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Yamareco

記録ID: 2068488
全員に公開
ハイキング
中国山地東部

兵庫県宍粟市 松の木公園〜上乢〜後山〜おごしき山〜河久保山

2019年10月20日(日) [日帰り]
 - 拍手
Machapuchare その他1人
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
08:00
距離
15.9km
登り
1,212m
下り
1,195m
歩くペース
標準
0.91.0
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
7:18
休憩
0:44
合計
8:02
8:34
11
松の木公園駐車場
8:45
8:47
5
観音公園
8:52
8:55
50
いろは滝
9:45
9:45
90
宍粟新四国霊場第38番
11:15
11:21
29
上乢の東谷取り付き点
11:50
11:51
28
上乢
12:19
12:19
21
標高939.6m三角点「入谷」
12:40
12:40
9
行者岩南端
12:49
12:49
0
行者岩北端
12:49
13:10
25
行者岩探索&休憩
13:35
13:35
9
上乢&笛石山分岐(1253m峰)
13:44
13:44
14
一般&行者コース分岐
13:58
14:06
31
後山頂上
14:37
14:40
63
おごしき山頂上
15:43
15:43
53
河久保山頂上
16:36
松の木公園駐車場
岩場や石彫、旬の動植物観察を楽しむコース
歩行距離16km、歩行時間7時間20分、歩行数31,100歩、消費カロリー3,370Kcal
天候 晴れ時々曇り
過去天気図(気象庁) 2019年10月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
 松の木公園の駐車場<写真01>に自動車を停めました。10台程駐車可能です。また、観音公園<写真03>にもそのくらいの規模の駐車場があります。
 なお、1週間前には板馬見渓谷沿いの後山登山口駐車場手前に倒木などがあり、自動車は通行不能でした。
コース状況/
危険箇所等
 松の木公園<写真01>からしばらくはアスファルト道で、国道429号線から上乢(かみだわ)<写真39>の東谷に取り付きました。ここから上乢までと、おごしき山頂上<写真64〜66>から松の木公園<写真01>までは、正規の登山道ではありません。ただし、前者には細道とピンクテープがあり、後者は近年利用者が増えて一部を除きわかりやすくなっており、どちらもヤブコギなしで歩けます。

 国道429号線から上乢(かみだわ)<写真39>までは、最初は志引(しびき)峠まで南下してから県境尾根を北上するつもりでした。しかし、県境尾根だけでも1時間近くかかるので、急遽、予定を変更して上乢(かみだわ)<写真39>の東谷に取り付きました。
 2年前の7月には、適当に植林帯に入りましたが、今回は地形図の実線の砂利道からスタートし、幅30cm程のわかりやすい細道を進みました。たまに分岐があり、途中で方向転換し適当に進んだ所もありますが、概ねスムーズにいきました。標高640m辺りからはたまにピンクテープもあり、ヤブコギなしで前回よりも5分程早く上乢(かみだわ)<写真39>に到着できました。

 上乢(かみだわ)<写真39>から後山頂上<写真56〜60>を経ておごしき山頂上<写真64〜66>までは、正規の登山道です。特に、後山まではトレラン大会のコースになったこともあり、ピンクテープや道標、ロープが設置され歩きやすくなっていました。
 上乢(かみだわ)<写真39>からはしばらく急登が続きます。雨上がりで少し滑りやすくなっていましたが、ピンクテープに従い標高840mでいったん県境尾根を外れて細道を進むと、歩きやすかったです。標高910〜930mには岩場を巻くロープ場、標高940〜980m、標高1050〜1065mの行者岩にもロープ場がありました。下が濡れているときの下り以外は使わずにすみそうです。
 標高1200mからはササの間の細道ですが、後山頂上<写真56〜60>までは足元もはっきり見えます。後山からおごしき山<写真64〜66>までは、多少足元が見えにくい所もありますが、迷うことはありません。

 おごしき山頂上<写真64〜66>から松の木公園<写真01>までは、正規の登山道ではありませんが、標高1020m辺りからたまに踏み跡も現れ歩きやすくなります。時々尾根を確認しながら、地籍調査のピンクテープにつられないように気を付ければ大丈夫です。最後は雨上がりで崩れやすく、下りが苦手な連れはペースダウンしましたが、転倒せずにすみました。
 おごしき山頂上<写真64〜66>から標高1060mの松の木公園への下山道の道標までは正規の登山道を進みました。問題はここからで、今回は杉の枝が枝垂れている脇をすり抜けました。上りでここを通った記憶があり、ほっとしましたが、またしてもルートを外れたようです。3か月前には標高1050m辺りでピンクテープを見て、低いシダが茂った斜面に入って北上してしまったので、今回はそちらへは行かず、南寄りに進みました。途中で見覚えのある岩場が見えたので、北寄りに方向転換、標高1020mで歩きやすい尾根に出て振り返ると、どうやら3か月前と同じような場所でルートに合流できたようでした。
 標高670m辺りでピンクテープにつられてしまいましたが、植林帯でどこでも歩ける状態だったため、適当に歩いて標高650m辺りでルートに合流しました。
 最後に雨上がりで崩れやすい斜面を下りると、標高420mでコンクリートの細道のようなものに出合いました。朝来電力所の発電用水路です。すぐ右(南西)にフェンスで囲まれた設備があります。ここからは不動明王ののぼりが見下ろせますが、無理せず細いジグザグの踏み跡を忠実に辿り、板馬見渓谷沿いの林道河久保線に合流しました。
その他周辺情報 松の木公園から南下すると、「エーガイヤちくさ ふれあいサロン」があります。温泉は火曜定休、レストランは月・火定休です。
01松の木公園
   「大馬鹿之和」
平成9年作の空充秋(そらみつあき)氏の石彫「大馬鹿之和」(おおばかのわ)です。この前を出発地としました。
01松の木公園
   「大馬鹿之和」
平成9年作の空充秋(そらみつあき)氏の石彫「大馬鹿之和」(おおばかのわ)です。この前を出発地としました。
02松木橋より千種川
松の木公園は千種川と支流の板馬見(いたばみ)渓谷との合流点に位置します。動画も撮りました。
02松木橋より千種川
松の木公園は千種川と支流の板馬見(いたばみ)渓谷との合流点に位置します。動画も撮りました。
03観音公園
   観音&つちのこ像
駐車場もあります。千種町は1992年、つちのこの生け捕りに2憶円の賞金を懸けました。当時の千種町の税収は2憶数千万円だったとか(-_-;)
03観音公園
   観音&つちのこ像
駐車場もあります。千種町は1992年、つちのこの生け捕りに2憶円の賞金を懸けました。当時の千種町の税収は2憶数千万円だったとか(-_-;)
04千種川&
   河久保山南東尾根
千種川を振り返って見ると、下山ルートに想定していた河久保山<写真70>の南東尾根が川の奥に見えました。
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04千種川&
   河久保山南東尾根
千種川を振り返って見ると、下山ルートに想定していた河久保山<写真70>の南東尾根が川の奥に見えました。
05いろは滝下流
自動車で通過していると気づかず、歩いて初めてその存在に気が付きました。大小合わせて48滝あるそうです。
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05いろは滝下流
自動車で通過していると気づかず、歩いて初めてその存在に気が付きました。大小合わせて48滝あるそうです。
06いろは滝上流
踏み跡を辿って奥に進むと、さらに上流部に滝が見えました。<写真05>と合わせて落差15m程で、いろは滝最大の滝のようです。動画も撮りました。現在は、災害により途中から道がなくなっているそうです。
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06いろは滝上流
踏み跡を辿って奥に進むと、さらに上流部に滝が見えました。<写真05>と合わせて落差15m程で、いろは滝最大の滝のようです。動画も撮りました。現在は、災害により途中から道がなくなっているそうです。
07ススキ&
  セイタカアワダチソウ
秋を代表する両植物がいろいろな場所で勢力争いをしていました。
07ススキ&
  セイタカアワダチソウ
秋を代表する両植物がいろいろな場所で勢力争いをしていました。
08種姫橋より
    千種水力発電所
1968年〜1969年放映のNHKドラマ「あね いもうと」のロケ地にもなりました。当時妹役の岡崎友紀さんはこの後、歌手デビュー&ドラマ「おくさまは18歳」で大ブレイクし、元祖アイドルとなりました。
08種姫橋より
    千種水力発電所
1968年〜1969年放映のNHKドラマ「あね いもうと」のロケ地にもなりました。当時妹役の岡崎友紀さんはこの後、歌手デビュー&ドラマ「おくさまは18歳」で大ブレイクし、元祖アイドルとなりました。
09ヨシノアザミ群生
道路から見下ろしました。この時季、後山山系のアザミといえばヨシノアザミです。発見者である岡山県高梁市出身の植物学者、吉野善介博士の名に由来します。
09ヨシノアザミ群生
道路から見下ろしました。この時季、後山山系のアザミといえばヨシノアザミです。発見者である岡山県高梁市出身の植物学者、吉野善介博士の名に由来します。
10カメムシの仲間の幼虫&
    イヌホオズキの仲間
アオクサカメムシの幼虫に似ていました。青臭いそうですが、このような臭いカメムシは少数派です。イヌホオズキの仲間には黒く熟した実もありました。有毒だそうです。
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10カメムシの仲間の幼虫&
    イヌホオズキの仲間
アオクサカメムシの幼虫に似ていました。青臭いそうですが、このような臭いカメムシは少数派です。イヌホオズキの仲間には黒く熟した実もありました。有毒だそうです。
11「馬鹿話」(ばかのわ)
       越しに笛石山
「大馬鹿之和(おおばかのわ)」<写真01>同様、空充秋(そらみつあき)氏の作です。今回は歩いてここに来ました。笛石山にズームイン!頂上付近に猫石も見えています。
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11「馬鹿話」(ばかのわ)
       越しに笛石山
「大馬鹿之和(おおばかのわ)」<写真01>同様、空充秋(そらみつあき)氏の作です。今回は歩いてここに来ました。笛石山にズームイン!頂上付近に猫石も見えています。
12セグロセキレイ
セグロセキレイやカワガラスなどが千種川水面上を頻繁に飛ぶシーンが見られます。この周辺は浅瀬で岩盤により流れが速く、なかなかいい眺めでした。餌を探す姿を動画に撮りました。
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12セグロセキレイ
セグロセキレイやカワガラスなどが千種川水面上を頻繁に飛ぶシーンが見られます。この周辺は浅瀬で岩盤により流れが速く、なかなかいい眺めでした。餌を探す姿を動画に撮りました。
13千種川&岩野辺川合流点
水の都ちくさを象徴するシーンです。
13千種川&岩野辺川合流点
水の都ちくさを象徴するシーンです。
14宍粟新四国霊場第38番
妙見社の山道に入るとすぐに出てきました。おそらく、妙見社のほうはさらに上にあるのでしょう。
14宍粟新四国霊場第38番
妙見社の山道に入るとすぐに出てきました。おそらく、妙見社のほうはさらに上にあるのでしょう。
15子持ち蓮華
ツメレンゲなどの仲間で、園芸植物です。ロゼット状の葉がバラの様に見えます。中心から塔のように細長い花穂が伸びて開花しますが、その後枯れてしまいます。
15子持ち蓮華
ツメレンゲなどの仲間で、園芸植物です。ロゼット状の葉がバラの様に見えます。中心から塔のように細長い花穂が伸びて開花しますが、その後枯れてしまいます。
16クサノオウ
別名イボトリ、イボグサ、タムシグサ、ドクノオウ、チドメグサとも呼ばれ、昔は皮膚病の薬草として用いられました。
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16クサノオウ
別名イボトリ、イボグサ、タムシグサ、ドクノオウ、チドメグサとも呼ばれ、昔は皮膚病の薬草として用いられました。
17ヤクシソウ
同じキク科のハナニガナなどに似ていますが、花が密につき、葉は中央がくびれたような独特の形です。
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17ヤクシソウ
同じキク科のハナニガナなどに似ていますが、花が密につき、葉は中央がくびれたような独特の形です。
18オオユウガギク
葉をもむと柚子の香りがするというのが名前の由来です。茎頂に直径4cm前後の大きめの花が1つだけ咲いています。実物はもう少し青みがかっています。
18オオユウガギク
葉をもむと柚子の香りがするというのが名前の由来です。茎頂に直径4cm前後の大きめの花が1つだけ咲いています。実物はもう少し青みがかっています。
19ケシロヨメナ
文字通り、毛が多いシロヨメナです。シロヨメナの葉は裏が少しザラつく程度ですが、これは葉の裏を触ると、びっしり毛が生えているように感じました。
19ケシロヨメナ
文字通り、毛が多いシロヨメナです。シロヨメナの葉は裏が少しザラつく程度ですが、これは葉の裏を触ると、びっしり毛が生えているように感じました。
20ヤマハッカ
タカクマヒキオコシなどに似ていますが、上唇に濃紫色の班点が多数あります。
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20ヤマハッカ
タカクマヒキオコシなどに似ていますが、上唇に濃紫色の班点が多数あります。
21ツリガネニンジン
サイヨウシャジンに似ていますが、長さ2cm程の青紫色の鐘状の花は、先端がすぼまらず、花柱(雌しべ)は花から少し突き出ています。
21ツリガネニンジン
サイヨウシャジンに似ていますが、長さ2cm程の青紫色の鐘状の花は、先端がすぼまらず、花柱(雌しべ)は花から少し突き出ています。
22ミゾソバ
花の形からコンペイトウグサなどと呼ばれています。ほとんどつぼみでした。似た花が多いのですが、肩が張り出して中央がくびれたような独特の葉の形で見分けられます。
22ミゾソバ
花の形からコンペイトウグサなどと呼ばれています。ほとんどつぼみでした。似た花が多いのですが、肩が張り出して中央がくびれたような独特の葉の形で見分けられます。
23モズ♂
♫モズが枯れ木で鳴いている(^^♪尾羽を振るかわいい癖を動画で紹介しています。ちなみに、プロペラのように振り回す個体もいます。
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23モズ♂
♫モズが枯れ木で鳴いている(^^♪尾羽を振るかわいい癖を動画で紹介しています。ちなみに、プロペラのように振り回す個体もいます。
24ヤナギハナガサ
長い茎の先端に小さな花が集まって咲きます。花筒が長いのが特徴です。
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24ヤナギハナガサ
長い茎の先端に小さな花が集まって咲きます。花筒が長いのが特徴です。
25イモカタバミ群生
南アメリカ原産の帰化植物です。よく似たムラサキカタバミのほうは花の中心部分が黄緑色です。群生していました。
25イモカタバミ群生
南アメリカ原産の帰化植物です。よく似たムラサキカタバミのほうは花の中心部分が黄緑色です。群生していました。
26トビ
人(我々)を恐れていないのか、低空飛行していました。上昇気流に乗るのがとても上手です。動画も撮りました。
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26トビ
人(我々)を恐れていないのか、低空飛行していました。上昇気流に乗るのがとても上手です。動画も撮りました。
27アルミ缶風車
わずかな風でアルミ缶の風車がカラカラと涼しげに音をたてて回転します。動画も撮りました。鳥よけでしょうか。
27アルミ缶風車
わずかな風でアルミ缶の風車がカラカラと涼しげに音をたてて回転します。動画も撮りました。鳥よけでしょうか。
28マルバルコウ
熱帯アメリカ原産の帰化植物です。花はそろそろ終わりのようでした。
28マルバルコウ
熱帯アメリカ原産の帰化植物です。花はそろそろ終わりのようでした。
29ヨメナ
若葉を食べた時の味がいいのと、花の色や姿がやさしいので「嫁」の名前が付いたといわれています。ノコンギクとは違い葉に毛がほとんどなく、裏が少しザラつく程度です。
29ヨメナ
若葉を食べた時の味がいいのと、花の色や姿がやさしいので「嫁」の名前が付いたといわれています。ノコンギクとは違い葉に毛がほとんどなく、裏が少しザラつく程度です。
30トレニア
園芸植物です。可愛い子つばめが口を開けたような、スミレにも似た小花が春から晩秋まで次々と咲きます。白に近い淡い水色の品種は初めて見ました。
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30トレニア
園芸植物です。可愛い子つばめが口を開けたような、スミレにも似た小花が春から晩秋まで次々と咲きます。白に近い淡い水色の品種は初めて見ました。
31アキノキリンソウ
キク科ですが、花が美しいのでベンケイソウ科のキリンソウにたとえられたとされています。この道路沿いに群生していました。
31アキノキリンソウ
キク科ですが、花が美しいのでベンケイソウ科のキリンソウにたとえられたとされています。この道路沿いに群生していました。
32ススキ越しに
    笛石山北西尾根
標高410m地点でススキ原野が広がっており、笛石山の尾根がはっきりと見えてきました。岩場が数か所ある登山道があります。
32ススキ越しに
    笛石山北西尾根
標高410m地点でススキ原野が広がっており、笛石山の尾根がはっきりと見えてきました。岩場が数か所ある登山道があります。
33カッコウアザミ
南アメリカ産のキク科の帰化植物でポンポンのような花を咲かせます。園芸品種のアゲラタムよりも花が小さく、直径5mm程です。
33カッコウアザミ
南アメリカ産のキク科の帰化植物でポンポンのような花を咲かせます。園芸品種のアゲラタムよりも花が小さく、直径5mm程です。
34ゴンズイ実&種
赤いのは果皮で黒いのが種子です。ゴンズイという魚(海に棲むナマズの仲間)と同様に何の役にも立たないことからこの名が付いたとされています。
34ゴンズイ実&種
赤いのは果皮で黒いのが種子です。ゴンズイという魚(海に棲むナマズの仲間)と同様に何の役にも立たないことからこの名が付いたとされています。
35テンナンショウの仲間の実
花が散る秋ごろになると実を付けます。実は小さい粒が合わさったトウモロコシのような形状をしています。
35テンナンショウの仲間の実
花が散る秋ごろになると実を付けます。実は小さい粒が合わさったトウモロコシのような形状をしています。
36リンドウ
石垣の上に見えました。日が当たっているときしか咲かない特性をもつ花ですが、一部が開花していました。
36リンドウ
石垣の上に見えました。日が当たっているときしか咲かない特性をもつ花ですが、一部が開花していました。
37スギヒラタケ
平成16年以前に出された書籍やウェブサイト上の古い情報では、スギヒラタケは「食用きのこ」として紹介されていますが、有毒なので食べてはいけないキノコです。
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37スギヒラタケ
平成16年以前に出された書籍やウェブサイト上の古い情報では、スギヒラタケは「食用きのこ」として紹介されていますが、有毒なので食べてはいけないキノコです。
38オオセンチコガネ
      「アカ型」
糞虫であるオオセンチコガネの体色は場所によって変化し、近畿では和歌山県と奈良県はルリ型、京都府南部と滋賀県南部はミドリ型、兵庫県と大阪府はアカ型がよく見られるそうです。
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38オオセンチコガネ
      「アカ型」
糞虫であるオオセンチコガネの体色は場所によって変化し、近畿では和歌山県と奈良県はルリ型、京都府南部と滋賀県南部はミドリ型、兵庫県と大阪府はアカ型がよく見られるそうです。
39上乢(かみだわ)道標
やっと後山南尾根(岡山県と兵庫県の境界尾根)に合流しました。ここからはトレラン大会のコースでもあり、たまにロープが設置されていました。
39上乢(かみだわ)道標
やっと後山南尾根(岡山県と兵庫県の境界尾根)に合流しました。ここからはトレラン大会のコースでもあり、たまにロープが設置されていました。
40ライオン岩⁉
勝手に名付けました。左側が頭の部分で、右側が胴体です。ここからロックショーの始まりです。
40ライオン岩⁉
勝手に名付けました。左側が頭の部分で、右側が胴体です。ここからロックショーの始まりです。
41ヒガラ
シジュウカラの仲間としては日本で最小です。白い頬、喉の三角形の黒斑、黒い冠羽が特徴です。動画も撮りました。
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41ヒガラ
シジュウカラの仲間としては日本で最小です。白い頬、喉の三角形の黒斑、黒い冠羽が特徴です。動画も撮りました。
42三角点「入谷」
標高939.6m三角点<点名:入谷>(にゅうたに)です。ふくらはぎがつりそうな直登が続き、ようやく最初のピークに到着しました。展望は効きませんが、以前よりも開けたように思いました。
42三角点「入谷」
標高939.6m三角点<点名:入谷>(にゅうたに)です。ふくらはぎがつりそうな直登が続き、ようやく最初のピークに到着しました。展望は効きませんが、以前よりも開けたように思いました。
43行者岩南端
ここからロックショーのメインステージです(^^♪歩きながら屏風状岩<写真44>までを動画に撮りました。
43行者岩南端
ここからロックショーのメインステージです(^^♪歩きながら屏風状岩<写真44>までを動画に撮りました。
44屏風状岩
屏風(衝立状の岩)の両面から見ることができます。
44屏風状岩
屏風(衝立状の岩)の両面から見ることができます。
45挟まり岩
今までは途中から岩の上を歩いていたので気づきませんでしたが、今回はロープのある巻き道を歩き通したので見つけられました。動画も撮りました。
45挟まり岩
今までは途中から岩の上を歩いていたので気づきませんでしたが、今回はロープのある巻き道を歩き通したので見つけられました。動画も撮りました。
46そそり立つ岩
マッターホルン岩と呼ばせていただきます。ちょっと、いや、かなりオーバー(-_-;)
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46そそり立つ岩
マッターホルン岩と呼ばせていただきます。ちょっと、いや、かなりオーバー(-_-;)
47落ちない岩北西面
手前の岩は休憩に最適です。奥の岩は反対側から見ると斜めになっているのがわかります。動画も撮りました。なぜ、これが落ちない岩なのか⁉その秘密は<写真49>で(^^)/
47落ちない岩北西面
手前の岩は休憩に最適です。奥の岩は反対側から見ると斜めになっているのがわかります。動画も撮りました。なぜ、これが落ちない岩なのか⁉その秘密は<写真49>で(^^)/
48行者岩中心部
いったん北端で昼休憩を取り、岩の上を歩いて戻りました。行者になった気分です。白っぽい連れの背中の右側が落ちない岩<写真47,49>です。
48行者岩中心部
いったん北端で昼休憩を取り、岩の上を歩いて戻りました。行者になった気分です。白っぽい連れの背中の右側が落ちない岩<写真47,49>です。
49落ちない岩
お見事!巻き道の反対側から見上げるとこうなるのです。動画を撮り、落ちない岩に向かって合格祈願をしました(*^^*)・・・何のや?
49落ちない岩
お見事!巻き道の反対側から見上げるとこうなるのです。動画を撮り、落ちない岩に向かって合格祈願をしました(*^^*)・・・何のや?
50西側斜面烏帽子岩⁉
落ちない岩<写真49>の西側斜面を見下ろすと、数m先に1つだけデンと座っていました。丈が高いので平安時代のものかな⁉
50西側斜面烏帽子岩⁉
落ちない岩<写真49>の西側斜面を見下ろすと、数m先に1つだけデンと座っていました。丈が高いので平安時代のものかな⁉
51上乢&笛石山分岐
先週はこの分岐を「笛石山」方向に向かい、途中、板馬見渓谷に下りていきました。
51上乢&笛石山分岐
先週はこの分岐を「笛石山」方向に向かい、途中、板馬見渓谷に下りていきました。
52紅葉し始めた木越しに
       後山南尾根
標高1,000m付近では紅葉が始まりました。
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52紅葉し始めた木越しに
       後山南尾根
標高1,000m付近では紅葉が始まりました。
53ホコリタケの仲間
直径2cm程でたくさんありました。成熟すると色が褐色に変色し、頭部の中央部に穴があいて、そこから胞子が飛び出します。
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53ホコリタケの仲間
直径2cm程でたくさんありました。成熟すると色が褐色に変色し、頭部の中央部に穴があいて、そこから胞子が飛び出します。
54ツリガネタケ大型タイプ
この木の登山道側にはコフキサルノコシカケが生えています。反対側に回ると、これがありました。この辺りはサルノコシカケの仲間がたくさん見られます。
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54ツリガネタケ大型タイプ
この木の登山道側にはコフキサルノコシカケが生えています。反対側に回ると、これがありました。この辺りはサルノコシカケの仲間がたくさん見られます。
55紅葉&三室山
もう1〜2週間後に訪れると、すばらしい景観となりそうです。
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55紅葉&三室山
もう1〜2週間後に訪れると、すばらしい景観となりそうです。
56後山頂上より船木山
少し南から動画を撮りながら歩きました。いつもは平凡に映る船木山が少し鮮やかに見えました。
56後山頂上より船木山
少し南から動画を撮りながら歩きました。いつもは平凡に映る船木山が少し鮮やかに見えました。
57後山頂上より駒の尾山
登山者に人気ですが、山スキーヤーにとっても魅力的な山です。
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57後山頂上より駒の尾山
登山者に人気ですが、山スキーヤーにとっても魅力的な山です。
58後山頂上
頂上三角点<点名:後山>の標高は1344.4mですが、兵庫県側の呼称「板馬見(いたばみ)山(標高1345m)」と岡山県側の呼称「後山(標高1344m)」が両方とも表示されています。兵庫県は負けず嫌い⁉兵庫県出身者は語る(-_-;)
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58後山頂上
頂上三角点<点名:後山>の標高は1344.4mですが、兵庫県側の呼称「板馬見(いたばみ)山(標高1345m)」と岡山県側の呼称「後山(標高1344m)」が両方とも表示されています。兵庫県は負けず嫌い⁉兵庫県出身者は語る(-_-;)
59後山頂上より
    三室山&氷ノ山
兵庫県標高第3位の後山(板馬見山)頂上より、2位の三室山(右前)と最高峰の氷ノ山(ひょうのせん)の中腹(左後方)が見えました。
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59後山頂上より
    三室山&氷ノ山
兵庫県標高第3位の後山(板馬見山)頂上より、2位の三室山(右前)と最高峰の氷ノ山(ひょうのせん)の中腹(左後方)が見えました。
60後山頂上より日名倉山
さすがに標高が高い後山です。曇天ですが、日名倉(ひなくら)山のてっぺんが見えました。右側斜面はベルピール自然公園で、白いリュバンベール鐘楼も見えています。
60後山頂上より日名倉山
さすがに標高が高い後山です。曇天ですが、日名倉(ひなくら)山のてっぺんが見えました。右側斜面はベルピール自然公園で、白いリュバンベール鐘楼も見えています。
61コハウチワカエデ?
葉身の割に葉柄が長いのでコハウチワカエデかもしれません。黄色が鮮やかで美しいです。
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61コハウチワカエデ?
葉身の割に葉柄が長いのでコハウチワカエデかもしれません。黄色が鮮やかで美しいです。
62キアシグロタケ?
真っ黒な柄が特徴です。カサはアシグロタケよりも明るい色合いのように思えました。円形で中央が窪む漏斗形のキノコです。有毒ではありませんが、手を出さない方が・・・
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62キアシグロタケ?
真っ黒な柄が特徴です。カサはアシグロタケよりも明るい色合いのように思えました。円形で中央が窪む漏斗形のキノコです。有毒ではありませんが、手を出さない方が・・・
63潜水艦岩⁉
いつもながら気になる岩です。名称はその形になぞらえて勝手に命名しました。真横から見るともっと潜水艦に似ています。
63潜水艦岩⁉
いつもながら気になる岩です。名称はその形になぞらえて勝手に命名しました。真横から見るともっと潜水艦に似ています。
64おごしき山頂上
   「平成之大馬鹿門」
岩場を越えるとすぐにこれが見えます。「大馬鹿之和」(おおばかのわ)<写真01>、「馬鹿話」(ばかのわ)<写真11>の作者でもある空充秋(そらみつあき)氏は、「馬鹿」という言葉に、常に謙虚に一途に精進するという意味を込めましたが、門柱の依頼主の佛教大学に断られ、ここに引き取られました。行場にふさわしいシンボルです。ちなみに、もう片方はこの北東の空山頂上にあります。
64おごしき山頂上
   「平成之大馬鹿門」
岩場を越えるとすぐにこれが見えます。「大馬鹿之和」(おおばかのわ)<写真01>、「馬鹿話」(ばかのわ)<写真11>の作者でもある空充秋(そらみつあき)氏は、「馬鹿」という言葉に、常に謙虚に一途に精進するという意味を込めましたが、門柱の依頼主の佛教大学に断られ、ここに引き取られました。行場にふさわしいシンボルです。ちなみに、もう片方はこの北東の空山頂上にあります。
65おごしき山頂上より
   紅葉越しに後山東尾根
振り返ると、うっすら色づいた木々越しに後山東尾根がわずかに見えました。
65おごしき山頂上より
   紅葉越しに後山東尾根
振り返ると、うっすら色づいた木々越しに後山東尾根がわずかに見えました。
66おごしき山頂上より
 ちくさ高原越しに沖ノ山
「平成之大馬鹿門」(へいせいのおおばかもん)<写真64>の根元より北西方面には、ちくさ高原スキー場越しに大きく沖ノ山(おきのせん)が見えました。動画には三室山や植松山も映っています。
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66おごしき山頂上より
 ちくさ高原越しに沖ノ山
「平成之大馬鹿門」(へいせいのおおばかもん)<写真64>の根元より北西方面には、ちくさ高原スキー場越しに大きく沖ノ山(おきのせん)が見えました。動画には三室山や植松山も映っています。
67テングタケ科のキノコ
カサの直径は8cm程で表側に筋模様が見られませんでした。つばは柄に張り付いているように思えます。雰囲気からするとテングタケ科のようです。
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67テングタケ科のキノコ
カサの直径は8cm程で表側に筋模様が見られませんでした。つばは柄に張り付いているように思えます。雰囲気からするとテングタケ科のようです。
68河久保山西尾根
       衝立岩⁉
不意に岩場が出てきました。高さは1.5mもありませんが、見た目がおもしろかったです。
68河久保山西尾根
       衝立岩⁉
不意に岩場が出てきました。高さは1.5mもありませんが、見た目がおもしろかったです。
69河久保山西尾根岩場
岩場の東端です。岩の間を歩けますが、今回は北側を巻き、動画も撮りました。
69河久保山西尾根岩場
岩場の東端です。岩の間を歩けますが、今回は北側を巻き、動画も撮りました。
70河久保山頂上
標高822.3m峰の頂上三角点<点名:河久保>です。この周辺だけ開けて空が見えますが、展望は効きません。
70河久保山頂上
標高822.3m峰の頂上三角点<点名:河久保>です。この周辺だけ開けて空が見えますが、展望は効きません。
71ツガサルノコシカケ
直径は20cm程でアカマツに生えていました。
71ツガサルノコシカケ
直径は20cm程でアカマツに生えていました。
72ハカワラタケ?
カサの直径は3〜5cm、厚さは1mm程しかなく、裏はひだではなく、孔が歯牙状になっています。広葉樹に生えているようでした。動画も撮りました。
72ハカワラタケ?
カサの直径は3〜5cm、厚さは1mm程しかなく、裏はひだではなく、孔が歯牙状になっています。広葉樹に生えているようでした。動画も撮りました。

装備

個人装備
長袖シャツ ズボン 靴下(厚手) 軍手 雨具 日よけ帽子とフード 雨用帽子 登山靴(防水加工) 靴ひも予備 サブザック ザックカバー 地形図 コンパス マップケース 筆記用具 携帯 時計(防水) タオル カメラ 飲料水(スポドリ&茶) 水筒(保温) 非常食(栄養補助食品) スマホ(山使用可能) eTrex30(GPSナビゲーター)

感想

 前回(1週間前)は“水と鉄(たたら)と行者”をテーマに、後山を渓谷中心に反時計回りに周回しました。
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-2060594.html
 今回は“10月の風物詩(動植物)と巨石”をテーマに、後山を尾根中心に時計回りに周回しました。

“松の木公園大渋滞⁉”
 前回同様、今回も出発点にしたのは松の木公園です。
 当日は「ちくさ高原ヒルクライム大会」が実施されるようで、駐車場は出走を待つたくさんのサイクリストで溢れていました。ちくさ高原まで我々が先週歩いた千種川沿いルートを走るようです。高度差は600m近くあり、距離は12kmあまりですが、過酷なレースです(>_<)
 レースのコースとは逆(南)方向に進みました。

“意外と花が多くレトロなまち千種”
 最初に千種川沿いに千種町の中心部に向かって歩きました。途中声をかけてこられた地元の方に今回のコースを説明すると、「今日中に帰れんやろ!?」と恐ろしい言葉をかけられました(*_*;ちなみに、後山というのは岡山県側の呼び名で、兵庫県では板馬見(いたばみ)山といいます。地元の方は後山のことを行者山(ぎょうじゃさん)と呼んでおられるようで、標高の説明からやっと理解していただけました。なお、同じく宍粟(しそう)市の一宮町には標高787.2mの行者山があり、ややこしいです。
 今回のコースも舗装道路を含めると20km近くあるので、いざという時は後山まで行かず、後山の南尾根上にある1253m峰を笛石山方面にエスケープし、下山することも想定していました。たくさんの写真や動画で紹介していますように、最初の7.5kmぐらいは目の前に現れる千種町の自然や町並みに目を奪われ、なかなか前に進めませんでした(´・ω・`)このままだと、地元の方がおっしゃったように今日中に帰れない…(*_*;

“上乢から後山の南尾根や東尾根はキノコロード&ロックショー!?”
 当初は志引(しびき)峠から後山南尾根を登る計画を立てていましたが、前述したように、今日中に帰れないペースになってきたので、途中、上乢(かみだわ)の東谷を直登することにしました。地形図上の谷沿いの道は崩壊したのか見つからず、その道と北側に並行してある踏み跡レベルの道を進みました。たまにピンクテープもあり、ヤブコギせずにすみました。
 上乢から後山までは高度差約600mの尾根道です。このコースの魅力は巨岩や奇岩が多いことです。特に、標高1050mから1065mにかけて断続的に出てくる行者岩と呼ばれる岩場は圧巻です。急いでいたにもかかわらず、このゾーンで20分あまりもロックショーを堪能してしまいました。
 また、多種多様なキノコもたくさん生育し、特に特定の木に群がっているキノコ群が印象的でした。紅葉は始まったばかりでした。10月末から11月上旬にかけてが見頃となるでしょう。

 出発点と最高到達点(後山頂上)が同じでも、アプローチが異なると、これほど異なる世界が広がります。改めて後山の奥深さを知ることになり、再訪の動機づけとなりました。





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この記録に関連する登山ルート

ハイキング 氷ノ山 [日帰り]
笛石山~後山~オゴシキ山 周回コース
利用交通機関: 車・バイク
技術レベル
4/5
体力レベル
3/5

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