高山病との戦い 富士山 3000 mまで


- GPS
- 13:25
- 距離
- 13.4km
- 登り
- 1,684m
- 下り
- 1,670m
コースタイム
7/16 4:30 砂走館-6:30 御殿場新五合目
天候 | 7/15 雨+風→霧 7/16 晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス 自家用車
駐車場は行き、帰りとも空きあり 帰りはバス停でお話した方に駅まで送って頂いてしまいました。感謝です! |
コース状況/ 危険箇所等 |
【道の状況】 砂礫の道で登りは体力必要 夜間歩行は可能だが、人も少なく光量のあるヘッデン必要 【登山ポスト】 五合目にあり 【温泉】 今回利用なし 御殿場駅から無料の送迎バスで御殿場市温泉会館行きあり |
予約できる山小屋 |
|
写真
感想
夏休みまでの間のまるまる一日の休みはこの連休最終日が最後
せっかくの夏山なので楽しみたい
が…私には天敵が存在する
それは初日の2500〜2800メートルではじまる高山病
到底、吐き気と頭痛と戦いながら長時間歩けない
いや、問題は症状だけでなく、スピード低下と食べらんないことからくる、いわゆるシャリバテだ
出来るだけ順応をするために、とにかく高山病になるために登ることに決めた
しかし、使える時間は日曜日の泊まり仕事明けの午後から月曜日の夕方、それも移動時間込み
まさに休みだけどスキマで行こうシリーズ…
3000までその時間で上がれるのは富士山しか思いつかず
新年度からはトレーニングも一切というくらいしておらず、さらに夜間歩行
不安要因満載です
でもまあ、仕方ありません
行くしかないですから
御殿場口行きの最終バスには物好きが私含んで3人のみ
連休だというのにさすが御殿場口!
マイカー組あわせても5人のスタートです
みな、バラバラのスピードであっという間に単独に…(笑)
日は暮れなずむも、徐々に暗くなり19時過ぎにライトオン
初めは真っ暗な中でどうやって道が曲がる場所なのかを確かめる方法が分かりませんでした
そうなると、心は一気に不安定になります
夜明け前とは本当に違う
時間感覚は大幅に狂い、距離感も当てになりません
近くにみえてしまう小屋の明かりは全く近づいてきません
何度も心折れつつ、それでも歩み続けると到着出来るものです
今回の目標地点の小屋に到着
高山病はとっくの昔に出ており、頭痛と吐き気を抱えたまま布団に潜り込みます
何度も目が覚める度に頭痛と吐き気、さらに腹痛が襲ってきます
工夫をした呼吸法をしてから眠りにつくのでした
2時頃に山頂御来光組は静かに出発
去年の山小屋での様相とは全く違って安心でした
まさに普通に山小屋です
私はまたまた眠りこみます
4時になり、まわりが皆起き出して薄く明るくなった雲海を見に行ったころに起きて身支度開始
といっても大した準備なく、サクッと纏めて表へ
雨具にフリースを挟むだけで寒くありません
さすが夏
雲間から、太陽が差し込んで、御利益ありますようにと祈ります
残念ながら、高山病はそのまま
順応完了とはいきませんでしたが、多少の足しになってくれると信じて誰もいない下山道へ
大砂走を登ってくる強者、自衛隊の凄まじい足の人に出会いながら下山完了
しばらくしてからやっと高山病は去っていきました
さ、本番はどうなるやら
鳳凰山から富士山を見ていましたが、コマちゃんの姿が見えないと思ったら、反対側を登っていたんですね
どおりで分からないはずだ
オベリスクに仁王立ちの姿を拝見できず残念
私はあれには登れませんでした〜
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