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Yamareco

記録ID: 2064757
全員に公開
ハイキング
京都・北摂

天狗岳 遭難対策 下山ルート設定 2(三国岳-天狗岳稜線迄)

2019年10月17日(木) [日帰り]
 - 拍手
体力度
2
日帰りが可能
GPS
08:16
距離
4.3km
登り
430m
下り
427m
歩くペース
ゆっくり
1.21.3
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
7:08
休憩
0:49
合計
7:57
9:03
72
スタート地点
10:15
10:30
220
前回到達点
14:10
14:44
136
三国岳〜天狗岳間稜線ルート
17:00
ゴール地点
上りも下りも、作業しながら進んでいますので、コースタイムは参考になりません。
天候 曇り
過去天気図(気象庁) 2019年10月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
久多上の町滝谷林道駐車場に駐車しました。10台位、駐車出来ます。
コース状況/
危険箇所等
 馬尾ノ滝へのルートの503ポイントから、天狗岳の東南東700m地点(三国岳〜天狗岳稜線ルート上)まで、ピンクテープを付けています。ピンクのテープには、天狗岳の「天」を記入しています。テープがある場所から、大体、次のテープが見える様に巻いています。
 藪を開く作業をしていますが、720m位から、760m位の約180mの藪を開く作業が残っています。この間は、籔漕ぎ状態になります。
 天狗岳の東南東700m地点(三国岳〜天狗岳稜線ルート上)の大きめ杉に、下山ルートの木札を付けました。
 今後、藪を完全に開けば、前記の「下山ルート入口の木札」の場所から、通常のハイキングの装備の熟練者の方ならば、滝谷林道駐車場まで、一時間位で、下山出来ると考えています。
多久上の町を過ぎ、滝谷林道駐車場に向かっています。昨年の台風21号に依る大きい被害が会った様です。倒木・山崩れがありますが、通過出来ます。
2019年10月17日 08:05撮影 by  DSC-WX350, SONY
10/17 8:05
多久上の町を過ぎ、滝谷林道駐車場に向かっています。昨年の台風21号に依る大きい被害が会った様です。倒木・山崩れがありますが、通過出来ます。
岩屋谷(三国岳)への分岐点です。
2019年10月17日 08:08撮影 by  DSC-WX350, SONY
10/17 8:08
岩屋谷(三国岳)への分岐点です。
滝谷林道駐車場です。写真の奥の土手を超えて下り、渡渉します。
2019年10月17日 08:14撮影 by  DSC-WX350, SONY
10/17 8:14
滝谷林道駐車場です。写真の奥の土手を超えて下り、渡渉します。
渡渉地点です。渡って写しています。台風19号の後なので、水量は、少し多目です。
2019年10月17日 09:07撮影 by  DSC-WX350, SONY
10/17 9:07
渡渉地点です。渡って写しています。台風19号の後なので、水量は、少し多目です。
エノキ(訂正:コナラと思われます)と思われる巨木です。木材搬出の為のワイヤーが残っています。
2019年10月17日 09:09撮影 by  DSC-WX350, SONY
10/17 9:09
エノキ(訂正:コナラと思われます)と思われる巨木です。木材搬出の為のワイヤーが残っています。
503ポイントです。北側の谷筋へ向かって、渡渉します。
2019年10月17日 09:15撮影 by  DSC-WX350, SONY
10/17 9:15
503ポイントです。北側の谷筋へ向かって、渡渉します。
谷筋が、二股に分かれる所で、折り返す様に、トラバースして登って行きます。
2019年10月17日 09:24撮影 by  DSC-WX350, SONY
10/17 9:24
谷筋が、二股に分かれる所で、折り返す様に、トラバースして登って行きます。
かなり古いテープが巻いてある枯れ木が落ちていましたので、立て掛けました。
2019年10月17日 09:41撮影 by  DSC-WX350, SONY
10/17 9:41
かなり古いテープが巻いてある枯れ木が落ちていましたので、立て掛けました。
ピンクのテープに「天」の文字を記して行きます。二本ありますが、一本は、5月23日の捜索時に巻いたものです。「天」の文字を書き足しています。
2019年10月17日 09:42撮影 by  DSC-WX350, SONY
10/17 9:42
ピンクのテープに「天」の文字を記して行きます。二本ありますが、一本は、5月23日の捜索時に巻いたものです。「天」の文字を書き足しています。
芦生杉の巨木(檜の巨木です)があります。この巨木にも、木材搬出の為のワイヤーが残っています。写真右の奥には、馬尾ノ滝・一ノ滝左岸の急斜面(崖)があります。要注意箇所です。
2019年10月17日 10:03撮影 by  DSC-WX350, SONY
10/17 10:03
芦生杉の巨木(檜の巨木です)があります。この巨木にも、木材搬出の為のワイヤーが残っています。写真右の奥には、馬尾ノ滝・一ノ滝左岸の急斜面(崖)があります。要注意箇所です。
前回、10月6日の到達点です。
2019年10月17日 10:16撮影 by  DSC-WX350, SONY
10/17 10:16
前回、10月6日の到達点です。
リュックが転落しない様に、スリングとカラビナで、確保しています。
2019年10月17日 12:21撮影 by  DSC-WX350, SONY
1
10/17 12:21
リュックが転落しない様に、スリングとカラビナで、確保しています。
13時なりましたので、藪を開く作業を止め、一旦、三国岳と天狗岳間の稜線ルートまで、籔漕ぎをして登ります。
2019年10月17日 13:03撮影 by  DSC-WX350, SONY
10/17 13:03
13時なりましたので、藪を開く作業を止め、一旦、三国岳と天狗岳間の稜線ルートまで、籔漕ぎをして登ります。
此処にも、エノキ(訂正:コナラと思われます)と思われる古木があります。
2019年10月17日 13:11撮影 by  DSC-WX350, SONY
10/17 13:11
此処にも、エノキ(訂正:コナラと思われます)と思われる古木があります。
芦生杉(檜の巨木です)に、ブナが巻き付き、麓では、中々見る事の出来ない姿になっています。
2019年10月17日 13:30撮影 by  DSC-WX350, SONY
10/17 13:30
芦生杉(檜の巨木です)に、ブナが巻き付き、麓では、中々見る事の出来ない姿になっています。
三国岳と天狗岳間の稜線ルートに登って来ました。大き目の杉に、下山口の木札を付けました。テープも、目立つように、多めに付けています。
2019年10月17日 14:31撮影 by  DSC-WX350, SONY
1
10/17 14:31
三国岳と天狗岳間の稜線ルートに登って来ました。大き目の杉に、下山口の木札を付けました。テープも、目立つように、多めに付けています。
木札をアップで、写しました。通常装備の熟練者ならば、約1時間で、滝谷林道駐車場まで、下山出来ると考えています。
2019年10月17日 14:21撮影 by  DSC-WX350, SONY
3
10/17 14:21
木札をアップで、写しました。通常装備の熟練者ならば、約1時間で、滝谷林道駐車場まで、下山出来ると考えています。
直ぐ近くの倒木に腰掛けて、サポーターを巻きます。5/23の捜索時にも、此処に腰掛けて、一息入れました。
2019年10月17日 14:41撮影 by  DSC-WX350, SONY
10/17 14:41
直ぐ近くの倒木に腰掛けて、サポーターを巻きます。5/23の捜索時にも、此処に腰掛けて、一息入れました。
下山ルートの途中に、藪を開け無かった箇所を少し残して、滝谷林道駐車場に戻って来ました。夕暮れが迫って来ています。このエノキと思われる木も、紅葉に向かって、少し色付き始めています。
2019年10月17日 16:59撮影 by  DSC-WX350, SONY
10/17 16:59
下山ルートの途中に、藪を開け無かった箇所を少し残して、滝谷林道駐車場に戻って来ました。夕暮れが迫って来ています。このエノキと思われる木も、紅葉に向かって、少し色付き始めています。
スパッツを外していると、ヤマビルがズボンの上を歩いていました。この時期にしては、珍しいと思います。台風19号が、暖かい雨と空気を運んで来た為でしょうか?
2019年10月17日 17:21撮影 by  DSC-WX350, SONY
2
10/17 17:21
スパッツを外していると、ヤマビルがズボンの上を歩いていました。この時期にしては、珍しいと思います。台風19号が、暖かい雨と空気を運んで来た為でしょうか?
R-367を花折トンネルに向かっていて、「平」の集落で、レスキュー隊が、皆子山へ捜索へ向かう準備をされていました。皆子山山頂付近で、日没の為、下山出来ない方からの、救助要請があったとの事です。秋の山登りの、最も、気を付けなければならない、「日没が速い事」を、知らなかった様です。急斜面・崖からの転落では無いとの事で、小生は帰宅しました。
2019年10月17日 18:32撮影 by  DSC-WX350, SONY
3
10/17 18:32
R-367を花折トンネルに向かっていて、「平」の集落で、レスキュー隊が、皆子山へ捜索へ向かう準備をされていました。皆子山山頂付近で、日没の為、下山出来ない方からの、救助要請があったとの事です。秋の山登りの、最も、気を付けなければならない、「日没が速い事」を、知らなかった様です。急斜面・崖からの転落では無いとの事で、小生は帰宅しました。

装備

個人装備
雨具 ザック 昼ご飯 非常食 飲料 レジャーシート 地図(地形図) コンパス ヘッドランプ 予備電池 GPS2台 筆記用具 ファーストエイドキット 携帯 予備バッテリー 時計 タオル ヘルメット ザイル30m・10m カラビナ スリング 山仕事用鋸 腰鉈 ゴム付き軍手 マーキングテープ(ピンク) マジックインク
備考 持って行って良かった物は、 山仕事用鋸, 腰鉈, ゴム付き軍手, マーキングテープ(ピンク), マジックインクです。藪を開き、テープ付け、ルート設定が出来ます。

感想

 今回、一応、三国岳〜天狗岳間の稜線ルートまで、上がってみました。滝谷林道駐車場・多久方面への下山ルートの表示の木札を付けるのが目的でした。
 ピンクのテープは、この下山ルート全部に付け、「天」と記しています。途中、時間切れで、約180mの間、藪を開けず、残しています。が、次のテープが、目の届く範囲にある筈です。基本的に、稜線ルートですので、稜線から外れない様に、ピンクのテープを探して出して、下って行けば、滝谷まで、下って行けると考えています。
 藪を開いておけば、先ず、山の住人の、鹿・猪・熊が歩いてくれるので、踏み跡も、それなりに付いて来るとおもいます。
 今回、いつも、リュックトップの物入れに入れて、トラックログをとっている、etrex20を、GPSアンテナのあると思われる背面を上方に向けて入れ、トラックログを記録してみました。結果としては、これまで以上の、より正確なトラックログを記録していると感じました。但し、谷の深い所では、GPSMAP 64sのトラックログの方が正確です。矢張り、GPSMAP 64sの左上に突出している「クワッドヘリックスアンテナ」の受信能力の高さが、改めて確認されたと、感じています。
 今回、ヤマレコに送ったトラックログは、Gamin GPSMAP 64sで、記録したものです。深い谷筋、厚い樹冠の悪条件でも、頑張って正確に近いトラックログを記録してくれています。
 天狗岳登山に於いて、午後遅く、山頂に到達すると、ある意味で、袋小路状態に陥る危険性が、この下山ルート設定で、少しでも安全になれば幸いです。今回設定した下山口から、滝谷林道駐車場まで、通常の装備の熟練者ならば、約一時間で、下山出来ると考えています。

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コメント

youtoushaさん こんにちは
新しいルート開拓ご苦労様です。
天狗岳方面に登るのは何処から登っても踏み跡も不明瞭で且つ急斜面があり苦労する所です。(下山も然りですが)
次に訪れる時は利用させて頂きます。滋賀県側と違い京都側は尾根の整備も遅れています。このルート、是非根付いて欲しいものです。

ちなみに開拓中のこの尾根はP936西の稜線上から見ると大きな岩のあるところでしょうか?
2019/10/18 16:23
Re: youtoushaさん こんにちは
 yjinさん、コメント有難う御座います。鹿等の踏み跡は、しっかりと付くので、先ず、期待しています。その後、ボツボツ、登山者が歩き始めれば、少しずつ、良い天狗岳への登山ルートに成長して行くのでは?と考えています。
 「P936西の稜線上から見ると大きな岩のあるところ」との御質問ですが、Googleの航空写真で確認してみました。大きな岩は、間に浅い谷があるので、支稜線になる様ですが、現在、古道復活作業をしている主稜線内に含まれると思います。
2019/10/18 16:57
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