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Yamareco

記録ID: 206490
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
塩見・赤石・聖

小無間山(大無間山撤退)

2012年07月14日(土) 〜 2012年07月15日(日)
 - 拍手
itta aita その他1人
体力度
3
日帰りが可能
GPS
01:08
距離
12.9km
登り
2,005m
下り
2,001m
歩くペース
とても速い
0.00.1
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

14日
10:03 てしゃまんくの里
10:09 諏訪神社鳥居
10:22 登山ポスト
11:14 雷段
12:39 小ピーク
14:44 P4(小無間小屋)

15日
05:23 P4(小無間小屋)
05:48 P3
06:15 P2
06:43 P1
07:33 小無間山
08:03 中無間山手前、撤退
08:24 小無間山
09:10 P1
09:39 P2
09:58 P3
10:26 P4(小無間小屋)  11:56
12:33 小ピーク
13:12 雷段
14:02 てしゃまんくの里
天候 14日 曇り
15日 雨
過去天気図(気象庁) 2012年07月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
てしゃまんくの里に駐車
コース状況/
危険箇所等
テープがあるので、道はだいたい分かります。
が、、何ヶ所か間違いやすいところはあるので事前の情報収集を
された方がよいと思います。

落ちたらoutポイントはいっぱいです。

登山ポストは鳥居を上がったところにある道路を越えるとあります。

下山後は、てしゃまんくの里の近くにある民宿ふるさとへ。
ヌルヌルの温泉です。


あと、、、地元の人がキジ撃ちの残骸の多さを嘆いているそうです。
私たちは見ませんでしたが。
鳥居をくぐるとすぐに登山道です。
鳥居をくぐるとすぐに登山道です。
ピンボケですが、このヒル野郎が
随分と疲れさせてくれました。
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ピンボケですが、このヒル野郎が
随分と疲れさせてくれました。
小ピークで昼食。
ヒルがいるので落ち着きません。。
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小ピークで昼食。
ヒルがいるので落ち着きません。。
ギンリョウソウ。
2日間を通して、結構多くみました。
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ギンリョウソウ。
2日間を通して、結構多くみました。
小無間小屋のあるP4に到着。
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小無間小屋のあるP4に到着。
小屋の中。
「ペットボトルを置いていかないでください」と
書いてありました。飲んだ人いるのかな??
「ペットボトルを置いていかないでください」と
書いてありました。飲んだ人いるのかな??
1人1テント。あ、、一番奥はツェルト。
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1人1テント。あ、、一番奥はツェルト。
青空も見えますが、雲がどんどん湧いてきます。
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青空も見えますが、雲がどんどん湧いてきます。
すぐにこんな感じに。。
すぐにこんな感じに。。
夕飯です。
熱燗で楽しい一時。
スパム、美味しかったです。
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熱燗で楽しい一時。
スパム、美味しかったです。
寝る前に明日のおさらい。
寝る前に明日のおさらい。
朝、、真っ白。
小無間まで、こんな感じでピークが続きます。
前方に見えるのはP1。
小無間まで、こんな感じでピークが続きます。
前方に見えるのはP1。
ここから小無間までが一番しんどいです。
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ここから小無間までが一番しんどいです。
あちらこちら崩れてます。
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あちらこちら崩れてます。
縁を登ります。
ザレ場の方で何かの気配が・・
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ザレ場の方で何かの気配が・・
イタチ??
小無間に到着。
タイムアップ。
撤退します。
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タイムアップ。
撤退します。
P4で昼食。
焼き鳥ラーメン美味し。
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P4で昼食。
焼き鳥ラーメン美味し。
濡れたテントとかでギュウギュウ。。
でも、水が減ってすごく軽くなりました。
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濡れたテントとかでギュウギュウ。。
でも、水が減ってすごく軽くなりました。
ヌルヌル温泉でリフレッシュ。
500円也。
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ヌルヌル温泉でリフレッシュ。
500円也。
小腹が好いたので、帰りに寄り道。
オムライスを食べました。
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小腹が好いたので、帰りに寄り道。
オムライスを食べました。
あああ、、
撤退してよかったかな。。
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あああ、、
撤退してよかったかな。。

感想

〈1日目〉
私にとって初めての山中泊、そして初めての深南部。
とにかく無事戻ることを念頭に出発です。

軽快に出発、、、とはならず、とにかく荷物が重い。。
水場のない山塊、そして夏場ですのでザックには5Lの水、、

いや、、実は少し甘く見てまして、帰りには余った水を豪快にまいて
くる予定でした、、実際にはほぼ使い切ってしまい重くても背負って
いってホントによかったです。。


初日に一番苦しんだのは、重さよりも怖いヒルの襲撃でした。
あまりヒルのいない山だと思っていましたが、雨上がりであることも手伝い、
ウネウネといるんです。。

私たちよりも数十分早く出発したご夫婦は、出発して間もない地点で
撤退してました。なんでも既に2回喰われてしまったとか、、お気持ち
分かります。

スパッツやザックに、いつの間に這い上がった奴を棒でひっかき、
ライターで炙りながら歩きました。なんかもう、精神的に辛いです。
ヒルの馬鹿!!!

しかし、、帰路では一度も出合いませんでしたから、
何か条件があるのでしょうかね??

〈野営〉
今回、一番楽しみにしていた初テントです。
みんなでご飯を食べて楽しもう!!

…という思いも虚しく、重荷からくる肩こりで頭が痛い。。
テント泊、こんなにも辛いものだったのですか。

そんな辛さから救ってくれたのがお酒でした。
あれ、血行がよくなるんですね。
すんごくすっきりしてしまって、予定通りの楽しい時間。
テン泊超楽しいです!

宴もたけなわ、、そろそろ寝ましょうかって時に事件!!
テントの向こうの藪でガサガサガサッと獣の気配。
もう、怖いです。深南部怖いです!!

手を叩いたり、鍋を叩いたり、笛を吹いたり、、
終いにはすっかり楽しくなってしまい、すやすやと就寝です。

〈2日目〉
前日、、
携帯のバッテリー対策でしっかりと主電源を落とした
いつになくしっかり者の私。

せっかくセットしたアラームが鳴りませんでした……………。。
つか、3人揃って寝坊って、、

予定より大幅に遅れて小雨の中、出発です。

野営したP4からP3、P2、P1、小無間と歩くのですが、この登り返しが
毎度毎度半端ないです。大無間までテントを運ぶ人、凄すぎます。

P2で雨が少し強まり、雨具を装着。

そして小無間山頂。
雨が更に強くなり、かなり不安になります。

寝坊したので、下山時刻も怪しいです。
小無間から大無間まで、これまでの道とは一転して、なだらかな稜線歩き。
まさにボーナスステージ。(多分)
しかし距離は長く、参考タイムは往復4時間ほど。

テントの片付けなどの時間を考えると、午後6時を回りそうです。
雨脚次第では、6時でもかなり暗く不安な山歩きが想定されます。
家族にも心配かけちゃうなぁ、、

中無間手前で、無念ですが撤退を決意しました。


という訳で、なんだか中途半端ですが、いろいろと学ぶことの多い
初めてづくしの2日間でした。

大無間にはいつか登りたいですけど、しばらくはいいや。
いや、、しばらくは勘弁してください。。

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コメント

おつかれさまです。
おつかれさまです。

敗退理由は時間切れだったのですね。
雨が降ると予定通りにいかないので、時間を取り戻すために無理をしがちです。
勇気あるてっただったと思います。

自分もテント担いで鳳凰山に行ってきましたが、2日目に早々と下山してしまいました。

山は逃げないから、またの機会に!!
2012/7/16 14:41
ありがとうございます
本当に梅雨時の山は難しいと思いました。

小雨が続く確証があれば、もう少しがんばれたの
ですが、、

「大雨になるかも…」という不安感から
いつもよりかなり慎重になっていました。
初心者ですので、それでいいかな、、と。

鳳凰の記録、見させていただきますね
2012/7/16 20:16
テント泊、お疲れでした。
敗退とあり、なにかトラブルかと思いましたが・・・。
怪我等ではなかったようで一安心

荷物が重くなると、いろいろと大変になりますよね

Jasperさんのおっしゃる通り、勇気ある撤退だと思いますよ。

また行けば良いですから。。。
 
お疲れ様でした〜〜
2012/7/16 21:37
ありがとうございます
悪天候のため、相変わらずズルズルと滑る山行でした
が、幸い大きな怪我なく下りてくることができました。

荷物、、重いと大変なんですね。
軽量化なんて考えてこともありませんでしたが、
大きな課題となりました。

次はいつになるか分かりませんが、とても楽しみです
2012/7/16 23:15
お疲れ様です
初の山中泊で大無間ですか!! 。
しかも真夏に。
ヒルと雨と色々大変だったようで・・・。
途中までとはいえ凄いです

P1から小無間の間の悪場も無事通過されたようですね。
私もいずれ行きたいですが「落ちたらoutポイントはいっぱい」が気になります。
2012/7/17 1:52
ありがとうございます
もうずっと憧れていた山ですので、今回撤退したとは
いえ、行けてよかったと思います。

次に行く理由もできました

malembeさんでしたら、間違いなく日帰りコースですよね。

「落ちたらoutポイントはいっぱい」は、雑な表現でしたね、、

霧が晴れた時の高度感は、どんな感じなのか、、
知りたいような知りたくないような、、、です。
2012/7/17 20:40
プロフィール画像
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