまでが一望できます

10/5 11:50

さらに右手、美ヶ原のアンテナ群の左側にふたつの耳が目立つ鹿島槍ヶ岳も

10/5 12:07

リフトに沿って下りると残り少ない花はノコギリソウ

10/5 12:10

車山乗越の分岐は右折します

10/5 12:41

辛うじて残るハクサンフウロ、葉っぱは色づき始めているというのにね

10/5 12:43

色の濃いリンドウの花

10/5 12:45

ちょっと登ると山彦谷南の耳

10/5 12:57

急な斜面を下りるとトリカブトが咲き残っています

10/5 13:04

再び登り詰めるとケルンあり

10/5 13:05

山彦谷北の耳に到着です

10/5 13:08

草原のなかでポツポツと残るヤマラッキョウ、今年初めてのご挨拶

10/5 13:25

再びの登りはゼブラ山

10/5 13:29

下山路にはトリカブトの群生地がありました

10/5 13:30

花も気持ち大きいように思えます

10/5 13:40

リュウノウギクかな

10/5 13:49

青空にもの悲しいマユミの実

10/5 13:52

目当てだったアサマフウロは完全に紅葉モードでした（＾＾；

10/5 13:52

ハバヤマボクチのデカい実

10/5 13:53

ワレモコウと玉ボケ

10/5 13:56

光る水面、秋本番はもうすぐです

10/5 13:56

色付く湿原

10/5 13:59

トースト状のいい色目です

10/5 14:02

丈のあるリンドウはエゾリンドウかな

10/5 14:06

ススキの木道歩き、暑くもなく寒くもない気持ちのいい秋の日です

10/5 14:08

一日中眺めていたい光景

10/5 14:11

また一輪だけ咲き残りのハクサンフウロ、この木道沿いはあと1か月早ければタチフウロにアサマフウロと3種類のフウロが咲きます

10/5 14:13

色付く黄葉、日差しが透けて光っています

10/5 14:17

ヤナギランの実はポワポワ

10/5 14:20

光るススキ、帰路の車道沿いでは逆光に三脚構えてススキを撮影する人たちがいました

10/5 14:25

秋は関係ない風の苔

10/5 15:05

今どきの若者（店主？）が店番をするヒュッテみさやまでひと休みとします

10/5 14:49

手作りパンケーキと珈琲のセットは700円也！

10/5 15:07

近くには諏訪大社秋宮のもと宮とされる旧御射山社、石器時代の遺跡もあるのだとか

10/5 15:16

秋の空に飛行機雲

10/5 15:32

シラヤマギクが半分ドライフラワーになっていました

10/5 15:44

傾いた日差しが色付く草原に陰影を作ります

10/5 15:44

スポットライトが当たる蓼科山

10/5 15:46

コロボックルヒュッテはこのすぐ後に閉店しました

10/5 15:50

秋の日差しを浴びる駐車場に戻ってきました

10/5 18:44

混雑する行楽地を後に、帰路途中の甘楽町にある焼き肉店、美江で山盛りの城下町小幡セット（上）5千円也

10/5 18:50

ライスとスープは別料金です

10/5 19:03

店主の勧める群馬県産厚切りロース1,700円×2人分もオーダーしてしまった（汗）

10/5 19:29

A5等級でステーキ2枚分くらいの分量がこの値段で食える喜び、お会計は肉だけで満腹になりながらも1万円しないお値打ち店です！

撮影機器：

α7R III ILCE-7RM3 ボディ SONY

装備

備考

秋で気持ちのいい風が吹いていましたが、しっかり日焼けしました。晴れの日はまだまだ対策が必要です。

感想

yamaonse

台風一過という言葉がどこかに行ってしまったような陽気多い昨今。台風が暖かい空気をもたらし関東は高温予想のため、避暑と秋の訪れを味わいに信州路へ。天気予報では付近の3千m級も晴れマークですが、高原でのんびりハイクと決め込みました。

往路は延伸した中部横断自動車を乗り過ごすハプニングもあり、目的地の霧ヶ峰に着いたのは午後10時半。いつもハイキングが終わる頃に立ち寄るも営業は終了しているコロボックルヒュッテで、まずは名物のボルシチとサイフォン珈琲を頂くことに。

秋晴れで暑くも寒くもない気持ちのいい風吹くテラス席で、色付き始めた湿原を見下ろしながら優雅にブランチの後は、秋の花が残る登山道で車山へ。山頂からは北アルプス、中央アルプス、南アルプス、八ヶ岳、そして富士山と揃い踏みの眺望です！

山座同定を満喫した後はリフトで来た家族連れやカップルなどを横目に高原を抜ける道に進み、咲き残る花たちを見つけては喜びます。八島湿原はもう秋の装いで、帰路に立ち寄ったヒュッテみさやまではまたまたおいしい珈琲とケーキで大満足でした。

高原から見渡す限り、木曽駒ヶ岳を筆頭に、乗鞍岳、御嶽山、北岳周辺の山々、八ヶ岳と最高のコンディションだったのではと思えました。特に週末には読みづらい天気が多い今年の夏でしたが、残り少ない秋山シーズンを満喫したいと強く思いました。

コメント

ろばくん

爽やかな風を感じられました
yamaonseさん、おはようございます(^-^)

昨日はお天気良くなって良かったですね

コロボックルのボルシチ美味しいですよね(^-^)
もう少しお皿大きくてもいいんだけど(笑)
空気が澄んで、展望も良くて、気持ちいいハイクでしたね。
ここは何回いっても、飽きないですね(^-^)

yamaonse

Re: 爽やかな風を感じられました
robakunさん、おはようございます。山は微妙な予報だった昨日のお天気でしたが、晴れマークの多かった長野県中南部にして正解でした。花も意外と残ってたし、念願のボルシチも初めて頂くことが出来ました。ガッツリだと大盛りかパン追加したい感じですね　^ - ^

てるさん

コロボックルのボルシチ。
yamaonseさん、こんばんは！

コロボックルヒュッテのボルシチ、健在ですね
サイフォン珈琲も昔のままだし、ロケーションもいいし。
ガツガツ歩かずぶらっと高原散歩にはいいエリアですね。
写真見る限り高原は秋の雰囲気ですが、下界は暑かったですよ
腰の様子も良くなってきたので棒ノ嶺で朝トレしましたが、下山の頃は灼熱地獄
やはり標高上げて秋を感じたいところです。
花は無くともグルメ満載
食欲をそそられるレコでした

お疲れ様でした

yamaonse

Re: コロボックルのボルシチ。
teru-3さん、こんばんわ。日曜日は前日と一転して肌寒い予報でしたが、動くとまだまだ暑いですね。高原歩きは寒いの想定してダウンまで持参しましたが薄手シャツ１枚でちょうどいい陽気でした。谷川岳や東北レコの紅葉は素晴らしいけど、今年の秋本番は遅いのかな。

そして今回初訪問のコロボックルヒュッテ。テラス席の眺望は最高だし、ボルシチやサイフォン珈琲が話題になるのは分かる気がしました。若い小屋番のヒュッテいさやまもいい雰囲気でした。ケーキ、焼き肉と食べまくりの一日、こまめに歩いてカロリー消費せねば

ELK66

何とも贅沢なハイキング
yamaonseさん、こんばんは。

料理も景色も御馳走だらけで
何とも贅沢な優雅な休日でしたね〜

気持ちの良い秋風が伝わってきました。
そして、肉が焼ける良い香りも　(笑)

車山はまだ未踏の地ですが、素晴らしい被写体の宝庫で
カメラ好きにはたまりませんね。
歩く季節、コース取り、グルメ情報の数々、
とても参考になりました。

yamaonse

Re: 何とも贅沢なハイキング
エルクさん、こんばんわ。霧ヶ峰は群馬にはない、広々とした草原です。花にはちょっと遅すぎましたが、この日は眺望もよく、たしかに被写体には事欠かない状況でした。下界は季節外れの真夏日だったようですが、長野に入った時点で２０℃台、山は快適な陽気でした。

そして毎度のことながらの食レポ。念願だったボルシチはもちろん、２か所のヒュッテで頂いた珈琲はどちらもおいしかったです。甘楽町の焼き肉は店で一番高いメニューが2,200円でＡ５ランクの高級肉です。御荷鉾山系や下仁田界隈の山の帰りにぜひお立ち寄りください。

tomo0105

遂に行かれましたね！！
yamaonseさん、こんばんは！

遂に悲願だったコロボックルヒュッテでのお食事にありつけましたか。
名物のボルシチに舌鼓を打った後でのお散歩も悪くないですね。

それにしても、爽やかな秋晴れの下、360°の眺望にも恵まれ、本当に良かったですね。今回もグルメ山行お疲れ様でした。

yamaonse

Re: 遂に行かれましたね！！
tomoさん、おはようございます。毎度の食レポにお付き合い頂き、ありがとうございます(^_^;) コロポックルヒュッテのボルシチは数量限定、車山くらい登ってくる時間はあったのですが、店開きしていたので先に立ち寄ってきました。わざわざ行く価値のある味、雰囲気ですね。花は終盤でも眺望最高、北半分の遠くは見えないものの他はバッチリ遠くまで見渡せました。見晴らしのいい山っていいですね！