大山北尾根・豆腐祭り
- GPS
- 05:19
- 距離
- 9.2km
- 登り
- 1,234m
- 下り
- 960m
コースタイム
天候 | 曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
|
コース状況/ 危険箇所等 |
北尾根は積雪量が多く、今回は特に雪が硬く、苦戦。ネクタイ尾根分岐以降は未知の領域なので撤退は止むを得なかった。15号鉄塔のモノレール尾根はトレースが全くなかった。ハイキングコースはアイゼンがあったほうがよいが、なくとも何とかなりそう。見晴台への北側斜面はアイゼンがあるほうが安全。 |
写真
感想
昨日は好天だったが、ノートPCの不調で日記や写真などのデータ救出のために中古PCとHDDを下北沢で購入してデータを移動したことで、疲れてしまい、一日延期して今日、大山北尾根を目指すことにした。
伊勢原駅に6時半前に到着し、35分発の大山ケーブル駅に向かった。7時前に大山ケーブルバス停下車、7時4分、追分を過ぎてケーブル駅の先で男坂、女坂の分岐に出る。石段の登りが続き、足にきそう。7時半過ぎ、下社に出る。ここで撮影の後、上着を脱ぎ、サンドウィッチを食べてエネルギー補給し、出発。その間、下から来た高齢ハイカーに抜かれた。下社の上にも石段が多い。
8時17分、蓑毛分岐に出て、休憩所があったのでここでアイゼンとスパッツをつける。次第に雪や氷が出てきて、大山に近づくにつれて、威力を増した。8時46分、ヤビツ峠分岐に出たが、その手前で一度抜かれた高齢ハイカーがアイゼンをつけるのに手間取っていたので抜き返した。8時53分、山頂手前の阿夫利神社に出て、56分、奥の院、山頂に出た。ここで小休止し、トイレを済ませ、エネルギーを補給し、9時6分出発。鹿柵を脚立で越え、北尾根に入る。
いきなり積雪が増える。トレースがあるが、靴がすっぽりはまるほど深いトレース、トレースの後、降雪が続いたのか、あるいは、深い積雪を踏み込んで深い跡になったか、とにかく、歩きにくい状況。うっかりすると踏み抜いて膝まで入りそうだが、雪は硬く絞まっている。このような状態ではなかなか歩くピッチがあがらない。10分ほど下るとモノレールが出てくる。このモノレールがどうやら地獄沢橋からミズヒ林道・15号鉄塔を通って上るモノレールだろう。しかし15号鉄塔方面のモノレールへはトレースは全くない。これはおそらく北尾根から地獄沢橋に下って上り返すと、ラッセルを強いられて、大変厳しそう。ここで、予定をあきらめ、行けるところまで下って、戻ることに決める。16号鉄塔まで行ければよいが、そこまで辿り着けるかどうかーー??
9時半、ネクタイ尾根の下降地点のモノレール三叉路に出る。ここから先は未知の領域。さらにGPSでルートを確かめながら、痩せ尾根を下る。硬い雪のトレースを追っていくと、かなり疲労を感じる。9時52分、大山三峰・宮ヶ瀬尾根方面が見える。10時2分、西沢ノ頭に出る。ここからさらにミズヒノ頭、16号鉄塔と進みたいのは山々だが、すでに相当疲労している。山歩きを再開してから、雪山歩きをほとんどしていなかったので、疲労が激しい。今回は硬い雪で足首の疲労がひどかった。雪が消えるころ、再チャレンジすることを期して今日は引き返すことにする。16号鉄塔など全く見えない。視界が極めて悪い。日差しは全く出ず、雪が降るような気温だ。しかし、硬い雪道の行進は体力を消耗するし、汗もかく。
10時半過ぎ、ネクタイ尾根の入り口のモノレール三叉路に戻る。ネクタイ尾根は以前下ったことがある。10時47分に15号鉄塔からくるモノレールの下降路に出る。通行止めの看板まで行ってみるが、トレースは全くない。まもなく大山というとき、北尾根を下ってくる中年ハイカーとすれ違う。つめ付の長靴を履いている。雪慣れしている感じ。雪が硬いですねと互いに笑いあう。私が西沢の頭まで行って、雪が深いので戻ってきたことを告げると、ハイカー氏は、ネクタイ尾根から唐沢峠、梅ノ木尾根という計画であるとのこと。過去の滑落経験を語り合った。滑落中は意外と冷静に周囲を観察できるものだった、とハイカー氏。私も同じ感想。助かったからいえるようなことだがーー。積雪が多く、雪が硬いので気をつけるように互いに確認し、別れた。11時1分、山頂に戻る。ここで昼食弁当を食べ、11時16分、出発。帰路は見晴台経由で、下社に戻り、大山とうふ祭を見学して帰ることにした。
11時23分、大山の肩、11時26分、不動尻と下社・日向薬師分岐、12時2分、見晴台に出る。大山三峰、宮ヶ瀬尾根を撮影し、下社に下る。12時38分、二重滝を通過し、12時半過ぎ、下社に戻る。足が痙攣した。なんでもない階段を上がれなくなった。しばらく休んで足を伸ばしたり体操をし、なんとか下社下に出た。脚がこの状態では仕方ないとケーブル駅に出て初めて?ケーブルを利用。ケーブルの中でスパッツとアイゼンを取る。再び攣りそうだったが耐える。
ケーブル駅まで降りて旅館街を抜けて下る。途中、土産物屋などでキャラブキ、フキノトウなどの味を見る。悪くないが買わずに進む。とうふ料理、しし鍋など誘惑が多い。が今日は我慢。値段も1500円から2千円以上で、贅沢すぎる。とりあえずとうふ祭りだ。さつま揚げの店があり、いいにおい。味見をして生姜揚げを買う。食べながら下山、おいしい。とうふ祭りの会場に出る。バス停の手前の駐車場だ。大なべ(仙人鍋)は2時からであと一時間以上ある。あとは焼きそばや玉こんにゃく、スゥイーツなど特にどうということないお祭り。帰ろうとしたらバスが出てしまった。仕方なく、会場に戻り、デューク更家のトークショーを撮影。相変わらずウォーキング体操を指導してこれから大山山頂まで登るそうだ。次のバスで帰った。足が痛い。
いろいろなコンディションの雪山を数多く歩かないといけないようだ。
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