紅葉の石鎚山、山頂小屋で一泊(2019)
- GPS
- 32:00
- 距離
- 8.6km
- 登り
- 546m
- 下り
- 534m
コースタイム
- 山行
- 1:50
- 休憩
- 0:10
- 合計
- 2:00
- 山行
- 2:00
- 休憩
- 0:10
- 合計
- 2:10
天候 | 9日;晴れ、10日;早朝のみ晴れ、のち雲多し |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
※ 10月5日にも石鎚登山に誘われていたが、体調いまいちということでキャンセルした。で、この週末は台風もきそうだが、ちょっと天気が良いので、石鎚登山を計画。・・が、当日(10月9日)日帰りの予定だったのに、朝寝坊し、起きたらもう10時だぁ・・
別の山へ日帰りすることもちょっと考えたが、「そういえば石鎚山頂の山小屋に泊まったことは無いが、小屋に泊まって一泊2日なら、朝夕の景色も見れるし、いいかもな?」と思い立ち、小屋へ電話予約してから出かけた。
1日目(10月9日);
・午後からのんびりと土小屋から出発。聞いてはいたが、今年は例年以上に紅葉が遅く、道中の木々はまだ青々としている。今日は遅い出発だが、天気は気持ちの良い秋空で、体調も良く、良い山歩きだ。
・鎖場は2の鎖、3の鎖とも登る。練習と称してできるだけ鎖に頼らない登り方で行く。2の鎖は数か所、鎖に頼るだけでOK,だが3の鎖は溝状になっていてそこに鎖が垂れ下がっているので、鎖を使わないと登れない結果だった。
・小屋にチェックインした後は、のんびりと外で過ごす。17時からは、頂上のお宮で、常駐している神主さんによるお参りがあり、参列して祝詞をあげる。貴重な体験だった。
・小屋は、20年ほど前に新築したもの。岩場の上に無理やり乗っけたような小さな小屋だが、中は意外とちゃんとしていた。1Fに食堂、トイレ、神主さんの部屋等、2Fが寝床で、約50人の定員。今日は平日というのに、紅葉の石鎚山を風景を写すために立派なカメラを持った人たちで満員だった。夕食は写真にも載せたように、カレーだったが、まずまずおいしかった。天水頼みの小屋だが、トイレもそれほど臭くはなかった。
・夜は満天の星空かと思っていたが、半月がこうこうと明るく、星は少ない、が、下界を見ると、瀬戸内側は西条市、新居浜市あたりの明かりがきれい、西にははるか、松山市のあかりも見え、良い夜景が見れた。
2日目(10月10日);
・日の出は6時前後だが、5時半前には宿泊者の多くが早くも外に出て、良い構図で写真を撮ろうと、皆さん、すでに場所取りしている。自分も隙間に陣取って、日の出を待つ。今日はたぶん、台風の余波だろうが、めずらしく太平洋側(南東方向)に雲海が広がっている。その雲海のむこうから、ぽっこりと朝日が顔をだしたが、残念ながら、日の出前に期待していた雲海の朝焼けは見られなかった。しかし、日が出てからは、山頂近辺の紅葉したツツジ類が赤く染まり、なかなか美しい秋の風景が見られて良かった。
・その後、空身で天狗岳へ。天狗岳付近も大して紅葉はしてなかったが、その先の「南尖峰(なんせんぽう)」の北壁の紅葉はなかなかきれいだった。
・今日は午後から予定があるので、7時にはもう下山開始する。足も調子よくとんとんと進んでいたが、油断大敵とはこのことか、ちょっとした木の階段のところで足が滑って、左足首をねんざ。幸い、テーピング用テープを持っているので、バンテリンを塗ってからテーピングし、なんとか歩けるようになった。痛みはあるが、車を置いている土小屋までゆっくりと歩き、なんとか到着。やはり年のせいか?気をつけなくては!
・車で瓶が森林道を進んでいると、途中でおおきなザックを背負った青年が、林道をとぼとぼ歩いている。声をかけて、車に乗せてあげた。本来は瓶が森から稜線伝いに笹ヶ峰まで行く予定だったが、稜線がガスっているので、林道をあるいていたとのこと。寒風山登山口までおくってあげたら、お礼として、生まれ故郷、秋田の名物「いぶりがっこ」というものを頂いた。「ごはんのお供にも、酒のつまみにも良いですよ」と。なんか、若さがまぶしい好青年だった。
泊まらないと見えない景色良いですね🎵
お礼の漬物❔美味しそう🎵しかしこれ持って歩くの大変ですね‼️(>_<)
日曜日は瓶ヶ森林道で脱輪車救出して登り始めが遅れたが、お陰で途中からガスが晴れて素晴らしい景色でした❗
人生に無駄な時間はないと実感しました🎵(^-^)(笑)
Nekoさん、コメントありがとうございます。
Nekoさんたちのレコも拝見しました。東陵の登り、皆さん楽しそうでしたね。
私が車に途中で乗せてあげた青年は、東京から来た、とのことでしたが、生まれは秋田とのこと。まさかザックから、30cmほどのデッカイ漬け物が出てくるとは思いませんでした(笑)。
それと、先日、剣山でご一緒した東京のMさんもそうでしたが、20代の若い人が、北アルプス等の有名どころだけでなく、四国の山にも来てくれるのは、有り難いことだなー、と思ってます。
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