臨機応変金峰山

2019年10月19日(土) 〜 2019年10月20日(日)

• GPS: 10:26
• 距離: 12.8km
• 登り: 1,020m
• 下り: 1,028m

コースタイム

1日目

• 山行: 4:13
• 休憩: 0:07
• 合計: 4:20

7:48 金峰山荘
9:32 9:39 川端下林道終点
12:08 金峰山小屋

2日目

• 山行: 4:06
• 休憩: 1:15
• 合計: 5:21

6:07 金峰山小屋
6:23 6:39 金峰山小屋分岐
7:08 7:31 五丈石
7:41 7:44 金峰山
8:04 8:30 金峰山小屋
10:20 10:27 川端下林道終点
11:28 11:28 金峰山荘
11:28 ゴール地点

天候

19日：雨のち曇りのち雲
20日：曇り時々晴れ

アクセス

利用交通機関：

電車 バス 自家用車

今回もツアー利用
当初は…
自宅〜🚃八王子〜🚌中央道経由〜廻り目平→登山→瑞牆山荘〜🚌路線バス〜韮崎〜🚃中央線→帰宅
…の予定でしたが18日夜まで中央道が台風19号の影響で通行止めだったのと山梨の瑞牆山荘から増冨温泉が21日まで通行止めになった影響で大幅なルート変更を余儀なくされました
実際には…
八王子〜🚌圏央道〜関越道〜下仁田〜佐久〜川上村〜廻目平→登山→廻目平〜🚖中央道〜八王子→🚃帰宅…となりました

コース状況／危険箇所等

倒木等で通りにくい場所は一か所もありませんでした。
中ノ沢出合には丸太の橋があったらしいのですが台風で流れたそうで渡れるように大きめの岩が配されています。水量が増えると渡りにくくなるのかも。

その他周辺情報

登山後の温泉ははやぶさ温泉。廻目平から車で1時間かかりました。

写真

10月19日3：28
トイレ休憩でバスを降りたら道の駅ヘルシーテラス佐久南。
台風19号の影響によりアクセス変更あり、どこを経由して目的地に向かっているのか理解できず。しかし超きれいなトイレで驚きました。

廻目平に着きました。しとしと雨。高度順応と天気待ちでしばし朝食タイム。

米＋しょうが＋きのこ＋ねぎ＋豆＋麩＋卵＋カレー＋味噌でおいしい何かができたのを頂きました。身体が温まります。

はじめは沢沿いに歩きます。雨は上がってる。紅葉が少し。

中ノ沢出会まではずっと林道。楽だけど単調。

クライマーのための岩

青空がのぞいてきました。なんかいい雰囲気だ。

ピンクのきのこ。つやつや。

金峰山小屋到着〜

小屋脇の岩

具材いっぱいの味噌ラーメン。こういう感じの旨いものがゲリラ的に出てくるツアーなので自分の行動食をどこで腹に入れるか躊躇したりもする。ありがたや。

初日、頂上へ向かう途中から見た瑞牆山。要塞みたいですね。

この時は青空が見えますが、頂上近くに向かうにつれ雲に囲まれていきました。五丈岩付近では風がかなり激しくなり、すごーく岩に近づかないと全貌が把握できない状況。よってそこでの写真は一枚もありません。

そんなわけで金峰山小屋での夕ご飯。食べる前から旨いに決まってる見た目。山の上ということを忘れます。

メインの内容を食べた後カレーもきっちり食べます。こんなにコメを食べていいほど今日は消費してないんだけどなあ。

明けて10月20日。前回来た時と朝ごはんがちょっと変わっていました。今回はエビの中華がゆ。おいしくておなかに良さそう。

朝

周りの山に陽が当たる

雲が生き物のように見えます

光は平等にいろんなものを照らす

雲海の向こうに富士山

ちょっとだけブロッケンぎみ

登りましたよ〜

五丈岩さま
岩の神様が座っているように見えてしまうのは鳥居のせいか？

八ヶ岳

パノラマで

五丈岩と富士さん

八ヶ岳と瑞牆山

神々しい

金峰山山頂の標識。
下山を開始します。

八ヶ岳見納め

最終水場。ここでお土産水をゲット。

ちょっと紅葉

いい天気になった

林道に戻ってきました

金峰山荘着。思えばここの紅葉が一番赤かったかも。

川上村の農産物等直売所に川上犬がいました。なんとなくシェパードの風味を感じる毛質。ブランドにとらわれず、逞しくかわいく生きてほしい。

野辺山ドライブイン菊本。昭和の香りがする。

そば定食をいただきました。コスパ良しでした。テレビではのど自慢をやっていて、とてものどかな雰囲気。

予想を大幅に上回るスムーズさで無事帰宅。早速家族に金峰山川の水をふるまう。これも千曲川の源流ですよ。

感想

yashihiro

赤岳に続き金峰山をツアーで参加することに決めたのは先月のこと。まさか台風の被害がこんなに出て計画が大きく変わるなんて申し込み時には知る由もありませんでした。
自宅を出たときの情報としては、中央自動車道は19日早朝まで通行止め。JR中央線は18日からやっと単線営業開始も1時間に一本ペースで時間を区切って走行で激混み。それだけと思っていたら瑞牆山登山口の県営林道本谷釜瀬線が通行止め。しかも初日は朝まで雨が残るらしい。

…行けるか？そして帰れるのか？が自分では判断しかねる交通状況でしたから、単独ならあっさり中止したはずです。それでもツアーは催行だという通知。これはリスク発生時対応を知れっていう山神様かなんかのお達しなのねと思いつつ、0:15の時間に遅れないよう集合場所の八王子に向かいました。
アルペン号は八王子を出た後、関越道を経由して北側から川上村に至る道を選択していました。仕事疲れで車中爆睡のためホントの詳細はわかりませんが、おそらく渋滞はしていなかったはず。
下山場所にバスが通らないため山行は瑞牆山までの縦走ではなく金峰山ピストンとなりました。また混雑した中央線で乗れるか乗れないかの電車を待つよりは、渋滞だったとしても確実に運ばれるタクシーの方が良いだろうとツアー会社の方が手配してくれたおかげで帰りの交通もとてもスムースでした。間違いない選択をしていただき感謝しきりであります。
ピンチの時に備えて何通りも回避手段を持っておくことの大事さを知ることができ良い体験になりました。引き出しの多さのことを生命力というのかもしれんです。

まあ、小賢しいことをつらつらと書いてきましたがツアー自体はいたって和やか。台風のおかげといっていいのかどうなのか参加人数も6名と少人数。無理のないペース配分でゆるっと歩けて良かったです。災害時真っ最中だっちゅうのに山で楽しく歩けるなんて贅沢なことです。個人的に金峰山から瑞牆山の縦走路を歩いてみたいという目的が達せられなかったのは残念ですが、これも運のうち。そのうちまた訪れる機会があるでしょう。
直前の天気予報では雨寄りの予報でしたが、ほとんど雨に当たらずに終われたのはザックに着けたイノ坊主バッジのおかげかも…。今後もお世話になってしまいそうです。